こんにちは。

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私がアジを釣る時は、浅く広く探ってから一気にボトムを攻めます。
昼間ならラインが出て行くのが目で見えますから、ボトムをとるのは簡単ですよね。
ボトムまで自分の中のカウントでどのくらいなのか。
今アジがいるのはカウントどのくらいのレンジなのか。
表層で入れ食い状態の時は、あまり気にならないかもしれません。
しかし、浅いところで反応がない時は、必然的にリグを沈める必要が出てきます。

そこで質問です。
カウントダウンしてますか?
着底がわかりますか?


着底がロッドを通してわかるという方がいるようですが、超人か嘘つきのどちらかに分類することができます。
例えばメタルジグをロッドで持ち上げてカーブフォールさせれば、コツっとロッドに着底が伝わってきます。
しかし、アジングでは1グラムとか2グラムといった軽量ジグヘッドにワームを付けてスローフォールさせていますから、メタルジグのように着底がわからないのです。


カウントダウンと併用してボトムを攻める

カウントダウンとは、キャストして着水したところから数を数えて、魚が釣れる深さを自分なりに絞り込んでいくときに使います。
例えば、ただ巻きで浅く探るも反応がないので、ラインを送り込み5つ数えてからアクションを始める。
5でも反応がないので、今度はラインを10数えるまで送り込んで・・・という具合です。
水深が浅いところだと気にしなくても大丈夫ですが、深い場所で釣りをするときは必須技術となります。

もちろん、着底したことがわからなければ永遠に数え続けることになってしまい、根掛かりも多発してしまいます。
真っ暗なところでラインも見えないし、ロッドで着底を感じることはできません。
もし着底が感じられるのであれば、それは風が一切なくて、潮が動いていなくて、水深も大したことない場所なのでしょう。
普通、着底はわからないので、特に高いロッドの謳い文句なんかにありそうですが、「このロッドなら着底がわかる」という言葉に騙されないように注意してください。
釣り場で「自分のロッドは着底がわかる、超高感度だ」的なことを語りだす人に出会ってしまったら、適当に相槌を打って釣りに集中してください。
時間の無駄です。

釣り場へ行けば当たり前のように風もあるし、潮の流れもある。
そんな時にどうするのか。
私はスプールを人差し指で押さえ、ロッドを煽りながら必要なタイミングでラインを送り出しています。
大切なのはリグの重みを感じた時にだけスプールから指を離し、ラインを出すこと。
  1. ロッドを煽る
  2. スカッ(何も感じない)
  3. ロッドを煽る
  4. スカッ(何も感じない)
  5. ロッドを煽る
  6. グッ(リグの重みを感じる)
  7. 人差し指を離してラインを出す
これを繰り返して沈めていくと、いつまでたってもリグの重みを感じなくなる時がきます。
スカッ・・・スカッ・・・スカッ・・・あれ?
それが着底です。
リグが沈んでいくとラインが少しずつ引っ張られていきますが、着底するとそれ以上沈むことがない為、いつまでたってもロッドに重みを感じません。
つまり、リグの重さが感じられなくなったタイミングで既に着底しているのです。
これを行いながら同時にカウントダウンしてください。
暗闇でも確実にボトムが取れる方法です。

私なりのやり方ですが、例えばボトムまで1グラムジグヘッドでカウント20だった場合、ボトムより少し上、カウント15くらいを攻めてみようということができるようになります。
これができるだけで、アジングではかなりのステップアップですよ。

ある程度深いところを攻める時は、私の場合フォールの釣りが中心となります。
チョンチョン→カーブフォール→チョンチョン→カーブフォールと言う具合です。
以前紹介したジャコナックルは、ただ巻き特化型ですので、フォールの釣りをする時は別のワームを使っています。




私がフォール用に使っているのがこちら

エコギア アジ職人アジマスト

サイズが控えめで、アジが小さい時や大きなワームでは食い込みが悪い時に使います。
カラーも豊富でエコギアお得意の味と匂いも備えています。
フォールの釣りでは、パイロットルアーです。
ズレにくく、耐久力も良い感じ。



エコギア アジ職人ソフトサンスン

こちらはアジングで流行している長〜いワームです。
長くても普通に丸呑みしてきますので、そこは気にしなくても大丈夫。
単純に目立つことや、フォールスピードをスローにしたい場合などに使います。 
もちろん、味と匂いも備えてます。



カラーは何でも良いけれど

カラーはアジングではクリア系が主流となっています。
そのあたりを中心に、自分の好みで揃えたので問題ありません。 

安心してください。
自分の好きな色で釣れますから。
釣れないならそれは色のせいではなく、射程距離内に魚がいないか、レンジを外しているのです。
きちんとボトムまでカウントダウンして、任意のレンジを攻められるようになれば一晩で50尾、100尾釣るのも随分と現実味が出てきます。
カラーが大事な時もないとは言い切れませんが、何十回か釣りに行って一度あるかどうかといったレベル。
雑誌にはそれがいつも起こっていることのように書いてありますけどね。

FullSizeRender 5

この写真は尺前後のサイズが入れ食いになった時のもの。
カウントダウンを駆使してアジのいるレンジをしっかり攻めましょう。






最後までお付合いありがとうございました。