こんにちは。Johnです。

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以前の記事では、アブガルシアの名作リール「アンバサダー」シリーズの生産拠点が中国へ移管されるという話題をお伝えしました。その続報として、2026年9月1日にコンパクトな丸型ボディを持つ新型「アンバサダー1700」「アンバサダー3700」の存在が公式に発表されました。往年のファンが「赤ベロ」の愛称で呼んできた赤いクラッチレバー(サムバー)の意匠を受け継ぐモデルも噂されており、中身は現代的なギア比を備えた実釣性能重視の設計になっているようです。今回は、現時点で分かっている情報を一次資料をもとに整理してお伝えします。

📋 この記事のポイント

  • 2026年9月1日、新型アンバサダー「1700」「3700」を公式発表
  • 電磁ブレーキの「VOLTIQ」は発売確定、マグネットブレーキの「MAG」も発売が噂されているが公式サイトでは未確認
  • VOLTIQは1700番台(2型番)と3700番台(4型番)の2サイズ展開
  • 1700は157g、3700は177g、価格はいずれも69,500円(税抜)
  • 1700はバス・渓流ベイトフィネス向き、3700は遠投・巻きモノ向き
  • 従来の小型丸型リール(ギア比1:4.7前後)からの大幅なハイギア化
  • 発売日は1700番台が2026年11月、3700番台が2026年10月
  • アブガルシア公式サイト(日本)にVOLTIQモデルの製品ページが公開済み

「赤ベロ」の系譜を継ぐ新型アンバサダー、ついに公式発表

アンバサダーは、スウェーデンで生まれたアブガルシアを代表する丸型両軸リールのシリーズです。頑丈な金属ボディと、パーツ単位で分解・整備しながら長く使い続けられる構造から、世界中のアングラーに半世紀以上愛されてきました。中でも、赤く塗られたクラッチレバー(サムバー)を備えたモデルは「赤ベロ」の愛称で呼ばれ、今なおファンの間で特別な存在として語り継がれています。

2026年9月1日、この丸型リールの伝統を受け継ぐ新型モデルが公式に発表されました。名称は「アンバサダー1700」「アンバサダー3700」で、VOLTIQモデルは1700番台が「1700H VTQ」「1701H VTQ」の2型番、3700番台が「3700 VTQ」「3700H VTQ」「3701 VTQ」「3701H VTQ」の4型番という構成で展開されることが、アブガルシア公式サイトで確認できます。極めてコンパクトな丸型メタルボディを採用しながら、後述するように内部機構は現代的な仕様へと刷新されており、SNSや釣具専門メディアでも発表直後から大きな反響が広がっています。

VOLTIQとMAG、2つのブレーキシステム

今回の発表で特徴的なのが、ブレーキ方式の異なる2ラインアップが噂されている点です。確定しているのは、アブガルシア独自の電子制御ブレーキシステム「VOLTIQ(ボルティック)」を搭載した「VOLTIQモデル(VTQ)」です。サイズ感は往年の1600/1601Cを彷彿とさせるコンパクトさで、サイドプレートに採用された深紅は、初代「5000」のデビューカラーへのオマージュとされています。VOLTIQの仕組みは、スプールの回転によって生まれた電力でマイクロコントローラーを動かし、その回転状況に応じてブレーキ量を自動制御するというものです。電池や充電が不要な点も特徴です。

もうひとつは、マグネットブレーキを搭載する「MAGモデル」です。サイドプレートがブラックで統一され、赤いサムバー(クラッチレバー)がアクセントになった、通称「赤ベロ」仕様と伝えられています。こちらも発売が噂されていますが、アブガルシア公式サイトではまだ確認できていません。もし今後MAGモデルが発売されるなら、1〜2g程度の超軽量ルアーをキャストする渓流ベイトフィネスでは、電磁ブレーキのVOLTIQよりもマグネットブレーキの方が相性が良いと感じるアングラーが多いと思われます。あくまで現時点では未発売のモデルについての予想である点にご注意ください。

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1700・3700の主なスペック

アブガルシア公式サイト(日本)にVOLTIQモデルの製品ページが公開され、正式なスペックが確認できるようになりました。数値は下記の通りです。

項目 1700シリーズ 3700シリーズ
型番 1700H VTQ
1701H VTQ
3700 VTQ/3700H VTQ
3701 VTQ/3701H VTQ
自重 157g 177g
最大ドラグ力 4kg 7kg
スプール径 30mm 34mm
ラインキャパ 8lb(0.235mm)/50m
PE1号/100m
12lb(0.285mm)/100m
PE1.2号/200m
ハンドル長 85mm 95mm
価格(税抜) 69,500円

ギア比は6.2:1と7.1:1の2種類が用意されており、型番末尾に「H(ハイギア)」が付くもの(1700H・1701H・3700H・3701H)が7.1:1、付かないもの(3700・3701)がノーマルギアの6.2:1です。1700番台はハイギアのみの展開で、3700番台はノーマル・ハイギアの両方から選べる形です。ベアリングはいずれも12個のステンレスボールベアリングに1個のローラーベアリングを組み合わせた構成です。

1700は極小カップのシャロースプールを備えたベイトフィネス寄りの位置づけ、3700は深溝スプールでライン容量を確保した汎用性の高い位置づけと読み取れます。いずれも小型ボディでありながら、ハイギア仕様を選べる点が共通しています。

具体的な向き不向きも見てみましょう。アブガルシア公式サイトによると、1700は源流の3gミノーからバスのライトリグ、SWライトゲームまで対応するとされています。PEラインを使ったベイトフィネス性能に優れており、バス用のベイトフィネスはもちろん、渓流でのトラウトベイトフィネスにも適応能力が高いと報じられています。手の小さい人や初心者、女性・子供でも扱いやすいとの声もあり、3g前後の軽量ルアーを繊細に操りたい人向けの1台と言えそうです。一方の3700は公式サイトで「バスからソルトまで幅広く対応」と紹介されており、大型ハンドルを備え、遠投や巻きモノ系のルアーを使った釣りに適した仕様です。実際に桧原湖でのスモールマウスバス釣行でも好釣果が報告されており、ある程度重さのあるルアーをテンポよく引いてくるスタイルの釣りに向いていると考えられます。

歴代モデルとの違い:ハイギア化のインパクト

アンバサダーの歴史を知るアングラーほど驚くのが、このギア比の変化です。1700・3700に近いサイズ感を持つ従来の「1500C」「2500C」「1600/1601C」は、ギア比がおよそ1:4.7にとどまっていました。丸型リールならではの巻き心地の良さは評価されつつも、ライン回収の速さという点では現代のロープロファイルリールに一歩譲る面があったのです。しかも、これらの小型丸型モデルはすでに生産終了しており、現在はアブガルシア公式サイトのラインアップからも姿を消しています。中古市場では今も人気が高く、状態の良い個体には高値が付くことも珍しくありません。

今回の新型は、ノーマルギアの6.2:1でも約1.3倍、ハイギアの7.1:1では約1.5倍まで引き上げられています。丸型リールの伝統的な質感やカスタム性の高さはそのままに、実戦で求められるスピード感を両立させようという設計思想がうかがえます。

発売日・価格に関する現時点の情報

アブガルシア公式サイト(日本)にVOLTIQモデルの製品ページが公開され、発売日と価格が正式に判明しました。発売日は1700番台が2026年11月、3700番台が2026年10月です。価格はメーカー希望本体価格で69,500円(税抜)となっています。なお「アブガルシアディーラー店様専用商品」との記載があり、取り扱い店舗が限定されます。アブガルシアの取扱店一覧(PDF)も公開されているので、購入先を探す際は参考にしてください。アメリカの公式サイト(abugarcia.com)や海外メディアでの掲載は、本稿執筆時点(2026年9月4日)では確認できていません。

まとめ

今回の新型で何より大きいのは、1500C・2500C・1600/1601Cのようにすでに生産終了し、中古市場で高値が付くようになっていた小型丸型アンバサダーが、VOLTIQという最新技術とともに現行品として復刻され、誰でも新品で手に入れられるようになったことです。ノーマル6.2:1・ハイギア7.1:1という現代的なギア比を選べる点も含め、伝統的な丸型ボディの魅力と、実戦で求められる速さを両立させています。1700は渓流ベイトフィネスからブラックバスなどの軽量リグまで扱える繊細さ、3700は遠投や巻きモノまでこなす汎用性と、サイズごとに役割がはっきり分かれているのも魅力です。電磁ブレーキの「VOLTIQ」は発売日・価格ともすでに公式に決定しており、1700番台は2026年11月、3700番台は2026年10月の発売で、価格はいずれも69,500円です。続報が入り次第、改めてお伝えしていきます。

出典

※本記事は信頼できる一次資料をもとに調査・構成され、2026年にClaudeのサポートによって作成されました。




それではまた。





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