こんにちは。Johnです。
もっと近所で、気軽にいつでも楽しめる釣りはないだろうか。
そこらで年中泳いでいる魚と言えばクロダイ(=チヌ)か?
数年前、昼間にワームで狙った時は、全く釣れない上にフグの猛攻に耐えられず諦めました。
チニングは透明度の低い大阪湾で盛んなイメージがあるのですが、昼の瀬戸内海では透明度の高さが仇となってワームが見切られてしまうのでしょうか?
であれば、最盛期と言われる夏の夜にやってみるのはどうだろう。
アジやメバルを狙っているとチヌが混じってヒットする事を考えると、ナイトゲームで簡単に釣れたりするのではないか?
ちょっと試してみよう。
- 本記事では、科学的根拠に基づき未成熟魚は原則全てリリースしています。
- 稚魚・若魚の持ち帰り(=成長乱獲)は資源の減少を招き、釣り人自身の首を絞める結果に繋がります。
- また、安全性と速やかなリリースのためにバーブレスフックを使用しています。
初めての底ズルチニング
20年以上前から楽しまれているチヌのルアーフィッシング「チニング」。今回試してダメならチヌ釣りは諦めるつもりです。
私が最後に一度だけ、ナイトチニングにチャレンジしようと河口に到着したのは22時頃でした。
釣り人はチヌ狙い、シーバス狙い問わず一人もいません。
上げ潮と共に、チヌやシーバスが河川に侵入してくるタイミングです。
ここはフグが非常に多いため、フグ対策のエラストマー「ボケボケ」に5gブラスシンカーを組み合わせ、いつものライトゲームタックルでスタートしてみます。

とりあえず、フルキャストしてリーリングでズル引き。
底ズルとかチヌズルと呼ぶらしいです。
私は今回が初挑戦なので、余計な事は一切やらずに基本に忠実な釣りを心掛けます。
多分この辺りだと根掛かりはほとんどないはず。
ゴリゴリ、コツコツとボトムをしっかり感じながらリトリーブを行います。
底質は砂、小石。
ボトムを離れないようにリトリーブスピードはコントロールします。
本当にこれで釣れるのか?
フグのアタリと、チヌのアタリの判別ができるのか?
何もわからないまま、この場所で良いのか分からないまま釣りを続けます。
水深はフルキャストした先でもかなり浅く、糸ふけを回収した時点で着底しています。
ブルブル!ビクビク!と早速フグのアタリを感知しました。
たくさんのフグのアタリに混じって、稀にチヌのアタリがある予定・・・なのですが果たして。
15分ほど投げ続けると、明確に強いアタリがありました。
グンッとかゴンッと、フグのアタリと比べてはっきりと強い。
多分チヌだろこれ。
フッキングはせず、しっかり乗るまでリトリーブを続けます。
アタリがあっても巻き続ける様子は、まるでタイラバのようです。
5回ほど連続してアタリがあったのですが、残念ながらフッキングには至らず。
ワームを見つけたチヌは、何度も噛みつきながらチェイスしてくるようです。
これは可能性があるぞ。
釣れそうだ。
それから少しして、フルキャストした先でも同じように強いアタリがありました。
ところが、今回もフッキングには至らず。
なかなか掛かりの悪い釣りです。
この時はオフセットフックを使用していたのですが、針先をワームに埋め込むのをやめて、針先をしっかり外に出して再度挑戦してみる事にしました。
底質的に根掛かりのリスクは低いので、この状態でも根掛かりせずに釣りが成立するはずです。

そのまま釣りを続けていると、今度は手前の方でチヌの強いアタリを感じました。
アタリがあっても、しっかり重さが乗るまで若干スピードを落として巻き続けます。
そして、ようやくフッキングに成功しました。
来た!
本当に!
チニング初フィッシュのため、慎重に寄せてランディング。

37センチの綺麗なチヌでした。
居付きではなく回遊タイプだと思われます。
手探りのままスタートして、チニングで初めて釣れた非常に嬉しい一尾です。
フグより強いアタリの正体は、クロダイ確定で良さそうです。
そして、この1匹で釣り方は理解しました。
もう少し続けて2匹目を狙いましょう。

同じように底ズルで今度は小さいチヌがヒット。
アタリはあるけれどなかなかヒットしない理由はこれか。
まだいけるぞ。

同サイズのチヌを追加して、3匹キャッチでこの日は終了。
底ズルの定番リグである「チヌ釣るやつ」が針先剥き出しセッティングなのは、この掛からないチヌのアタリを少しでもフッキングさせるためなのだと理解しました。

面白い釣りだ。
私がこれまで全然やっていなかっただけで、身近な釣り場でこれだけ楽しめる釣りはなかなかないと思います。
仕事帰りにちょっと寄って楽しむ事も可能。
5周遅れでようやくチニングの面白さを知りました。
ちなみに、帰り道に何ヶ所か様子を見てみたところ、人間がザブザブ入っていけるくらい浅いところの方が明らかに釣りやすかったです。
水深が膝までとか、腰までとか、深くても身長程度の激浅ポイントがベストだと感じました。
河口やその付近のサーフだと、そんなポイントはたくさんあると思います。
特にこれから始める人ほど、そのくらい浅い場所を選ぶと良いでしょう。
フグ対策チヌ用リグ
この日私が使用したのは、普段アコウ狙いで使用しているリグのチヌバージョン。ワームはエラストマー製で度重なるフグのバイトにも耐えられて、環境負荷の低いボケボケ。

実際、あれだけフグに齧られ、チヌに何度も噛みつかれたにも関わらずほぼノーダメージでした。
これなら根掛かり以外で消耗する事はほとんどないでしょう。

普通のワームであれば、数投でボロボロにされていたはずです。
そして、シンカーは釣り場に合わせてジカリグやフリーリグ用の3.5gから7gを用意しています。
使い勝手や環境負荷を考えるとタングステンがベストですが、入手難易度が高いため、次に環境負荷が低いブラスシンカー、最後に毒性があるものの入手難易度の低い鉛といった順で探してみるのがオススメです。

セットの仕方は、フック交換とシンカー交換が簡単ないつものズボラなジカリグスタイル。

スナップにシンカーとフックのアイを通しただけのものです。
さらに、このセッティングの良いところは水中のでワームの姿勢が決められるところ。
例えばテキサスリグやフリーリグだと、水中でワームが表向きなのか裏向きなのかわかりません。
裏返ったまま、海底側に針先がある状態でボトムをズル引きしてしまえば、当然根掛かりのリスクが上がります。
今回使用したズボラなジカリグセッティングであれば、水中でワームは必ず表が上になるため針先が剥き出しでも根掛かりのリスクが非常に低くなります。

こちらはキロフックの4番を組み合わせた状態です。
ボケボケのメーカー推奨は8番から6番フック。
今回は6番を組み合わせてチヌを3枚仕留めましたが、針先を出す前提であれば大きめの4番でも良さそうです。

もちろん、根掛かりリスクが高い場所では針先を埋め込んで根掛かりを回避する使い方も出来ます。
しかし、今回釣りをしてみた限りでは、針先はしっかり出しておいた方が明らかにフッキング率が上がりました。
ライトゲーム中にテトラの隙間でカサゴを狙う時にも使えるので、その時は針先を隠して使います。
次回もこのリグで底ズルナイトチニングを楽しみたいと思います。
↑底ズルの基本については、こちらの動画で詳しく解説されています。
ロッド:ソルティセンセーションリライアンス77
リール:26ツインパワーC2000SHG
ライン:ザ・ワン0.4号
リーダー:ヴァルカンEXTRA2号(生分解性ライン)
なぜ未成熟魚をリリースするのか?正しいキープサイズとは。
それではまた。


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