こんにちは。Johnです。
新しい釣り場を探す。
釣り禁止場所、立ち入り禁止場所がどんどん増えている現状を考えれば、同じ場所で釣りを続けるのではなく、常に新しい釣り場を開拓し続ける事が重要です。
釣り場のストックがいくつもあれば、その内の1ヶ所で釣りが出来なくなっても慌てることはありません。
実績のあるポイントに行きたくなるのは誰でも同じ。
しかし、それでは未来がありません。
本記事では、科学的根拠に基づき未成熟魚は原則全てリリースしています。
稚魚・若魚の持ち帰りは資源の減少を招き、釣り人自身の首を絞める結果に繋がります。
また、魚へのダメージを抑えるため、バーブレスフックを使用しています。
まずは1匹
この日の予定は、実績のある場所でアコウを1匹か2匹仕留めてから、新しい場所の開拓を行います。到着したのは21時半頃でした。
いつものクレイジーフラッパーにタングステンシンカー14gで釣りを行います。


潮位は高く、強い流れが発生しています。
これまでであれば、アコウが沖に出ており、イージーに何匹も釣れる状況です。
ところが、50メートルほど探り歩いても一切のアタリがありませんでした。
あれ?
おかしいな。
カサゴのアタリもなく、カニの姿も見えません。
私が釣りすぎているから?
誰か他にも通っている人がいるのか?
あるいは、産卵中か産卵が終わって食欲があまりないのか?
実際、ここ何度かの釣行では明らかに釣れるサイズが落ちて、状況はどんどん悪くなっているような印象はありました。
こんな時はどうするのか。
沖を諦めてテトラを徹底的に攻める作戦に変更しました。
その一投目。

小型のアコウが釣れました。
巣に篭っているのは間違いないようです。
完全にいなくなったわけではないものの、テトラを攻め続けるという根掛かりを覚悟した釣り方にしか反応はしてくれない。
とは言え、とりあえず1匹釣る事が出来たので、新しい場所を開拓へ向かうことにしました。
開拓の条件
誰もが釣れると知っている有名な場所ではなく、誰も釣れると思っていない場所でアコウを釣る。今のところ私が重視している条件は、満潮時の水深が最低5メートルほどはあること、流れがしっかり効いていること、テトラがあること。
この三つ。
今まで色々と探しながら、釣れた場所の共通点を挙げていくとこんなところです。
開拓する上で、瀬戸内海の干潮潮止まりでは流石に厳しいため、潮位が高く流れのある時に行う必要があります。
釣れにくいと思われる状況よりも、釣りやすい状況で調査した方が答えを出すのが楽なのです。
この日は、敢えてテトラのないところに行ってみました。
流れと水深があれば、テトラがなくてもいいのではと言う仮説を確かめます。
と言っても、何十回も通ってみなければ正確な答えは出ないのですが、そこまで時間はかけられないので、今なら釣れるのでは?というタイミングで調査します。
ここはどこにでもある普通の堤防です。
広くキャストしてみて、障害物があればそこを中心に探り、見つからなければ堤防周辺を探ります。
ちなみに、アコウをいきなり探すのではなく、まずはカサゴを探す事がスタートになります。
高いアピール力と小さいカサゴを弾ける点でクレイジーフラッパーはとても優秀。
カサゴが小さく、ほとんど釣れない場所ではあまり期待出来ません。
今回調査したこの堤防では、流れが弱く、カサゴも釣れませんでした。
つまり、この場所でアコウは期待できません。
ずっと釣りをしていれば偶然釣れることはあるかもしれませんが、安定して釣れる、通える釣り場としての価値はないと判断できます。
なぜ流れが必要か
流れが必要な理由は主に二つ。一つ目は溶存酸素量の問題です。
水温が上がるほど海水中に溶け込む酸素の量が少なくなります。
キジハタの釣りやすい時期は、産卵で接岸する夏。
基本的に息苦しい場所にアコウはやってきません。
流れが発生すると、水がかき混ぜられ、水面で酸素を取り込んだ海水が深いところまで攪拌されます。
また、流れに対して頭を向けているだけで、口からエラへ水が通り呼吸も楽になります。
二つ目の理由は餌の食べやすさです。
流れがあれば物陰で待機しているだけで、餌が向こうから流されてきます。
この辺りは流れに定位して捕食を行うクロメバルやシーバスなども同じ。
呼吸がしやすく、楽に餌にありつけるため、流れの有無は最低条件と言えるでしょう。
探すのは大変だが
個体数がそれほど多くなく、状況次第で食う食わないのスイッチが明確に切り替わるため、探すだけでもなかなか骨が折れますが、自分の足で探し出した魚の価値は計り知れません。その場所を大事にするために、釣り禁止にさせないために、こっそり静かに釣ることを心がけてください。
あっという間にSNSで情報が拡散され、大量の釣り人が訪れて、資源の枯渇、釣り禁止に発展します。
次の釣りもアコウにするか、そろそろアジやケンサキイカを狙いにいくか。
いずれにしても、アコウよりもはるかに釣りやすく数が釣れるターゲットです。
左手を休める意味でも少しだけアジをやろうかな。
ロッド:スコーピオン1651
リール:25アンタレス100XG
ライン:ハードブル1.5号200m
リーダー:VEPナイロンリーダー30lb
それではまた。


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