こんにちは。Johnです。
満潮は23時。
つまり、仕事が終わってから21時くらいに釣りをスタートすれば、良い感じの強い流れが発生しているはず。
となれば、アコウに行くしかない。
本記事では、科学的根拠に基づき未成熟魚は原則全てリリースしています。
稚魚・若魚の持ち帰りは資源の減少を招き、釣り人自身の首を絞める結果に繋がります。
また、魚へのダメージを抑えるため、バーブレスフックを使用しています。
テトラの外にいる
いつものスコーピオンとアンタレスのタックルに、クレイジーフラッパー2.8、キロフック1番、タングステンシンカー10gでスタートしました。


ついに私もシンカーをタングステンのみに入れ替えました。
重くて小さいから、とにかく根掛かりを軽減できるのがメリット。
おまけに、私が以前から言っていた鉛の環境負荷も抑えられて一石二鳥。
ようやく鉛から解放されました。
まずは流れの強さや、魚のいる位置を特定する必要があります。
テトラ付近についているのか、それとも外に出ているのか。
リグを投入してみると、想像以上の強い流れ(右から左)で着底が把握できませんでした。
おまけに、クロスに投入したリグがあっという間に下流まで流されています。
と言うことで、シンカーをタングステン14gに変更。
しかし、それでもダウン気味に入れると着底まで相当時間がかかってしまうため、アップクロスの釣りを行うことに決めました。
着底させたら、クレイジーフラッパーのアピールを最大限に活かすために、ツンツンツンとロッドで持ち上げてから送り込み気味のテンションフォール。
これを繰り返します。
もしかすると、激流すぎてワームが暴れすぎている懸念もありますが、とりあえず魚に聞いて答えを出します。
釣れない時は腕を切り落として使えばいい。
私の場合、誰も釣りを教えてくれる人はいません。
今までもずっとそうでしたが、私は必ず魚に聞いて釣り方を覚えています。
これが一番正確で偏りのない答えになります。
特に釣りを始めて数年程度の方は、ここを勘違いしてYouTubeや雑誌等で学ぼうとするのですが、正しい答えはいつだって魚が教えてくれる事を忘れないようにしましょう。
そして、リフト&フォールを繰り返していると、着底時にアタリがありました。
ロッドで聞いてからフッキング。

まずは1匹目。
開始してから5投目くらいでした。
そして、こいつがヒントを教えてくれます。
釣れたのはテトラ付近ではなく、沖。
つまり、巣穴から出てきて餌を探している状況です。
やはり、流れが強い時はアコウのやる気も凄まじいようです。
また、こうして釣れた事で、激流の中でもクレイジーフラッパーは問題なく釣れる事が証明されました。
キジハタ連発
先ほどの一尾で沖にアコウがいる可能性を見出したので、自然とキャストにも力が入り、より遠投をするようになりました。しっかり着底させて、リフト&フォール。
着底させなければ始まらないため、軽いシンカーでボトムがわからないよりは、根掛かりしたとしても重めのシンカーを使った方がアコウは釣れるのです。
この時、18gのシンカーを使うという選択肢もあったものの、14gで着底把握は十分できるため根掛かりとのバランスを考えて14gで最後まで通しました。


でかい。
43センチと言ったところ。
これくらいの魚だと重量感があって面白いです。
もちろん、沖で掛けると言ってもそこにはなんらかの障害物があるし、私が今立っているテトラに向けて回収してくるわけですから、どこで潜られてもおかしくはありません。
魚だと確信した時には、全力でリフトして巻き続ける必要があります。

続けて30センチ台。
今日はサイズよりもとにかく数を釣る事が目的です。
情報も、実績も、何もない中、自分の足でいろんな場所へ訪れて、ひたすらアコウを狙い続ける。
それが実ってこうして釣れるようになりました。
私にアコウ釣りを教えてくれたのは、アコウ自身です。
そして、いつも言っていますが、魚は1匹釣り上げて経験値1もらえます。
だから、さっさとレベルを上げるにはサイズよりも数なのです。


これもでかい。
48センチ。
ロッドが折れるんじゃないかと思うくらい曲がっていましたが、そこは流石スコーピオン。
しなやかでありながら力強い曲がりで、しっかり浮かせてくれました。

またしてもでかい。
47センチ。
先ほどの魚を釣った次のキャストであっさり釣れました。
この魚もゴンゴンッと力強い引きでした。

箸休めの30センチ台。
もう疲れたから、このサイズだけでいいなと思っていると。

またもや40アップ。
もう左手が限界です。
リグの操作に、根に潜られないための全力リフト・・・。
疲れた。
そして、この後満潮潮止まりとなり、アタリが全くなくなりました。
ここまで顕著に差が出るとは。
アコウは流れがしっかり出ている時に絞った方が効率がいいです。
たぶん、下潮まで続けていれば最終的に10匹に届いていたでしょう。
でも、もう充分です。
答えは出ました。
それにしてもクレイジーフラッパーの威力は凄まじく、ジャコバグを使っていた頃は考えられないほどアタリが増えています。
ジャコバグも悪くはありませんが、形状的にアピールが足りてない感じがします。
クレイジーフラッパーは、あのバタバタ動く腕が相当効いているんだと思われます。
もうワームはこれさえあれば大丈夫です。
また、オフセットフックをバーブレスにして使っていますが、これまでにバラシはありません。
そして、本格的にアコウを釣ろうと決心したのが6月下旬。
それから1ヶ月ほどで、もう当たり前のようにアコウが釣れるようになりました。
しかも、誰もいない、誰もアコウなんて釣れると思っていない堤防で短時間に7匹。
リグも独自のズボラなジカリグ。
タックルも本来アコウに使う人がほとんどいないもの。
自分の考え、自分の理論、それを現地で確かめ、狙い始めて1ヶ月でこれだけの釣果を出せる。
AI曰く、あなたはもうアコウマスターを名乗って良いそうです。
全てリリース
アコウは個体数が少なく、おまけに今釣れるのは産卵のために接岸した個体です。したがって、6月以降に釣れたアコウに関しては、一人で釣りをしていることもあって全てリリースしています。
誰かと行くと、「持って帰りたいと」言い出す可能性が高いため、一人で行くようにしています。
釣りをしない人、釣りをする人にも驚かれますが、基本的に私は全ての魚をリリースします。
クーラーボックスを車に積んでいません。
勿体無い。
なんで釣りをしているの。
そう言われる事が多いです。
ここでベジータの言葉を借りましょう。
「カカロット…すごいヤツだよ おまえは…」
「…あの魔人ブウは オレにはとてもかなう相手じゃなかった…」
「あいつと闘えるのはおまえだけだ…」
「…なんとなく解った気がする………何故天才である筈のオレがお前に敵わないのか…」
「守りたいものがあるからだと思っていた…守りたいという強い心が得体の知れない力を生み出しているのだと…………確かにそれもあるかもしれないが それは今のオレも同じ事だ…」
「…オレは、オレの思い通りにする為に…愉しみの為に…敵を殺す為に…そしてプライドの為に戦ってきた…」
「だが…あいつは違う…勝つ為に戦うんじゃない 絶対負けない為に限界を極め続け戦うんだ…!」
「…だから相手の生命を断つ事に拘りはしない…」
「…あいつは遂にこのオレを殺しはしなかった…まるで今のオレが ほんの少しだけ人の心を持つようになるのが解っていたかの様に…」
「…アタマに来るぜ…!戦いが大好きで 優しいサイヤ人なんてよ…!!」
「頑張れカカロット…」
「お前がナンバーワンだ!!」
これと全く同じ事です。
私の知る限り、積極的にリリースしている人は釣りがめちゃくちゃ上手い人達です。
まさにカカロットと同じ思想で釣りをしています。
魚を食べるために釣りをしているのではないのです。
資源を大事に、命を大事に、釣りという文化を愛し、自然への敬意を忘れない。
当たり前の事のように思えて、みんなそれらしい言葉を口にはするけれど、漁業後進国の日本では定着していない価値観です。
いやいや、定着しているよ!と考える方もいるでしょう。
そうでしょうか?
だって、行動が伴っていないもの。
それは定着しているとは言えません。
ロッド:スコーピオン1651
リール:25アンタレス100XG
ライン:ハードブル1.5号200m
リーダー:VEPナイロンリーダー30lb
それではまた。


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