こんにちは。Johnです。
今までにも似たようなロッドはありました。
2gから20gまで使えるロッドです。
2gから7gまで使えるロッドです。
そんな表記があるにも関わらず、実際に2gを使うと使いにくくて仕方がない。
表記の下限値はとても使えたものではない。
そんなロッドばかりでした。
これらのロッドの2g表記というのは、例えるならライトシーバスロッドで2gのジグヘッドを投げるような感覚です。
シーバスロッドにPE0.4号あたりを組み合わせれば投げられるけれど、それを言い出したらマグロ用のロッドでも投げられるわけです。
それを「扱える」と呼んで良いのでしょうか?
騙すなよ。
快適に扱える重量を表記しろよ。
私はずっとそう思っていました。
そして、それがルアーロッドの一般的な認識だったと思います。

ところが、このロッドに出会って「きちんと表記通りに扱えるロッドは実在したんだな」と考えを改める事になりました。
1gから25gまで表記通り普通に使えるって素晴らしい。
これ一本で他のロッドの出番なくなるじゃん。
私の中の当たり前が崩壊したのです。
↑詳しいスペックについては書きませんのでメーカーHPで確認してください。
売っていない
これまでにライトゲーム用ロッドを探していく中で、ソルティセンセーションの事は知っていました。
何度か購入候補に入った事もあります。
それでもついに購入する事はなかったのですが、ある日「ソルセンを使ってみて欲しい」と言われた事でついに購入に向けて動き始めます。
足場の高い堤防やテトラで釣りをする際に、少し長めのロッドが欲しいなと思っていたので、リライアンス77がちょうど良かったのです。
まずはネットショップで検索。
ない・・・。
入手困難とは聞いていましたが、ここまでとは思っていませんでした。
そこで、ダメもとでその時近くにあった釣具屋さんに尋ねてみる事にしました。
これが欲しいんですけど注文出来ますか?
答え:注文は出来るんですけど、ソルセンは1年半前に注文したロッドがまだ届いてないです。
マジ?
1年半前に注文したロッドが届いてない!?
入手困難ってレベルじゃないぞ。
シマノのステラより酷いぞ。
そんなやりとりをしていると、他の店舗にないかどうか調べてくれる事になりました。
しばらく待っていると・・・「一本だけ展示が残っていました」と回答がありました。
奇跡です。
神が使えと言っている。
早速取り寄せてもらって、試し投げをしたところ例の事件が起こったのです。

ワンキャストで折れました。
展示品は誰がどんな触り方をしているか分からないので、傷が入っていた可能性が高いです。
それからティップ側を有償で交換してようやく使える状態になったのです。
手に入れてから、実際に使えるようになるまで結構な時間と費用がかかりました。
リライアンス77M-T










折れるところから始まっているせいもあると思いますが、軽量化に全振りしたようなレーシング仕様のロッドのため、かなり折れやすいロッドなのは間違いないです。
何かにぶつけたり、パタンッと倒したりすると折れる可能性が高いです。
ギリギリまで軽量化した高弾性ロッドとはそう言うものです。
しかし、正しくロッドを使って普通に魚を釣る分にはまず折れる事はないはずです。
ガイドは非常に小さく、「とにかく軽くしてやる!」と言った強い意志が感じられます。
見た目としても、可能な限り余計な装飾を省いたシンプルなデザインです。

1gから25gまで投げられるだけあって、ティップは結構硬め。
ライトなエギングロッドくらいの硬さがあります。

ステラC2000SHGと組み合わせるとこの位置でバランスが取れます。
7.7フィートはライトゲーム用としては長めのロッドであり、25gまで使えるような強さが必要ですから、どうしても先重り感は出てしまいます。
それでも、ここまで幅広く扱えるロッドでこの程度の先重りで済んでいるのは、徹底的な軽量化の恩恵(67g)だと思われます。
使ってみて感動
入手してから4ヶ月。
アジ、メバル、カサゴ、カマス、イカ類など合計して1000匹以上の獲物を釣り上げ、現在最も出番の多いロッドとして最前線で活躍しています。
まず一番驚いたのは、実際に1gが普通に使えてしまう事でした。
今までのロッドであればルアーウェイトの下限値は全く信用ならなかったのですが、このロッドだけは違いました。
私が使ったのは1gのジグ単から20g程度のメタルジグまで。
本当に使える。
嘘じゃなかった。
1gジグヘッドを使用したアジングでは、キャストからアクション、テンションフォール、フッキングから取り込みまで「本当に25gまで使えるロッドなのか?」と疑ってしまうほど、普通に使えてしまいました。






ジグ単だけではなく、フロートやキャロはもちろん、2.5号のエギまでしゃくりました。
全てこの一本で難なくこなせます。
私は釣り場に何本もロッドを持っていくのが嫌いな人間です。
フロート用に一本、プラグ用に一本、ジグ単用に一本。
それが嫌だったから、出来るだけ少ない本数で済むようにロッドを選び、釣り方を選び、仕掛けを選んで釣りをしてきました。
しかし、もう悩む必要はありません。
リライアンスが一本あれば全部やってくれます。
ジグ単でアジを狙いにいく時も、フロートでメバルを釣りに行っても、ケンサキイカのシーズンになってもこれ一本で大丈夫。
また感度についてですが、非常に良いです。
死ぬほど感度が良いと広告で謳っているため、それが胡散臭くてこれまで手を出さなかったところがあります。
嘘くせー。
どうせ初心者を騙すための謳い文句だろう。
しかし、あれは嘘ではありませんでした。
実際、反響感度は私が持っているロッドの中でナンバーワンです。
一方で、軽量ジグヘッドを扱う際は、そのティップの硬さの影響でテンション感度は微妙でした。
もちろん、それなりの重さのリグを使えば良い感じなのですが、さすがに1gのジグヘッドでは仕方ないでしょう。
テンション感度が劣るとはどう言う意味なのかを説明すると、リグの重さがフッと消える所謂食い上げのアタリが分かり難くなります。
微テンションの維持が困難です。
意図的にロッドをさびくようにして、ラインテンションをこちらから作るように操作すれば、そこまで大きな問題とはなりません。
そして、反響感度と操作感度は至高の領域に達しています。
仮に軽量ジグヘッドの扱いに限定して考えてみると、私がジグ単で愛用している月下美人EX麗を100点とするなら、リライアンスは85点のロッドです。
1gから25gまで使えるロッドで1gジグヘッドの使用感が85点は素晴らしいと思います。
これまでに使った重めのリグを投げられるロッドでは、せいぜい50点から60点程度でした。
出来ない事はないけれど、どうしても必要に迫られない限りジグ単用ロッドを準備する必要がありました。
リライアンスではそれはありません。
この一本だけで解決。
そして、67gの重量でこれだけ幅広いルアーを快適に扱えると言うことは、最近流行しているミドルゲーム適性が非常に高い事を意味しています。
おそらく、現在ミドルゲーム用として登場しているロッドを大きく超えていると思われます。
このロッドとてつもない完成度です。
さらに、キャストフィールも素晴らしく、あの小さいガイドでよくここまで仕上げたなと感心してしまいます。
特にステラのインフィニティループとの組み合わせは、神の領域です。
組み合わせるラインは、そのキャストフィールの素晴らしさをより引き出すためにザ・ワン(0.3から0.4号)が最適です。

ソルティセンセーションに関して、私はこれまで「初心者を釣るための誇大広告」だと決めつけていた事を謝罪します。
大変申し訳ございませんでした。
取り扱いに注意が必要なため、釣り初心者や釣りを始めて3年みたいな人達には勧められるロッドではないのですが、ルアーフィッシングを10年以上楽しんでいる方には最高のライトゲーム用バーサタイルロッドになるはずです。
ちょっと値段は高いですが、手に入るようだったら使ってみてください。
きっと感動するはずです。
これ以上のなんでも扱えるロッドは、私の知る限りありません。
おかげで、ジグ単用に購入した月下美人EXの出番がなくなってしまいました。
私がショートロッドを好んで使っていたのは、リライアンスに出会っていなかったからです。
ルアーウェイトの表記に騙され続けてきたからです。
安心してください。
リライアンスは裏切りません。
今探してみたら、どうやらヤフーショッピングには在庫があるようです。
それではまた。


最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
今までにも似たようなロッドはありました。
2gから20gまで使えるロッドです。
2gから7gまで使えるロッドです。
そんな表記があるにも関わらず、実際に2gを使うと使いにくくて仕方がない。
表記の下限値はとても使えたものではない。
そんなロッドばかりでした。
これらのロッドの2g表記というのは、例えるならライトシーバスロッドで2gのジグヘッドを投げるような感覚です。
シーバスロッドにPE0.4号あたりを組み合わせれば投げられるけれど、それを言い出したらマグロ用のロッドでも投げられるわけです。
それを「扱える」と呼んで良いのでしょうか?
騙すなよ。
快適に扱える重量を表記しろよ。
私はずっとそう思っていました。
そして、それがルアーロッドの一般的な認識だったと思います。

ところが、このロッドに出会って「きちんと表記通りに扱えるロッドは実在したんだな」と考えを改める事になりました。
1gから25gまで表記通り普通に使えるって素晴らしい。
これ一本で他のロッドの出番なくなるじゃん。
私の中の当たり前が崩壊したのです。
↑詳しいスペックについては書きませんのでメーカーHPで確認してください。
売っていない
これまでにライトゲーム用ロッドを探していく中で、ソルティセンセーションの事は知っていました。
何度か購入候補に入った事もあります。
それでもついに購入する事はなかったのですが、ある日「ソルセンを使ってみて欲しい」と言われた事でついに購入に向けて動き始めます。
足場の高い堤防やテトラで釣りをする際に、少し長めのロッドが欲しいなと思っていたので、リライアンス77がちょうど良かったのです。
まずはネットショップで検索。
ない・・・。
入手困難とは聞いていましたが、ここまでとは思っていませんでした。
そこで、ダメもとでその時近くにあった釣具屋さんに尋ねてみる事にしました。
これが欲しいんですけど注文出来ますか?
答え:注文は出来るんですけど、ソルセンは1年半前に注文したロッドがまだ届いてないです。
マジ?
1年半前に注文したロッドが届いてない!?
入手困難ってレベルじゃないぞ。
シマノのステラより酷いぞ。
そんなやりとりをしていると、他の店舗にないかどうか調べてくれる事になりました。
しばらく待っていると・・・「一本だけ展示が残っていました」と回答がありました。
奇跡です。
神が使えと言っている。
早速取り寄せてもらって、試し投げをしたところ例の事件が起こったのです。

ワンキャストで折れました。
展示品は誰がどんな触り方をしているか分からないので、傷が入っていた可能性が高いです。
それからティップ側を有償で交換してようやく使える状態になったのです。
手に入れてから、実際に使えるようになるまで結構な時間と費用がかかりました。
リライアンス77M-T










折れるところから始まっているせいもあると思いますが、軽量化に全振りしたようなレーシング仕様のロッドのため、かなり折れやすいロッドなのは間違いないです。
何かにぶつけたり、パタンッと倒したりすると折れる可能性が高いです。
ギリギリまで軽量化した高弾性ロッドとはそう言うものです。
しかし、正しくロッドを使って普通に魚を釣る分にはまず折れる事はないはずです。
ガイドは非常に小さく、「とにかく軽くしてやる!」と言った強い意志が感じられます。
見た目としても、可能な限り余計な装飾を省いたシンプルなデザインです。

1gから25gまで投げられるだけあって、ティップは結構硬め。
ライトなエギングロッドくらいの硬さがあります。

ステラC2000SHGと組み合わせるとこの位置でバランスが取れます。
7.7フィートはライトゲーム用としては長めのロッドであり、25gまで使えるような強さが必要ですから、どうしても先重り感は出てしまいます。
それでも、ここまで幅広く扱えるロッドでこの程度の先重りで済んでいるのは、徹底的な軽量化の恩恵(67g)だと思われます。
使ってみて感動
入手してから4ヶ月。
アジ、メバル、カサゴ、カマス、イカ類など合計して1000匹以上の獲物を釣り上げ、現在最も出番の多いロッドとして最前線で活躍しています。
まず一番驚いたのは、実際に1gが普通に使えてしまう事でした。
今までのロッドであればルアーウェイトの下限値は全く信用ならなかったのですが、このロッドだけは違いました。
私が使ったのは1gのジグ単から20g程度のメタルジグまで。
本当に使える。
嘘じゃなかった。
1gジグヘッドを使用したアジングでは、キャストからアクション、テンションフォール、フッキングから取り込みまで「本当に25gまで使えるロッドなのか?」と疑ってしまうほど、普通に使えてしまいました。






ジグ単だけではなく、フロートやキャロはもちろん、2.5号のエギまでしゃくりました。
全てこの一本で難なくこなせます。
私は釣り場に何本もロッドを持っていくのが嫌いな人間です。
フロート用に一本、プラグ用に一本、ジグ単用に一本。
それが嫌だったから、出来るだけ少ない本数で済むようにロッドを選び、釣り方を選び、仕掛けを選んで釣りをしてきました。
しかし、もう悩む必要はありません。
リライアンスが一本あれば全部やってくれます。
ジグ単でアジを狙いにいく時も、フロートでメバルを釣りに行っても、ケンサキイカのシーズンになってもこれ一本で大丈夫。
また感度についてですが、非常に良いです。
死ぬほど感度が良いと広告で謳っているため、それが胡散臭くてこれまで手を出さなかったところがあります。
嘘くせー。
どうせ初心者を騙すための謳い文句だろう。
しかし、あれは嘘ではありませんでした。
実際、反響感度は私が持っているロッドの中でナンバーワンです。
一方で、軽量ジグヘッドを扱う際は、そのティップの硬さの影響でテンション感度は微妙でした。
もちろん、それなりの重さのリグを使えば良い感じなのですが、さすがに1gのジグヘッドでは仕方ないでしょう。
テンション感度が劣るとはどう言う意味なのかを説明すると、リグの重さがフッと消える所謂食い上げのアタリが分かり難くなります。
微テンションの維持が困難です。
意図的にロッドをさびくようにして、ラインテンションをこちらから作るように操作すれば、そこまで大きな問題とはなりません。
そして、反響感度と操作感度は至高の領域に達しています。
仮に軽量ジグヘッドの扱いに限定して考えてみると、私がジグ単で愛用している月下美人EX麗を100点とするなら、リライアンスは85点のロッドです。
1gから25gまで使えるロッドで1gジグヘッドの使用感が85点は素晴らしいと思います。
これまでに使った重めのリグを投げられるロッドでは、せいぜい50点から60点程度でした。
出来ない事はないけれど、どうしても必要に迫られない限りジグ単用ロッドを準備する必要がありました。
リライアンスではそれはありません。
この一本だけで解決。
そして、67gの重量でこれだけ幅広いルアーを快適に扱えると言うことは、最近流行しているミドルゲーム適性が非常に高い事を意味しています。
おそらく、現在ミドルゲーム用として登場しているロッドを大きく超えていると思われます。
このロッドとてつもない完成度です。
さらに、キャストフィールも素晴らしく、あの小さいガイドでよくここまで仕上げたなと感心してしまいます。
特にステラのインフィニティループとの組み合わせは、神の領域です。
組み合わせるラインは、そのキャストフィールの素晴らしさをより引き出すためにザ・ワン(0.3から0.4号)が最適です。

ソルティセンセーションに関して、私はこれまで「初心者を釣るための誇大広告」だと決めつけていた事を謝罪します。
大変申し訳ございませんでした。
取り扱いに注意が必要なため、釣り初心者や釣りを始めて3年みたいな人達には勧められるロッドではないのですが、ルアーフィッシングを10年以上楽しんでいる方には最高のライトゲーム用バーサタイルロッドになるはずです。
ちょっと値段は高いですが、手に入るようだったら使ってみてください。
きっと感動するはずです。
これ以上のなんでも扱えるロッドは、私の知る限りありません。
おかげで、ジグ単用に購入した月下美人EXの出番がなくなってしまいました。
私がショートロッドを好んで使っていたのは、リライアンスに出会っていなかったからです。
ルアーウェイトの表記に騙され続けてきたからです。
安心してください。
リライアンスは裏切りません。
今探してみたら、どうやらヤフーショッピングには在庫があるようです。
それではまた。


最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
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