こんにちは。Johnです。
絶賛愛用中の月下美人EX。
軽量ジグヘッドを使ったアジ、メバルだけに限らず、軽めのフロートを投げてみたり、2号から2.5号のエギを投げてみたりと様々なルアーで様々なターゲットを釣りました。
今でこそ月下美人を認めていますが、このEXを使うまでは私の中の評価は100点満点中50点ほどの評価でした。
キャストすればガイドにノット部分が引っ掛かり飛ばない、バランスが劣悪で先重りが酷い。
本当に現場でテストしてるのか?と疑問に感じるほどです。
世界の釣具メーカーでトップを走るシマノとダイワ。
そのダイワが自信を持って勧める月下美人は、「相当良いロッドなのだろう」と思って購入すると痛い目を見る代表的な釣り竿でした。
EXに出会うまでは・・・。
世界の頂点
ちなみに、シマノとダイワの作るロッドに共通して言えるのは、どこに出しても恥ずかしくない性能と強度のバランスをとても重視している事です。
どこぞのアジングメーカーのように、「折れる可能性は高いけど限界まで軽量化しました」と言う製品は出しません。
また、全く同じ性能のロッドであればシマノとダイワはより安く作る事が出来ます。
所持している特許の数、工場の規模、優秀な人材、高額な機械、大量仕入れなど他のメーカーでは厳しいところが全て揃っているのがシマノとダイワです。
つまり、軽量化するにしてもその技術力で強度を維持しながら今までより軽いロッドを作れるのです。
ライトゲームロッドで言えば、シマノのソアレかダイワの月下美人から選ぶのが最も無難な選択となります。
すぐに壊れて維持費の高い海外の車を買うのではなく、トヨタの車を選ぶのと同じような感覚です。
彼らが作るのが最もスタンダードなロッドであり、その基準を決定できるのは強者のみ。
それがシマノとダイワです。
月下美人EX510UL
では、愛用している月下美人をトップガイドから順番に見ていきましょう。
リングサイズをこれまでよりも若干大きめにしているとの事です。
今までのようなキャスト時にノット部分が引っかかるトラブルが軽減されます。
ちなみに、ティップ部分は結構硬めです。
そして、トップガイド以外はダイワならではのAGSが採用されています。
注目すべきは、通常ガイドはスレッドで巻き留めてからエポキシで固定するのですが、なんと月下美人EXはスレッド部分までカーボンテープを使用しています。
徹底しています。
また、AGSの特徴として軽量である以外に曲がらないと言うのがあります。
通常のガイドでは何かに接触してしまった時にガイドフレームが曲がってしまう事がありましたが、AGSではそれは起こりません。
相当強くぶつければ割れる可能性はあるものの、それだけ強くぶつければ通常のガイドでもリングが割れてしまいます。
グリップ形状も特殊形状ではなく、普通の形をしてくれているので何も問題はありません。
シマノのソアレシリーズはブリッジライクシートと呼ばれるゴミグリップが搭載されており、滑ったり、投げ難かったり、手が痛くなる事がありますが、その心配はないのです。
いい加減にあれはやめて欲しいです。
グリップエンドも無難なデザインです。
メーカーによっては印籠部分が短いものがありますが、こちらも無難な長さで設計されています。
ステラC2000番を取り付けてこの位置でバランスが取れます。
145gの24ルビアスを取り付けても位置はほぼ変わりません。
数字上のロッド重量は43gです。
ただ、この数字に騙されないように注意してください。
カタログ上の重量は間違いはないのですが、軽いと思ってロッドを持ってみると先重りがひどくて手がすぐに疲れてしまう物も世の中にはたくさん存在します。
そんな詐欺ロッドが多い中、この月下美人EXの軽量感は凄まじいものでした。
リールを取り付けるまでもなく、手のひらに吸い付いてくるような軽さ、バランスの良さがあります。
この瞬間に、「今までの月下美人とは違うな」と感じました。
月下美人は先重りが酷いと言うイメージが払拭されたのです。
そして、期待を胸に釣りへと赴きました。
実釣
アジ、メバル、カサゴ、グレ、シーバス、イカとかなりたくさんの獲物を仕留める事が出来ました。
まずはとにかく軽いです。
軽い上に重量級のグレを高さ5メートルの堤防から抜きあげられる底力、70センチのシーバスをヒットさせても全く不安を感じない強度。
しかも、バランスが良いので軽いジグヘッドの存在や、アタリに対しての集中力が持続します。
キャストフィールもとても良く、今までの月下美人にありがちなノット部分が引っかかって失速してしまう事もかなり少ない印象です。
そして、気になっていた想像以上に硬いティップ。
感度には、魚のアタリをコツッと感じる反響感度、リグの重み・潮の重みを感じるテンション感度、リグにアクションを付ける際の操作感度の3種類があります。
多くの人が言う「感度」とは反響感度の事を指す場合がほとんどです。
ティップが硬いと反響感度は上がり、テンション感度が下がります。
ティップが柔らかいとテンション感度が上がり、反響感度が下がります。
シマノとダイワはこのバランスをメガトップやタフテックを採用する事で高いレベルで実現しています。
しかし、最初の印象ではあまりにもティップが硬く感じました。
それまで使用していたソアレエクスチューンと比べると明らかに硬く、テンション感度がガタ落ちしそうな印象を持っていました。
私にとってはテンション感度が最優先レベルで大事になってくるので、そこがダメならこの月下美人とはお別れしなければいけません。
ところが、実際に使ってみるとテンション感度も非常に良いのです。
こんなに硬いのになぜ?と思いましたが、手のひらに吸い付くような軽さとバランスの良さがそこを補っている事に気が付きました。
なるほど完璧だ。
反響感度、テンション感度、操作感度全てが最高峰です。
ソアレエクスチューンも大変素晴らしく気に入っているロッドですが、月下美人EXの圧倒的な軽さとバランスの良さが感度を増幅し、ソアレを超えてしまいました。
ソアレ派か月下美人派かは好き嫌いで別れるところかもしれません。
そこは世界に誇る日本の釣具メーカーシマノとダイワ。
ソアレならエクスチューン、月下美人ならEXを選んでおけば何一つ不満はありません(ブリッジライクシートは廃止しろ)。
折れ難く、軽量、細身、最高峰の感度、パワー、キャストフィール。
これらが全て揃っているのはエクスチューンとEXだけです。
それではまた。
最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
絶賛愛用中の月下美人EX。
軽量ジグヘッドを使ったアジ、メバルだけに限らず、軽めのフロートを投げてみたり、2号から2.5号のエギを投げてみたりと様々なルアーで様々なターゲットを釣りました。
今でこそ月下美人を認めていますが、このEXを使うまでは私の中の評価は100点満点中50点ほどの評価でした。
キャストすればガイドにノット部分が引っ掛かり飛ばない、バランスが劣悪で先重りが酷い。
本当に現場でテストしてるのか?と疑問に感じるほどです。
世界の釣具メーカーでトップを走るシマノとダイワ。
そのダイワが自信を持って勧める月下美人は、「相当良いロッドなのだろう」と思って購入すると痛い目を見る代表的な釣り竿でした。
EXに出会うまでは・・・。
世界の頂点
ちなみに、シマノとダイワの作るロッドに共通して言えるのは、どこに出しても恥ずかしくない性能と強度のバランスをとても重視している事です。
どこぞのアジングメーカーのように、「折れる可能性は高いけど限界まで軽量化しました」と言う製品は出しません。
また、全く同じ性能のロッドであればシマノとダイワはより安く作る事が出来ます。
所持している特許の数、工場の規模、優秀な人材、高額な機械、大量仕入れなど他のメーカーでは厳しいところが全て揃っているのがシマノとダイワです。
つまり、軽量化するにしてもその技術力で強度を維持しながら今までより軽いロッドを作れるのです。
ライトゲームロッドで言えば、シマノのソアレかダイワの月下美人から選ぶのが最も無難な選択となります。
すぐに壊れて維持費の高い海外の車を買うのではなく、トヨタの車を選ぶのと同じような感覚です。
彼らが作るのが最もスタンダードなロッドであり、その基準を決定できるのは強者のみ。
それがシマノとダイワです。
月下美人EX510UL
では、愛用している月下美人をトップガイドから順番に見ていきましょう。
リングサイズをこれまでよりも若干大きめにしているとの事です。
今までのようなキャスト時にノット部分が引っかかるトラブルが軽減されます。
ちなみに、ティップ部分は結構硬めです。
そして、トップガイド以外はダイワならではのAGSが採用されています。
注目すべきは、通常ガイドはスレッドで巻き留めてからエポキシで固定するのですが、なんと月下美人EXはスレッド部分までカーボンテープを使用しています。
徹底しています。
また、AGSの特徴として軽量である以外に曲がらないと言うのがあります。
通常のガイドでは何かに接触してしまった時にガイドフレームが曲がってしまう事がありましたが、AGSではそれは起こりません。
相当強くぶつければ割れる可能性はあるものの、それだけ強くぶつければ通常のガイドでもリングが割れてしまいます。
グリップ形状も特殊形状ではなく、普通の形をしてくれているので何も問題はありません。
シマノのソアレシリーズはブリッジライクシートと呼ばれるゴミグリップが搭載されており、滑ったり、投げ難かったり、手が痛くなる事がありますが、その心配はないのです。
いい加減にあれはやめて欲しいです。
グリップエンドも無難なデザインです。
メーカーによっては印籠部分が短いものがありますが、こちらも無難な長さで設計されています。
ステラC2000番を取り付けてこの位置でバランスが取れます。
145gの24ルビアスを取り付けても位置はほぼ変わりません。
数字上のロッド重量は43gです。
ただ、この数字に騙されないように注意してください。
カタログ上の重量は間違いはないのですが、軽いと思ってロッドを持ってみると先重りがひどくて手がすぐに疲れてしまう物も世の中にはたくさん存在します。
そんな詐欺ロッドが多い中、この月下美人EXの軽量感は凄まじいものでした。
リールを取り付けるまでもなく、手のひらに吸い付いてくるような軽さ、バランスの良さがあります。
この瞬間に、「今までの月下美人とは違うな」と感じました。
月下美人は先重りが酷いと言うイメージが払拭されたのです。
そして、期待を胸に釣りへと赴きました。
実釣
アジ、メバル、カサゴ、グレ、シーバス、イカとかなりたくさんの獲物を仕留める事が出来ました。
まずはとにかく軽いです。
軽い上に重量級のグレを高さ5メートルの堤防から抜きあげられる底力、70センチのシーバスをヒットさせても全く不安を感じない強度。
しかも、バランスが良いので軽いジグヘッドの存在や、アタリに対しての集中力が持続します。
キャストフィールもとても良く、今までの月下美人にありがちなノット部分が引っかかって失速してしまう事もかなり少ない印象です。
そして、気になっていた想像以上に硬いティップ。
感度には、魚のアタリをコツッと感じる反響感度、リグの重み・潮の重みを感じるテンション感度、リグにアクションを付ける際の操作感度の3種類があります。
多くの人が言う「感度」とは反響感度の事を指す場合がほとんどです。
ティップが硬いと反響感度は上がり、テンション感度が下がります。
ティップが柔らかいとテンション感度が上がり、反響感度が下がります。
シマノとダイワはこのバランスをメガトップやタフテックを採用する事で高いレベルで実現しています。
しかし、最初の印象ではあまりにもティップが硬く感じました。
それまで使用していたソアレエクスチューンと比べると明らかに硬く、テンション感度がガタ落ちしそうな印象を持っていました。
私にとってはテンション感度が最優先レベルで大事になってくるので、そこがダメならこの月下美人とはお別れしなければいけません。
ところが、実際に使ってみるとテンション感度も非常に良いのです。
こんなに硬いのになぜ?と思いましたが、手のひらに吸い付くような軽さとバランスの良さがそこを補っている事に気が付きました。
なるほど完璧だ。
反響感度、テンション感度、操作感度全てが最高峰です。
ソアレエクスチューンも大変素晴らしく気に入っているロッドですが、月下美人EXの圧倒的な軽さとバランスの良さが感度を増幅し、ソアレを超えてしまいました。
ソアレ派か月下美人派かは好き嫌いで別れるところかもしれません。
そこは世界に誇る日本の釣具メーカーシマノとダイワ。
ソアレならエクスチューン、月下美人ならEXを選んでおけば何一つ不満はありません(ブリッジライクシートは廃止しろ)。
折れ難く、軽量、細身、最高峰の感度、パワー、キャストフィール。
これらが全て揃っているのはエクスチューンとEXだけです。
それではまた。
最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
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