こんにちは。Johnです。
以前から気になっていた充電タイプの集魚灯・投光器。
私が使っている電池タイプのハピソンの集魚灯でも十分に魚が集まり、個人的な実績も素晴らしいものがあります。
お手軽さ重視の投光型集魚灯、威力重視の水中型集魚灯はどちらも捨てがたく、出来れば両方揃えたい優秀なアイテムです。
充電式の問題点
では、どうして今更充電式が気になっていたのか。
ズバリ、電池交換が不要で便利だからです。
釣りに行く前にフル充電して後は持っていくだけ。
これが理想です。
しかし、躊躇していた事にも理由があって、一つ目の理由はバッテリーが一晩持つのかと言う点、二つ目はそもそも明るさは十分なのかと言う点です。
ハピソンの集魚灯はバカみたいに明るいわけではありませんが、専用設計だけあって最も効果的な青緑色の光が出るように、少ない光量でも十分に長時間仕事をするように作られています。
それを思えば、通常のLEDではかなり明るくないと魚を寄せる力が弱いのではないかと言う懸念があります。
さらに、明るくすればするほどバッテリーはすぐになくなってしまいます。
おそらく、集魚灯を検討中の誰もが気になる部分だと思います。
逆に言えば、この二つの問題さえ解決出来ているのであれば最高の集魚灯になり得るのです。
試してみる
早速Linkeの充電式投光器を手に入れました。
届いた段階では充電がゼロの状態でフル充電まで約3時間かかりました。
この商品の良いところは、バッテリー残量が光って見えるようになっている点です。
ハピソンの集魚灯にはそのような機能はありませんでした。
IP66防水仕様のため、雨の中でも使用可能です。
堤防の上に設置する形で何度か釣行してみました。
まず最初の印象は、「明るい、眩しい」でした。
明るさを切り替えられるタイプの投光器になりますが、最大の明るさ(大)でも4時間以上、一つ明るさを落とした状態(中)では7時間以上点灯させても問題ありません。
そもそも、明るさを大にしなくても中で十分に明るいため、釣りをしている最中にバッテリー切れの心配はまずないと言えます。
中でもハピソンの乾電池タイプよりもかなり明るいです。
「もうこれだけでいいんじゃないか?」と思える素晴らしい投光器でした。
基本的には明るさは中で使用し、短時間釣行の場合にのみ大を使用する感じになると思います。
もちろん、小魚やプランクトンもしっかり寄ります。
残念ながらメバルはシーズンオフ、アジはほとんどいないエリアだったため彼らは寄って来ませんでしたが、イワシ、サヨリ、カサゴ、ケンサキイカ、アオリイカ、シーバスは明かりに集まっていました。
何度か試した感じだと、この強烈な光で遠くにいる魚を寄せて、足元に設置した水中型集魚灯に集める作戦が最も効果的です。
従って、堤防の上に投光器を設置する際は、足元をズバッと照らすよりは広く浅く光を届けるイメージで使用した方が集魚効果が高いです。
集魚灯のコツ
これはツツイカ(ケンサキイカ)を寄せる際に私が気を付けている事になりますが、堤防に設置したライトを真下に向けるような勿体無い事はしていません。
明かりを下に向けてしまうと、深いところまで光が届くのですが、光が当たる水面の面積は狭くなってしまいます。
夜のイカは浮き気味ですから、深くまで光を届ける事よりも広範囲の浅いところに光を届けてやる事が大切なのです。
どこかの研究所の実験では、完全な暗闇で水槽のイカを観察すると、底にいたり壁や仲間にぶつかったりと好き勝手に彷徨うそうです。
イカも光がないと目が見えないと言う事です。
ところが、そこに一筋の光が差し込むとバラバラだったイカがそこへ向かって綺麗に整列します。
その状態で光源に少しずつ寄ってくるのです。
例えば、人間でも暗闇から明るいところに移動すれば「眩しい」と感じると思いますが、あれと同じ事が実はイカでも起こります。
光に向かって進むイカ達は、「なんか眩しいな」と感じて影の部分であったり、光の弱くなっている深いところに溜まります。
実際、遊漁船ではケンサキイカを強烈な光で寄せるのですが、その群れは光の中ではなく影である船の真下に大量に集まります。
私も明かりの中を泳ぎ回るケンサキイカを何度も見ているので、それが全てではない事はわかっていますが、ほとんどのイカは明かりの近くの影の中に潜んでいるのです。
また、それと似たような事がアジやメバル、シーバスでも起こります。
(魚の場合は明るい側か暗い側かはその時によって好む場所が異なります)
彼らが影に入るのは捕食や身を守るための行動からだと思われますが、釣り人側からすれば影に潜んでいるのだから同じ事です。
そして、これらの事実からハピソンの水中集魚灯がなぜ優れているのか答えを出す事が出来ます。
まず、堤防の上から照らす投光型と違って光の向きが上から下ではなく、例えば水深50センチに入れるとそこから光が横方向に広がります(広く浅く)。
だから夜になって浮いている魚、イカを効率良く広範囲から集められるのです。
さらに、それらのターゲットが光を感知して寄って来た時に「うわ!眩しい」と感じた彼らは、光の下層に居座ります。
横方向の光だからその下は暗いのです。
魚を広範囲から寄せる、光の下に集めると言った集魚灯にとって重要な要素が詰め込まれたのが水中型なのです。
これに気付いた時に「流石専用設計されているだけの事はある」と感心しました。
つまり、本気で集魚灯を活躍させたいのであれば、Linke充電式投光器で少し離れたところの海面を照らしてより広範囲のターゲットにアピールし、足元の水面近くに設置したハピソン水中型集魚灯の明かりの下に集結させるのです(どちらか単体でも十分に効果的です)。
大切なのはターゲットの習性を理解し、どのように寄せてどこに集めるかをしっかり考える事です。
ここに書いてる事を実践すれば間違いなく魚やイカは集まってきます。
もちろん、そこにいる場所でなければ無理ですが。
↑ハピソン集魚灯のインプレはこちら
それではまた。
最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
以前から気になっていた充電タイプの集魚灯・投光器。
私が使っている電池タイプのハピソンの集魚灯でも十分に魚が集まり、個人的な実績も素晴らしいものがあります。
お手軽さ重視の投光型集魚灯、威力重視の水中型集魚灯はどちらも捨てがたく、出来れば両方揃えたい優秀なアイテムです。
充電式の問題点
では、どうして今更充電式が気になっていたのか。
ズバリ、電池交換が不要で便利だからです。
釣りに行く前にフル充電して後は持っていくだけ。
これが理想です。
しかし、躊躇していた事にも理由があって、一つ目の理由はバッテリーが一晩持つのかと言う点、二つ目はそもそも明るさは十分なのかと言う点です。
ハピソンの集魚灯はバカみたいに明るいわけではありませんが、専用設計だけあって最も効果的な青緑色の光が出るように、少ない光量でも十分に長時間仕事をするように作られています。
それを思えば、通常のLEDではかなり明るくないと魚を寄せる力が弱いのではないかと言う懸念があります。
さらに、明るくすればするほどバッテリーはすぐになくなってしまいます。
おそらく、集魚灯を検討中の誰もが気になる部分だと思います。
逆に言えば、この二つの問題さえ解決出来ているのであれば最高の集魚灯になり得るのです。
試してみる
早速Linkeの充電式投光器を手に入れました。
届いた段階では充電がゼロの状態でフル充電まで約3時間かかりました。
この商品の良いところは、バッテリー残量が光って見えるようになっている点です。
ハピソンの集魚灯にはそのような機能はありませんでした。
IP66防水仕様のため、雨の中でも使用可能です。
堤防の上に設置する形で何度か釣行してみました。
まず最初の印象は、「明るい、眩しい」でした。
明るさを切り替えられるタイプの投光器になりますが、最大の明るさ(大)でも4時間以上、一つ明るさを落とした状態(中)では7時間以上点灯させても問題ありません。
そもそも、明るさを大にしなくても中で十分に明るいため、釣りをしている最中にバッテリー切れの心配はまずないと言えます。
中でもハピソンの乾電池タイプよりもかなり明るいです。
「もうこれだけでいいんじゃないか?」と思える素晴らしい投光器でした。
基本的には明るさは中で使用し、短時間釣行の場合にのみ大を使用する感じになると思います。
もちろん、小魚やプランクトンもしっかり寄ります。
残念ながらメバルはシーズンオフ、アジはほとんどいないエリアだったため彼らは寄って来ませんでしたが、イワシ、サヨリ、カサゴ、ケンサキイカ、アオリイカ、シーバスは明かりに集まっていました。
何度か試した感じだと、この強烈な光で遠くにいる魚を寄せて、足元に設置した水中型集魚灯に集める作戦が最も効果的です。
従って、堤防の上に投光器を設置する際は、足元をズバッと照らすよりは広く浅く光を届けるイメージで使用した方が集魚効果が高いです。
集魚灯のコツ
これはツツイカ(ケンサキイカ)を寄せる際に私が気を付けている事になりますが、堤防に設置したライトを真下に向けるような勿体無い事はしていません。
明かりを下に向けてしまうと、深いところまで光が届くのですが、光が当たる水面の面積は狭くなってしまいます。
夜のイカは浮き気味ですから、深くまで光を届ける事よりも広範囲の浅いところに光を届けてやる事が大切なのです。
どこかの研究所の実験では、完全な暗闇で水槽のイカを観察すると、底にいたり壁や仲間にぶつかったりと好き勝手に彷徨うそうです。
イカも光がないと目が見えないと言う事です。
ところが、そこに一筋の光が差し込むとバラバラだったイカがそこへ向かって綺麗に整列します。
その状態で光源に少しずつ寄ってくるのです。
例えば、人間でも暗闇から明るいところに移動すれば「眩しい」と感じると思いますが、あれと同じ事が実はイカでも起こります。
光に向かって進むイカ達は、「なんか眩しいな」と感じて影の部分であったり、光の弱くなっている深いところに溜まります。
実際、遊漁船ではケンサキイカを強烈な光で寄せるのですが、その群れは光の中ではなく影である船の真下に大量に集まります。
私も明かりの中を泳ぎ回るケンサキイカを何度も見ているので、それが全てではない事はわかっていますが、ほとんどのイカは明かりの近くの影の中に潜んでいるのです。
また、それと似たような事がアジやメバル、シーバスでも起こります。
(魚の場合は明るい側か暗い側かはその時によって好む場所が異なります)
彼らが影に入るのは捕食や身を守るための行動からだと思われますが、釣り人側からすれば影に潜んでいるのだから同じ事です。
そして、これらの事実からハピソンの水中集魚灯がなぜ優れているのか答えを出す事が出来ます。
まず、堤防の上から照らす投光型と違って光の向きが上から下ではなく、例えば水深50センチに入れるとそこから光が横方向に広がります(広く浅く)。
だから夜になって浮いている魚、イカを効率良く広範囲から集められるのです。
さらに、それらのターゲットが光を感知して寄って来た時に「うわ!眩しい」と感じた彼らは、光の下層に居座ります。
横方向の光だからその下は暗いのです。
魚を広範囲から寄せる、光の下に集めると言った集魚灯にとって重要な要素が詰め込まれたのが水中型なのです。
これに気付いた時に「流石専用設計されているだけの事はある」と感心しました。
つまり、本気で集魚灯を活躍させたいのであれば、Linke充電式投光器で少し離れたところの海面を照らしてより広範囲のターゲットにアピールし、足元の水面近くに設置したハピソン水中型集魚灯の明かりの下に集結させるのです(どちらか単体でも十分に効果的です)。
大切なのはターゲットの習性を理解し、どのように寄せてどこに集めるかをしっかり考える事です。
ここに書いてる事を実践すれば間違いなく魚やイカは集まってきます。
もちろん、そこにいる場所でなければ無理ですが。
↑ハピソン集魚灯のインプレはこちら
それではまた。
最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
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