こんにちは。Johnです。

この手のマテリアルに慣れている人にとっては何でもない事ですが、知らない方もいると思いますのでモルフォファイバーの使い方の例を紹介します。

P8029537

他にも同じようなマテリアルであれば応用可能です。

P8029538

端からピリピリと指で毟り取ります。

P8029539
P8029540

あまり慌てて一気に引っ張ると摩擦熱で繊維が縮れてしまいます。

ゆっくり取りましょう。

P8029541

取り出した繊維はばらけないようにしっかり持ってタイイングに使用します。

P8029543
P8029542

一本一本の繊維は柔らかく極細です。

特にモルフォファイバーは希少繊維ですので、大事に使います。

今回は、私が普段アジやメバルを釣る時に使用しているクレイジーチャーリーをタイイングしてみます。

スピニングタックルでもフライタックルでもどちらでも使えるライトソルトフライの完成形です。

P8029544

まずは下巻きです。

何をタイイングするにしても必要な所作です。

P8029545

目玉とオモリの役割を持つチェーンボールを取り付けます。

P8029546

あってもなくても釣果は変わりませんが、ピンクのティセルをテールにしてみます。

P8029547

ボディには贅沢にモルフォファイバーを使用しました。

P8029549

バランスを見ながらいい感じになるように巻き付けます。

P8029550

ひっくり返して今度はウイングにモルフォファイバーを使用します。

P8029552

ファイバーは束ねてしっかり巻き留めます。

P8029553

さらに、その上にクラフトファーも少量乗せてみます。

P8029554

これでウィップフィニッシュして終了になりますが、ウイングが水中でまとまりやすくするために根本部分にUVレンジを使用して少しだけ固めています。

テンションフォールで使用する際に、このちょっとした工夫が役立つのです。

スクリーンショット 2024-08-02 18.34.04

また、釣り用のレジンはあまりにも高価なため、安くて硬化が素早い雫シリーズがベストです。

P8029555

水中での姿勢と、実際のシルエットはこのようになります。

確実に釣れます。

ワームやプラグで苦戦する状況でも入れ食いです。

しかも、何も考えずに投げてゆっくり巻くだけで「こんなに魚がいたんだ・・・」と驚く事でしょう。

ライトゲームの世界では完全にレギュレーション違反のアイテムです。

特別な理由がない限りは魚に優しいバーブレスフックを使用しましょう。



↑必要な道具やタイイング方法はこちらにまとめてあります。



それではまた。








最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。