こんにちは。Johnです。

世界で一番売れているリールは噂によるとストラディックCI4との事です。

そして、ストラディックCI4の名前が変わって登場したのがヴァンフォードです。

シマノは剛性を重視したコアソリッドと、軽さを重視たクイックレスポンスの2つにリールを分けてデザインしており、釣り人が何を求めるかによって選べるようになっています。

そのクイックレスポンスの最上位モデルがみなさんご存知のヴァンキッシュであり、その下に位置するのが今回登場する24ヴァンフォードです。



ツインパワーXDもクイックレスポンスの一つですが、ヴァンキッシュやヴァンフォードと異なり、ツインパワーのローターが軽量化されたモデルのため少し毛色が異なります。

今年はルビアスも登場するためその比較対象として、同じくライトゲーム用にヴァンフォードを購入する事にしました。

実売価格は1万円ほどルビアスが高価であり、おそらく売れる台数はより安価なヴァンフォードが上回ると思われます。



シマノは毎度の事ながら注文が殺到し過ぎて9月納品と言っていたのが10月に、10月納品と言っていたのが11月にずれ込む可能性が高いため、その辺りはきちんとして欲しいなと思います。



ヴァンフォードの印象

以前、ヴァンキッシュのシーバス特化モデルであるエクスセンスとヴァンフォードを使った事があります。

脆い!

これが実際に使ってみた私の印象でした。

軽さを重視したリールとは言えここまで弱いものなのかと驚きました。

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もちろん、今のシマノリールに搭載されているインフィニティクロスやインフィニティドライブなどはなかった時代ですので、現在はそんな事はないはずですが、あの頃はとにかく脆かったです。

70センチ後半のシーバスを橋脚からゴリ巻きで寄せると一発でゴロゴロし始め、テトラからメバルをゴリ巻きすると同じく巻き心地が悪くなりました。

普通にポンピングで寄せる分には何の問題もないので、無理をしなければ快適なリールです。

ところが、20ルビアスは無理をしても全くそのような事がなく、「軽いのにものすごくタフなリールだ」と感じてルビアスに乗り換えています。

その悪いイメージを今回のヴァンフォードは覆してくれると信じています。

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新しいヴァンフォード



いきなり悪いイメージから始まってしまったヴァンフォードですが、その悪い印象を払拭してくれたのが22ステラでした。

22ステラを初めて使用した時に感動し、「やっぱステラのもんよ!」とルビアスを全て手放し乗り換えています。

22ステラはインフィニティループ、アンチツイストフィン、インフィニティドライブ、インフィニティクロス、デュラクロスと新しい機構がてんこ盛りの間違いなく最高峰のリールです。

今回登場する24ヴァンフォードには、最高峰のステラから受け継いだインフィニティループ以外の4つの機構が搭載されています。

おそらく、ステラでの感動がなかったら購入しようとは思わなかったでしょう。

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ステラから受け継がれた一つ目の機構がアンチツイストフィン

ラインローラーからラインが離れないように、弾性フィンでしっかり保持する事でライントラブルを軽減してくれます。

似たような機構は他社のリールにはまだありません。

次にインフィニティドライブ

リールに負荷が掛かった時の巻き上げ力が向上し、今まではポンピングに頼って寄せて来ていたシーンで苦もなくゴリ巻き出来てしまいます。

インフィニティドライブが搭載されると非常にパワフルなリールとなります。

三つ目がタフなインフィニティクロス

ギヤ同士の接触面積を増やす事で、摩耗を軽減しギヤの耐久力を2倍にします。

今までのシマノリールに対する「脆い」と言う印象を覆してくれた機構です。

インフィニティクロスが搭載されていないシマノリールは使う気になれないのですが、新しいヴァンフォードにはしっかり搭載されています。

最後にデュラクロス

これまでは定期的に交換が必要だったドラグワッシャの耐久力を10倍に引き上げました。

ドラグに関しては昔からダイワよりシマノが良いとされて来ましたが、耐久力が10倍になった事でさらにシマノ優位となりました。

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今回の24ヴァンフォードには、これら4つの革新的な機能が追加されているのです。

重量はそのままで、よりトラブルレス、より軽い回転、より力強い巻き取り、より頑丈に仕上げられています。

特にルアーの挙動を感じやすいハイギヤモデルはまさに至高の領域に達していると言えるでしょう。

おまけに見た目も非常に良いです。



また、何と言っても手を出しやすい価格、複数台揃えやすい低価格である事が多くの釣り人にとって嬉しい部分ではないでしょうか。

これだけの機能を搭載し、軽量かつ巻き感度に優れたリールは同じ価格帯では存在しません。

軽ければ軽いほど良いとされるライトゲームの世界では最高の相棒になってくれるはずです。

もう「リグが軽くて何をしてるのかわからない」「魚のアタリがわからない」とは言わせない。

そんな意気込みを感じさせるリールです。




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ルビアスとの比較

中の中、中の上に位置するヴァンフォードと、上の下に位置するルビアスでは比較するのはナンセンスかもしれませんが、他に近いリールがないためどうしても比較対象となってしまいます。

この記事を書いている段階ではまだヴァンフォード、ルビアス共に発売前のため、現在公開されている情報とこれまでに触ってきたリールの使用感を合わせて考察してみました。

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リール重量は2000番でヴァンフォード155g、ルビアス145gです。

まず巻き感度に関しては、どちらのリールもローターが軽量化されルアーが受ける水流の変化、重みの変化を感じやすくなっています。

ヴァンフォードとルビアスは、おそらくほとんど変わらないレベルの巻き感度かと思われます。

ルビアスでは感知できるのにヴァンフォードだと感知出来ないということはまずありません。

また、気になるギヤの耐久力は同じか、ややルビアスが上です。

ギヤの製造技術はシマノが優っているのですが、ルビアスはモノコックボディによりギヤが大きく丈夫になっているのが理由です。

ライントラブルの頻度も大きな差は感じられないと思いますが、スプール下部へのラインの巻き付きを防いでくれる分ヴァンフォードが有利です。

負荷が掛かった際の巻き上げ力は、モノコックボディと大きなギヤ、エアドライブデザイン採用のルビアスがやや上になるはずです。

ドラグ性能に関してはどちらも素晴らしいものです。

ただ、耐久力が10倍に向上した長持ちするドラグを備えているヴァンフォードが上です。

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シマノ独自の機構、ダイワ独自の機構がそれぞれ備わっているため、比べるとどちらにも優れているところと劣っているところがあるのです。

個人的にライトゲームを前提とした総合評価は、価格が高いだけあってルビアスの方がリールとしての完成度は少し上になります。



ちなみに、おそらく来年か再来年あたりにカルディアがリニューアルされるはずです。

カルディアよりは確実にヴァンフォードの方が性能が上になります。

カルディアを待つよりはヴァンフォードを手に入れた方が幸せになれます。



コスパ最高

値段の割に高性能なコストパフォーマンスに優れた24ルビアス。

そして、それと似たような性能でありながら低価格を実現したヴァンフォード。

先ほど、ルビアスの方がリールの完成度が少し上だと言いましたが、コストパフォーマンスの点から見ればヴァンフォードに敵うリールはこの世に存在しません。

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よく「買うならどちらが良いか?」と聞かれる事の多いリールです。

そこまで劇的な差があるわけではないため単純に予算の問題で選ぶと良いと思います。

実売価格35000円ほどのルビアスにするのか、それとも25000円ほどのヴァンフォードにするのか。

また、自分がリールに求める性能はなんのかを問いかけてみましょう。

例えば、少しでも軽いリールを求めるのであればルビアスだし、ラインがスプール下部に巻き付くのが嫌ならヴァンフォードです。

よく考えれば自分の中に既に答えはあったりします。

もちろん、ライトゲーム入門用、現在所持している数千円のリールからのステップアップであればヴァンフォードがベストな選択です。

この軽さと巻き感度、耐久力が25000円で手に入るのですから、文句を言う人は誰もいないと思います。



続きは、ヴァンフォードを実際に手に入れてから。

今から届くのが楽しみで仕方ありません。








それではまた。








最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。