こんにちは。Johnです。
8/10追記。
思ったよりも早く手に入りました。
ダイワのスピニングリールの頂点に君臨するイグジスト2000番155g。
(ダイワはシマノと比べると軽量化重視のリールを作ります)
イグジストは軽さと強度のバランスを重視した汎用性の高いモデルのため、155gと言う重量に落ち着いています。
この155gという数字はめちゃくちゃ軽いリールである事を示しています。
さらに2023年、とにかく軽さを追求したエアリティが登場した事で、イグジストより何と10gも軽い145gが汎用最軽量リールとなりました。
(淡水専用のエアリティはもっと軽い物もあります)
一体どこまで軽くなっていくのか。
そして、今回発表されたみんなのアイドル24ルビアスは、最軽量のエアリティと並ぶ145gです。
マジで軽い。
ライトゲームに最適じゃないか。
2020年モデルのルビアスを気に入り3台所持していた私は、現在ステラに乗り換えてはいるものの、「ここまで軽いなら」と思い入れのある新作ルビアスを購入することにしたのです。
細かなスペックはダイワのページで確認してください。
ここにスペックを羅列したところで、それを皆さんが求めていない事くらい理解しています。
モノコックに感動
2020年からルビアスは大きくモデルチェンジし、モノコックボディとなりました。
このモノコックボディが素晴らしくよかった。
リールを海で使用すると潮が内部に入り込み回転フィーリングがザラザラになってしまうのですが、機密性の高いモノコックだとそれが驚くほど軽減されました。
さらに、負荷が掛かった際の巻き上げ力が劇的に向上しており、それまでポンピングで対処していたところをリールだけでグリグリ巻けてしまうのです。
アジング中に大きなカサゴをボトムから引き離す時に「え?なんかリールが巻けてしまうんですけど」と感動したものです。
その後、メバルプラッギング、エギング用に2500番、シーバス、ライト青物に3000番を追加購入し愛用していました。
もちろん、24ルビアスもモノコックボディとなっています。
当時最軽量だったイグジストの次に軽いリールだったので、「こんなに軽いのにこれほど頑丈なリールは他にないぞ」とイグジストやセルテートを買う意味が理解できなかったくらいです。
少なくとも、22ステラが登場するまでは完全にシマノリールを凌駕していたと私は考えています。
そのルビアスが全モデルを上回る軽量化と耐久力アップを果たして登場するのです。
一つ言っておきます。
ダイワのリールはルビアスだけ買っておけば何一つ不自由しません。
ルビアスだけでショアからのほとんどの釣りが完成します。
ライトゲームに最適
番手次第であらゆる釣りに完璧に対応してくれるルビアスが、なぜ特にライトゲームに最適なのかを語ります。
ただ、注意して欲しいのがこの記事を書いている時点ではルビアスは発売前である点です。
(入手次第リアルなインプレを追記します)
まず間違いないであろう部分を想像を膨らませながら書き上げます。
そもそもライトゲームとはなんぞやと考えた時に、堤防などのスニーカーで行けるような身近なフィールドで、細身のロッドに1gから3g程度のルアーを使用し、30センチ程度までの魚を相手にする釣りだと私は思います。
非常に小さく軽いルアーを少しでも遠くへ飛ばすためにラインは極細。
そして、そんなルアーの存在を感じるために軽量で高感度のロッドを使用します。
ロッドとリールの総重量が200g前後になるのが今では普通になってきました。
なぜそこまで軽量化に走るのかと言うと、タックルが重くなると小さなルアーが受ける水の抵抗、フッと軽くなる程度の小さなアタリに気が付かない事が多いからです。
隣の人はよく釣れているのに自分は全然釣れないと感じた事はないでしょうか。
重いタックルを持ち、操作するには力が必要です。
しかし、手に力が入ってしまうと本当に重要な細かな情報が感知できなくなってしまいます。
ライトゲームの上級者ほどロッドを握る手、リールのハンドルを持つ手が脱力しているのはこのためです。
全力で僅かな変化、いつもとは違う何かを感じようとしています。
従って、釣り初心者から中級者へのランクアップを考えてルビアスを検討中の方は、まずは脱力する事を覚えてください。
今水中で何が起こっているのか全て感知してやる、と言う強い気持ちがこの脱力に導いてくれます。
話をまとめると、ライトゲーム用のタックルは軽ければ軽いほど良いのです。
軽ければ軽いほど脱力できます。
それがたった5gでも軽い方が良いのです。
また、ハイギヤの方がそのような微妙な変化がわかりやすくなるため、ライトゲームにオススメなのはジグ単LT2000S-H、プラッギングやキャロ(フロート)LT2500S-XHです。
タックルを揃える際に注意して欲しいのは、リールはともかくロッド重量だけ軽く表記して実際持つと先重りしてしまう詐欺ロッドを買わない事です。
リールを取り付ければ改善されると言う人もいますが、私が今まで触ってきた限り先重りしないロッドはリールを付けなくても、ロッド単体でもほとんど先重りしません。
スペック上の数字に騙されないように釣具屋さんで実際に触ってからロッドを購入してください
そして、その軽量なロッドに組み合わせるのは、最も軽量な今回の24ルビアスとなります。
60gのロッドとルビアス2000番145gを組み合わせれば総重量205g、50gのロッドと組み合わせれば195gです。
例えば、1万円程度で売っているナスキーC2000SHGはリールだけで210gあります。
つまり、安物リール1個よりも総重量が軽い事になります。
これはすごい。
それだけ軽いタックルを用意してしまったら、もう魚が釣れない事を道具のせいには出来ません。(笑)
また、145gと言うリール単体での軽さにプラスして、ここ10年ほどで言われるようになった「巻き感度」も向上しています。
エアドライブローター搭載により、リトリーブ時にルアーが受ける抵抗の強弱が20ルビアスよりも分かりやすくなりました。
リトリーブ抵抗?
これが一体何を意味するのか。
ズバリ、魚が釣れる流れの位置やルアーの状態が把握しやすくなります。
「うわーここで釣れそう」
「15メートル先は流れが効いてるな」
そんな事を呟く友人の隣で「何言ってんだこいつ」と思っていたそこのあなたにも感じられるようになるはずです(たぶん)。
今回のルビアスから搭載されるエアドライブデザインはローター形状の見直し、ベール形状の見直し、スプール形状の見直し、シャフトの低摩擦化が行われています。
簡単に言うと、「今までよりも軽い力でハンドルを回せるようになりましたよ」です。
前回のルビアスでも十分軽かったのですが、それをさらに超えてしまいました。
(ボディ、ローター素材のザイオンは前回から変わらず形状の見直し)
ザイオンとはカーボンをたっぷり混ぜた樹脂の事です。
例えば、イメージとしては金属と同じくらい硬いプラスチックで作られたボディ、あの軽量で丈夫なカーボンで作られたローターです。
最後にもうひとつ嬉しい進歩があります。
ライトゲームのメインターゲットと言っても良いアジの機動力高めの走りに対応出来るようにドラグも見直されています。
ねっとりしつこく追従するATDがよりライトなターゲット、細いラインに最適化された滑り出しの良いATD-Lに変更されています(5000番以外)。
今までのATDで困った事は一度もないのですが、それでもさらに良くなったと言う事です。
前回のルビアスよりも重量が軽くなり、ハンドル回転も軽くなり、冷間鍛造超々ジュラルミンギヤを搭載し、マグシールドによる防水機構も完璧、ザイオンモノコックボディは錆びる心配もなく丈夫、ドラグの滑りがさらに良くなりました。
(ラインローラーにマグシールドは付いていないので釣行後はよく洗いましょう)
こんなに軽くて頑丈な高機能・高性能リールが3万円代で手に入る。
全ての釣り人が求める機能を全て詰め込んだリールがルビアスなのです。
エアリティよりも
エアリティの存在は知っていたけれど、「値段が高いしルビアス持ってるからいらないよ」と思っていた方にお求めやすい価格で24ルビアスが登場しました。
定価は税込で5万円を超えてしまうため、「うげ!高過ぎる」と思いましたが、実売は35000円ほどになります。
私の調べた限りではこちらが最安値でした。
なんと33000円です(予約がいっぱいになると受付終了)。
この価格は様々な物が値上がりをした2024年を考えると安すぎるくらいで、前回のルビアスとほぼ同じ実売価格です。
発売は8月末になると言われています。
ちなみに、エアリティと比べるとベアリングが2つ少ないのですが、ハンドルノブとスプール受けにそれぞれ追加可能です。
その辺りも含めて、8月末に入手したら即使用した感想をこちらに追記します。
9月発売予定】24ヴァンフォード C2000SHG
Q:ヴァンフォードとどちらが良いですか?
A:ヴァンフォードは10g重く、CI4よりもザイオンの方が優れた素材です。
財布が許すならルビアス、許さないならヴァンフォード(差額1万円ほど)。
私は両方購入予定です。
入手成功!
8月末には届くかなと考えていた24ルビアスでしたが、なんと10日に入手する事が出来ました。
想像していたよりも随分早かったです。
(製造国は中国でした)
見た目はかなりかっこいいです。
ヴァンキッシュのようにブラックを中心にシルバーが輝く感じです。
エアドライブデザインのリールは触って来なかったのですが、ネジ穴が綺麗に隠されて高級感を演出しています。
ネジ穴隠しは結構徹底しているようです。
これまでのようにベールを取り外す事は難しくなりました。
ちなみに、ベールをガチッと起こす時の音と感触がシマノのフリクションベールのような感じに変わっています。
結構気持ち良いです。
ラインローラーも反対側にネジが移動しています。
プラスやマイナスではなく、トルクスです。
私の知っているダイワリールと違ってローターが左右非対称になっていました。
続いて、ベアリングの増設可能箇所を見ていきましょう。
まずはハンドルノブ内に一つ。
スプール内部に一つ。
スプール受けに一つ。
全部で3つ追加可能です。
前回のルビアスと同じ場所です。
確認したところ、24ルビアスと20ルビアスはベアリングの追加箇所、ベアリングサイズ共に全く同じでした。
↑ベアリングの追加箇所及び追加方法はこちら
ベアリングを追加すれば全部で12BBとなり、イグジストと同じベアリング数です。
ザ・ワン0.3号を巻いてみました。
いいぞ。
かっこいい。
LTコンセプトに変わってからはスプールが銀色部分と黒色部分で分かれるようになりました。
巻いたラインが黒にかからないように、銀色部分と同じくらいの高さになるように巻きましょう。
また、極力リールを傷付けずに大切に使うためにはリールスタンドは必須アイテムになります。
↑こちらの22ステラC2000に使っていたスタンドがそのまま使用できたため、イグジストやエアリティに使えるスタンドは使えるはずです。
これで準備完了です。
後は釣りに行くだけ。
アジとイカ
アジ、アオリイカ、ケンサキイカをいくらか釣る事が出来ました。
大変素晴らしいリールです。
この軽量感とパワフルな巻き上げ力を持ちながらこの低価格です。
もちろん、私が愛用しているステラなどと比べてしまえば終わりですが、現時点では何一つ不自由のない誰にでもオススメ出来るリールです。
例えば、高いリールを1台、2台買うよりはルビアスを複数台揃えた方が幸せになれると思います。
キャストフィール、ドラグ性能、剛性、パワーにさらに圧倒的な軽さが加わります。
アジやメバルを中心としたライトゲームはもちろん、私はそのままのタックルでライトエギングまで堪能しました。
快適です。
また、コストパフォーマンスの点から見てもこれ以上のリールは存在しないのではないかと思えるレベルです。
もちろん、この価格を高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれかと思いますが、今までエントリークラスのリールを使っていた人にとっては救世主と呼べる存在になるでしょう。
それではまた。
最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
8/10追記。
思ったよりも早く手に入りました。
ダイワのスピニングリールの頂点に君臨するイグジスト2000番155g。
(ダイワはシマノと比べると軽量化重視のリールを作ります)
イグジストは軽さと強度のバランスを重視した汎用性の高いモデルのため、155gと言う重量に落ち着いています。
この155gという数字はめちゃくちゃ軽いリールである事を示しています。
さらに2023年、とにかく軽さを追求したエアリティが登場した事で、イグジストより何と10gも軽い145gが汎用最軽量リールとなりました。
(淡水専用のエアリティはもっと軽い物もあります)
一体どこまで軽くなっていくのか。
そして、今回発表されたみんなのアイドル24ルビアスは、最軽量のエアリティと並ぶ145gです。
マジで軽い。
ライトゲームに最適じゃないか。
2020年モデルのルビアスを気に入り3台所持していた私は、現在ステラに乗り換えてはいるものの、「ここまで軽いなら」と思い入れのある新作ルビアスを購入することにしたのです。
細かなスペックはダイワのページで確認してください。
ここにスペックを羅列したところで、それを皆さんが求めていない事くらい理解しています。
モノコックに感動
2020年からルビアスは大きくモデルチェンジし、モノコックボディとなりました。
このモノコックボディが素晴らしくよかった。
リールを海で使用すると潮が内部に入り込み回転フィーリングがザラザラになってしまうのですが、機密性の高いモノコックだとそれが驚くほど軽減されました。
さらに、負荷が掛かった際の巻き上げ力が劇的に向上しており、それまでポンピングで対処していたところをリールだけでグリグリ巻けてしまうのです。
アジング中に大きなカサゴをボトムから引き離す時に「え?なんかリールが巻けてしまうんですけど」と感動したものです。
その後、メバルプラッギング、エギング用に2500番、シーバス、ライト青物に3000番を追加購入し愛用していました。
もちろん、24ルビアスもモノコックボディとなっています。
当時最軽量だったイグジストの次に軽いリールだったので、「こんなに軽いのにこれほど頑丈なリールは他にないぞ」とイグジストやセルテートを買う意味が理解できなかったくらいです。
少なくとも、22ステラが登場するまでは完全にシマノリールを凌駕していたと私は考えています。
そのルビアスが全モデルを上回る軽量化と耐久力アップを果たして登場するのです。
一つ言っておきます。
ダイワのリールはルビアスだけ買っておけば何一つ不自由しません。
ルビアスだけでショアからのほとんどの釣りが完成します。
ライトゲームに最適
番手次第であらゆる釣りに完璧に対応してくれるルビアスが、なぜ特にライトゲームに最適なのかを語ります。
ただ、注意して欲しいのがこの記事を書いている時点ではルビアスは発売前である点です。
(入手次第リアルなインプレを追記します)
まず間違いないであろう部分を想像を膨らませながら書き上げます。
そもそもライトゲームとはなんぞやと考えた時に、堤防などのスニーカーで行けるような身近なフィールドで、細身のロッドに1gから3g程度のルアーを使用し、30センチ程度までの魚を相手にする釣りだと私は思います。
非常に小さく軽いルアーを少しでも遠くへ飛ばすためにラインは極細。
そして、そんなルアーの存在を感じるために軽量で高感度のロッドを使用します。
ロッドとリールの総重量が200g前後になるのが今では普通になってきました。
なぜそこまで軽量化に走るのかと言うと、タックルが重くなると小さなルアーが受ける水の抵抗、フッと軽くなる程度の小さなアタリに気が付かない事が多いからです。
隣の人はよく釣れているのに自分は全然釣れないと感じた事はないでしょうか。
重いタックルを持ち、操作するには力が必要です。
しかし、手に力が入ってしまうと本当に重要な細かな情報が感知できなくなってしまいます。
ライトゲームの上級者ほどロッドを握る手、リールのハンドルを持つ手が脱力しているのはこのためです。
全力で僅かな変化、いつもとは違う何かを感じようとしています。
従って、釣り初心者から中級者へのランクアップを考えてルビアスを検討中の方は、まずは脱力する事を覚えてください。
今水中で何が起こっているのか全て感知してやる、と言う強い気持ちがこの脱力に導いてくれます。
話をまとめると、ライトゲーム用のタックルは軽ければ軽いほど良いのです。
軽ければ軽いほど脱力できます。
それがたった5gでも軽い方が良いのです。
また、ハイギヤの方がそのような微妙な変化がわかりやすくなるため、ライトゲームにオススメなのはジグ単LT2000S-H、プラッギングやキャロ(フロート)LT2500S-XHです。
タックルを揃える際に注意して欲しいのは、リールはともかくロッド重量だけ軽く表記して実際持つと先重りしてしまう詐欺ロッドを買わない事です。
リールを取り付ければ改善されると言う人もいますが、私が今まで触ってきた限り先重りしないロッドはリールを付けなくても、ロッド単体でもほとんど先重りしません。
スペック上の数字に騙されないように釣具屋さんで実際に触ってからロッドを購入してください
そして、その軽量なロッドに組み合わせるのは、最も軽量な今回の24ルビアスとなります。
60gのロッドとルビアス2000番145gを組み合わせれば総重量205g、50gのロッドと組み合わせれば195gです。
例えば、1万円程度で売っているナスキーC2000SHGはリールだけで210gあります。
つまり、安物リール1個よりも総重量が軽い事になります。
これはすごい。
それだけ軽いタックルを用意してしまったら、もう魚が釣れない事を道具のせいには出来ません。(笑)
また、145gと言うリール単体での軽さにプラスして、ここ10年ほどで言われるようになった「巻き感度」も向上しています。
エアドライブローター搭載により、リトリーブ時にルアーが受ける抵抗の強弱が20ルビアスよりも分かりやすくなりました。
リトリーブ抵抗?
これが一体何を意味するのか。
ズバリ、魚が釣れる流れの位置やルアーの状態が把握しやすくなります。
「うわーここで釣れそう」
「15メートル先は流れが効いてるな」
そんな事を呟く友人の隣で「何言ってんだこいつ」と思っていたそこのあなたにも感じられるようになるはずです(たぶん)。
今回のルビアスから搭載されるエアドライブデザインはローター形状の見直し、ベール形状の見直し、スプール形状の見直し、シャフトの低摩擦化が行われています。
簡単に言うと、「今までよりも軽い力でハンドルを回せるようになりましたよ」です。
前回のルビアスでも十分軽かったのですが、それをさらに超えてしまいました。
(ボディ、ローター素材のザイオンは前回から変わらず形状の見直し)
ザイオンとはカーボンをたっぷり混ぜた樹脂の事です。
例えば、イメージとしては金属と同じくらい硬いプラスチックで作られたボディ、あの軽量で丈夫なカーボンで作られたローターです。
最後にもうひとつ嬉しい進歩があります。
ライトゲームのメインターゲットと言っても良いアジの機動力高めの走りに対応出来るようにドラグも見直されています。
ねっとりしつこく追従するATDがよりライトなターゲット、細いラインに最適化された滑り出しの良いATD-Lに変更されています(5000番以外)。
今までのATDで困った事は一度もないのですが、それでもさらに良くなったと言う事です。
前回のルビアスよりも重量が軽くなり、ハンドル回転も軽くなり、冷間鍛造超々ジュラルミンギヤを搭載し、マグシールドによる防水機構も完璧、ザイオンモノコックボディは錆びる心配もなく丈夫、ドラグの滑りがさらに良くなりました。
(ラインローラーにマグシールドは付いていないので釣行後はよく洗いましょう)
こんなに軽くて頑丈な高機能・高性能リールが3万円代で手に入る。
全ての釣り人が求める機能を全て詰め込んだリールがルビアスなのです。
エアリティよりも
エアリティの存在は知っていたけれど、「値段が高いしルビアス持ってるからいらないよ」と思っていた方にお求めやすい価格で24ルビアスが登場しました。
定価は税込で5万円を超えてしまうため、「うげ!高過ぎる」と思いましたが、実売は35000円ほどになります。
私の調べた限りではこちらが最安値でした。
この価格は様々な物が値上がりをした2024年を考えると安すぎるくらいで、前回のルビアスとほぼ同じ実売価格です。
発売は8月末になると言われています。
ちなみに、エアリティと比べるとベアリングが2つ少ないのですが、ハンドルノブとスプール受けにそれぞれ追加可能です。
その辺りも含めて、8月末に入手したら即使用した感想をこちらに追記します。
9月発売予定】24ヴァンフォード C2000SHG
Q:ヴァンフォードとどちらが良いですか?
A:ヴァンフォードは10g重く、CI4よりもザイオンの方が優れた素材です。
財布が許すならルビアス、許さないならヴァンフォード(差額1万円ほど)。
私は両方購入予定です。
入手成功!
8月末には届くかなと考えていた24ルビアスでしたが、なんと10日に入手する事が出来ました。
想像していたよりも随分早かったです。
(製造国は中国でした)
見た目はかなりかっこいいです。
ヴァンキッシュのようにブラックを中心にシルバーが輝く感じです。
エアドライブデザインのリールは触って来なかったのですが、ネジ穴が綺麗に隠されて高級感を演出しています。
ネジ穴隠しは結構徹底しているようです。
これまでのようにベールを取り外す事は難しくなりました。
ちなみに、ベールをガチッと起こす時の音と感触がシマノのフリクションベールのような感じに変わっています。
結構気持ち良いです。
ラインローラーも反対側にネジが移動しています。
プラスやマイナスではなく、トルクスです。
私の知っているダイワリールと違ってローターが左右非対称になっていました。
続いて、ベアリングの増設可能箇所を見ていきましょう。
まずはハンドルノブ内に一つ。
スプール内部に一つ。
スプール受けに一つ。
全部で3つ追加可能です。
前回のルビアスと同じ場所です。
確認したところ、24ルビアスと20ルビアスはベアリングの追加箇所、ベアリングサイズ共に全く同じでした。
↑ベアリングの追加箇所及び追加方法はこちら
ベアリングを追加すれば全部で12BBとなり、イグジストと同じベアリング数です。
ザ・ワン0.3号を巻いてみました。
いいぞ。
かっこいい。
LTコンセプトに変わってからはスプールが銀色部分と黒色部分で分かれるようになりました。
巻いたラインが黒にかからないように、銀色部分と同じくらいの高さになるように巻きましょう。
また、極力リールを傷付けずに大切に使うためにはリールスタンドは必須アイテムになります。
↑こちらの22ステラC2000に使っていたスタンドがそのまま使用できたため、イグジストやエアリティに使えるスタンドは使えるはずです。
これで準備完了です。
後は釣りに行くだけ。
アジとイカ
アジ、アオリイカ、ケンサキイカをいくらか釣る事が出来ました。
大変素晴らしいリールです。
この軽量感とパワフルな巻き上げ力を持ちながらこの低価格です。
もちろん、私が愛用しているステラなどと比べてしまえば終わりですが、現時点では何一つ不自由のない誰にでもオススメ出来るリールです。
例えば、高いリールを1台、2台買うよりはルビアスを複数台揃えた方が幸せになれると思います。
キャストフィール、ドラグ性能、剛性、パワーにさらに圧倒的な軽さが加わります。
アジやメバルを中心としたライトゲームはもちろん、私はそのままのタックルでライトエギングまで堪能しました。
快適です。
また、コストパフォーマンスの点から見てもこれ以上のリールは存在しないのではないかと思えるレベルです。
もちろん、この価格を高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれかと思いますが、今までエントリークラスのリールを使っていた人にとっては救世主と呼べる存在になるでしょう。
それではまた。
最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
コメント