こんにちは。Johnです。

一度使えばもう他のリールは使えない。
これまでのスピニングリールを大きく上回るリールとして2022年にステラが登場しました。

22ステラを入手してアジングで初めて使用した際には、その飛距離の伸びに驚愕し、全てのリールをステラに買い替えています。

今までであれば「このくらいのキャストであの辺に着水するな」と言う予想の随分先にルアーが着水するのです。

マジかよ。

より無音に近づいたノイズレスなキャストフィールも非常に気持ち良く、もうインフィニティループ非搭載のリールは使えなくなってしまいました。

しかし、そんなステラにここで問題が発生です。



逆回転

それは突然やってきました。

あれ?
なんかいつもとリールの感じが違うな。

んん?
もしかして逆転してる?

どのリールでもクラッチ部分にグリスが誤侵入すると起こる問題ではあるので、それほど驚くことではありません。

分解してパーツクリーナーでグリスを洗い流してやればすぐに解消されるはずです。

ステラはハンドルノブとラインローラーくらいしか分解した事がありませんが、マグシールドが搭載されているわけではないのでそれほど難しくはないでしょう。

今持っているドライバーだけでは対応できないため、追加でプラスドライバー000を購入しました。
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異音の原因特定

分解を初めてみると驚きの事実が判明しました。
日頃からリールを分解している人には当たり前の事なんだろうと思いますが、まさかあのベアリングが錆びているとは想像もしていませんでした。

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錆びていたのはローターナットの内部に収納されているベアリングでした。

そう言えば、以前は聞こえなかったシュルシュル音がするようになったなと思っていたので、その原因がついでに特定できてしまいました。

よく考えてみると、このローターの下にXプロテクトが入っていて、ハンドルノブのベアリングやラインローラーのベアリングのようにリールの外側に設置されたベアリングのため、手入れを怠れば錆びるのは当たり前です。

釣行後のドボン洗浄を繰り返したとしても、この部分はゴムのパッキンで水分が乾きにくく、見えない部分だから実はかなり塩に侵されやすく、錆びやすいベアリングだったのです。

ちなみに、Xプロテクトもマグシールドもこのベアリングの下に搭載されているので、シマノ、ダイワ関係なく守りの薄いこのベアリングが一番ダメージを受けやすい箇所です。

と言うのも、ラインローラーやハンドルノブのベアリングはみんな気にして綺麗に洗う努力をするし、定期的に注油するのですが、この部分は見逃されがちだからです。

私も分解してみるまで気が付きませんでした。

じゃあ綺麗に洗えば良いのでは?と思われるかもしれませんが、ここを綺麗にするとしたらナットを外してベアリングを取り外す必要があります。

流石に毎回そこまでできないので、私は異音が出たら定期的に安価なベアリングに交換する方法で対策する事にしました。

ローターナットベアリングのサイズです。
1000から3000MHGまでのステラは5✖️8✖️2.5のベアリング。
4000からC5000までのステラは6✖️10✖️3のベアリング。

「22ステラC2000SHG 展開図」などでgoogle検索すれば分かります。

異音が出ていないリールも含めてC2000とC3000のローターナットベアリングを交換出来るようにアマゾンで5つ注文しました。
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とりあえず、これで異音の問題は解決出来ました。

一つ懸念されるのは、シマノが純正品以外の使用を認めてくれないところです。
オイルやベアリングを交換しているとクレームがまず通りません。

その人の判断に委ねられる部分にはなりますが、安いベアリングではなく純正品を求める場合や、適当なベアリングではなく専門店のベアリングを求める場合はヘッジホッグスタジオが便利です。

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↑ベアリングのサイズ別に一覧表記してくれているので、必要なベアリングが一目瞭然です。

また、定期的に交換するとは言っても半年に1度とか、1年に一度とかそのレベルに抑えたいところです(安物では流石に無理か?)。

今まではケチって普通の純正オイルを使用していましたが、これからはより防錆性が高く、回転性能を向上させるザルスオイルをメインに使用する事にしました。

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さらに、異音と言えば定番のラインローラーのベアリングも塩ガミしやすい箇所になります。

Xプロテクトが搭載されているため、トラブルが減っているのは事実ですが、それでも釣行後の洗浄を怠ればすぐにダメになってしまいます。

釣行後は可能な限りすぐ洗う。
塩ガミが懸念される部分はより念入りに、より丁寧にしっかりと洗う。

基本的にはこの二つをしっかりやればほとんどメンテナンスは必要ありません。

私もローターナットベアリングはダメになっていましたが、ラインローラーは無事でした。

もしXプロテクト搭載のラインローラーのメンテナンスをする場合は、特殊撥水グリスが必要となります。

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このグリスを使用する箇所は基本的にはラインローラーのみとなります。
しかし、これも値段が高いと思われる場合にはベアリングと同様に代用品が存在します。

それが自転車用のフッ素グリス(BGR-001)です。
私も持っているのですがシマノと全く同じグリスに思えます。

私が手に入れたのはフライフィッシングでのフロータント(浮力剤)として使用するためでした。
一度付けるだけで不沈フライが出来上がり、24時間は余裕で浮き続けます。



さて、長くなりましたが、ここまでが偶然見つけた異音の原因と対策の話です。
さっさとクラッチを洗浄して逆回転を直しましょう。



クラッチ交換

当初、混入したグリスを洗い流すだけで終わると思っていた作業が結局部品交換する事になりました。

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これがローラークラッチ部分です。

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裏側はこんな感じです。

Xプロテクトとくっついているため、グリス対策のパーツクリーナーやオイルが撥水処理部分を洗い流し、Xプロテクトが死んでしまいました。
もしかすると、Xプロテクト部分だけ取り外しができるのかもしれません。

先ほどの特殊撥水グリスが塗られているわけではなく、何か別な撥水処理が施されているため一般人には撥水を復活させる事ができません。

従って、リールが逆回転を始めてしまったら①大人しくオーバーホールに出すか、②1265円で購入出来る「ローラークラッチ組」と言うパーツを入手して丸ごと交換する事になります。



私はいちいちオーバーホールに出してお金と時間を浪費するよりは、1週間ほどでパーツを手に入れて自分で交換する選択肢を選びました。

ちなみに、撥水処理がない状態で(Xプロテクト無効化)リールを組み上げてシャワーをかけてみると、見事に水が入り込んでいました。

Xプロテクトは見えない部分だから実感し難いのですが、確実に効果はあったと言う事です。



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スプールシャフト用六角レンチが必要です。
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分解が出来る人はこの小さなネジ(000)を取り除けばクラッチ部分が丸ごと外れるので、そのまま新しいローラークラッチ組に入れ替えるだけです。

もし、「Xプロテクトの事はどうでも良いから洗浄して直したい」と言う方がいたら、ローラークラッチはかなり細かいパーツが組み合わさって作られているため、しっかりと指で押さえバラバラにならないように気を付けて下さい。

小さなスプリング一個紛失するだけで機能が失われます。

購入した新しいクラッチと入れ替える場合も同様です。
くれぐれも作業は慎重に行いましょう。

私はこれらの作業で逆回転やベアリング不調による異音から解放されました。

逆回転の不安から解放され、負荷が掛かった時のノイズからも解放されて非常に気持ち良いステラに戻ったので一安心です。



それではまた。






最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。