こんにちは。Johnです。

今回は久しぶりにアジングに行ってきました。

私が近所で頑張ってメバルを釣っている間に、いつも釣りをしているあたりでは調子良くアジが釣れているようです。

誤解のないように言っておくとこの辺りではアジは一年中釣れます。

私自身、アジングに行ってアジが釣れなかった事はこれまでにないくらいのレベルです。

別に今だから特別よく釣れると言うわけではなく、「いつでも釣れるけれど、ちょっとだけサイズが良いみたい」と言う感じの意味になります。

でも、釣りの前に一つ言いたい事を言わせてください。

メバルが外道扱いされています。



メバルの外道化

メバルが外道!?
そんなバカなと思うかもしれませんが、昨今のアジングブームにより新規の釣り人が増えた結果、釣れたメバルを残念がる釣り人が増えています。

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また、それと同じく小さなアジ(10センチから15センチくらい)に人権のない状態が続いています。

例えば釣りビジョン、釣り雑誌、ユーチューブなどでそれなりに釣りの上手い人達がそのような発信の仕方をしているから、それを見て釣りを覚えた人が偏見を当たり前の価値観として覚えてしまったからです。

アジ釣りは正義であり、他の釣りはカス。
シーバス釣りは正義であり、他の釣りはカス。

こんな残念な釣り人もいます。
あなたはどうですか?

何十年も釣りをしてきたベテランが「アジを狙っているのにメバルが釣れちゃった」と感じるのは仕方のない事だし、私も似たような感想を持つと思います。

しかし、それは何十年も釣りをしてきた経験値があるから言える事です。

釣りを覚えたての初心者にいきなりそれを見せるべきではないと私は思いました。

何を釣っても良い、何が釣れても面白い。
それが本来の釣りであるはずだし、釣りを始めたての人が感じる事です。

それをちょっと釣りの経験が長い人が「それメバルだよ。アジじゃないね。」と言ってしまうと、一緒に釣りをしている初心者の人は「これじゃダメなんだ。喜べない魚なんだ。」と誤ったメッセージとして受け取ってしまいます。

これは絶対に良くない。
特にアジングはその傾向が強いように思います。

小さくてもアジはアジ。
ところが、釣りビジョンで所謂プロと呼ばれる人達は「豆アジだ」と言って喜ばない。

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何が釣れても喜べよ。
プロとしての自覚がないのだと思います。

狙った魚が釣れれば良いって物ではないのです。
釣りの楽しさを見ている人に伝えられなければその資格はありません。



ライトゲームの基本

アジやメバルを狙うライトゲームは、20年以上前?30年以上前?にジグヘッドにストローテールグラブを組み合わせたメバリングからスタートしました。

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それより昔から楽しんでいた人もいるかと思いますが、一般的に認知されるようになったのがその頃です。

当時はアジングなんてものはありませんでしたから、みんなメバルを狙っていました。

メバルを狙っていると、それに混じってアジが釣れる事が分かり、そこから派生したのが今で言うアジングです。

ちなみに、ストローテールグラブは当時のライトゲーマーなら全員所持していたくらいの必須アイテムでした。
今でも非常によく釣れるワームです。

基本的な動作は、投げて巻く。
ゆっくりとブレさせず、一定速度で巻き続ける。

これがライトゲームの基本です。

シーバスは10年以上やってました。
ブラックバスを学生の時にやってました。

みたいな人達は、一度教えれば簡単に覚えてしまいます。

ところが、最近ルアーフィッシングを覚えた人達はこれが出来ません。

本人は教えられた通りにしているつもりでも、ブレまくりだし、スピードにムラがあるのです。

さらに、ただ巻きが出来ないのにアジングでフォールの釣りに挑戦したりしています。

基本が出来ていないのに、いきなり応用編からスタートして釣りを覚えた人が、新型コロナの影響下で一気に増えた印象を受けます。

確か何年か前にもどこかで書いた覚えがありますが、ライトゲーム初心者は「投げて巻く」だけで魚を500匹以上釣ってから応用編に進むようにしましょう。

そうすれば基礎は勝手に身に付く上に、フォールの釣りの必要性も自然と気が付きます。

これも所謂プロと呼ばれる人達が変な教え方をするからいけない。

おそらく、彼らにも目的があるのです。

ただ巻きだけでも何も困らないくらいたくさんのアジやメバルが釣れる。
でも、フォールの釣りをするのであれば、今使っているこのロッドを使用しないと釣果が落ちますよ。
だから、このロッドを買いましょう。

自分が関わっているメーカーの道具を売るための誘導が一番の目的だと思われます。

だってよく考えてみてください。

ドラグをズルズルにするグリスを平気で売るようなメーカーですよ?(気が狂ってる)
正気とは思えません。
何も知らない初心者を食い物にしすぎです。

ではここで、何を参考にすれば良いのか。
何を目指せば良いのかの答えを提示しましょう。





詐欺師のようなプロ(笑)と比べるとただのおっさんにしか見えないかもしれませんが、基本に忠実なライトゲームを初心者にも分かりやすく教えてくれる人です。

大きな魚から小さな魚まで魚種を問わず、釣りを心から楽しんでいる釣り人です。

他にも素晴らしい釣り人がいるかもしれませんが、こんな人を参考に釣りを覚えましょう。

また、具体的にライトゲームが最も早く上達する方法も書いておきます。



上達方法

上級者の雰囲気を出して威張っている釣り人がバカにする「小さなアジ」「小さなメバル」をたくさん釣れば良いのです。

魚がいる事は前提として、常夜灯周辺であれば「投げて巻く」だけでたくさん釣れるはずです。

同じ魚ですからサイズの大小を問わず釣り方は同じです。
(魚に対して釣り針が大きすぎて掛からない問題はあります)

小さなアジを釣る練習は、そのまま尺アジを釣る練習になります。
メバルも同じです。

尺メバルは個体数が少なすぎてなかなか難しいと思いますが、尺アジはそれと比べればイージーです。

私が何度も言っているように魚は1匹釣れば経験値が1得られます。
大きさに関わらず経験値は1です。

この小さな魚でも一晩で100匹釣ろうとするとかなり苦労する事でしょう。
まずは20匹、次は30匹と言う感じで目標を決めて少しずつ前進し、一晩で50匹以上釣れるようになればもう一人前です。

おそらく、その頃には合計500匹以上釣れているのではないでしょうか。

私の言う「基本の釣り」の意味がわかるようになっているはずです。

上手いから魚がたくさん釣れるのではなく、魚をたくさん釣ったから上手くなったと言う過程を忘れないようにしましょう。

それを最高効率でやろうと思うとこの方法しかありません。





気が付けば随分長い文章になってしまったので、釣行の内容は次回に持ち越します。



それではまた。








最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。