こんにちは。Johnです。
カサゴと言えばボトム!
そう思っている方も多いと思います。
実際のところ、底にいる事が多い魚ですから間違っているわけではありません。
カサゴが海底にいる理由は二つあると思っていて、一つ目は外敵から身を隠すために障害物の隙間に入り込んでいる事、二つ目はホバリングして待機する習性がない事です。
ここで岸壁がどんな様子だったか思い出して欲しいのですが、牡蠣、フジツボ、イガイ、海藻が足元の壁際にたくさん生えているはずです。
さらに、堤防によってはオーバーハングしていたり、海水が通るように大きな穴が空いているところもあります。
こんなところってカサゴが身を隠すには十分なスペースがあると思いませんか?
私は以前カサゴを飼育していた事があるのですが、やはり基本的には底で大人しくしていました。
餌を食べる時だけ瞬間的に飛びついて、その後は再び水槽の底で待機モードになります。
水槽内に入れたエアポンプの機材の上で休んでいる事もありました。
つまり、体を乗せられるスペースがあれば海底である必要はないのです。
先ほど話した堤防際に住み着く様々な生物。
壁面は平ではなく定着した生物でボコボコに起伏があります。
身を隠すスペースがある、体を預けられる凹凸がある、ならば水面近くの壁面でも十分にカサゴが潜んでいる可能性があるのです。
特に夜や常夜灯が効いている時間帯、ベイトフィッシュがたくさんいる昼は上を意識したカサゴが実はたくさんいます。
そんなタイミングでは、ボトムに居座っているカサゴはどちらかと言うとやる気のない魚になります。
空腹である、ご飯が食べたいと思っているカサゴほど上へと意識が向くからです。
今回は、そんなカサゴを狙って明るい時間帯から夕方まで釣りをしてみました。
仕掛け
いつものライトゲームタックルです。
PE0.3号から0.4号、リーダー1.5号から2号程度で問題ありません。
ジグヘッドに適当なワームを組み合わせます。
ワームは長すぎるとフッキングミスが増えるので一口サイズかつ、アピールもしてくれる2インチくらいが良いでしょう。
耐久力があり、柔軟で食い込みの良いシラスビームなどがおすすめです。
ジグヘッドは軽い方がフォールスピード、食い込みの点から考えると良いです。
ただ、風や流れを考えると1.5gから2gほどがどんな時でも無難に使いやすいと感じています。
隙間に逃げ込もうとするカサゴを少々強引に引き上げるので、強度のある尺ヘッドがベストです。
基本的にいつものアジングタックルでそのまま楽しめるので、とりあえず今持っている道具で挑戦してみるのが良いでしょう。
釣ってみる
狙う場所は足元ギリギリ。
水面から数メートル下まで。
元々は、夜間にメバルを狙っていた時にロープとロープの間にいる群れをどうやって釣ろうか試行錯誤して生まれた釣り方です。
ロープがあるのでキャストは出来ないし、リトリーブも不可能。
だったら、足元に真っ直ぐ落として着底までの間になんとか誘って釣るしかない。
そんな状況で生み出されました。
まずロッドを少し高めに構えた状態でリグを落とし、着水した瞬間に指でラインを止めます。
リグを沈めるのはロッドティップをゆっくり下げていく事で行います。
不必要にラインは出さないし、リールも巻きません。
着水したらゆっくりと30センチティップを下げ、一旦止めて軽くチョンチョンと誘い、それからまた30センチ沈めます。
ロッドが下げられない位置に来たら、瞬間的にラインを出しながらロッドティップを高い位置に構えなおし、再び下げと誘いを繰り返していくのです。
早速釣れました。
やはりこの場所でこの釣り方をしている人はいないようです。
カサゴが釣れると持って帰る人が多いので、やり尽くされた釣り場では全く釣れないのがカサゴです。
アタリは、コツッと感じられる場合と、沈めていくリグがボトムでもないのに沈まなくなるパターンが多いです。
あれ?
沈まない?
と思ったら僅かにラインを張って生命感を確認してからフッキングします。
魚がヒットしたら潜られないように一気に巻き取りましょう。
幸い、ボトムよりは随分上なので余裕はあるはずです。
ボトムまでリグが届いたら回収して、1〜2メートル移動して再び投入します。
魚の密度が濃い常夜灯周辺では50センチ間隔で投入した方が数が釣れます。
この日はボトムでカサゴがヒットしたのは2回だけで、後は全て水面から3メートル以内でした。
一番魚が元気になるマズメの時間帯は特にイージーに釣れます。
もういくらでも釣れるぞと言うくらい簡単に釣れてくるカサゴ達。
ヘッドライトを持ってきていないので今日はこの辺りで終了としました。
平日も休日も人が多い人気ポイントですが、ボトム以外に潜むカサゴはまだたくさん残っていたようです。
こんな場所で釣れるカサゴは貴重なので全てリリースしています。
ロッド:ソアレエクスチューンS58SUL-S
リール:ステラC2000SHG
ライン:ザ・ワン0.3号
リーダー:プレミアムマックス2号
ジグヘッド:自作ジグヘッド
ワーム:シラスビーム
それではまた。
最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
カサゴと言えばボトム!
そう思っている方も多いと思います。
実際のところ、底にいる事が多い魚ですから間違っているわけではありません。
カサゴが海底にいる理由は二つあると思っていて、一つ目は外敵から身を隠すために障害物の隙間に入り込んでいる事、二つ目はホバリングして待機する習性がない事です。
ここで岸壁がどんな様子だったか思い出して欲しいのですが、牡蠣、フジツボ、イガイ、海藻が足元の壁際にたくさん生えているはずです。
さらに、堤防によってはオーバーハングしていたり、海水が通るように大きな穴が空いているところもあります。
こんなところってカサゴが身を隠すには十分なスペースがあると思いませんか?
私は以前カサゴを飼育していた事があるのですが、やはり基本的には底で大人しくしていました。
餌を食べる時だけ瞬間的に飛びついて、その後は再び水槽の底で待機モードになります。
水槽内に入れたエアポンプの機材の上で休んでいる事もありました。
つまり、体を乗せられるスペースがあれば海底である必要はないのです。
先ほど話した堤防際に住み着く様々な生物。
壁面は平ではなく定着した生物でボコボコに起伏があります。
身を隠すスペースがある、体を預けられる凹凸がある、ならば水面近くの壁面でも十分にカサゴが潜んでいる可能性があるのです。
特に夜や常夜灯が効いている時間帯、ベイトフィッシュがたくさんいる昼は上を意識したカサゴが実はたくさんいます。
そんなタイミングでは、ボトムに居座っているカサゴはどちらかと言うとやる気のない魚になります。
空腹である、ご飯が食べたいと思っているカサゴほど上へと意識が向くからです。
今回は、そんなカサゴを狙って明るい時間帯から夕方まで釣りをしてみました。
仕掛け
いつものライトゲームタックルです。
PE0.3号から0.4号、リーダー1.5号から2号程度で問題ありません。
ジグヘッドに適当なワームを組み合わせます。
ワームは長すぎるとフッキングミスが増えるので一口サイズかつ、アピールもしてくれる2インチくらいが良いでしょう。
耐久力があり、柔軟で食い込みの良いシラスビームなどがおすすめです。
ジグヘッドは軽い方がフォールスピード、食い込みの点から考えると良いです。
ただ、風や流れを考えると1.5gから2gほどがどんな時でも無難に使いやすいと感じています。
隙間に逃げ込もうとするカサゴを少々強引に引き上げるので、強度のある尺ヘッドがベストです。
基本的にいつものアジングタックルでそのまま楽しめるので、とりあえず今持っている道具で挑戦してみるのが良いでしょう。
釣ってみる
狙う場所は足元ギリギリ。
水面から数メートル下まで。
元々は、夜間にメバルを狙っていた時にロープとロープの間にいる群れをどうやって釣ろうか試行錯誤して生まれた釣り方です。
ロープがあるのでキャストは出来ないし、リトリーブも不可能。
だったら、足元に真っ直ぐ落として着底までの間になんとか誘って釣るしかない。
そんな状況で生み出されました。
まずロッドを少し高めに構えた状態でリグを落とし、着水した瞬間に指でラインを止めます。
リグを沈めるのはロッドティップをゆっくり下げていく事で行います。
不必要にラインは出さないし、リールも巻きません。
着水したらゆっくりと30センチティップを下げ、一旦止めて軽くチョンチョンと誘い、それからまた30センチ沈めます。
ロッドが下げられない位置に来たら、瞬間的にラインを出しながらロッドティップを高い位置に構えなおし、再び下げと誘いを繰り返していくのです。
早速釣れました。
やはりこの場所でこの釣り方をしている人はいないようです。
カサゴが釣れると持って帰る人が多いので、やり尽くされた釣り場では全く釣れないのがカサゴです。
アタリは、コツッと感じられる場合と、沈めていくリグがボトムでもないのに沈まなくなるパターンが多いです。
あれ?
沈まない?
と思ったら僅かにラインを張って生命感を確認してからフッキングします。
魚がヒットしたら潜られないように一気に巻き取りましょう。
幸い、ボトムよりは随分上なので余裕はあるはずです。
ボトムまでリグが届いたら回収して、1〜2メートル移動して再び投入します。
魚の密度が濃い常夜灯周辺では50センチ間隔で投入した方が数が釣れます。
この日はボトムでカサゴがヒットしたのは2回だけで、後は全て水面から3メートル以内でした。
一番魚が元気になるマズメの時間帯は特にイージーに釣れます。
もういくらでも釣れるぞと言うくらい簡単に釣れてくるカサゴ達。
ヘッドライトを持ってきていないので今日はこの辺りで終了としました。
平日も休日も人が多い人気ポイントですが、ボトム以外に潜むカサゴはまだたくさん残っていたようです。
こんな場所で釣れるカサゴは貴重なので全てリリースしています。
ロッド:ソアレエクスチューンS58SUL-S
リール:ステラC2000SHG
ライン:ザ・ワン0.3号
リーダー:プレミアムマックス2号
ジグヘッド:自作ジグヘッド
ワーム:シラスビーム
それではまた。
最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
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