こんにちは。Johnです。

今回は釣りに対する考え方の話になります。

しかし、単なる考え方の違いが技術や釣果に大きな影響を及ぼすので馬鹿にできません。

釣りが一向に上手くならない人の最大の特徴は釣りに行かない事です。

釣りに行きたい。
あれを釣りたい。
これを釣りたい。
こうすれば釣れるのに。

会話するとそのような言葉がその人の口から出てくる事が多いのですが、1ヶ月後、2ヶ月後に話をしても言葉だけで全く釣りに行っていないのです。

理由は、天候が悪いから、体調が悪いから、暑いから、寒いから、疲れているからなどです。

こんな人は釣りは下手くそですが、釣りに行かない理由探しに関しては上級者です。

私からするとあり得ない事です。
とても同じ釣り人とは思えません。

私は釣りに行かない理由など探しません。

それはもちろん、明日仕事だから今日の夜はやめておこうとか、発熱しているからやめておこうと言う日もあるのは理解しています。
そんな時は私も釣りに行きませんから。

重要なのは、釣りに行かない理由を探す事ではなく、どうすれば釣りに行ける時間を作れるのかを考える事です。

向こうからやって来てはくれません。
こちらから迎えに行ってやる必要があります。

来週釣りに行くために、やるべき事は今週中に終わらせておくのです。
そうやって釣りができる時間を作ります。

また、天候を理由に釣りに行かない人も多くいます。

風が強いから、雨が降っているからなどです。

風が強いのならそんな風の中でも釣りが出来るようにトレーニングを重ね、風の影響のない釣り場を探し、ゴアテックスのカッパを装着して釣りをすれば良いだけです。

私が思うに釣りが上手くならない人は、楽をして魚を釣りたいと考えている人が多いです。

そんな人に最適な釣り方があります。
サビキ釣りです。

釣りに初めて挑戦する幼稚園児からヨボヨボの80歳のお爺さんまで簡単に魚が釣れる方法です。

釣りに行かないのだから上手くなるはずがないのです。
釣りに行っていないのだから上手くなれるはずがないのです。

例えるなら、宝くじを買ってもいないのに「宝くじでも当たらないかな〜」と言っている人と同じです。
当たる確率は0%です。

例えば、食事制限と運動で誰でも無料で痩せられるのに、一切効果のない謎のサプリメントに手を出してしまう肥満人も同じ事です。
そんな甘えた考えで痩せられるはずがありません。

一方で釣りが上手い人と言うのは、時間とお金を惜しまず釣りに出かけ、自らの足で情報を集め釣り場を開拓し、「本当にこれで釣れるのだろうか?」と言う疑問を現場でしっかりと検証して自らの引き出しの一つにして来た人の事です。

上手いからたくさん魚が釣れるのではありません。
たくさんの魚を釣って来たから上手い釣り人になったのです。

そんな人は釣りに行かない理由など考えません。
どうしたら来週釣りに行けるのかを必死になって考えるのです。

釣りに行かなくて済む言い訳を考えるのはやめましょう。

しかし、その気持ちがわからなくもないのです。
社会に出て働くようになると「こんなに苦労しているのに努力しているのに給料はこれだけか」と厳しい現実を突きつけられた経験は誰でもあります。

特に日本は、努力したから給料が増える国ではないように私は感じています。
本来であれば頑張った分だけ評価されて給料が増えるべきなのですが、そうなっていません。

ところが釣りは違います。
努力した分、苦労した分、喜んだ分、悲しんだ分が全て経験として蓄積され、釣果の差となって表れるのです。

頑張っただけすごく素直な釣果の伸び方をします。

釣りだけは、あなたの努力を裏切る事はないのです。

もう一つ言うと、目的が釣る事ではなく食べる事になっている釣り人も上手くなれません。
魚を食べる事がダメなのではなく、あくまでも目的は魚を釣る事でなければいけません。

食べるだけならスーパーや市場で購入するのが一番コスパが良いです。

釣りをしていて一番気持ちの良い瞬間とは、「あそこに魚がいるからここにキャストしてこんな風に流せば釣れるはず」が見事的中した時です。

よっしゃ!
やっぱりいた!
思った通りだ!

これ以上の喜びはありません。

これを再び経験したいから今日もまた釣りに行くのです。

釣りを始めた当初は食べる事が目的でも良いと思います。
しかし、それが「食べれなくても良いから釣りたい」に変わらないとそこから先へは進めないのです。

言い訳をせず釣りに行きましょう。
釣りが上手くなりたいのなら。

釣りが上手くならなくて良い場合も、私に釣りに行かなかった理由を聞かせるのはやめてください。

The History of Lure Fishingなどもそう言う人は読まないです。




それではまた。








最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。