こんにちは。Johnです。

オオモンハタからの反応が非常に良かったマックスセント。
この辺りの海にはオオモンハタはいませんが、何か釣れるかもしれないので試してみる事にしました。

一番可能性が高いのはカサゴです。
他にはエソ?
とりあえずやるだけやってみましょう。



まずはメタルマル

確か去年の夏は、たくさんのイワシで埋め尽くされていたこの場所。
今年はかけらも見当たりません。

あらら・・・。
もう少しベイトがいる予定だったんだけどな。

干潮近くの真っ昼間。
魚に食い気があるのか確かめるために、メタルマルで周辺をスピーディに探ってみる事にしました。



フルキャストして着底後にジャーク3回からのテンションフォール。

これをするだけでカサゴやエソはイチコロです。

P8178227

お、釣れるじゃないか。

釣り人が誰一人おらず、ベイトも見えないので少し心配しましたが、魚はいるようです。

じゃあ今度はマックスセントを試してみよう。



厳しくても釣れる

決してイージーな状況ではありません。
しかし、これだけ臭くてよく動くランチワームなら魚を連れて来てくれるはず。



そう信じてキャストを繰り返します。

シンカーは丸オモリ5号(18g)をバレットシンカーの代わりに使いました。
海ではこっちの方が絶望的な根掛かりが少ないです。

フックは4/0か3/0ですが、私の所持している他のワームにも使える3/0を選んでいます。

フルキャストして着底後にズル引き、チョンチョンからのテンションフォール、ジャーク2回からのテンションフォールで魚からの反応を待ちます。

コンッ!
プルプルプル!

結構アタリがあるぞ。
流石マックスセント。

何が食っているのかと思ったらこいつでした。

P8178228
P8178229

この小さい口に3/0のフックが奇跡的に掛かっていました。

この時期、この時間帯にズル引きやチョンチョン程度の動かし方だとどうしてもイソベラの猛攻にあってしまうようです。

ジャーク2回、もしくは3回からのテンションフォールを中心に攻める事にしました。

すると、ゴンゴンゴンッとアタリ。

なんか来たぞ。

P8178230

まさかのタイでした。
真鯛じゃないよ。

P8178231

マダイとそれによく似たチダイと言う魚がいます。
見分け方は尻尾の縁が黒くなっているのがマダイ、そうでないのはチダイです。

チダイが釣れると言う事は、マダイがいればマダイが釣れます。

この釣り方だとイソベラにも突かれる事もないし、チダイが釣れたのでそのまま続けます。

ゴゴゴゴ!

来た。
何だ?

P8178232

でっかいエソでした。

最悪の潮位と時間帯でも結構楽しめました。



秘密兵器マックスセント



これまでのガルプはスポンジ状のボディを採用してそれにエキスを吸わせる方法で作られていました。
それ故にボディに柔らかさがなく、乾くとカピカピになって使えなくなると言う弱点がありました。

それらが全て解消されたのがマックスセントです。
普通のワームにあの強烈なエキスが染み込んでいると考えると良いでしょう。

数時間釣りを続けてもワームの匂いは健在です。

すごく使いやすくなりました。

P8198234
P8198238

断面を見てみると臭い汁が滲み出しています。
室内や車内でパッケージを開けるのはやめましょう。

魚は離れたところからワームを見つけて近寄ってくるのですが、その時に魅力的な柔らかいプルプルとしたアクションがなければ集魚効果が半減してしまいます。

味と匂いが効果を発揮するのは近寄って来た後の話です。

これまでのガルプは柔らかさが出にくいワームでした。
アクションが微妙だったのです。

それらの弱点を克服すべく誕生したマックスセントはプルプルボディで魚を寄せて、その強烈な匂いでバイトを誘発し、魅力的な味でもう魚はワームを離しません。

最初は視覚で、次は嗅覚で、最後は味覚で勝負を仕掛けます。

現時点での最強ワームです。



最後に、ガルプに劣る点があるとすればそれは生分解性ワームではない事です。

プラスチックが分解されないと言う話は、まだそれらを分解するバクテリアが発見されていなかった時代のものです。
しかし、だからと言って水中にワームを長期間放置して良いわけではありません。

少しでも早く、環境に負荷を掛けずに消えてなくなってくれる方が良いのです。

ガルプは生分解性ワームでした。
マックスセントは違います。

見方によっては、「一度使ったワームを再びパッケージに戻しても大丈夫になった」と前向きに考える事も出来ます。






ロッド:セフィアエクスチューン82L
リール:ステラC3000XG
ライン:セフィア8+0.5号
リーダー:グランドマックスFX2.5号
ルアー:ランチワーム、メタルマル



それではまた。








最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。