こんにちは。Johnです。
愛用しているワールドシャウラ2832よりも1パワー低めの2831。
シマノのホームページでは5gから15gが適正ルアーウェイトと表記されており、それを信じて購入したところある意味裏切られました。
5gから15g?
いやいや普通に30gフルキャスト出来るんだが?
ワールドシャウラ2832がもういらないのでは?と思えてしまうくらい幅広いルアーを扱えました。
それもそのはず。
だって、スコーピオンの中身はワールドシャウラだから。
現行のワールドシャウラは、スーパーレッドと呼ばれる美しい赤いロッドです。
最近では、さらにその上にリミテッドが登場しました。
スコーピオンの中身がシャウラってどう言うことだ?
旧ワールドシャウラの見た目、グリップデザインを変更したものがスコーピオンです。
かつて一世を風靡したブルーのワールドシャウラのブランクスがそのまま使用されています。
新しいロッドを作る時には、様々な種類のカーボンを重ね合わせて何度もテストを繰り返し、最適と思われるバランスに仕上げてから発売となるわけですが、その過程で相当な労力とコストが掛かってしまいます。
我々が病気の時に使用する薬も同じです。
何年、何十年も時間をかけて動物実験から、実際に人間でテストするところまで全てクリアして初めて薬として使用できるのです。
発売までに掛かったコストが全て乗ってくるから、新薬は高いのです。
新型コロナの薬ゾコーバは5日分で5万円もします。
ブルーのワールドシャウラも、発売当初はそれらのコストを回収するための価格設定となっていましたが、現在は当時の設計図が残っているため、同じ物をより低コストで作る事が可能となったのです。
ジェネリック医薬品と同じです。
設計図通り作るだけ。
ジェネリックワールドシャウラが現在のスコーピオンです。
なんなら、グリップデザインは現行のワールドシャウラと同じ物ですから、ブルーのワールドシャウラよりも良い物だと言えます。


私が一番気に入っているのは、このコルクグリップです。
赤と黒のリング、スコーピオンの文字。
めちゃくちゃかっこいいです。
個人的に、コルクのストレートグリップが大好きです。


現行のワールドシャウラと異なる点としては、バット部分にカーボンテープがクロスされていません。

パーツで言うところのティップ側が1番、グリップ側が2番となっていて、1番には上から下までエックス状に巻かれているのですが、2番にはそれがありません。
シマノのロッド製法で最も特徴的なこのエックス状に巻かれたカーボンテープ。
実は2番も表面には施されていませんが、中身はエックス状に作られています。
1番は中身も外見もエックス状です。

他にもスコーピオンの特徴である赤と青のガイドラッピング。
これも非常に好きです。


また、当然ですがガイドは大きいものが取り付けられています。
ワールドシャウラやスコーピオンは、釣り方も対象魚も限定されていません。
ナイロンを使っても良いしPEを使っても良い。
池や川で使っても良いし、海で使っても良い。
そんな万能なロッドですから、使用するラインを極細に限定するような極小ガイドは似合いません。
使う人次第で様々な使い方ができるロッドに仕上がっています。
私は、アジングとエギング以外のショアからの釣りは、全てワールドシャウラとスコーピオンを使用しています。
実際使っている人ならわかると思いますが、専用の道具が必要な特殊な釣り以外は餌釣りからルアーフィッシングまで全て対応可能です。
しかも快適に。

ティップはしっかりと硬めの作りになっています。
ティップがふにゃふにゃだとルアーの飛距離が出ませんし、扱えるルアーの幅が狭くなってしまいます。
良く飛んで、幅広いルアーが扱える絶妙な硬さに仕上がっています。
一般的なルアーメーカーなら7gから28gと表記するのではないでしょうか。
実際30gのタイラバを数時間投げ続けても、青物用トップウォーターを投げても不安を感じる事はありませんでした。
「え?これもうワーシャ2832いらなくね?」と思ったくらいです。
2832と用途が完全に被っています。
確かに比べると若干ティップは柔らかめなのですが、使用感はほとんど変わりません。
皆さんが想像するのに一番近いものがおそらくシーバスロッド(ML)だと思います。
対象魚としては、チヌ、マダイ、マゴチ、ヒラメ、シーバス、小型青物(3キロ程度まで)、白鮭、カラフトマス、大型トラウト、この辺りが楽しめるくらいの強さがあります。
あくまでも私の知る範囲での目安です。
ちなみに、2831と2832は実際にはほぼ同じ重量のルアーを扱えますが、ここで選ぶ基準となるのが自分が良く使うルアーの重量になります。
例えば、30g前後の鉄板バイブを良く投げたり、同じくらいのメタルジグを投げる機会が多いなら2832がベストです。
一方、10gから20g程度のミノーを中心に扱う場合は2831を選びましょう。
2831でも30gの鉄板バイブは問題なく投げられるのですが、投げやすさに差が出ます。


どうですか、ステラと組み合わせた時のこの美しさ。
ステラだけはフロントグリップをねじ込んでも隙間が空かないように、ジャストフィットで設計されています。
正直、ワールドシャウラじゃなくても全然良いと思います。
何一つ不自由しないし、ワールドシャウラでなければならない理由も、使っていて思い付きませんでした。

バランスはこんなところです(150g)。
強くて軽いロッドと言うのは実はとても大事なところで、私も以前バランスを重視したツララと言うブランドのロッドを使っていたので良くわかるところですが、重すぎてトゥイッチすると手首が5分も保たないのです。
ワールドシャウラやスコーピオンなら問題なく続けられるこの動作が、重いロッドでは苦行と化します。
それを感じてから、私はツララロッドを全て手放しました。
投げて巻くだけの釣りならばツララは良いロッドですが、投げて巻けるしトゥイッチやジャークも出来るロッドの方が本来のルアーロッドだと悟ったからです。
ライトゲーム用のグルーヴィなどはそれほど重くないので、その点は支障なかったです。
長くなりましたが、結論はスコーピオンは素晴らしいロッドだと言う話です。
なんでも出来て、軽くて強い。
これがルアーロッドに求められる全てだと思います。
ワールドシャウラが高価すぎて手が出ないと言う方も、ジェネリックワールドシャウラなら可能性があるのではないでしょうか。
ワールドシャウラを現在3本所有していますが、全てジェネリックでも良かったなと今では感じています。
ダイコー、ウエダ、ダイワ、パームス、Gクラフト、オリムピックなど様々なロッドを使ってきた上で、最初からワールドシャウラ、スコーピオンを使っておけば良かったと、それならお金の無駄遣いをしなくて済んだと若干後悔しています。
スコーピオンと言う名のジェネリックワールドシャウラ。
個人的には、現行のワールドシャウラよりもオススメできる素晴らしいロッドです。
↑ワールドシャウラ2832のインプレはこちら。
それではまた。



最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
愛用しているワールドシャウラ2832よりも1パワー低めの2831。
シマノのホームページでは5gから15gが適正ルアーウェイトと表記されており、それを信じて購入したところある意味裏切られました。
5gから15g?
いやいや普通に30gフルキャスト出来るんだが?
ワールドシャウラ2832がもういらないのでは?と思えてしまうくらい幅広いルアーを扱えました。
それもそのはず。
だって、スコーピオンの中身はワールドシャウラだから。
現行のワールドシャウラは、スーパーレッドと呼ばれる美しい赤いロッドです。
最近では、さらにその上にリミテッドが登場しました。
スコーピオンの中身がシャウラってどう言うことだ?
旧ワールドシャウラの見た目、グリップデザインを変更したものがスコーピオンです。
かつて一世を風靡したブルーのワールドシャウラのブランクスがそのまま使用されています。
新しいロッドを作る時には、様々な種類のカーボンを重ね合わせて何度もテストを繰り返し、最適と思われるバランスに仕上げてから発売となるわけですが、その過程で相当な労力とコストが掛かってしまいます。
我々が病気の時に使用する薬も同じです。
何年、何十年も時間をかけて動物実験から、実際に人間でテストするところまで全てクリアして初めて薬として使用できるのです。
発売までに掛かったコストが全て乗ってくるから、新薬は高いのです。
新型コロナの薬ゾコーバは5日分で5万円もします。
ブルーのワールドシャウラも、発売当初はそれらのコストを回収するための価格設定となっていましたが、現在は当時の設計図が残っているため、同じ物をより低コストで作る事が可能となったのです。
ジェネリック医薬品と同じです。
設計図通り作るだけ。
ジェネリックワールドシャウラが現在のスコーピオンです。
なんなら、グリップデザインは現行のワールドシャウラと同じ物ですから、ブルーのワールドシャウラよりも良い物だと言えます。


私が一番気に入っているのは、このコルクグリップです。
赤と黒のリング、スコーピオンの文字。
めちゃくちゃかっこいいです。
個人的に、コルクのストレートグリップが大好きです。


現行のワールドシャウラと異なる点としては、バット部分にカーボンテープがクロスされていません。

パーツで言うところのティップ側が1番、グリップ側が2番となっていて、1番には上から下までエックス状に巻かれているのですが、2番にはそれがありません。
シマノのロッド製法で最も特徴的なこのエックス状に巻かれたカーボンテープ。
実は2番も表面には施されていませんが、中身はエックス状に作られています。
1番は中身も外見もエックス状です。

他にもスコーピオンの特徴である赤と青のガイドラッピング。
これも非常に好きです。


また、当然ですがガイドは大きいものが取り付けられています。
ワールドシャウラやスコーピオンは、釣り方も対象魚も限定されていません。
ナイロンを使っても良いしPEを使っても良い。
池や川で使っても良いし、海で使っても良い。
そんな万能なロッドですから、使用するラインを極細に限定するような極小ガイドは似合いません。
使う人次第で様々な使い方ができるロッドに仕上がっています。
私は、アジングとエギング以外のショアからの釣りは、全てワールドシャウラとスコーピオンを使用しています。
実際使っている人ならわかると思いますが、専用の道具が必要な特殊な釣り以外は餌釣りからルアーフィッシングまで全て対応可能です。
しかも快適に。

ティップはしっかりと硬めの作りになっています。
ティップがふにゃふにゃだとルアーの飛距離が出ませんし、扱えるルアーの幅が狭くなってしまいます。
良く飛んで、幅広いルアーが扱える絶妙な硬さに仕上がっています。
一般的なルアーメーカーなら7gから28gと表記するのではないでしょうか。
実際30gのタイラバを数時間投げ続けても、青物用トップウォーターを投げても不安を感じる事はありませんでした。
「え?これもうワーシャ2832いらなくね?」と思ったくらいです。
2832と用途が完全に被っています。
確かに比べると若干ティップは柔らかめなのですが、使用感はほとんど変わりません。
皆さんが想像するのに一番近いものがおそらくシーバスロッド(ML)だと思います。
対象魚としては、チヌ、マダイ、マゴチ、ヒラメ、シーバス、小型青物(3キロ程度まで)、白鮭、カラフトマス、大型トラウト、この辺りが楽しめるくらいの強さがあります。
あくまでも私の知る範囲での目安です。
ちなみに、2831と2832は実際にはほぼ同じ重量のルアーを扱えますが、ここで選ぶ基準となるのが自分が良く使うルアーの重量になります。
例えば、30g前後の鉄板バイブを良く投げたり、同じくらいのメタルジグを投げる機会が多いなら2832がベストです。
一方、10gから20g程度のミノーを中心に扱う場合は2831を選びましょう。
2831でも30gの鉄板バイブは問題なく投げられるのですが、投げやすさに差が出ます。


どうですか、ステラと組み合わせた時のこの美しさ。
ステラだけはフロントグリップをねじ込んでも隙間が空かないように、ジャストフィットで設計されています。
正直、ワールドシャウラじゃなくても全然良いと思います。
何一つ不自由しないし、ワールドシャウラでなければならない理由も、使っていて思い付きませんでした。

バランスはこんなところです(150g)。
強くて軽いロッドと言うのは実はとても大事なところで、私も以前バランスを重視したツララと言うブランドのロッドを使っていたので良くわかるところですが、重すぎてトゥイッチすると手首が5分も保たないのです。
ワールドシャウラやスコーピオンなら問題なく続けられるこの動作が、重いロッドでは苦行と化します。
それを感じてから、私はツララロッドを全て手放しました。
投げて巻くだけの釣りならばツララは良いロッドですが、投げて巻けるしトゥイッチやジャークも出来るロッドの方が本来のルアーロッドだと悟ったからです。
ライトゲーム用のグルーヴィなどはそれほど重くないので、その点は支障なかったです。
長くなりましたが、結論はスコーピオンは素晴らしいロッドだと言う話です。
なんでも出来て、軽くて強い。
これがルアーロッドに求められる全てだと思います。
ワールドシャウラが高価すぎて手が出ないと言う方も、ジェネリックワールドシャウラなら可能性があるのではないでしょうか。
ワールドシャウラを現在3本所有していますが、全てジェネリックでも良かったなと今では感じています。
ダイコー、ウエダ、ダイワ、パームス、Gクラフト、オリムピックなど様々なロッドを使ってきた上で、最初からワールドシャウラ、スコーピオンを使っておけば良かったと、それならお金の無駄遣いをしなくて済んだと若干後悔しています。
スコーピオンと言う名のジェネリックワールドシャウラ。
個人的には、現行のワールドシャウラよりもオススメできる素晴らしいロッドです。
↑ワールドシャウラ2832のインプレはこちら。
それではまた。


最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
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