こんにちは。Johnです。

最近はメバルと渓流ばかりなので、アジをたくさん釣りたいなとアジングに行ってきました。
もう既にアジはイージーに釣れるような時期になっているはずです。

人のいない場所で集魚灯を活用してみる事にしました。

集魚灯なしでもアジが釣れそうなポイントにも寄る予定で出発したのですが、この雨の中、干潮であるにも関わらず3組の釣り人がいます。

何事?
午前0時ですよ?
干潮ですよ?
雨ですよ?

こんな日もあるんだなと驚きながら本命ポイントへ向かいます。

到着したのは真っ暗闇の堤防です。

よしよし誰もいないぞ。

雲が薄いのか月明かりの影響が気になりますが、そんな事もあろうかと水中型集魚灯投光型集魚灯の2つを贅沢に使用して魚を集める計画です。


威力重視の水中型と、お手軽さ重視の投光型。

これから集魚灯を手にしてみようと考えている方には投光型がおすすめです。
お手軽でありながらしっかりと魚を集められる力があります。

誰もいない暗闇が自分だけの釣り場になるという点が、集魚灯を使用する最大のメリットです。
割り込まれる事もなく、トラブルを避けて釣りに集中できます。

準備は万全。
一つだけ心配なのは潮位の低さです。

瀬戸内海での干潮潮止まりは、経験した事がない人では想像出来ないほど魚が釣れなくなってしまいますが、なんとか集まって欲しいと言う願いも込めて2つの集魚灯を用意しました。

その場に魚がいるようなら30分もすれば集まってきます。

いない場合はそのまま明かりを灯し続けて回遊を待ちます。

私の狙いはあくまでもアジですが、残念ながらこの日集まってきたのはフグとシーバスでした。

フグは約30匹、シーバスは4匹です。
フグ多すぎでは?

干潮になると、そこに元々住んでいた魚以外は沖へ出ていってしまうのが瀬戸内海の干潮の恐ろしさです。

もしかして今日はダメか?
潮位がある程度上がる頃には、夜が明けて集魚灯の効果がなくなってしまいます。

タイミングが悪いのはわかっているので後は願うしかない。

もちろん、釣り人としてできる事はきちんと行います。

ジグヘッドにアジリンガープロを組み合わせて表層から30カウント下のボトムまで丁寧に探ります。


集魚灯で集結してくれたら大体ライズが始まるはずなので、それまでは我慢です。
厳しい時ほどボトムを中心に狙うのです。

コッ・・・

ん?
アタリか?
何かいるぞ。

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あ、あなたでしたか。

正体はアカメバルでした。

表層でバシバシ釣れるクロメバルと違って、カサゴのようにボトムやストラクチャー付近に生息しているメバルです。

何も釣れないよりはマシか・・・。

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と思ったら次にヒットしたのはネンブツダイ。

これは・・・今日は無理なのでは?
そう思ってしまうくらい厳しい状況です。

もしアジがいるならアカメバルやネンブツダイよりも先に釣れるのがアジという魚です。
全く難しい魚ではありません。

釣りを始めたばかりの人が難しく感じるのは、魚がいないところで無理して釣りをするからです。
この日の私のように。

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あ、まただ。

ここで気が付きました。

アジは寄ってこないけれど、代わりにボトムのアカメバルが堤防際に浮いてきている。

以前紹介した、「カサゴを根こそぎ釣る方法」と同じような状況が集魚灯によって作られていました。

どうせならクロメバルでもと思いましたが、どうやらここにはいないようです。

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居場所と釣り方さえわかれば釣るのは簡単です。
でも、アジが釣りたかったな〜

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そして、ついに空が明るくなってきました。
集魚灯的にも、仕事的にももうタイムリミットです。

潮も良い感じに動き出し、ようやくと言ったところですがもう釣りを終えるしかありません。

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最後の最後に執念のアジを釣り上げました。
サイズは悪くないし、痩せているわけでもないので美味しそうです。

ここで納竿。

タイミングさえ良ければたくさん釣れていた可能性が高いです。
潮位が高く、夜明けまで十分に時間のある日にリベンジしたいと思います。






ロッド:ソアレエクスチューンS58SUL-S
リール:ステラC2000SHG
ライン:ザ・ワン0.3号
リーダー:プレミアムマックス1号
ジグヘッド:自作ジグヘッド
ワーム:アジリンガー、シラスビーム



それではまた。








最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。