こんにちは。Johnです。
今回新しく発売されたカルカッタコンクエストMD。
使えるルアーの幅と飛距離、扱いやすさと言った点では23アンタレスDCMDが最高峰ですが、私には糸巻き量が足りませんでした。
18アンタレスDCMDを色々使ってみた結果、最終的にショアキャスティングの青物用プラッギングにしか使わなくなっていたからです。
ルアーの重さは28g以上を使用する事が多く、PE2号だとキャストの仕方や風などの影響で不意にバックラッシュした時に、バチッとラインが切れる経験をしてからはPE3号をメインに使うようにしています。
ルアーの重さが50gを超えてくる場合もあるため、気持ちとしては4号を使いたいところですが、残念ながらアンタレスでは糸巻き量が足りないので3号を使わざるを得ない状況です。
それでもPE3号130メートル程度しか巻けません。
鉄板バイブやメタルジグを投げようと思った時に、釣り場によってはラインが不足してしまうのです。
メタルジグはほぼ使わないとしても理想はPE4号を150メートル以上。
そんなリールを探して辿り着いたのがカルカッタコンクエストMDでした。
これだけ太糸が巻けるなら不安はありません。
中を見てみる
他の商品も発売延期を繰り返しているので、いつ手に入るだろうかと思っていると4月に無事手に入れる事が出来ました。
まずこのカルカッタコンクエストだけに許された金属にゴールドの輝きの美しさ。
アンタレスDCMDもシルバーだったらよかったのにと思います。
今回私が選んだのはロングハンドルモデルでした。
なぜかと言うと、大きめの青物がヒットした時にあまり走らせたくない状況、素早く寄せてしまいたい状況というのに何度か遭遇した事があり、そんな時にアンタレスだとハンドルを回せなかったのでそれを解消できればとの思いからです。
太糸がたっぷり巻ける深溝スプール。
遠心ブレーキをサポートするマグネットブレーキ。
遠心ブレーキ部分。
スプール交換、ベアリング注油にはネジを外してスプールを抜き取る必要があります。
強度や精度の関係で仕方がないとは言え、ワンタッチで簡単に外せるようにならないものだろうか。
スプールの取り外し方
コンクエストMDのスプールの取り外しには2つの注意点があります。
一つ目は、ネジの紛失。
二つ目は、なかなか外せないので力を入れてしまいパーツを破損させてしまう。
釣行後に洗って干すだけならここを取り外す必要はないのですが、注油する際にどうしてもスプールを抜かなくてはいけません。
私も何度か慣れるためにスプールを取り外してみたところ、難易度が非常に高く感じられました。
もしかすると個体差でスッと軽い力で抜き取れるものがあるのかも知れませんが、この感じだといつか壊します。
という事で安全策を試みます。
まず説明書にも書いてある通り、スプールの取り外しには矢印部分のネジを全部で2つ外さなければなりません。
ネジを取ってから引っ張れば外れると書いてあるのですが、これがなかなか外れません。
力任せにするとレベルワインドを連動させているプラスチックのギヤが破損する可能性があります。
そこで邪魔なパーミングカップを外してしまいます。
ネジ一つで固定さてれているだけなので簡単に外せます。
くれぐれも紛失には注意しましょう。
パーミングカップを開けたり閉じたりするためのパーツも取り外しておきます。
ここまでくれば誰でも簡単にズボッと抜き出せるはずです。
組み立てる時は逆の手順で良いのですが、パーミングカップの取り付けにちょっとしたコツが必要です。
非常に簡単です。
パーミングカップはこの向きで取り付けてネジで固定するだけなのですが、この時ネジを超ゆるゆるにしておきます。
完全に締めてしまうと突起が引っ掛かってパーミングカップが元の位置に戻りません。
ゆるゆるにしておくことでカップを持ち上げて突起を乗り越える事が出来ます。
後はネジをしっかり締めて完了です。
この方法であれば力任せにスプールを取り外した結果、リールを壊してしまうという事も無くなるはずです。
実際に使ってみて
まだ試し投げ程度ですが、ガタが非常に少なく28g以上のルアーに関しては18アンタレスDCMDと同じかそれ以上飛んでいるのではないかと思えるくらい快適に扱えます。
レベルワインド連動のため放出されるラインの抵抗も非常に少なく感じられます。
キャスト可能な最低重量は15gから、そこから重いほど気持ちよく飛ばせるようになります。
ただ、コンクエストMDを求めている人はまず28g以上のルアーを太いラインで飛ばしたい方だと思われるので、ルアー重量の心配は無用でしょう。
ブレーキ設定は遠心ブレーキを1つ、2つオンにして後はマグネットブレーキのみで調節しただけで全く問題ありませんでした。
ポイントとしてはマグネットブレーキを使用する事で調節は楽になるものの、極力遠心ブレーキだけで設定した方が飛距離が出ます。
空気抵抗の大きなルアーや、飛行姿勢が安定しない物に関しては遠心ブレーキが3つ以上必要になる場合も出てくると思います。
持ちやすいし、ブレーキ調整も楽でよく飛ぶのでかなり満足しています。
この付属しているリールカバーも使いやすいです。
移動の時はリールカバーとして使い、釣りをしている最中にどうしても地面にリールを置かなければならない場合はリールの座布団代わりになります。
釣行時の注意事項としてバックラッシュしてしまった時などは、レベルワインドの動作とラインの放出位置がずれてしまう事があります。
軽くキャストしてシンクロさせてからフルキャストしないと再びバックラッシュします。
洗い方
また、釣行後の洗浄方法はこれまでのリールと全く同じです。
糸が太いためか、キャストの度に相当な量の海水でリールもロッドも手もビショビショになってしまうため、バケツに水を溜めて突っ込む方法が洗い方としては簡単で確実です。
こればっかりはベイトリールの宿命と言っても良いでしょう。
淡水で使うだけなら洗わなくてもほとんど影響はないのですが、海水は一度でも洗浄をサボるとリールに致命的なダメージを与えてしまいます。
実際に海でベイトリールを使っている人はわかると思いますが、中まで完璧に洗えていないと翌日にはジャリジャリ、シャーシャーと異常が出始めます。
私はもうこの方法以外では洗浄する気にはなれません。
コンクエストは水抜き穴が一つしかないため、その穴が上を向くようにして水に突っ込むと空気が抜けて隅々まで洗浄が可能です。
それではまた。
最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
今回新しく発売されたカルカッタコンクエストMD。
使えるルアーの幅と飛距離、扱いやすさと言った点では23アンタレスDCMDが最高峰ですが、私には糸巻き量が足りませんでした。
18アンタレスDCMDを色々使ってみた結果、最終的にショアキャスティングの青物用プラッギングにしか使わなくなっていたからです。
ルアーの重さは28g以上を使用する事が多く、PE2号だとキャストの仕方や風などの影響で不意にバックラッシュした時に、バチッとラインが切れる経験をしてからはPE3号をメインに使うようにしています。
ルアーの重さが50gを超えてくる場合もあるため、気持ちとしては4号を使いたいところですが、残念ながらアンタレスでは糸巻き量が足りないので3号を使わざるを得ない状況です。
それでもPE3号130メートル程度しか巻けません。
鉄板バイブやメタルジグを投げようと思った時に、釣り場によってはラインが不足してしまうのです。
メタルジグはほぼ使わないとしても理想はPE4号を150メートル以上。
そんなリールを探して辿り着いたのがカルカッタコンクエストMDでした。
これだけ太糸が巻けるなら不安はありません。
- 太糸がたっぷり巻ける
- Xプロテクト
- インフィニティドライブ
- ドラグサウンド
中を見てみる
他の商品も発売延期を繰り返しているので、いつ手に入るだろうかと思っていると4月に無事手に入れる事が出来ました。
まずこのカルカッタコンクエストだけに許された金属にゴールドの輝きの美しさ。
アンタレスDCMDもシルバーだったらよかったのにと思います。
今回私が選んだのはロングハンドルモデルでした。
なぜかと言うと、大きめの青物がヒットした時にあまり走らせたくない状況、素早く寄せてしまいたい状況というのに何度か遭遇した事があり、そんな時にアンタレスだとハンドルを回せなかったのでそれを解消できればとの思いからです。
太糸がたっぷり巻ける深溝スプール。
遠心ブレーキをサポートするマグネットブレーキ。
遠心ブレーキ部分。
スプール交換、ベアリング注油にはネジを外してスプールを抜き取る必要があります。
強度や精度の関係で仕方がないとは言え、ワンタッチで簡単に外せるようにならないものだろうか。
スプールの取り外し方
コンクエストMDのスプールの取り外しには2つの注意点があります。
一つ目は、ネジの紛失。
二つ目は、なかなか外せないので力を入れてしまいパーツを破損させてしまう。
釣行後に洗って干すだけならここを取り外す必要はないのですが、注油する際にどうしてもスプールを抜かなくてはいけません。
私も何度か慣れるためにスプールを取り外してみたところ、難易度が非常に高く感じられました。
もしかすると個体差でスッと軽い力で抜き取れるものがあるのかも知れませんが、この感じだといつか壊します。
という事で安全策を試みます。
まず説明書にも書いてある通り、スプールの取り外しには矢印部分のネジを全部で2つ外さなければなりません。
ネジを取ってから引っ張れば外れると書いてあるのですが、これがなかなか外れません。
力任せにするとレベルワインドを連動させているプラスチックのギヤが破損する可能性があります。
そこで邪魔なパーミングカップを外してしまいます。
ネジ一つで固定さてれているだけなので簡単に外せます。
くれぐれも紛失には注意しましょう。
パーミングカップを開けたり閉じたりするためのパーツも取り外しておきます。
ここまでくれば誰でも簡単にズボッと抜き出せるはずです。
組み立てる時は逆の手順で良いのですが、パーミングカップの取り付けにちょっとしたコツが必要です。
非常に簡単です。
パーミングカップはこの向きで取り付けてネジで固定するだけなのですが、この時ネジを超ゆるゆるにしておきます。
完全に締めてしまうと突起が引っ掛かってパーミングカップが元の位置に戻りません。
ゆるゆるにしておくことでカップを持ち上げて突起を乗り越える事が出来ます。
後はネジをしっかり締めて完了です。
この方法であれば力任せにスプールを取り外した結果、リールを壊してしまうという事も無くなるはずです。
実際に使ってみて
まだ試し投げ程度ですが、ガタが非常に少なく28g以上のルアーに関しては18アンタレスDCMDと同じかそれ以上飛んでいるのではないかと思えるくらい快適に扱えます。
レベルワインド連動のため放出されるラインの抵抗も非常に少なく感じられます。
キャスト可能な最低重量は15gから、そこから重いほど気持ちよく飛ばせるようになります。
ただ、コンクエストMDを求めている人はまず28g以上のルアーを太いラインで飛ばしたい方だと思われるので、ルアー重量の心配は無用でしょう。
ブレーキ設定は遠心ブレーキを1つ、2つオンにして後はマグネットブレーキのみで調節しただけで全く問題ありませんでした。
ポイントとしてはマグネットブレーキを使用する事で調節は楽になるものの、極力遠心ブレーキだけで設定した方が飛距離が出ます。
空気抵抗の大きなルアーや、飛行姿勢が安定しない物に関しては遠心ブレーキが3つ以上必要になる場合も出てくると思います。
持ちやすいし、ブレーキ調整も楽でよく飛ぶのでかなり満足しています。
この付属しているリールカバーも使いやすいです。
移動の時はリールカバーとして使い、釣りをしている最中にどうしても地面にリールを置かなければならない場合はリールの座布団代わりになります。
釣行時の注意事項としてバックラッシュしてしまった時などは、レベルワインドの動作とラインの放出位置がずれてしまう事があります。
軽くキャストしてシンクロさせてからフルキャストしないと再びバックラッシュします。
洗い方
また、釣行後の洗浄方法はこれまでのリールと全く同じです。
糸が太いためか、キャストの度に相当な量の海水でリールもロッドも手もビショビショになってしまうため、バケツに水を溜めて突っ込む方法が洗い方としては簡単で確実です。
こればっかりはベイトリールの宿命と言っても良いでしょう。
淡水で使うだけなら洗わなくてもほとんど影響はないのですが、海水は一度でも洗浄をサボるとリールに致命的なダメージを与えてしまいます。
実際に海でベイトリールを使っている人はわかると思いますが、中まで完璧に洗えていないと翌日にはジャリジャリ、シャーシャーと異常が出始めます。
私はもうこの方法以外では洗浄する気にはなれません。
コンクエストは水抜き穴が一つしかないため、その穴が上を向くようにして水に突っ込むと空気が抜けて隅々まで洗浄が可能です。
それではまた。
最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
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