こんにちは。Johnです。

リトリーブは当然として、フォール時の姿勢も美しいものが欲しい。
そう考えてフライをタイイングし続けていました。

そしてようやく納得のいくフライに辿り着きました。

P2217725
P2227726
P2227727
P2227728
P2227729
P2227730
P2227731
P2247745

魚を騙しやすいナイトゲーム、見切られやすいデイゲームでも申し分のない釣果を得られています。



タイイング

フライは所謂クレイジーチャーリー系に落ち着きました。
フックは自作カブラで実績のあるTMC2499SPの14番から10番を使用しています。


P2157706

透明感とエビ系の体節を再現するために100円ショップでガラスビーズを購入し使用しています。
このビーズの重さが程よく、小型のフライであればビーズヘッドにも使えます。

P2157707

テールを取り付けるあたりにスレッドで下巻きを行います。

P2157708

テールには世界一美しいモルフォ蝶の羽の輝きを再現したモルフォテックスの繊維を使用しています。
以前ティムコから発売されていましたが現在は入手がまず不可能なため、好みのマテリアルで問題ありません。

P2157709

余計な部分をカットし、ビーズが後ろへずれないように盛り上げるようにスレッドを巻き留めておきます。

P2157710

次はヘッド部分にチェーンボールを取り付けます。
キーホルダーに使われているアレです。
100円ショップに売っています。

P2157711

ボディのビーズに合わせてピンクのチェーンボールにしてみました。
しっかりと巻き留めて、ハーフヒッチかウィップフィニッシャーで解けないように結んでおきます。

P2157712

裏返してチェーンボールとビーズの間に巻き留めます。

P2157713

余った部分も折り返して一緒に巻き留めます。

P2157714

モルフォファイバーの長さはフライのバランスや好みに応じてカットして整えます。

P2157715

背中にUVレジンを乗せてさらに透明感を増してみました。
釣り用のレジンは速乾性がありますが、非常に高価なため星の雫ソフトと言うアクセサリー用のレジンを使用します。


このレジンもUVライトを当てて30秒程度で硬化する優れものです。

P2157716
P2157717
P2157718
P2157719

エビにも小魚にも見える万能フライです。
ビーズの透明感と、自然界からヒントを得たモルフォファイバーの控えめだけれど細かな輝きがいかにも釣れそうです。

リトリーブでもフォールでもドリフトでも、1gから2g程度のキャロを使用してスピニングタックルで遊んでもいいし、フライタックルで楽しむのも良いでしょう。
水中でより良い姿勢を保つために、カブラのように結びコブで固定する方法をオススメします。






それではまた。








最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。