こんにちは。Johnです。

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カワハギ(ウマヅラハギ)でも釣れないものかと久々にエサ釣りしてみました。
結果はハギが釣れないどころか姿さえ確認できずに終わりました。

もう少し暖かくなったら再挑戦してみます。

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初心者の方と一緒にエソも釣りに行きました。
二人とも何度もエソをヒットさせたのですが、バラシの連続でキャッチできたのは1尾のみ。

夕方の入れ食いを期待して頑張りましたがその頃にはアタリも感じられずに終了です。

これ以上続けても何も釣れないので事前に動画で勉強してくるように伝えておいたキャスティングの練習をする事にしました。



ペンデュラムキャスト



予備知識として見てもらった動画がこれです。
いくつか見た中では、ペンデュラムキャストを覚えるのに最適な解説がされていると思います。

オーバーヘッドキャストができるなら軽めのルアーは全てそれでキャストしても良いのですが、アジングロッドでエギを投げたり20gまでと書いてあるロッドで40gのジグを投げたい時など、重いルアーや空気抵抗が大きなルアーをキャストするシーンで活躍してくれるのがペンデュラムキャストです。

私は何年か前に、意識せずに行っていたキャスティングを正しく覚えようと練習して出来るようになりました。
その時にはこんないい動画はなかったです。

初心者の方に実際にキャストしてもらい、間違っている部分を修正しながら完成に近付けていきます。

ペンデュラムキャストが出来る人にはあり得ない事ですが、初めて練習に取り組む場合はラインがティップに絡んで折れる事があるので注意しましょう。

ルアーが自分の前方から後方へと振り子の原理で移動し、そこから前方へとロッドを振って投げるのがペンデュラムキャストです。

出来ていない人は自分の後方へルアーが移動した時にラインに弛みが発生してる事が多いです。
これを何度も繰り返すとそのうちティップを折ってしまいます。

ラインにルアーがぶら下がっているわけですから振り子動作中のラインは常にピンと張っているのが普通です。
キャスティングを急ぐとこの弛み症状が出ます。

この日、まずはエギングロッドに3.5号のエギをセットしてシングルハンドで5メートル先の海面に撃ち込むことからスタートしました。
あくまでも例なので無理にそれらを用意する必要はありません。

両手で投げずに片手で投げるようにしているのは、ティップ破損等のトラブルを回避して正しいキャスティングを覚えてもらうためです。

ブランコが動くようにルアーが前から後ろへ移動するのをしっかり見てから目前の海面へと軽いキャストを繰り返し、感覚を覚えてもらいます。

そして、それが出来ているのを確認してから左手を使った引きを利用してもう少し離れたところへのキャストを繰り返します。

遠投のコツは右手で押し出す事ではなく左手で引く事です。
右手はおまけです。

ゆっくりゆったり、前から後ろへ移動するルアーを目で追いながら慌てず投げると上手くいくはずです。

実際、初心者の方は30分ほどで美しいフォームでペンデュラムキャストが出来るようになっています。

しっかりとルアーの軌道を目視で確認する事は後方での壁への激突や事故を防ぐ意味もあるため、必ず行いましょう。
ルアーを目で追うだけで投げられるようになる事もあります。

ただし、ペンデュラムキャストはあくまでも応用編の投げ方となります。
ルアーフィッシングの基本であるオーバーヘッドキャストを覚えて、しっかり慣れてから応用編に行くのが順序というものです。

初心者の方に私がルアーフィッシングを教えてから(夏頃から)今までオーバーヘッドキャスト以外の投げ方は一切許しませんでした。

左手を引いて投げる事を含めて基礎を身につけてもらうためです。

野球をこれから習い始めると言う時にいきなりホームランを打つ練習はしませんし、サッカーを始める時にドリブルも出来ないのにボレーシュートの練習をする人はいません。

走り込み、玉拾い、キャッチボール、リフティングなどの基礎にあたる部分がオーバーヘッドキャストです。
それが出来るようになってからペンデュラムキャストの練習に移りましょう。




↑村田基さんは毎年キャスティングの基礎を教えてくれます。



それではまた。








最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。