こんにちは。Johnです。
いつもの初心者の方が弁当に入れるアジが欲しいと言っていたので、爆風の中アジを釣りに行く事にしました。
寒波襲来で気温がガクッと下がり、強風。
こんな日に釣りに行く人はかなり少ないですが、この風だからこそよく釣れる場所が生まれます。
ようやく「投げて巻くだけのアジング」を覚えてもらえるのではと期待しての釣行です。
ただ巻きが大切
あらゆるルアーフィッシングの基本となるキャストしてただ巻き。
これをマスターして初めて初心者脱却となります。
慣れていない人にやらせるとどうしても腕でリールのハンドルを回すのでロッドティップがブレてしまいます。
それを手首でロッドティップを動かさずにリトリーブできる事。
ルアーを通す水深を固定するために一定のスピードで安定したリトリーブができる事。
リトリーブの最中に流れによって生じる重さの変化を感じられる事。
ここまで出来るようになればただ巻き、ステディリトリーブを覚えたと言えると私は考えています。
もちろん、キャストはきちんと出来る事が前提です。
この辺りにはありませんが、管理釣り場でスプーンをキャストしてニジマスを釣りまくるのが一番手っ取り早くキャストからリトリーブ、フッキング、魚とのやりとりまで覚える方法だと思われます。
管理釣り場はないのでアジかメバルで代用です。
釣り場は魚がたくさんいる事はもちろん、足場が低い事を条件に選びました。
アジプラッギング
風が強く、当初予定していた釣り場に先行者がいたためなんとか釣りが出来そうな場所を探して釣りをスタートしました。
初心者が準備をしている間にジグ単で魚のレンジを探っていると、表層で時々ライズが発生しているのを見かけました。
波飛沫がすごいので本当にライズか疑わしい気持ちもありますが、この風と波で絶対ここに魚はいると思える場所でリグを深く入れても反応が皆無だった事から「表層のただ巻きがベストである」と判断しました。
初心者の練習にはうってつけです。
ジグヘッドの重さとワームを指定してただ巻きだけで釣りをするように伝えます。
私はどうせ釣れるならプラグで釣りたかったのでそちらを試してみる事にしました。

最初のヒットはシュガーミノーのただ巻きでした。
思った通り魚は表層を意識しています。
ただ、ガツッと言う明確なバイトが少なくチッと擦れるようなアタリが多い事からベストではないと判断して、いろいろ試した結果最終的にジェイドに落ち着きました。


このジェイドもそれ以外のサスペンドルアー、フローティングルアーも全て完璧なサスペンドをするようにユーザー側で微調整する必要があります。
サスペンド仕様でもスナップやリーダー、塩分濃度などの影響でシンキングやフローティングになってしまう事が多く、製品化の時点で全てに対応する事は不可能だからです。
サスペンドチューンの方法は上記の記事を参考にしてください。
釣り場で作るのは面倒でも家で作れば楽です。
サスペンドルアーでアジやメバルを釣る使い方は簡単で、キャスト後に少しリトリーブして潜らせて10秒止める、その場で軽くトゥイッチをして再び10秒止めるを組み合わせるだけで魚が勝手に持って行きます。
コツとしては止めて待つ間にラインがダルンダルンになりすぎないように極々僅かに糸ふけだけ回収しておくとアタリ分かりやすく、フッキングまでのラグが少なくなります。




いくらでも釣れる状況です。
しかし、なぜか初心者の方が連れていなかったので「ワームだと釣れないのか?」と私もジグヘッドで試してみたところすぐにヒットしました。

つまり、釣れないのはただ巻きが出来ていないからです。
ジグヘッドの重さ、ワームが同じでラインもほとんど同じ物を使用しているので釣れないはずがないのですが、なぜ釣れないのかを見極めるためにその人の釣りを観察してみるとリトリーブがブレブレで全くただ巻きが出来ていませんでした。
この方にはこれまでに何度も、10回くらいはただ巻きを教えているのですがなかなか覚えてくれません。
今までに教えてきた人達はその日の内に出来るようになっていたので、ここまで出来ないのは初めての経験です。
教えている内に魚が少なくなってきたので移動を決断しました。
向かい風
今度は少し初心者には厳しめの向かい風のポイントになります。
ライトゲームで一番嫌なのは横風になりますが、一番魚が釣れないのは追い風、一番魚が釣れるのは向かい風です。
風が当たる面はプランクトンやベイトフィッシュが流れて溜まり、それを求めてアジが足元で乱舞します。
だから、それとは逆の追い風はキャストは楽ですが魚は薄くなる傾向にあります。
向かい風だからルアーは飛ばないかもしれませんが、魚が足元まで寄ってくれているので遠くへ飛ばす必要もないのです。
初心者の方もようやく理解してくれたのかアジを連発させていました。
私もこのたくさん釣れる状況でただ巻き用のワームをいろいろ試したところ、私の所持している物の中ではタイドカーリー2.8が最も魚からの反応が良く、壊れない事から効率良く魚を仕留める事が出来ました。


初心者の方がアジを連発させているワームもこれです。

そして、こんな大きなアジも顔を見せてくれました。
アベレージは22センチほどですが、中には大きなアジもいたようです。
これも向かい風だから釣れた魚です。
距離にして私から2メートルほどのところ、足元の水面直下でヒットしています。
この魚は是非寝かせてから食べるように伝えてこの日は終了としました。
そろそろただ巻きを覚えてくれただろうか。
ロッド:ソアレエクスチューンS58SUL-S
リール:ルビアス2000S-XH
ライン:アーマードF+Pro0.2号
リーダー:プレミアムマックス1号
ジグヘッド:自作ジグヘッド
ワーム:タイドカーリー、ジェイド
それではまた。



最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
いつもの初心者の方が弁当に入れるアジが欲しいと言っていたので、爆風の中アジを釣りに行く事にしました。
寒波襲来で気温がガクッと下がり、強風。
こんな日に釣りに行く人はかなり少ないですが、この風だからこそよく釣れる場所が生まれます。
ようやく「投げて巻くだけのアジング」を覚えてもらえるのではと期待しての釣行です。
ただ巻きが大切
あらゆるルアーフィッシングの基本となるキャストしてただ巻き。
これをマスターして初めて初心者脱却となります。
慣れていない人にやらせるとどうしても腕でリールのハンドルを回すのでロッドティップがブレてしまいます。
それを手首でロッドティップを動かさずにリトリーブできる事。
ルアーを通す水深を固定するために一定のスピードで安定したリトリーブができる事。
リトリーブの最中に流れによって生じる重さの変化を感じられる事。
ここまで出来るようになればただ巻き、ステディリトリーブを覚えたと言えると私は考えています。
もちろん、キャストはきちんと出来る事が前提です。
この辺りにはありませんが、管理釣り場でスプーンをキャストしてニジマスを釣りまくるのが一番手っ取り早くキャストからリトリーブ、フッキング、魚とのやりとりまで覚える方法だと思われます。
管理釣り場はないのでアジかメバルで代用です。
釣り場は魚がたくさんいる事はもちろん、足場が低い事を条件に選びました。
アジプラッギング
風が強く、当初予定していた釣り場に先行者がいたためなんとか釣りが出来そうな場所を探して釣りをスタートしました。
初心者が準備をしている間にジグ単で魚のレンジを探っていると、表層で時々ライズが発生しているのを見かけました。
波飛沫がすごいので本当にライズか疑わしい気持ちもありますが、この風と波で絶対ここに魚はいると思える場所でリグを深く入れても反応が皆無だった事から「表層のただ巻きがベストである」と判断しました。
初心者の練習にはうってつけです。
ジグヘッドの重さとワームを指定してただ巻きだけで釣りをするように伝えます。
私はどうせ釣れるならプラグで釣りたかったのでそちらを試してみる事にしました。

最初のヒットはシュガーミノーのただ巻きでした。
思った通り魚は表層を意識しています。
ただ、ガツッと言う明確なバイトが少なくチッと擦れるようなアタリが多い事からベストではないと判断して、いろいろ試した結果最終的にジェイドに落ち着きました。
このジェイドもそれ以外のサスペンドルアー、フローティングルアーも全て完璧なサスペンドをするようにユーザー側で微調整する必要があります。
サスペンド仕様でもスナップやリーダー、塩分濃度などの影響でシンキングやフローティングになってしまう事が多く、製品化の時点で全てに対応する事は不可能だからです。
サスペンドチューンの方法は上記の記事を参考にしてください。
釣り場で作るのは面倒でも家で作れば楽です。
サスペンドルアーでアジやメバルを釣る使い方は簡単で、キャスト後に少しリトリーブして潜らせて10秒止める、その場で軽くトゥイッチをして再び10秒止めるを組み合わせるだけで魚が勝手に持って行きます。
コツとしては止めて待つ間にラインがダルンダルンになりすぎないように極々僅かに糸ふけだけ回収しておくとアタリ分かりやすく、フッキングまでのラグが少なくなります。




いくらでも釣れる状況です。
しかし、なぜか初心者の方が連れていなかったので「ワームだと釣れないのか?」と私もジグヘッドで試してみたところすぐにヒットしました。

つまり、釣れないのはただ巻きが出来ていないからです。
ジグヘッドの重さ、ワームが同じでラインもほとんど同じ物を使用しているので釣れないはずがないのですが、なぜ釣れないのかを見極めるためにその人の釣りを観察してみるとリトリーブがブレブレで全くただ巻きが出来ていませんでした。
この方にはこれまでに何度も、10回くらいはただ巻きを教えているのですがなかなか覚えてくれません。
今までに教えてきた人達はその日の内に出来るようになっていたので、ここまで出来ないのは初めての経験です。
教えている内に魚が少なくなってきたので移動を決断しました。
向かい風
今度は少し初心者には厳しめの向かい風のポイントになります。
ライトゲームで一番嫌なのは横風になりますが、一番魚が釣れないのは追い風、一番魚が釣れるのは向かい風です。
風が当たる面はプランクトンやベイトフィッシュが流れて溜まり、それを求めてアジが足元で乱舞します。
だから、それとは逆の追い風はキャストは楽ですが魚は薄くなる傾向にあります。
向かい風だからルアーは飛ばないかもしれませんが、魚が足元まで寄ってくれているので遠くへ飛ばす必要もないのです。
初心者の方もようやく理解してくれたのかアジを連発させていました。
私もこのたくさん釣れる状況でただ巻き用のワームをいろいろ試したところ、私の所持している物の中ではタイドカーリー2.8が最も魚からの反応が良く、壊れない事から効率良く魚を仕留める事が出来ました。
初心者の方がアジを連発させているワームもこれです。

そして、こんな大きなアジも顔を見せてくれました。
アベレージは22センチほどですが、中には大きなアジもいたようです。
これも向かい風だから釣れた魚です。
距離にして私から2メートルほどのところ、足元の水面直下でヒットしています。
この魚は是非寝かせてから食べるように伝えてこの日は終了としました。
そろそろただ巻きを覚えてくれただろうか。
ロッド:ソアレエクスチューンS58SUL-S
リール:ルビアス2000S-XH
ライン:アーマードF+Pro0.2号
リーダー:プレミアムマックス1号
ジグヘッド:自作ジグヘッド
ワーム:タイドカーリー、ジェイド
それではまた。


最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
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