こんにちは。Johnです。

また一気に冷え込むらしい。

そんな天気予報を見て今年最後かもしれないメッキアジを狙いに行ってきました。



ライズが散見

夏頃から小さなベイトが付近を彷徨いている漁港を釣り場にきめて、午前中には到着するように家を出ました。
たくさんのメッキアジとその餌となるベイトがいる場所であれば一日中捕食している事が多いので、そこまで時間はシビアではありません。

到着してみるとサビキでアジを狙っている人がいたのでラインがクロスしない、先行者の邪魔にならない立ち位置・距離で釣りをスタートします。

海面では時々メッキアジのライズが発生しています。
一見するとメッキの姿は見えないのですが、ベイトがテトラ際を通過する時に下から一気に突き上げるように捕食しています。

ルアーは定番のシュガーミノー50Sを選びました。



特にこれでないといけないわけではないのですが、昔からのロングセラーミノーで魚種を問わずよく釣れる絶対の信頼感があります。

今回の場合はベイトが通るコースの下にメッキが潜んでいるため、そこをトゥイッチしながら通します。
投入するベストなタイミングは捕食が始まった時です。

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早速ヒットしました。
ルアーを咥えた魚から餌を奪うように数匹のメッキアジが後を追ってきます。

状況としては悪くないようです。
このまま水面が騒がしいタイミングを逃さないようにキャストを続けます。



食べても美味しい

どうやらこのメッキアジは何十年もエサ釣りをしてきた釣り人でも知らない人がいるくらいルアーに適した魚のようで、この場所で先に釣りをしていたサビキ釣りの人は私が釣り上げた魚を見て「それ何?」と見た事がない様子でした。

私だけなら全てリリースするのですが、サビキ釣りの人が欲しいと言うのでプレゼントする事にします。

ロウニンアジ、ギンガメアジ、カスミアジなどの幼魚の総称がメッキアジです。
つまり、GTの子供です。

本来彼らは温かい海にする魚ですが、死滅回遊と言って子供達は夏の間に色々な海域へと進出します。
そこが1年を通して温かい環境であれば住み着いて大きくなり、瀬戸内海のように寒い地域であれば死んでしまいます。

環境の変化に適応し種の存続、生息域の拡大に柔軟に対応するために培われた行動なのだと思います。

メッキアジは塩焼きや刺身で美味しく食べられますが、私の目的は食べる事ではありません。
釣れる事や釣れない事を確認し、その経験をまた別の日の別の釣りへと引き継ぐための釣りです。
昨日よりは今日の方が、今日よりは明日の方が1ミリくらいは釣りが上達する事に期待しての釣りです。

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水面が静かな時でも釣れない事はないですが、やはり確実に釣れるのはバシャバシャやっている時でした。
このタイミングで投入すればほぼ確実にメッキをヒットさせる事が出来ます。

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サビキ釣りの人も途中からルアーを追いかけるメッキを見る方が面白いと見学モードへ移行。
釣れた魚はその人のクーラーボックスへ放り込み、水面での捕食が見えなくなる頃に終了としました。

本格的に冷え込むようなので、ここから先はアジやメバル、もしくは遠くまで足を伸ばしての青物を狙う事になるでしょう。
極力近所で済ませいたところですが、釣り場も減っていますし常夜灯もLED化されて集魚力もずいぶん落ちています。

釣り禁止と釣り場開拓のイタチごっこです。






ロッド:セフィアエクスチューン82L
リール:カルディア2500-XH
ライン:セフィア8+0.5号
リーダー:グランドマックスFX2.5号
ルアー:シュガーミノー



それではまた。








最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。