こんにちは。Johnです。
彼には無理でした。
最適な立ち位置を譲り、投げ続けてもらいました。
数がそれほどいる状況ではなかったので仕方がない部分もありますが、私と同行者(初心者)の立ち回りで異なるところに焦点を当てて理由を考えていきます。
トップの魅力
青物のトップウォーターゲームを楽しんでいるのはごく一部の本気で狙っている方や、釣りを心から楽しんでいる方だけのように感じられます。
しかし、私が何度も言っているように根掛かりが皆無で、音と飛沫で魚から見つけてもらいやすく、慌てずとも見切られにくく、バイトの瞬間が見えて最高に興奮するのがトップウォーターの特徴です。
本来であればルアーフィッシングを愛する上級者から始めたばかりの初心者まで「まずはトップから」が合言葉になっても良いくらいよく釣れてロストの少ないルアーのはずです。
ところが実際に青物を狙っている人達の90%以上はメタルジグです。
なんで?
めちゃくちゃ風が強い時、海が大荒れの時、足場が非常に高い時はメタルジグの出番が来るのもわかりますが、それ以外のシチュエーションでもメタルジグばかりです。
せめて状況に応じてルアーを使い分けるべきです。
このメタルジグ依存問題で難しいのは、自分もメタルジグを投げて他の人もメタルジグを投げているせいで、トップで釣っているシーンを見た事も自分でトップを使って掛けた事もない人が非常に多いと言う点です。
一度でもその威力を知ってしまうとトップウォーターしか投げなくなるくらい魅力的なルアーなだけに残念でなりません。
「こんな釣り方もあるのか。挑戦してみよう」
「トップめっちゃ釣れるらしいからやってみるか」
「人と違う事をしてみよう」
それが出来る人だけが釣りの上級者と言われるレベルまで来る事ができます。
上手くなりたいと思っていない人、今のままで良いと考えている人には関係のない話です。
突然やってくる
この日は午前5時過ぎに現地へ集合し、ライトなしでも糸がギリギリ結べるくらいの明るさから釣りをスタートしました。
聞いた話によると一部で青物は釣れてはいるものの数は相当少なく、このポイントではしばらく釣れていないとの事でした。
しかし、今回は新月に近いタイミングです。
昼間なのに月は関係なのではと言われそうですが、昼も夜も新月の方が魚は釣れます。
実際に今まで釣りをして来てそれは実感するところです。
もちろん、ダメな時は何をやってもダメです。
釣れてくれますようにと願いながらフィードポッパーを可能な限り遠投し、ジュボッ!ジュボッ!と捕食音系のサウンドで魚を引き付けます。
水中は空気中よりも音が伝わりやすいので、かなり広範囲に音が届いているはずです。
1時間ほど釣れない時間が続きますが、射程圏内に魚がやってくれば襲ってくると信じて寒さに耐えながらキャストを繰り返していると、遠くの方でドバッと出ました。
ん?
今出たかな?
リールを巻いて糸ふけを回収すると魚の重さを感じて即座にフッキングを決めます。
同行者にヒットを知らせてロッドを渡します。
魚とのやりとりを練習してもらうためです。
無事ランディング成功。
45センチほどと少し小ぶりでした。
前回釣れた時は平均70センチほどだったのですが、今回やって来た群れは小さめの可能性があります。
一匹釣れると連発する可能性が高いため、「今がチャンスです」と伝えて次の獲物を探します。
それから20分ほどして再び私にヒットしました。
今度も練習のためにタックルを渡します。
65センチくらいでした。
サイズに結構ばらつきがあります。
釣れない理由
今回、私の操作するルアーに2匹の魚がアタックして来たわけですが、それほど飛距離も変わらずベストポジションを譲っているはずの同行者にはアタリもありませんでした。
魚が釣れるには、まずはルアーを見つけてもらう事が大切であるとこれまでに何度か述べていますが、今回の問題はそれより前の段階にあります。
魚がルアーを見つけるにはルアーが水中(水面)に存在する必要があります。
そして、そのルアーが適切なアクション、姿勢を保ちバイトを引き出す必要があります。
例えばライントラブルで糸を結び直している間は、ルアーが水中に存在しないので魚は絶対に釣れないと言う事です。
私と同行者の最大の違いは、魚がルアーを襲う事が出来る状態が長いか短いかです。
ゴミが引っ掛かった、フックがリーダーに絡まったなどの問題が生じた時にそれを素早く解決、もしくはそもそもそうならないように気を付ける事でルアーのキャスト回数、誘う回数に差が生じたのです。
そこが今回の場合は釣果の差となって表れました。
さらに、周囲の状況が見えているのかどうかも重要です。
例えば、鳥が飛んでいる、ライズしている、ベイトが逃げているなどです。
いくらでも魚がいるような状況であれば二人とも釣ることは出来たと思います。
しかし、それでも例えば私が10匹、同行者が3匹のように差が生まれたでしょう。
同じようなルアーを同じように使っていてもこの部分を意識しているかどうかで違ってくるのです。
ロッド:ワールドシャウラ2832
リール:ルビアス3000XH
ライン:ピットブル8+ 1号
リーダー:ナイロン7号
ルアー:K2RP、フィードポッパー
それではまた。
最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
彼には無理でした。
最適な立ち位置を譲り、投げ続けてもらいました。
数がそれほどいる状況ではなかったので仕方がない部分もありますが、私と同行者(初心者)の立ち回りで異なるところに焦点を当てて理由を考えていきます。
トップの魅力
青物のトップウォーターゲームを楽しんでいるのはごく一部の本気で狙っている方や、釣りを心から楽しんでいる方だけのように感じられます。
しかし、私が何度も言っているように根掛かりが皆無で、音と飛沫で魚から見つけてもらいやすく、慌てずとも見切られにくく、バイトの瞬間が見えて最高に興奮するのがトップウォーターの特徴です。
本来であればルアーフィッシングを愛する上級者から始めたばかりの初心者まで「まずはトップから」が合言葉になっても良いくらいよく釣れてロストの少ないルアーのはずです。
ところが実際に青物を狙っている人達の90%以上はメタルジグです。
なんで?
めちゃくちゃ風が強い時、海が大荒れの時、足場が非常に高い時はメタルジグの出番が来るのもわかりますが、それ以外のシチュエーションでもメタルジグばかりです。
せめて状況に応じてルアーを使い分けるべきです。
このメタルジグ依存問題で難しいのは、自分もメタルジグを投げて他の人もメタルジグを投げているせいで、トップで釣っているシーンを見た事も自分でトップを使って掛けた事もない人が非常に多いと言う点です。
一度でもその威力を知ってしまうとトップウォーターしか投げなくなるくらい魅力的なルアーなだけに残念でなりません。
「こんな釣り方もあるのか。挑戦してみよう」
「トップめっちゃ釣れるらしいからやってみるか」
「人と違う事をしてみよう」
それが出来る人だけが釣りの上級者と言われるレベルまで来る事ができます。
上手くなりたいと思っていない人、今のままで良いと考えている人には関係のない話です。
突然やってくる
この日は午前5時過ぎに現地へ集合し、ライトなしでも糸がギリギリ結べるくらいの明るさから釣りをスタートしました。
聞いた話によると一部で青物は釣れてはいるものの数は相当少なく、このポイントではしばらく釣れていないとの事でした。
しかし、今回は新月に近いタイミングです。
昼間なのに月は関係なのではと言われそうですが、昼も夜も新月の方が魚は釣れます。
実際に今まで釣りをして来てそれは実感するところです。
もちろん、ダメな時は何をやってもダメです。
釣れてくれますようにと願いながらフィードポッパーを可能な限り遠投し、ジュボッ!ジュボッ!と捕食音系のサウンドで魚を引き付けます。
水中は空気中よりも音が伝わりやすいので、かなり広範囲に音が届いているはずです。
1時間ほど釣れない時間が続きますが、射程圏内に魚がやってくれば襲ってくると信じて寒さに耐えながらキャストを繰り返していると、遠くの方でドバッと出ました。
ん?
今出たかな?
リールを巻いて糸ふけを回収すると魚の重さを感じて即座にフッキングを決めます。
同行者にヒットを知らせてロッドを渡します。
魚とのやりとりを練習してもらうためです。
無事ランディング成功。
45センチほどと少し小ぶりでした。
前回釣れた時は平均70センチほどだったのですが、今回やって来た群れは小さめの可能性があります。
一匹釣れると連発する可能性が高いため、「今がチャンスです」と伝えて次の獲物を探します。
それから20分ほどして再び私にヒットしました。
今度も練習のためにタックルを渡します。
65センチくらいでした。
サイズに結構ばらつきがあります。
釣れない理由
今回、私の操作するルアーに2匹の魚がアタックして来たわけですが、それほど飛距離も変わらずベストポジションを譲っているはずの同行者にはアタリもありませんでした。
魚が釣れるには、まずはルアーを見つけてもらう事が大切であるとこれまでに何度か述べていますが、今回の問題はそれより前の段階にあります。
魚がルアーを見つけるにはルアーが水中(水面)に存在する必要があります。
そして、そのルアーが適切なアクション、姿勢を保ちバイトを引き出す必要があります。
例えばライントラブルで糸を結び直している間は、ルアーが水中に存在しないので魚は絶対に釣れないと言う事です。
私と同行者の最大の違いは、魚がルアーを襲う事が出来る状態が長いか短いかです。
ゴミが引っ掛かった、フックがリーダーに絡まったなどの問題が生じた時にそれを素早く解決、もしくはそもそもそうならないように気を付ける事でルアーのキャスト回数、誘う回数に差が生じたのです。
そこが今回の場合は釣果の差となって表れました。
さらに、周囲の状況が見えているのかどうかも重要です。
例えば、鳥が飛んでいる、ライズしている、ベイトが逃げているなどです。
いくらでも魚がいるような状況であれば二人とも釣ることは出来たと思います。
しかし、それでも例えば私が10匹、同行者が3匹のように差が生まれたでしょう。
同じようなルアーを同じように使っていてもこの部分を意識しているかどうかで違ってくるのです。
ロッド:ワールドシャウラ2832
リール:ルビアス3000XH
ライン:ピットブル8+ 1号
リーダー:ナイロン7号
ルアー:K2RP、フィードポッパー
それではまた。
最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
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