こんにちは。Johnです。

スプリットリングの選び方にも繋がる、表示強度の見方について記します。
結構気にしていない人も多いのですが、パッケージに表示されている強度をそのまま実際の強度であると考えている人がいるので記事にする事にしました。

簡単な話です。
スプリットリングはワイヤーが重なって二重になっている部分と、重なっていない部分があります。
当然、ワイヤー1本と2本では強度に差が出ます。

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では、パッケージに50lbと書いてある場合どちらで計測した値なのかと言えば、二重になっている箇所の強度が記載されているのです。
私が知らないところで重なっていない部分の強度のみ表記された製品もあるかもしれませんが、それだと非常に弱く見えて売れないためメーカーとしては避けるでしょう。

実際に魚とのファイト中や根掛かりした時にどの部分に負荷が掛かっているのかを釣り人が知る由はありません(リングが動くから)。
ここで言いたいのは、50lbと書いてあっても25lb程度の力が加わっただけで伸びる可能性があると言う事です。

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親切なメーカーはワイヤー1本部分で計測した強度と、2本で計測した強度を両方表記してくれています。
これが本来の正しい表示の仕方ではないでしょうか。

釣り人にとって最も大事なのは、強度の最大値ではなく最小値です。
ラインの考え方と同じでどれだけ弱いかを知っておけば「ここまでは負荷をかけて大丈夫だな」と安心して使えるのです。

例えばMAX20lbと書いてあるPEラインであれば、私は70%の14lbの強さであると判断しています。
平均20lbの場合は80%で考えて16lbとなります。

スプリットリングの強度は大体50〜60%で判断します(ざっと半分で良い)。

これを知っていればスプリットリングを選ぶ際に「50lbと書いてあるけど25lb程度と思って使った方が良いな」と考える事が出来ます。

そんなに深く考えなくてもスプリットリングが伸びる事はほとんどないと思いますが、それだけロッドのしなりやドラグが負担を軽減してくれていると言う事です。
スプリットリングを強い物にしたいと考えている場合は、以上の点に注意して選びましょう。



話は変わりますが、極小スプリットリングの交換に苦労していると言う声も何度か耳にしました。
私が使用しているのはプロックスのスプリットプライヤーです。



値段もお手頃で1番から00番まで余裕で交換が可能です。
もっと小さいスプリットリングでもいけるでしょう。

渓流ミノーやメバルミノーに00番のスプリットリングを取り付け、フック交換する時などは普通のスプリットリングオープナーよりも圧倒的にストレスフリーで早く作業が終わります。

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00番のリングを開いているところです。
まだまだ余裕があります。

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このプライヤーは先端が極細で、折角リングを開いたのにプライヤー自体が邪魔でフックが取り付けられないと言う事がありません。
小型プラグのリング、フック交換には必須アイテムです。

特に面倒に感じられるブレード付きボールベアリングスイベルのリング部分の交換時にはとても助けられました。



あのスプリットリングは弱い上に、スイベルの穴が小さくて苦労するのです。





それではまた。






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最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。