こんにちは。Johnです。

夏のハマチは釣る分には楽しめます。
ところが、食べるとなると「いや〜夏のハマチはちょっと・・・」と避ける人も多くなります。

理由はアニサキスの多さです。
ひどい時は食欲を無くすレベルでぐちゃぐちゃに身に入り込んでいるらしく、私はリリースが中心のためそんな悲惨な状況は見た事がありません。

それを聞くと食べる分にはやはり養殖だなと思いました。
タイやハマチ、ヒラメとなんでもそうですが、人間が食べる用に美味しくなるように育てられた魚がそうでない魚に劣るはずがないのです。



突然のボイル

とにかく暑い。
こんな暑い中、昼間から釣りをしているのは余程の物好きだけでしょう。

私がここへやってきたのは、アオリイカでもいないかな、夏だからベイトが入っていないかなと下調べのためでした。

偏光グラス越しに確認出来るのは、小さなサヨリとそれを襲うこれまた小さなサバの群れ。
この場所にいつもいるスズメダイと赤ちゃんメバルは足元に溜まっています。

すると30メートルほど沖で突然始まるボイル。
シーバスという感じではない、となると青物か。

さらに注意深く水中を観察すると、サヨリの群れをマダイとサバが追い込み、そのサヨリとサバがハマチに襲われているようでした。
サバの波紋が集中するところで時々水面が炸裂しています。

残念ながらシーバスタックルも青物タックルも持ってきていません。



ナッゾジグで狙う

この日は幅広い釣りに流用出来るエギングロッドしか持って来ていなかったので、それで何とかします。
ルアーはライトゲームからこんな時まで使えるナッゾジグ16gを選択。

スローリトリーブでもしっかりとルアーらしい動きを見せ、浮き上がりも早いので遠投した先でのシャロー攻略にも役立ちます。
青物を狙う場合は薄暗い時間帯であればただ巻き、それで見切られるくらい明るくなれば優しいトゥイッチを加えてやれば問題ありません。

PE0.5号、エギングロッドでフルキャストすれば100メートルは無理ですが、相当な遠投が可能なため今目の前で起こっているボイル撃ちも余裕です。

このボイルが厄介で常にバシャバシャしているならどこに投げても釣れるでしょう。
が、今は時々しか発生しません。

フルキャストしてから別のところでボイルしても遠投出来るが故に回収から次のキャストをした時には既に手遅れなのです。
こんな時は、ボイルが確認出来るまでキャストせずに待つか、タイミングが上手く合う事を期待して投げ続ける事になります。

着水点から20メートルほど手前でボイル発生。
素早くそこまでルアーを回収し、そこからはソフトトゥイッチでしっかりと目立たせならリトリーブ。

ゴッ!
いきなりやってくる強烈な引き。

専用タックルではありませんから、ドラグを使って優しくやり取りを行います。
ついでにエクスチューンの曲がり方やパワーの確認もしておきます。

2分ほどで上がって来たのは思った通りハマチでした。

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サイズは60センチちょっと、重さは2キロ前半といったところです。

今年の春はベイトが少なく何度狙いに行ってもそれらしい気配すら感じませんでしたが、狙っていない時に限って釣れるような気がします。
そんな時のためのエギングロッドと謎のジグです。

ボイルが確認出来たのは17時から18時頃まででした。
薄暗い19時以降の方がフィーバーするかと思いきや、太陽にじりじりと焼かれる時間帯の方がボイルの数は多かったです。

この魚はリリースして、この日の釣りは終了です。
非常に暑いので昼に釣りをする時は飲み物をたっぷり準備しておきましょう。






ロッド:セフィアエクスチューン82L
リール:ルビアス カルディア2500-XH
ライン:セフィア8+0.5号
リーダー:グランドマックスFX2.5号
ルアー:ナッゾジグ



それではまた。






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最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。