こんにちは。Johnです。

今回の釣行の約1週間前のこと、とある場所でペアリング中のたくさんのイカを確認していました。
産卵場所でもある藻場周辺を泳ぎ回り、時々私の目にも見える範囲にやってくるのです。

「6月中旬でもまだ結構いるんだな」

これは去年漁師の方に教えてもらった情報ですが、アオリイカは冬以外は年中産卵するようで特にこの辺りは常にペアリングしたイカの姿が見られるとの事でした。
実際、去年は夏から冬になるまでは探せばどこかにペアのアオリイカが確認できています。

ただ、この見える範囲でペアリングしているイカは食欲が皆無なのか、見つけ次第エギを投げ込みますが全く食いつく様子がありません(逃げていく)。
ですから、基本的にはペアリング中ではないやる気のあるイカを狙っていく事になります。

そもそも産卵の邪魔をすると将来的に自分の首(釣り)を絞める事になるので、そういったイカを狙うのは避けるべきでしょう。



やはりエギマル

今回のエギングで使用するのは昨年大活躍してくれた エギマル3号Dです。


夏場の小さいベイトを考えると3.5号よりは3号の方がマッチしているのですが、3号は沈下速度が遅くてスピーディに探れない。
そこでこのディープタイプの出番となります。

発泡ボディ特有の動きのキレは素晴らしく、フリーフォールとテンションフォールでの沈下速度の劇的な変化が気に入っています。

堤防を歩きながら水中を観察すると、先週とは状況が大きく異なっている事に気がつきました。

先週はベイト皆無。
産卵イカ多数。

今週はベイト無数。
産卵イカ皆無。

一瞬で梅雨が過ぎ去る事を知っていたかのように水中はすっかり真夏モードへと移行していました。
夏特有の何かの稚魚とメッキらしき小魚の群れが確認できます。

この様子だとおそらく今年のアブ発生は早くなるだろうから渓流はしばらく休む事になるでしょう。

回遊してくる腹を空かせたイカを狙うので、基本的にはカウント10くらいまでの水深を狙います。
キャストして10カウントしてから何度かしゃくり、糸ふけは残したまま6カウント沈めて再びしゃくります。
テンションフォールよりもフリーフォールの方が圧倒的に良く釣れる事を昨年の釣りで学んだので、その経験を活かしてフリーフォールメインで時々変化を付ける意味でテンションを掛けるようにします。

すると、プンッと何かを感じました。
アタリかもしれないし、波かもしれませんが怪しいと思ったらとりあえずフッキングします。

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久しぶりのアオリイカです。
サイズは200gほどですが、昨年学んだ事を活かしてヒットに結びつけることが出来ました。

大きなサイズだと産卵も絡んでいる可能性がある事からリリースするか迷うところですが、このサイズであれば迷わず持ち帰り決定です。
出来れば夏エギングの醍醐味である炎天下での500g以上のイカが狙いたいところ。

今日は風が強くて波立っているせいか、曇りのせいなのかイカの姿が全く見えないのは気になるところです。
エギに気づいて数メートル先から大きなイカが飛んでくるシーンを見たかった・・・。



暑いほど良い

夏の昼間にエギングをして気付いたのは、クソ暑い日でも普通に釣れてしまう事でした。
例えば、人間の血を吸う厄介な蚊は気温が高すぎると元気を失いますが、アオリイカに関しては逆に元気が良くなっているように感じます。

元々暖かい海を好むイカなので高水温には強いのだと思われます。
ただ、人間側は熱中症のリスクが高いため挑戦する場合は長袖長ズボン、帽子、偏光グラス、スポーツドリンク等の準備をしっかりしておかないと命を失う可能性があります。

先ほどのイカをクーラーボックスへ投入したら、2杯目を狙います。
広くキャストして10カウントほどの水深を手早く探りながら歩いていくと、先ほどイカがヒットしたところと同じような流れの変化でラインが一気に弛みました。

ん?
アタリか?

怪しいと思ったらとりあえずフッキングします。

右手に伝わるジェット噴射と、黒く染まる海。
これも食べ頃サイズかな?

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もう食材としては十分な量が確保できました。
後は、日が落ちてから大型狙いでエギングを楽しみます。

と思っていたら、そこからはさらに風が強くなり立っている事も困難となったため終了する事にしました。

ここからは週に一度はイカを狙えるように時間を作りたいと思います。






それではまた。






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最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。