こんにちは。Johnです。

ダイワ、シマノ共にベイトフィネス用リールをどんどん投入しています。

渓流ベイトフィネスで使用されるルアーは3gから5gが多く、これまではスピニングタックルの独壇場であった軽量ルアーのキャスティングにベイトタックルが加わりました。

軽いルアーにベイトタックルを合わせるとどうなるのか。
どうすればより軽いルアーを快適に投げられるようになるのか。

2021年現在、軽量ルアーを扱うにはスプールが軽い事、スプールのサイズが小さい事を追求するのがベストと言うのが答えです。
もちろん、オイルは可能な限りサラサラのタイプが良い、ベアリングは中の球が小さい方が良い等少しでも軽い力でスプールが動作するような細かい努力も必要です。

歴史としては、2018年に亡くなった本山博之さんと言う方が「渓流ベイトフィネス」と名付け、専用ロッドと専用リールの開発・販売が始まりました。
そして、その本山さんが渓流ベイトフィネスを始めようと思ったきっかけがフジテレビのほこたてと言う2013年に放送された対決番組でした。

ラジコンに風船を取り付け、逃げ回る風船をキャスティングで撃ち抜くと言う企画です。
そこで見事勝利した本山さんが「これは渓流でも使えるのでは?」と思ったわけです。





最適解

現在ではベイトフィネス用リールは様々な選択肢がありますが、2022年1月に渓流ベイトフィネスの最適解と呼べるリールが発売されます。
その名はシルバークリークエアTWストリームカスタム


これまでの経験を活かし、ダイワの技術をフル投入してデザインされた渓流ベイトフィネスの最上位モデルです。

軽量で丈夫な28mmG1ジュラルミンスプールを搭載し、どんな姿勢・力加減でも一定のブレーキ力を約束する固定マグネットブレーキ。
そして、ラインキャパもナイロン6lbが40メートルと個人のカスタムモデルならまだしも市販品としては限界ギリギリのセッティングとなっています。



詳しいスペックは上記リンクから確認してください。



ダイワVSシマノ

渓流ベイトフィネス用リールとしては、現状では最高性能です。
私がお金をかけてカスタムしたカルカッタコンクエストBFSでも敵わないでしょう。

ベイトフィネスはシマノよりもダイワの方が先へ進んでいると私は感じています。
軽量ルアーのキャスティングと言う点では明らかに有利。

それを分かっていながら「じゃあどうしてコンクBFSを使っているの?」と言う話ですが、これは完全に見た目の好みの問題です。


見た目が好きだから、いくらか性能が低いとしてもお金をかけてカスタムして使うのです。
古いリールであるアンバサダーやコンクエスト50を渓流で使用している方もたくさんいます(愛がなければ絶対に無理)。

しかし、これから渓流ベイトフィネスに挑戦する方、軽量ルアーのキャスティングにストレスを感じている方にはシルバークリークエアTWは最適な選択肢となります。
これでダメならもう諦めた方が良いと言える、現状で最も渓流ベイトフィネスに適したリールです。



注意事項



注意事項としては、リールだけ良くしても渓流ベイトフィネスは上手くいかない点です。

石と石の間、覆い被さるように生えた枝の下へと軽量ルアーをピン撃ちしやすいのが渓流ベイトフィネスの得意技です。
ロッドとリールの組み合わせが気持ちの良いキャスティングへと繋がるため、ガチガチに硬いロッドではなく軽い力で重さが乗ってくれるしなやかなロッドと組み合わせる必要があります。

また、ラインは実際に投げる距離に5メートルほど追加しただけ巻く事。
いくらスプールを軽く作ってもラインをたくさん巻くと総重量が重くなってしまうため、20〜30メートル程度に抑えます。



後は、渓流ベイトフィネス最適解のリールにどのロッドを組み合わせればいいのかを考えるだけ。

リールはどれが良いのかわからない。
どのロッドが良いのかわからない。

これだと選択肢が多すぎて困りますが、リールが決まっているのだからもっと楽に決まるはずです。




正直見た目もそんなに悪くない。
渓流!と言う感じの落ち着いた大人なカラーリングです。



それではまた。






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最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。