こんにちは。Johnです。
ベイトリールやスピニングリールにPEラインを巻く時は、滑りを防ぐためにナイロンラインの下巻きが推奨されています。
滑るというのは、スプールに巻いてあるPEラインの束が丸ごとズリッと滑ってしまいハンドルを回しても巻き取れなくなる状態の事を指します。
もちろん下巻きを行う方法が最も無難にトラブルを回避する手段なのですが、例えばナイロンラインを5メートル下巻きをしてそこへPEラインを結んでと言うのは結構面倒に感じられます。
私はカサ増しのために下巻きをしますが、最近は必要のない場合は下巻きはしていません。
今回は下巻きなしでも滑りにくいスプールへの結び方を実際に行ってみました。
有名な結び方なのでご存知の方も多いと思います。
結び方
リールはアンタレスDCMDにPE3号を150メートル巻きます。

ホームページには3号130メートルと表記されていますが、下巻きなしでしっかりテンションをかけてやれば何と150メートルが綺麗に収まります。

リールのスプールを外した状態で新品のラインを外から内側へ通します。

スプールをつけっぱなしだとこの結び方は出来ないので必ずスプールは取り外してください。

通したラインの先端をトリプルサージェンスノット等(強度を求めていないので何でも良い)で輪っかにします。

この輪を縦向きにします。

輪っかを折り返して。

真ん中のラインがスプールの上、輪がスプールの下になるようにして形を整えながらゆっくりと締めていきます。
右ハンドルの場合はスプールの向きが写真と同じ、左ハンドルの場合は逆向きにします。


ラインを引っ張ってこのような形になれば成功です。
写真での説明は難しいですが、実際にやってみると「あ〜なるほど」と理解できるかと思います。

実際にリールにスプールを取り付けるとこのような形になります。
この向きであればラインテンションが掛かると締め上げられて滑り難くなるので、必ず写真のようにしましょう。
取り付ける向きを間違えたらPEを少し緩めて逆向きにセットするだけなので簡単に修正出来ます。

スプールにこのくらいPEラインが巻き付いた時点でまず滑らなくなります。

後は、グリグリとテンションを掛けて巻き上げておしまいです。
リサイクラー
PEライン3号が130メートル巻けるリールに150メートル収めようと思うと、極力下巻きをせずにしっかりとテンションを掛けて巻き取る必要があります。
下巻きなしの方法は前述したやり方で問題ないのですが、テンションをしっかり掛けるにはリサイクラーが必要になります。
もしくは、誰かに力強く押さえてもらって巻き取りましょう。

私は第一精工の製品をスピニング、ベイト問わず使用していますが、しっかりテンションが掛けられるなら何でも良いです。
また、PEラインはメーカーによって太さが異なります。
今回は、ベイトリールのPEラインとして評判のパワープロZを使っています。

このPEラインは4本よりで張りがあり、バックラッシュを抑えてくれるだけでなくトラブルから復帰した後も強度が落ち難くオススメです。
逆にスピニングリールには向いていないと思えるくらいの張りで、それがベイトリールのキャスティングに適しています。
おそらく、ソルトのベイトリールを使用したキャスティングゲームでは一番利用者が多いのではないでしょうか。
私はシーバスには2号、それよりも大きな魚や空気抵抗の大きいプラグを扱う時には3号を使うようにしています。
このラインを使用し、下巻きを省いてテンションをしっかり掛ければ3号を150メートル収める事が可能です。
つまり、メタルジグを100メートル投げた先で大きな魚がヒットしてもスプールにはまだ50メートルラインが残っているため何とかなる可能性が高いという事です。

巻き終えた状態で糸巻き量もそれほどギリギリにならず、ちょうど良い具合です。
下巻きをしたくない場合はこの方法を試してみると良いでしょう。
また、下巻きを行う場合に例えばPE3号が130メートル巻けるリールにPE2号を150メートルきっちり巻きたい等、スピニングでもベイトリールでもカサ増しのための下巻きの必要量を計算してくれるツールがあります。
リールのスペックを入力し、巻きたいラインの号数、下巻きをするラインの号数を入れると下巻きを◯◯メートルする必要があると教えてくれます。
それではまた。



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最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
ベイトリールやスピニングリールにPEラインを巻く時は、滑りを防ぐためにナイロンラインの下巻きが推奨されています。
滑るというのは、スプールに巻いてあるPEラインの束が丸ごとズリッと滑ってしまいハンドルを回しても巻き取れなくなる状態の事を指します。
もちろん下巻きを行う方法が最も無難にトラブルを回避する手段なのですが、例えばナイロンラインを5メートル下巻きをしてそこへPEラインを結んでと言うのは結構面倒に感じられます。
私はカサ増しのために下巻きをしますが、最近は必要のない場合は下巻きはしていません。
今回は下巻きなしでも滑りにくいスプールへの結び方を実際に行ってみました。
有名な結び方なのでご存知の方も多いと思います。
結び方
リールはアンタレスDCMDにPE3号を150メートル巻きます。

ホームページには3号130メートルと表記されていますが、下巻きなしでしっかりテンションをかけてやれば何と150メートルが綺麗に収まります。

リールのスプールを外した状態で新品のラインを外から内側へ通します。

スプールをつけっぱなしだとこの結び方は出来ないので必ずスプールは取り外してください。

通したラインの先端をトリプルサージェンスノット等(強度を求めていないので何でも良い)で輪っかにします。

この輪を縦向きにします。

輪っかを折り返して。

真ん中のラインがスプールの上、輪がスプールの下になるようにして形を整えながらゆっくりと締めていきます。
右ハンドルの場合はスプールの向きが写真と同じ、左ハンドルの場合は逆向きにします。


ラインを引っ張ってこのような形になれば成功です。
写真での説明は難しいですが、実際にやってみると「あ〜なるほど」と理解できるかと思います。

実際にリールにスプールを取り付けるとこのような形になります。
この向きであればラインテンションが掛かると締め上げられて滑り難くなるので、必ず写真のようにしましょう。
取り付ける向きを間違えたらPEを少し緩めて逆向きにセットするだけなので簡単に修正出来ます。

スプールにこのくらいPEラインが巻き付いた時点でまず滑らなくなります。

後は、グリグリとテンションを掛けて巻き上げておしまいです。
リサイクラー
PEライン3号が130メートル巻けるリールに150メートル収めようと思うと、極力下巻きをせずにしっかりとテンションを掛けて巻き取る必要があります。
下巻きなしの方法は前述したやり方で問題ないのですが、テンションをしっかり掛けるにはリサイクラーが必要になります。
もしくは、誰かに力強く押さえてもらって巻き取りましょう。

私は第一精工の製品をスピニング、ベイト問わず使用していますが、しっかりテンションが掛けられるなら何でも良いです。
また、PEラインはメーカーによって太さが異なります。
今回は、ベイトリールのPEラインとして評判のパワープロZを使っています。

このPEラインは4本よりで張りがあり、バックラッシュを抑えてくれるだけでなくトラブルから復帰した後も強度が落ち難くオススメです。
逆にスピニングリールには向いていないと思えるくらいの張りで、それがベイトリールのキャスティングに適しています。
おそらく、ソルトのベイトリールを使用したキャスティングゲームでは一番利用者が多いのではないでしょうか。
私はシーバスには2号、それよりも大きな魚や空気抵抗の大きいプラグを扱う時には3号を使うようにしています。
このラインを使用し、下巻きを省いてテンションをしっかり掛ければ3号を150メートル収める事が可能です。
つまり、メタルジグを100メートル投げた先で大きな魚がヒットしてもスプールにはまだ50メートルラインが残っているため何とかなる可能性が高いという事です。

巻き終えた状態で糸巻き量もそれほどギリギリにならず、ちょうど良い具合です。
下巻きをしたくない場合はこの方法を試してみると良いでしょう。
また、下巻きを行う場合に例えばPE3号が130メートル巻けるリールにPE2号を150メートルきっちり巻きたい等、スピニングでもベイトリールでもカサ増しのための下巻きの必要量を計算してくれるツールがあります。
リールのスペックを入力し、巻きたいラインの号数、下巻きをするラインの号数を入れると下巻きを◯◯メートルする必要があると教えてくれます。
それではまた。


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最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
ありがとうございます。
私は、以前にインクスのワンパイントアドバイスにあった巻き結びを5~6回をしてきましたが、こちらの方が簡単で良いかもしれません。
次にラインを巻く際に試してみたいと思います。
色々と勉強させていただきありがとうございます。
限界ギリギリまでラインを引き出されなければ今の所、滑るような事はありませんでした。
本当は下巻きをした方が確実なのですが、その一手間が面倒に感じる場合は選択肢に入るかと思います。