こんにちは。Johnです。
オオモンハタはこれまでほぼ釣った事のない魚でした。
今回の釣行である程度狙い方がわかったので、これからオオモンハタを狙う方に少しでも参考になればと思います。
と言っても、釣りは魚種に限らずやる事はほぼ同じです。
これまでの釣りの経験は魚種が変わっても基本的な部分は共通するため、新しい魚を釣る場合でもそのまま活かす事が可能です。
例えば、釣竿があってそこから伸びるラインがあって、その先にフックと餌(ルアー)がセットで付いています。
そのフックと餌を魚の目の前に届けてやる、魚の口の中に入るようにしてあげるのが釣りの基本。
これはどの釣り方にも共通した部分です。
この部分を考えるだけでおそらくどんな魚も釣れます。
また、魚の前にフックと餌を届ける方法もいくつかあります。
泳いでいる魚を見つけて直接そこへ撃ち込む、流れを利用して魚の前まで届ける、ルアーであれば激しい動きで周囲の魚に近づいてもらうと言う感じです。
そして、もう一つ重要なのが魚に「自分で見つけた」と思わせる事です。
人間もそうですが、何かを突然「あげる」と渡されるよりは落ちている物を見つけた時の方が警戒心は薄れます。
私は、魚が自分で見つけたと思えるようなアプローチで目の前に届けてやる事が大切だと考えています。
釣れない
この日は釣り仲間と普段あまり行かないところで釣りをしてみようと言う事で、少しだけ離れたポイントへエントリーしました。
何が釣れるか分からないので色々なタックルを準備しています。
個人的には最近ハマっているアオリイカを狙いたい。
もちろん使うのはエギ王LIVE3号ブルーポーションです。
流石に今週は雨が降り過ぎて厳しいだろうか。
どうやらアオリイカは塩分濃度が低下すると移動してしまうと言う噂を耳にしました。
岸から離れ、川の水の影響が少ないエリアでまったりしているのかもしれません。
何度も移動を繰り返してエギを投げ追尾してくれるイカを探し、堤防を歩きながら休んでいるイカを探します。
しかし、これが全然見つからない。
今日はイカは無理だなと思っていると・・・。
小型のイカの群れを発見しました。
テトラの近くに固まっています。
食べるには小さいですが、遊ぶにはいいかなと誘って反応を楽しみます。
釣れた。
エギのサイズを2.5号まで落としました。
エギを一気に水面直下まで浮上させしばらく待ってからロッドを下げてフォール、そこから再びエギを水面直下まで浮上、と繰り返す内にイカとエギの距離が縮まりヒットとなります。
もっと大きなイカが釣りたいのですが、どこにもいないのでエギングは終了。
オオモンハタ
今度は無難に根魚でも釣ってみようと言う事で堤防を歩きながら探っていると、少し離れた川の流れが当たる良さげなポイントを発見しました。
ここならいいかもと思っていると、何やら大きな魚がルアーを追いかけて来ます。
おそらく青物でしょう。
同行者が足元でそれを狙っている間に、私は少し離れた海底を何でも釣れるボトムワインドで狙う事にしました。
困った時はボトムワインドに頼れば大抵何か釣れます。
尺ヘッドD7gにベイティ2.3を組み合わせて着底まで30カウントと言ったところ。
ベイティはボトムワインド適性が素晴らしく、かなりオススメです。
・・・・・。
ようやく着底。
7gのジグヘッドで30カウントは魚が生息するのに十分な水深です。
エギをしゃくるようにワインドダートさせると、既に何か重みを感じます。
あれ?
何か食ってる?
根魚であった場合を考慮して一気に寄せてくると、何だか見覚えのある魚の姿が。
オオモンハタじゃないですか。
ボトムワインドに切り替えて一発でヒットしました。
すると、同行者も足元でオオモンハタをヒットさせます。
なんか・・・結構いるぞ。
ほぼ狙った事がなかったため、こんなに簡単にオオモンハタが釣れるのは想像していませんでした。
もっと磯でやらないと全然釣れないのかと思っていましたが、餌になるベイトが存在していれば比較的イージーに釣れるようです。
一般的に根魚と言えばテキサスリグで磯周りをネチネチ釣るイメージがあります。
カサゴやアカハタなどはそれで良いのかもしれません。
しかし、オオモンハタに関しては根魚ではなく青物と考えて釣りをした方が良さそうです。
こんな障害物がないエリアにもベイトを追って入り込んでくるわけですから、ストラクチャーを攻めると言うより、「ベイトの群れを探してその下を探る」が正解のように思われます。
つまり、ハマチなどの青物を狙う場合と基本的に同じと言う事です。
オオモンハタは青物。
誰かが言っていたような気がしますが、まさにその通りの釣れ方をしました。
シラスと思われるベイトを追って様々なフィッシュイーターが寄って来ていました。
ちなみに、ベイトフィッシュが浮く要因の一つに捕食者の存在があります。
これはシーバスを狙って釣行を繰り返していた時に気付いた事ですが、ベイトフィッシュは普段から水面付近を泳いでいるわけではなく、本当は鳥に襲われるリスクの少ないそれなりに深いところを泳ぎたいのです。
ところが、シーバスが底付近をウロウロしているとそれを嫌がってレンジが上がります。
つまり、水面に見えるベイトフィッシュの下にはそれを襲う何かがいる可能性が高いのです。
さらに狙う
そこからはオオモンハタが釣れそうな、かつ人のいない波止を目指して移動しました。
一応最初にエギを投げてイカチェックだけ済ませておきます。
イカの反応は皆無。
よし、ボトムワインドをやろう。
キャストして着底まで20カウント。
先程の場所よりは少し浅いです。
パッパッパッと先程まで使っていたエギングロッドで軽快にダートさせます。
ボトムワインドはダート後のフォール、もしくは着底してからバイトがあります。
従って、着底後に5秒くらいはラインを張り気味で待つ方がヒット率が高くなります。
早速釣れました。
着底後に少し待つと、コココッと持っていかれるようなアタリでした。
定番のカサゴもヒット。
ワームの尻尾が食いちぎられていますが、ダートさせる上では邪魔なパーツでもあるため無くなっても特に問題はありません。
捨てずにそのまま使いましょう。
最後の1匹は10gで遠投し、ダートさせている最中に食い付いて来ました。
この港にもシラスが入って来ていたから、それを追いかけていたのでしょう。
サイズは25センチから30センチほどです。
個人的にはハタは刺身よりも煮付けにした方が美味しいと思っているので、食べるには最適なサイズです。
もし大きなサイズが釣れてしまったら、優秀なDNAを後世に残してもらうためにリリースしようと考えていましたが、今回は全てキープしています(美味しい)。
世の中的には小さい魚をリリースして大きな魚をキープする方法が主流です。
私の場合は逆で、そこまで大きくなれる、そこまで生き残れる個体に子孫を残してもらいたいので大型ほどリリースしています。
メバルもキープするとして20センチ前後のみです。
初めての場所で初めて狙う魚が堤防からこれだけ釣れたら十分ではないでしょうか。
エギングロッド
今回、エギングロッドを使用し7gから10gの尺ヘッドでワインドを行いました。
これまでにもメバルプラッギング用のロッドでワインドをしていた事もありましたが、圧倒的にエギングロッドの方がワインドには適しています。
ジグヘッド単体のアジングなどを除けば、ほとんどの釣りがこれでカバー出来るように思います。
結局この日もたくさん用意していたタックルの中で、実際に使ったのはエギングロッド1タックルだけでした。
好き嫌いせず色々な釣りに目を向けてみるべきだと実感しました。
ロッド:エメラルダスMX711MLM-S
リール:カルディア2500-XH
ライン:ボーンラッシュ0.5号
リーダー:フロロカーボン2.5号
ルアー:エギ王LIVE、ベイティ、ナッゾジグ
それではまた。
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最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
オオモンハタはこれまでほぼ釣った事のない魚でした。
今回の釣行である程度狙い方がわかったので、これからオオモンハタを狙う方に少しでも参考になればと思います。
と言っても、釣りは魚種に限らずやる事はほぼ同じです。
これまでの釣りの経験は魚種が変わっても基本的な部分は共通するため、新しい魚を釣る場合でもそのまま活かす事が可能です。
例えば、釣竿があってそこから伸びるラインがあって、その先にフックと餌(ルアー)がセットで付いています。
そのフックと餌を魚の目の前に届けてやる、魚の口の中に入るようにしてあげるのが釣りの基本。
これはどの釣り方にも共通した部分です。
この部分を考えるだけでおそらくどんな魚も釣れます。
また、魚の前にフックと餌を届ける方法もいくつかあります。
泳いでいる魚を見つけて直接そこへ撃ち込む、流れを利用して魚の前まで届ける、ルアーであれば激しい動きで周囲の魚に近づいてもらうと言う感じです。
そして、もう一つ重要なのが魚に「自分で見つけた」と思わせる事です。
人間もそうですが、何かを突然「あげる」と渡されるよりは落ちている物を見つけた時の方が警戒心は薄れます。
私は、魚が自分で見つけたと思えるようなアプローチで目の前に届けてやる事が大切だと考えています。
釣れない
この日は釣り仲間と普段あまり行かないところで釣りをしてみようと言う事で、少しだけ離れたポイントへエントリーしました。
何が釣れるか分からないので色々なタックルを準備しています。
個人的には最近ハマっているアオリイカを狙いたい。
もちろん使うのはエギ王LIVE3号ブルーポーションです。
流石に今週は雨が降り過ぎて厳しいだろうか。
どうやらアオリイカは塩分濃度が低下すると移動してしまうと言う噂を耳にしました。
岸から離れ、川の水の影響が少ないエリアでまったりしているのかもしれません。
何度も移動を繰り返してエギを投げ追尾してくれるイカを探し、堤防を歩きながら休んでいるイカを探します。
しかし、これが全然見つからない。
今日はイカは無理だなと思っていると・・・。
小型のイカの群れを発見しました。
テトラの近くに固まっています。
食べるには小さいですが、遊ぶにはいいかなと誘って反応を楽しみます。
釣れた。
エギのサイズを2.5号まで落としました。
エギを一気に水面直下まで浮上させしばらく待ってからロッドを下げてフォール、そこから再びエギを水面直下まで浮上、と繰り返す内にイカとエギの距離が縮まりヒットとなります。
もっと大きなイカが釣りたいのですが、どこにもいないのでエギングは終了。
オオモンハタ
今度は無難に根魚でも釣ってみようと言う事で堤防を歩きながら探っていると、少し離れた川の流れが当たる良さげなポイントを発見しました。
ここならいいかもと思っていると、何やら大きな魚がルアーを追いかけて来ます。
おそらく青物でしょう。
同行者が足元でそれを狙っている間に、私は少し離れた海底を何でも釣れるボトムワインドで狙う事にしました。
困った時はボトムワインドに頼れば大抵何か釣れます。
尺ヘッドD7gにベイティ2.3を組み合わせて着底まで30カウントと言ったところ。
ベイティはボトムワインド適性が素晴らしく、かなりオススメです。
・・・・・。
ようやく着底。
7gのジグヘッドで30カウントは魚が生息するのに十分な水深です。
エギをしゃくるようにワインドダートさせると、既に何か重みを感じます。
あれ?
何か食ってる?
根魚であった場合を考慮して一気に寄せてくると、何だか見覚えのある魚の姿が。
オオモンハタじゃないですか。
ボトムワインドに切り替えて一発でヒットしました。
すると、同行者も足元でオオモンハタをヒットさせます。
なんか・・・結構いるぞ。
ほぼ狙った事がなかったため、こんなに簡単にオオモンハタが釣れるのは想像していませんでした。
もっと磯でやらないと全然釣れないのかと思っていましたが、餌になるベイトが存在していれば比較的イージーに釣れるようです。
一般的に根魚と言えばテキサスリグで磯周りをネチネチ釣るイメージがあります。
カサゴやアカハタなどはそれで良いのかもしれません。
しかし、オオモンハタに関しては根魚ではなく青物と考えて釣りをした方が良さそうです。
こんな障害物がないエリアにもベイトを追って入り込んでくるわけですから、ストラクチャーを攻めると言うより、「ベイトの群れを探してその下を探る」が正解のように思われます。
つまり、ハマチなどの青物を狙う場合と基本的に同じと言う事です。
オオモンハタは青物。
誰かが言っていたような気がしますが、まさにその通りの釣れ方をしました。
シラスと思われるベイトを追って様々なフィッシュイーターが寄って来ていました。
ちなみに、ベイトフィッシュが浮く要因の一つに捕食者の存在があります。
これはシーバスを狙って釣行を繰り返していた時に気付いた事ですが、ベイトフィッシュは普段から水面付近を泳いでいるわけではなく、本当は鳥に襲われるリスクの少ないそれなりに深いところを泳ぎたいのです。
ところが、シーバスが底付近をウロウロしているとそれを嫌がってレンジが上がります。
つまり、水面に見えるベイトフィッシュの下にはそれを襲う何かがいる可能性が高いのです。
さらに狙う
そこからはオオモンハタが釣れそうな、かつ人のいない波止を目指して移動しました。
一応最初にエギを投げてイカチェックだけ済ませておきます。
イカの反応は皆無。
よし、ボトムワインドをやろう。
キャストして着底まで20カウント。
先程の場所よりは少し浅いです。
パッパッパッと先程まで使っていたエギングロッドで軽快にダートさせます。
ボトムワインドはダート後のフォール、もしくは着底してからバイトがあります。
従って、着底後に5秒くらいはラインを張り気味で待つ方がヒット率が高くなります。
早速釣れました。
着底後に少し待つと、コココッと持っていかれるようなアタリでした。
定番のカサゴもヒット。
ワームの尻尾が食いちぎられていますが、ダートさせる上では邪魔なパーツでもあるため無くなっても特に問題はありません。
捨てずにそのまま使いましょう。
最後の1匹は10gで遠投し、ダートさせている最中に食い付いて来ました。
この港にもシラスが入って来ていたから、それを追いかけていたのでしょう。
サイズは25センチから30センチほどです。
個人的にはハタは刺身よりも煮付けにした方が美味しいと思っているので、食べるには最適なサイズです。
もし大きなサイズが釣れてしまったら、優秀なDNAを後世に残してもらうためにリリースしようと考えていましたが、今回は全てキープしています(美味しい)。
世の中的には小さい魚をリリースして大きな魚をキープする方法が主流です。
私の場合は逆で、そこまで大きくなれる、そこまで生き残れる個体に子孫を残してもらいたいので大型ほどリリースしています。
メバルもキープするとして20センチ前後のみです。
初めての場所で初めて狙う魚が堤防からこれだけ釣れたら十分ではないでしょうか。
エギングロッド
今回、エギングロッドを使用し7gから10gの尺ヘッドでワインドを行いました。
これまでにもメバルプラッギング用のロッドでワインドをしていた事もありましたが、圧倒的にエギングロッドの方がワインドには適しています。
ジグヘッド単体のアジングなどを除けば、ほとんどの釣りがこれでカバー出来るように思います。
結局この日もたくさん用意していたタックルの中で、実際に使ったのはエギングロッド1タックルだけでした。
好き嫌いせず色々な釣りに目を向けてみるべきだと実感しました。
ロッド:エメラルダスMX711MLM-S
リール:カルディア2500-XH
ライン:ボーンラッシュ0.5号
リーダー:フロロカーボン2.5号
ルアー:エギ王LIVE、ベイティ、ナッゾジグ
それではまた。
ポチッとしていただけると励みになります。
最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
その分、甲殻類をメインに食べているキジハタの方が食味がいいと。山陰と山陽のキジハタも味に差があるけど、その辺りが起因してるみたいです。
宇和海だと結構釣れるようですが、瀬戸内海ではオオモンハタはあまり釣れるイメージはありませんね。
私はハタであればキジハタでもオオモンでも美味しいので嬉しいです。
味の違いは捕食しているエサによって異なると北陸の知人が言っていました。
今のところ美味しくないハタには出会っていないのですが、エリアやタイミングによって味の違いを楽しめればいいですね。
小さな個体をリリースするのが常道のようになっていますが、彼等が繁殖が出来るような個体にまで無事成長出来るかはかなり疑問です、ただでさえ釣られたことによるダメージもあるのに。
むしろ繁殖を行えるだろう大きな個体こそリリースして保護すべきでしょう。
勿論小さく幼い個体は簡単に獲れてしまうため、それに制限をかける意味でリリースを推奨するのは正しいことではあります。
そして産卵を前に荒食いする乗っ込みの時期は漁獲を制限するべきです、これはレジャーに限らないことですが。
コメントありがとうございます。
おそらく多くの釣り人がリリースについて真剣に考えた事はないのだろうと思います。
単に「リリースしましょう」と「小さくて食べるところがないから逃す」が一致した結果なのでしょう。
堤防の上にそのまま放置する人もいるので小さい魚でも逃すならまだ良い方かもしれません。
わかりやすい例としてはシャケですね。
川へ遡上した鮭を気にせず捕まえればあっという間に根絶やしになります。
それと同じ事がこれといって規制がなく普通に行われていると考えると・・・。
個人の考えと努力だけでなく、内水面のようなしっかりしたルール作りを進める必要がありますね。