こんにちは。Johnです。
今回は、釣れると噂のマル秘アイテムが実際にはどうなのかを確認するためにメバルを狙って来ました。
シーバス用ルアーにも食い付いて来る事があるメバルですから、おそらく釣れないルアーを探す方が難しいと思われますが、メバルプラッギングをこれまで楽しんで来た中で新しい仲間として受け入れるに値するのかをチェックします。
明るい時間に動きを見て、それを参考にナイトゲームや薄暗い時間帯に使用します。
ちなみに、ある程度下調べをしてから購入を決断しました。
その時に一番参考になったのが上記の動画です。
ステルスペッパー70S
動画でも紹介されている通り、基本的にはI字系のまっすぐ進むだけのプラグですが、スイッシャーの欠点であったペラ(プロップ)の回転の悪さが大きく改善されています。
慌ただしくアクションを加えなくても、ゆっくりリトリーブするだけで軽やかにプロップが回転するのが最大の特徴です。
フーッと息を吹きかけるだけでブン回ります。
メバルは平均的な状況において、激しい動きを嫌うためルアーがブリブリ泳ぐよりはほとんど泳がない方が反応が良いのです(ブリブリが効く時もある)。
しかし、アクションしなければそれだけアピール力が乏しくなります。
このステルスペッパー70Sはメバルに有効なI字アクションとプロップによるハイアピールを両立したプラグなのです。
これは絶対に釣れます。
ちなみに、プロップベイトの特徴として、飛距離はそれほど出ません。
実際にキャストしてみるとシュガーミノー50Sやリッジスリム60SSと同じくらいの飛距離でした。
また、スローシンキングでゆっくりと沈みますが、流れが弱い時はそれなりのスピードでリトリーブしてもレンジキープ力が優れており、水面から飛び出して使えないと言う事はありませんでした。
水面下20センチほどをスーッと直進します。
流れが強いエリアでダウンに入れると、スローリトリーブでも水面に引き波が立ちます。
リトリーブをピタッと止めるとほぼ沈まないサスペンドの如きポーズを見せ、ラインを緩めると若干お尻下がりのほぼ水平に沈下します。
基本的にはただ巻きで使うプラグだと思われますが、その辺りも有効になるシーンが必ずあるはずです。
ナイトゲームから
ここからは、実際にメバルを釣るために朝マズメのプラッギングに挑戦した時の記録です。
7時頃が満潮のため、マズメラッシュが始まる5時以降はタイミングとしては完璧です。
月はかなり明るく輝いていますが、少なくともプラグを使った釣りではそれほど大きな影響を感じる事はほぼないので、心配はしていません。
それよりもここ最近暴れているアジの存在が気になります。
メバルの数が減り、代わりにアジがどんどん増えているように感じます。
基本的に魚は持って帰らずリリースするので、口周りにグチャグチャにフッキングしてしまうアジは極力避けたい相手です。
今回狙うテトラ帯は、私から見て左から右へしっかりとした流れが効いています。
そして、その中で時々確認出来るライズ・・・。
あれはメバルだろうか。
アジだろうか。
いつも通りリトリーブで釣れるのか、止めで釣れるのかを確認します。
まずはパイロットルアーのオルガリップレス50で広く探ります。

しかし、これは予想通り全く反応を得る事が出来ず、今度はトッププラグを試す事にしました。
選んだのは、スープラ65PD。

アップクロスから出来るだけ流れに逆らわずに流します。
・・・反応なし。
ここまでは予定通り。
一応確認のために投げただけです。
この場所は何度も来ているので、ある程度メバルの求めているプラグも分かります。
これで釣れるかと思いきや、プラティSWでもダメ。
時々、水面が割れますが、頻度が少なく掛かりません。
なるほど。
これは以前と同じ感じかな。
次に投入したのはリッジ35Fのサスペンドチューンです。

トゥイッチで目立たせて、水面直下を流します。

ようやくメバルに出会う事が出来ました。
これだからメバルプラッギングではたくさんの種類のプラグが必要なのです。
そして、魚がいるのであれば諦めずに全て試すつもりでどんどんルアーチェンジを行います。
ちなみに、通常のフローティングモデルも試しましたが、こちらは全くだめでした。
このわずかな違いがメバルにとっては大きく異なるようです。

適切なプラグを適切に使用すれば連発します。

そして、この魚を最後にマズメゲームへと移ります。
これ以外にも掛からないブルブルッとしたアタリが何度かありましたが、奇跡的に掛かった小さなアジを見て答え合わせが出来ました。
アジを狙うにしても最低20センチは欲しいです。
ステルスペッパー炸裂
マズメラッシュは15分から20分ほど。
いつの間にか始まって、いつの間にか終わってしまうのです。
だから、それらしい時間帯になったらいつ始まるかわからないラッシュに期待してルアーをキャストし続けます。
選んだのは、飛距離抜群で広範囲をサーチ出来るオルガリップレス50。

幸先良くヒットした22センチのメバルでした。
いくらやっても釣れなかったメバルがマズメのタイミングだけ、一時的にリトリーブで釣れるのです。
しかし、バイトがあっても掛からない事が3回ほど続き、時間もないためすぐにルアーチェンジを行います。
こんな時は何かが合っていないのですが、悩む時間は残されていません。
そして、ついに真打登場。
ステルスペッパー70Sにスナップを付け替えます。

まだ釣った事がないプラグなので、使い方に自信が持てませんが、とりあえずスローリトリーブで左から右への流れに乗せるようにドリフト気味に使用します。

ガツンッと暴力的なバイト。
ステルスペッパー70Sでもメバルが釣れる事が証明されました。
強い流れの中でもI字系の強みで暴れる事なく、このペラの回転が確実に魚を引き付けています。

あれだけしっかりとバイトが出てくれるなら一安心です。


ボートゲームで使うイメージが強くありましたが、普通にショアからの釣りでも通用します。
動かないプラグでありながら、ペラで強烈にアピールしてくれる相反する機能。
トッププラグを止めて流さないと釣れない時は出番はないと思います。
しかし、巻いて釣れるシチュエーション、例えば小魚を捕食しているシーンでは大活躍してくれる事でしょう。
これは一軍入り決定です。
案の定、ラッシュはあっという間に終了してしまいました。


足元の小さなメバルと遊んで納竿としました。
最後に、プロップベイト全般のメンテナンスについて書いておきます。
プロップベイトはペラの回転が命です。
使っている内にサビや水垢で回転が悪くなってくるため、釣行後はタックルエリクサー等を使用してきちんとメンテナンスを行いましょう。

追記
後日、夕方のラッシュ目当てでデイゲームからスタートした時に、改めてプラグの動きを確認していると、足元のテトラの穴から大きなアイナメと思われる魚が姿を現し、シャーッと水面を滑っていたステルスペッパー70Sがドバッと引きずり込まれました。
そして、そのままテトラの穴へ・・・。
犠牲は大きかったですが、日中に今まで見た事がないような魚を水面まで引っ張り上げる力があります。
ロッド:Groovy 80S FLIGHTEX
リール:ルビアス2500-XH
ライン:ボーンラッシュ0.4号
リーダー:フロロカーボン2号
ルアー:プラティ、リッジ、スープラ、オルガリップレス、漣Z、ステルスペッパー
それではまた。



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最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
今回は、釣れると噂のマル秘アイテムが実際にはどうなのかを確認するためにメバルを狙って来ました。
シーバス用ルアーにも食い付いて来る事があるメバルですから、おそらく釣れないルアーを探す方が難しいと思われますが、メバルプラッギングをこれまで楽しんで来た中で新しい仲間として受け入れるに値するのかをチェックします。
明るい時間に動きを見て、それを参考にナイトゲームや薄暗い時間帯に使用します。
ちなみに、ある程度下調べをしてから購入を決断しました。
その時に一番参考になったのが上記の動画です。
ステルスペッパー70S
動画でも紹介されている通り、基本的にはI字系のまっすぐ進むだけのプラグですが、スイッシャーの欠点であったペラ(プロップ)の回転の悪さが大きく改善されています。
慌ただしくアクションを加えなくても、ゆっくりリトリーブするだけで軽やかにプロップが回転するのが最大の特徴です。
フーッと息を吹きかけるだけでブン回ります。
メバルは平均的な状況において、激しい動きを嫌うためルアーがブリブリ泳ぐよりはほとんど泳がない方が反応が良いのです(ブリブリが効く時もある)。
しかし、アクションしなければそれだけアピール力が乏しくなります。
このステルスペッパー70Sはメバルに有効なI字アクションとプロップによるハイアピールを両立したプラグなのです。
これは絶対に釣れます。
ちなみに、プロップベイトの特徴として、飛距離はそれほど出ません。
実際にキャストしてみるとシュガーミノー50Sやリッジスリム60SSと同じくらいの飛距離でした。
また、スローシンキングでゆっくりと沈みますが、流れが弱い時はそれなりのスピードでリトリーブしてもレンジキープ力が優れており、水面から飛び出して使えないと言う事はありませんでした。
水面下20センチほどをスーッと直進します。
流れが強いエリアでダウンに入れると、スローリトリーブでも水面に引き波が立ちます。
リトリーブをピタッと止めるとほぼ沈まないサスペンドの如きポーズを見せ、ラインを緩めると若干お尻下がりのほぼ水平に沈下します。
基本的にはただ巻きで使うプラグだと思われますが、その辺りも有効になるシーンが必ずあるはずです。
ナイトゲームから
ここからは、実際にメバルを釣るために朝マズメのプラッギングに挑戦した時の記録です。
7時頃が満潮のため、マズメラッシュが始まる5時以降はタイミングとしては完璧です。
月はかなり明るく輝いていますが、少なくともプラグを使った釣りではそれほど大きな影響を感じる事はほぼないので、心配はしていません。
それよりもここ最近暴れているアジの存在が気になります。
メバルの数が減り、代わりにアジがどんどん増えているように感じます。
基本的に魚は持って帰らずリリースするので、口周りにグチャグチャにフッキングしてしまうアジは極力避けたい相手です。
今回狙うテトラ帯は、私から見て左から右へしっかりとした流れが効いています。
そして、その中で時々確認出来るライズ・・・。
あれはメバルだろうか。
アジだろうか。
いつも通りリトリーブで釣れるのか、止めで釣れるのかを確認します。
まずはパイロットルアーのオルガリップレス50で広く探ります。
しかし、これは予想通り全く反応を得る事が出来ず、今度はトッププラグを試す事にしました。
選んだのは、スープラ65PD。
アップクロスから出来るだけ流れに逆らわずに流します。
・・・反応なし。
ここまでは予定通り。
一応確認のために投げただけです。
この場所は何度も来ているので、ある程度メバルの求めているプラグも分かります。
- 小さなプラグ
- 水面付近を逆らわずに流れるプラグ
- 水平浮きプラグ
もちろん、日によって変わりますが、おそらく今日はこのような感じでしょう。
周囲が暗い時間帯はこの状態が続き 、少し明るくなって来たタイミングでマズメラッシュへと突入するのがメバルです。
当然ですが、今回の目玉であるステルスペッパー70Sにも反応はありません。
次に投入するのは、最近頼りすぎている最強のトップウォータープラグプラティSW。

流れを見てしっかりと打ち込む位置とコースを決めて、可能な限り自然に流れて来るエサを演出します。
・・・あれ?
反応なし・・・。
周囲が暗い時間帯はこの状態が続き 、少し明るくなって来たタイミングでマズメラッシュへと突入するのがメバルです。
当然ですが、今回の目玉であるステルスペッパー70Sにも反応はありません。
次に投入するのは、最近頼りすぎている最強のトップウォータープラグプラティSW。
流れを見てしっかりと打ち込む位置とコースを決めて、可能な限り自然に流れて来るエサを演出します。
・・・あれ?
反応なし・・・。
これで釣れるかと思いきや、プラティSWでもダメ。
時々、水面が割れますが、頻度が少なく掛かりません。
なるほど。
これは以前と同じ感じかな。
次に投入したのはリッジ35Fのサスペンドチューンです。
トゥイッチで目立たせて、水面直下を流します。

ようやくメバルに出会う事が出来ました。
これだからメバルプラッギングではたくさんの種類のプラグが必要なのです。
そして、魚がいるのであれば諦めずに全て試すつもりでどんどんルアーチェンジを行います。
ちなみに、通常のフローティングモデルも試しましたが、こちらは全くだめでした。
このわずかな違いがメバルにとっては大きく異なるようです。

適切なプラグを適切に使用すれば連発します。

そして、この魚を最後にマズメゲームへと移ります。
これ以外にも掛からないブルブルッとしたアタリが何度かありましたが、奇跡的に掛かった小さなアジを見て答え合わせが出来ました。
アジを狙うにしても最低20センチは欲しいです。
ステルスペッパー炸裂
マズメラッシュは15分から20分ほど。
いつの間にか始まって、いつの間にか終わってしまうのです。
だから、それらしい時間帯になったらいつ始まるかわからないラッシュに期待してルアーをキャストし続けます。
選んだのは、飛距離抜群で広範囲をサーチ出来るオルガリップレス50。

幸先良くヒットした22センチのメバルでした。
いくらやっても釣れなかったメバルがマズメのタイミングだけ、一時的にリトリーブで釣れるのです。
しかし、バイトがあっても掛からない事が3回ほど続き、時間もないためすぐにルアーチェンジを行います。
こんな時は何かが合っていないのですが、悩む時間は残されていません。
そして、ついに真打登場。
ステルスペッパー70Sにスナップを付け替えます。
まだ釣った事がないプラグなので、使い方に自信が持てませんが、とりあえずスローリトリーブで左から右への流れに乗せるようにドリフト気味に使用します。

ガツンッと暴力的なバイト。
ステルスペッパー70Sでもメバルが釣れる事が証明されました。
強い流れの中でもI字系の強みで暴れる事なく、このペラの回転が確実に魚を引き付けています。

あれだけしっかりとバイトが出てくれるなら一安心です。


ボートゲームで使うイメージが強くありましたが、普通にショアからの釣りでも通用します。
動かないプラグでありながら、ペラで強烈にアピールしてくれる相反する機能。
トッププラグを止めて流さないと釣れない時は出番はないと思います。
しかし、巻いて釣れるシチュエーション、例えば小魚を捕食しているシーンでは大活躍してくれる事でしょう。
これは一軍入り決定です。
案の定、ラッシュはあっという間に終了してしまいました。


足元の小さなメバルと遊んで納竿としました。
最後に、プロップベイト全般のメンテナンスについて書いておきます。
プロップベイトはペラの回転が命です。
使っている内にサビや水垢で回転が悪くなってくるため、釣行後はタックルエリクサー等を使用してきちんとメンテナンスを行いましょう。
追記
後日、夕方のラッシュ目当てでデイゲームからスタートした時に、改めてプラグの動きを確認していると、足元のテトラの穴から大きなアイナメと思われる魚が姿を現し、シャーッと水面を滑っていたステルスペッパー70Sがドバッと引きずり込まれました。
そして、そのままテトラの穴へ・・・。
犠牲は大きかったですが、日中に今まで見た事がないような魚を水面まで引っ張り上げる力があります。
ロッド:Groovy 80S FLIGHTEX
リール:ルビアス2500-XH
ライン:ボーンラッシュ0.4号
リーダー:フロロカーボン2号
ルアー:プラティ、リッジ、スープラ、オルガリップレス、漣Z、ステルスペッパー
それではまた。


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ポチッとしていただけると励みになります。
最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
その見た目と形状、アクションから、少し敬遠してました。
メバルに限らず、アイナメ狙いでも使ってみたくなりました。
青森ではアイナメのミノーイングが一部で行われているので、それに有効かもしれません。もちろん、メバルにも使ってみます。
ステルスペッバー新規に購入します。
あの威力には驚きました。
全く効果のないシチュエーションもありますが、おそらくベイトフィッシュの存在が条件として加われば、かなりの爆発力があるプラグです。
そちらでそろそろ始まる春の入れ食い祭りで活躍してくれると思われます。