こんにちは。Johnです。

今回は、前回から使い始めたニュープラグの使用感と、実釣の様子です。

実際に昼間にアクションやレンジを確認し、それを理解した上でナイトゲームに臨みます。



導入理由

私がメバルプラッギングで愛用しているリッジスリム60SSは値段が高く、もう少しお手頃価格で入手の容易なプラグはないだろうかと模索していました。

リッジはAmazonで1676円に対し、漣は1190円。
もっと安いネットショップもありますが、概ね1600円以上のプラグを紛失や破損の度に購入するのは財布へのダメージが大きいのです。
出番の多いプラグだからこそ、そのような機会も多くなります。

テトラへの根掛かりでロスト、シーバスがヒットしてロスト、テトラの隙間へ落としてロスト。
一応フックはST-26のため、根掛かりしても大抵はフックを伸ばして回収出来ます。

もう一つの破損という理由での買い替えも、使用頻度が高いために多くなります。
ミスキャストでぶつけたり、回収時に堤防に当たったり・・・。

そんな場合の修繕方法も記載しておきます。
メバルプラッギングで使用されるプラグはほとんどがクリア系のカラーとなりますが、クリアである事でひび割れや浸水がよく分かります。

もしそのようなプラグを発見した場合は、即座に使用を中止し、数日から数週間かけて乾燥させてください。
ボディ内の水滴が見えなくなれば乾燥は出来ているので、今度は重心移動が問題なく稼働するかどうかを調べます。
ここまでで異常がなければ原因と思われるひび割れを瞬間接着剤で埋めます。
それらしいところへ塗りたくる感じです。

基本的にはこれで浸水はなくなります。
私の場合は、さらにウレタンコーティングをして仕上げです。

接着剤を使わずにウレタンだけで浸水を止める事は出来ません。
必ず瞬間接着剤を使用しましょう。

私はこのような方法で延命処置を施して来ました。
しかし、限界はあります。

だから、リッジスリム60SSの代用となるプラグを探していました。





漣Z60


ライトゲーム用のプラグコーナーで目に止まったのがこれでした。
ちなみに、スローフローティングのFとシンキングのSがあります。

明るい時間帯に確認したところ、Fは最大潜行深度が50センチから60センチほどと、想像していたよりもかなり潜ります。
しかし、スローフローティングである事も相まって、デッドスローリトリーブでも背中を水面から出す事なく、30センチほどのレンジをゆらゆらと柔らかなウォブンロールで泳ぎます。

レンジの浅いリッジの代用となるかは微妙なところです。

また、Sについてはかなり大きな重りが重心移動に搭載されているため、飛距離はミノーとしてはかなり出ます。
アクションもFと比べてかなり控えめで、リップ付きのシンキングペンシル感覚で使用するのが良さそうです。
スローシンキングではないため結構な速度で沈みますが、不思議な事に着水してすぐにリトリーブを開始すればFよりも上のレンジを引いて来る事が出来ます。

FでもSでもリトリーブスピードとロッドポジション次第である程度レンジコントロールが可能なため、リッジの完全な代用とはなりませんが、それなりにカバーする事は可能であると判断しました。

表層特化型のF、表からボトムまで幅広く攻略可能なSです。
荒れている時や激流ポイントではSの方が使いやすいでしょう。

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写真の上側がリッジ、下側が漣です。
比べてみると少しボリュームがあります。

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サクサスと言う貫通力に特化したフックが搭載されていますが、ご覧の通り一撃で伸ばされました。
リングも小さくて交換が面倒なので、リングとフックを使いやすいものへ交換する事をオススメします。

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今回の釣行後にリングを少し大きく、フックはF・S共にSTBL-36の12番に変更、強度UPとバーブレスによる貫通力および安全性を確保。


また、購入した漣Z60は2本ともトゥルーチューンが狂っていました。
リトリーブで確認すると、右へ逸れるFと左へ逸れるS。
アイを曲げてきちんと真っ直ぐに泳ぐように調節が必要です。



マズメ狙い

ここからは実釣の様子です。
いつものプラッギングなので、今回は細かな事は端折ります。

午前4時に到着すると、予定通り水面に無数のライズが確認出来ます。
そして、珍しくエサ釣りの方が1名。
挨拶をして釣りをしても問題ない方向や範囲を確認し、釣りを開始します。

「あそこの立ち位置からそこへキャストして、そこから流れを利用してここまで流します」
こんな風にしっかりと確認しておくとお互いに気持ちよく釣りが出来ます。

エサ釣り師曰く、全然釣れないとの事。

これだけバチャバチャやっているのに、さぞ歯痒い思いをされているのでしょう。
アジでもメバルでも何でも良いとの事なので、とりあえず1匹釣ってお土産に渡す事にしました。

これまでにも何度かエサ釣り師の方が釣れない時にメバルを釣って来た経験から、タナが合っていない事を伝えますが、理解出来ない様子でした。
そもそも、理解出来たところで水面や水面直下を流せる用意がないのでしょう。

そこまでしっかりレンジを意識している人はほとんどいないのが現実です。
簡単に釣れてしまうエサに頼るが故に成長が止まっているからです。

私はおもむろにプラティSWをセットし、釣りを開始します。

流れの角度的に私の立ち位置からはアップからダウンへ綺麗に流す事が難しいのですが、それでも幾らかのメバル達は反応を示してくれました。

サクッと1匹釣り上げてエサ釣りの方へプレゼントします。

最低限のノルマを達成したため、ここからはいつも通り様々なプラグを試して最適解を求めます。
エサ釣りの方はいつの間にか帰っていました。

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プラティSWが良さそうではありますが、どうもベストではないので色々と試していると・・・。

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リッジ35Fがハマりました。

しかし、釣り方は私がいつも行っているポンプリトリーブではなく、トゥイッチ&ポーズでした。
チョンチョン、ポーズ、チョンチョンチョン、ポーズの繰り返し。

アクションもそうですが、おそらくサイズ感がちょうど良かったのだと思われます。

そして、周囲が明るくなって来たタイミングでミノーに変更します。
それまではリトリーブで一切釣れなかったメバルがこのタイミングになると、ボコボコ釣れ出すのがマズメゲームの魅力です。

使用したのは、浅いところようにシュガーミノー50Sと、少しだけ深く探るために漣Z60Fを選びました。
リトリーブスピードは自ずと早くなるので、単純に探りたいレンジで使い分けます。

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やはりこのタイミングだと良い感じに釣れてくれます。
グリグリ巻いてゴゴゴッと重くなる瞬間はたまりません。

周囲が完全に明るくなり、反応がなくなったタイミングでテスト終了。
特に何の問題もなく使えました。
しかし、これも昼間の内にアクションやレンジを確認しておいたからです。

使い易くて値段が安い。
今後は一軍として活躍してもらいます。

それよりも、リッジ35Fがハマった事が今回の最も大きな収穫でした。
プラティSW以外のプラグでは攻略が不可能かと思えたあのシチュエーションで、それ以外の有効打を見つける事が出来ました。

次もマズメゲームに行くか?




値段が安い、良く飛ぶ、レンジとアクションが絶妙。
とても良いミノーです。



ロッド:Groovy 80S FLIGHTEX
リール:ルビアス2500-XH
ライン:ボーンラッシュ0.4号
リーダー:フロロカーボン2.5号
ルアー:プラティ、メバペン、スープラ、シュガーミノー、リッジ、漣



それではまた。





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最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。