こんにちは。Johnです。
夏と違ってこの時期は風が強い。
風が強いと言う事は、波もある。
おまけに、今回は雨の中の釣行です。
悪天候の時こそ場所さえ選べば爆釣する事があると、これまでに何度か書いて来ましたが、この日の釣行はまさに爆発と言う感じでした。
雨と風
風だけであればいつもと同じ。
しかし、今日は雨が降っています。
なぜ雨の日に敢えて釣りに行ったのかと言うと、まず一つ目の理由としては釣り人が少ないからです。
私は基本的に他に釣り人がいないような場所を探して釣りをするタイプなので、人の少ないこんな雨の日はポイントの選択肢が広がります。
さらに、風と波が作り出す魚の濃いエリアで、入れ食いを堪能出来る可能性があります。
風はない方が間違いなく釣りやすいのですが、風が当たる面と当たらない面だとほとんどの場合、風が当たる風表が圧倒的に魚は良く釣れます。
強い横風は避けますが、向かい風は基本的に大歓迎です。
もちろん、安全な範囲で。
ここまでは、いつもの悪天候の釣りです。
今回はそこに、さらにもう一つ魚が釣れそうな要素がありました。
それは、暖かい日だったからです。
水温が下がると食いが悪くなると言われるのはどの魚も同じで、逆に少しでも水温が上がれば元気になります。
人間も寒いのは嫌ですから。
普段よりも気温が高い状態で、この風と雨で掻き混ぜられれば一時的にでも表水温は高くなるでしょう。
そして、水温の上昇と共に魚達もやる気を出してくれます。
この日釣りをした2ヶ所目のポイントは、まさにこの風表と水温上昇の組み合わせにより連続ヒットも珍しくなく、掛からないまでも何度もバイトを感じられるようなハイテンションな夜となりました。
道端フィッシング
まずは、もうそろそろ魚も岸際に戻って来ているのではなかろうかと、12月末から1月頭にかけて調子の良かった道端ポイントで釣りをしてみる事にしました。
追い風という予報だったので、風も波もほとんど感じないだろうと考えていたのですが、実際に到着してみると左から右への綺麗な横風でした。
雨はレインスーツを着ていれば気にならないレベルです。
水深の浅いところである事と、風の影響を考えてまずリッジスリム60SSをセレクト。
嫌な横風を気にしながら、とりあえず最もメバルが潜んでいそうなテトラ際をトレースします。
ラインを良く見ておかないと、テトラに擦ってしまったり、ルアーを引っ掛けて無くしてしまうので注意が必要です。
しかし、何度かテトラ付近を通しても反応がありません。
これはまだもう少し先かな?
もしくはオープンに出ているのか。
その後も広くキャストをして探っていると、テトラから少し離れた位置で何度か微かなバイトを感じました。
今日はそういう日か。


この場所のアベレージは18センチほどの小型メバルが中心です。
私はたくさん釣れるのであれば、このサイズでも楽しめるので好きです。
20センチ以上のメバルが入れ食いになれば最高ですが、あまり危険なところへ行かない私では、限られたポイントへタイミングを見極めて向かった時くらいしかそんな経験は出来ません。
それでも一般的なメバル釣り師と比べると多く釣っているような気はしますが。

釣れるには釣れますが、数はそれほど出ません。
移動する前にS.P.M.55でもう少し上のレンジも探っておきます。
デッドスローだとほとんど動かないリッジやシュガーミノーと違って、結構お尻を振って動いてくれるのがS.P.M.55の特徴です。
当然、飛距離も。
メバルプラッギングをスタートさせて間もない頃は、何も考えずにこれを投げておけば良い経験になると思います。

極小メバルのコツコツを感じますが、残りのメバルは随分小さいようです。
良いタイミングなので、この日狙いたかったタイミングで目的の場所へ移動する事にしました。
入れ食い
先ほどより雨も強くなり、移動したところは正面から風をもろに受けるテトラ帯。
風が強く、ウネリのある時はリップ付きシンキングミノーか、重めのシンキングペンシルくらいしか出番がなくなります。
この風とウネリに対応出来るか疑問ですが、事前にセットしていたリッジスリム60SSをとりあえず投げ込んでみる事にしました。
ちなみに、正面から雨を受ける事になるので、顔面ビショビショです。笑
すると、1投目からサクッと何かがヒットしました。
足元で逃してしまいましたが、これだけウネリがあっても表層に何かが浮いているようです。
アジか?
結構すぐバレたし。
そして、続けての2投目でその正体が判明します。

どん!
22センチほどのクロメバル。
しかも、ワンキャストで何度もゴンッ、ガツッとアタリがある事から結構な数の良型メバルが浮いているようです。
こんな天候の時にわざわざここまで来る人はいないのですが、だからこそこの光景を知っているのは私だけ。
いつも穏やかな日にここで釣りをしている方は気が付かないフィーバー状態。





風雨の中、もうボコボコですよ。
しかも、スローリトリーブではなく、ルアーのアクションが感じられるくらい早くリトリーブしても躊躇なくアタックして来ます。
掛からないバイト多数、一瞬だけ重さが乗るようなヒットも多数。
ウネリの影響なのか、少しだけヒット率は下がるように感じましたが、それでも投げれば何かしらの反応があります。
ここで、さらに遠くを攻める意味と、リッジの動きに反応しないメバルを釣るためにS.P.M.75に変更しました。
その場所にメバルが100匹いたとして、それらが全て釣れる事は絶対にありません。
人間に例えて考えてみるとよくわかります。
全員が同じ物を食べたいと思う事はなく、特売だからと同じ商品を全員が買う事もありません。
人間と同じように個々の性格や好みの違いがあるのです。
そして、犬の糞が道に落ちていれば誰もが避けて通るでしょう。
共通する部分と、個人で異なる部分があります。
向かい風を切り裂いて低弾道で鋭くS.P.M.75を飛ばし、可能な限り広範囲を探ります。
リッジでほとんど釣ってしまったような状況でも、こうしてルアーを変えると再び反応を得られる事が多く、またこのようなイージーに釣れる時に色々な事を試すのはとても大切です。
この時、他にもトッププラグやさらに深いレンジを探れるルアーを投入しました。
レンジが深いと反応は得られず、トップには時々出るものの掛かりが悪いためすぐにやめました。
リッジスリム60SSで広く探っていると釣れる位置と釣れない位置がある事がわかります。
かなり離れた位置でもアタリはあるのですが、正面以外の右や左へのキャストでは反応を得られませんでした。


ほとんどの個体はお腹がペタンコですが、まだ一部抱卵中の個体もいるようです。


ちなみに、クリア以外のプラグでも釣れるところを見せるために実際に釣ってみました。
常夜灯絡みで、穏やかな日はクリアが有効なシーンが多くなりますが、こうした荒れている時はむしろこちらの方が目立って有利な場合もあります。
楽しんでいる内に潮位が高くなり、波がさらに荒ぶって来たので穏やかな内側へ少し移動しました。
既に全身雨と潮でずぶ濡れ状態ですが、もう少しだけ続ける事にします。
先ほどの場所は正面から潮と風が向かってくるような立ち位置で、今度は左から右へ潮が流れる位置取りです。
先ほどの良型メバルの入れ食いは無理でも、小さいメバルが遊んでくれれば満足です。
リッジスリム60SSでは反応がよろしくなかったので、今度はこの場所の定番であるシュガーミノー50Sを投入しました。
内側はまだ穏やかな方なので、キャストしてゆっくりとリトリーブを行います。







サイズは20センチほどで先ほどより少し下がりますが、こちらでもボコボコ釣れます。
今日はどうやらテトラから少し離れた位置に魚が集中しているらしく、テトラ帯と並行に投げるのではなく、正面に投げ込めば何かしらの反応を得られます。
そろそろ、巻いて釣れないメバルとも遊びたいです。
ちなみに、私の使っているプラグは全てバーブレス仕様です。
もっと穏やかな日であれば下げ潮でまた違った釣り方、魚に出会えるのですが、今回は悪天候のためここで終了としました。
少なくとも瀬戸内は、完全にメバルを楽しめる時期になったと言っても良いでしょう。
STBL-36

釣り人の世代交代でリリースも当たり前になった今だからこそ、積極的にバーブレスを導入してみてはいかがでしょうか。
それではまた。



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最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
夏と違ってこの時期は風が強い。
風が強いと言う事は、波もある。
おまけに、今回は雨の中の釣行です。
悪天候の時こそ場所さえ選べば爆釣する事があると、これまでに何度か書いて来ましたが、この日の釣行はまさに爆発と言う感じでした。
雨と風
風だけであればいつもと同じ。
しかし、今日は雨が降っています。
なぜ雨の日に敢えて釣りに行ったのかと言うと、まず一つ目の理由としては釣り人が少ないからです。
私は基本的に他に釣り人がいないような場所を探して釣りをするタイプなので、人の少ないこんな雨の日はポイントの選択肢が広がります。
さらに、風と波が作り出す魚の濃いエリアで、入れ食いを堪能出来る可能性があります。
風はない方が間違いなく釣りやすいのですが、風が当たる面と当たらない面だとほとんどの場合、風が当たる風表が圧倒的に魚は良く釣れます。
強い横風は避けますが、向かい風は基本的に大歓迎です。
もちろん、安全な範囲で。
ここまでは、いつもの悪天候の釣りです。
今回はそこに、さらにもう一つ魚が釣れそうな要素がありました。
それは、暖かい日だったからです。
水温が下がると食いが悪くなると言われるのはどの魚も同じで、逆に少しでも水温が上がれば元気になります。
人間も寒いのは嫌ですから。
普段よりも気温が高い状態で、この風と雨で掻き混ぜられれば一時的にでも表水温は高くなるでしょう。
そして、水温の上昇と共に魚達もやる気を出してくれます。
この日釣りをした2ヶ所目のポイントは、まさにこの風表と水温上昇の組み合わせにより連続ヒットも珍しくなく、掛からないまでも何度もバイトを感じられるようなハイテンションな夜となりました。
道端フィッシング
まずは、もうそろそろ魚も岸際に戻って来ているのではなかろうかと、12月末から1月頭にかけて調子の良かった道端ポイントで釣りをしてみる事にしました。
追い風という予報だったので、風も波もほとんど感じないだろうと考えていたのですが、実際に到着してみると左から右への綺麗な横風でした。
雨はレインスーツを着ていれば気にならないレベルです。
水深の浅いところである事と、風の影響を考えてまずリッジスリム60SSをセレクト。
嫌な横風を気にしながら、とりあえず最もメバルが潜んでいそうなテトラ際をトレースします。
ラインを良く見ておかないと、テトラに擦ってしまったり、ルアーを引っ掛けて無くしてしまうので注意が必要です。
しかし、何度かテトラ付近を通しても反応がありません。
これはまだもう少し先かな?
もしくはオープンに出ているのか。
その後も広くキャストをして探っていると、テトラから少し離れた位置で何度か微かなバイトを感じました。
今日はそういう日か。


この場所のアベレージは18センチほどの小型メバルが中心です。
私はたくさん釣れるのであれば、このサイズでも楽しめるので好きです。
20センチ以上のメバルが入れ食いになれば最高ですが、あまり危険なところへ行かない私では、限られたポイントへタイミングを見極めて向かった時くらいしかそんな経験は出来ません。
それでも一般的なメバル釣り師と比べると多く釣っているような気はしますが。

釣れるには釣れますが、数はそれほど出ません。
移動する前にS.P.M.55でもう少し上のレンジも探っておきます。
デッドスローだとほとんど動かないリッジやシュガーミノーと違って、結構お尻を振って動いてくれるのがS.P.M.55の特徴です。
当然、飛距離も。
メバルプラッギングをスタートさせて間もない頃は、何も考えずにこれを投げておけば良い経験になると思います。

極小メバルのコツコツを感じますが、残りのメバルは随分小さいようです。
良いタイミングなので、この日狙いたかったタイミングで目的の場所へ移動する事にしました。
入れ食い
先ほどより雨も強くなり、移動したところは正面から風をもろに受けるテトラ帯。
風が強く、ウネリのある時はリップ付きシンキングミノーか、重めのシンキングペンシルくらいしか出番がなくなります。
この風とウネリに対応出来るか疑問ですが、事前にセットしていたリッジスリム60SSをとりあえず投げ込んでみる事にしました。
ちなみに、正面から雨を受ける事になるので、顔面ビショビショです。笑
すると、1投目からサクッと何かがヒットしました。
足元で逃してしまいましたが、これだけウネリがあっても表層に何かが浮いているようです。
アジか?
結構すぐバレたし。
そして、続けての2投目でその正体が判明します。

どん!
22センチほどのクロメバル。
しかも、ワンキャストで何度もゴンッ、ガツッとアタリがある事から結構な数の良型メバルが浮いているようです。
こんな天候の時にわざわざここまで来る人はいないのですが、だからこそこの光景を知っているのは私だけ。
いつも穏やかな日にここで釣りをしている方は気が付かないフィーバー状態。





風雨の中、もうボコボコですよ。
しかも、スローリトリーブではなく、ルアーのアクションが感じられるくらい早くリトリーブしても躊躇なくアタックして来ます。
掛からないバイト多数、一瞬だけ重さが乗るようなヒットも多数。
ウネリの影響なのか、少しだけヒット率は下がるように感じましたが、それでも投げれば何かしらの反応があります。
ここで、さらに遠くを攻める意味と、リッジの動きに反応しないメバルを釣るためにS.P.M.75に変更しました。
その場所にメバルが100匹いたとして、それらが全て釣れる事は絶対にありません。
人間に例えて考えてみるとよくわかります。
全員が同じ物を食べたいと思う事はなく、特売だからと同じ商品を全員が買う事もありません。
人間と同じように個々の性格や好みの違いがあるのです。
そして、犬の糞が道に落ちていれば誰もが避けて通るでしょう。
共通する部分と、個人で異なる部分があります。
向かい風を切り裂いて低弾道で鋭くS.P.M.75を飛ばし、可能な限り広範囲を探ります。
リッジでほとんど釣ってしまったような状況でも、こうしてルアーを変えると再び反応を得られる事が多く、またこのようなイージーに釣れる時に色々な事を試すのはとても大切です。
この時、他にもトッププラグやさらに深いレンジを探れるルアーを投入しました。
レンジが深いと反応は得られず、トップには時々出るものの掛かりが悪いためすぐにやめました。
リッジスリム60SSで広く探っていると釣れる位置と釣れない位置がある事がわかります。
かなり離れた位置でもアタリはあるのですが、正面以外の右や左へのキャストでは反応を得られませんでした。


ほとんどの個体はお腹がペタンコですが、まだ一部抱卵中の個体もいるようです。


ちなみに、クリア以外のプラグでも釣れるところを見せるために実際に釣ってみました。
常夜灯絡みで、穏やかな日はクリアが有効なシーンが多くなりますが、こうした荒れている時はむしろこちらの方が目立って有利な場合もあります。
楽しんでいる内に潮位が高くなり、波がさらに荒ぶって来たので穏やかな内側へ少し移動しました。
既に全身雨と潮でずぶ濡れ状態ですが、もう少しだけ続ける事にします。
先ほどの場所は正面から潮と風が向かってくるような立ち位置で、今度は左から右へ潮が流れる位置取りです。
先ほどの良型メバルの入れ食いは無理でも、小さいメバルが遊んでくれれば満足です。
リッジスリム60SSでは反応がよろしくなかったので、今度はこの場所の定番であるシュガーミノー50Sを投入しました。
内側はまだ穏やかな方なので、キャストしてゆっくりとリトリーブを行います。







サイズは20センチほどで先ほどより少し下がりますが、こちらでもボコボコ釣れます。
今日はどうやらテトラから少し離れた位置に魚が集中しているらしく、テトラ帯と並行に投げるのではなく、正面に投げ込めば何かしらの反応を得られます。
そろそろ、巻いて釣れないメバルとも遊びたいです。
ちなみに、私の使っているプラグは全てバーブレス仕様です。
もっと穏やかな日であれば下げ潮でまた違った釣り方、魚に出会えるのですが、今回は悪天候のためここで終了としました。
少なくとも瀬戸内は、完全にメバルを楽しめる時期になったと言っても良いでしょう。
STBL-36
釣り人の世代交代でリリースも当たり前になった今だからこそ、積極的にバーブレスを導入してみてはいかがでしょうか。
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