こんにちは。Johnです。
以前手に入れてから超お気に入りで出番の多かった、チタンティップ搭載のジグヘッド単体用のスーパーアジスト53TISLという特化型ロッド。
このロッドで人生初のチタンティップを使ってみたところ、これまでの価値観を変えてしまうほどのしなやかさと感度を体験し、その素晴らしさについては私が触って来たロッドで今もなおナンバーワンだと言えるほどの完成度でした。
しかし、このロッドを使い続けるのもそろそろ飽きて来ました。
今度手に入れるならチタンではなくソリッドティップと決めていて、それはここ数年のカーボンの進化に期待すると共に、もっと重量のあるジグヘッドや軽いプラグ程度までを扱える汎用性を求めてのことでした。
また、スーパーアジストの弱点を敢えて挙げるとすれば、3g程度が限界だと感じてしまうほど繊細なティップとライトラインを前提とした小さなガイド。
通常、アジングで使用するジグヘッドで3gと言えばなかなか存在すらしませんが、私は欲張りなので尺ヘッドで余裕を持ってワインドに使いたいと思う時があります。
さらに、少しだけメインラインとリーダーを太くして大きなメバルを狙いたい時があります。
そんな時に、一応問題なく使えるのだけれどもっと余裕が欲しいと感じていました。
しかし、このロッドが欲しい!という明確なビジョンはなく、なんとなくそんなロッドに出会えれば一本追加しても良いかな?程度です。
そして、なんとなく時間を潰すために入った釣具屋さんで出会ったのが、今回のタイトルであるソアレエクスチューンでした。
ソアレS58SUL-S
軽量ジグヘッド特化型。
オススメは1g以下のジグヘッド。
タフテックインフィニティ採用のしなやかなティップで軽負荷時の微妙なもたれを演出。
ルアーをついばんだだけか、フックも吸い込んだか、ティップで判別可能な繊細を極めんとするアイテム。

軽量ジグヘッド特化型とか、ついばんだだけかわかるとホームページには書いてありますが、これは売り出し用のキャッチフレーズ。
アジングというカテゴリが作られて10数年間、今では軽量ジグヘッドが扱えるのが普通、ついばんだだけか分かるのが当たり前だと考えてください。
ワームのテイルだけ咥えているような感触を感じられるロッドは、他にいくらでも存在しているのです。
しかし、だからと言って、このロッドが他のロッドに劣るのかというとそんなことはありません。
その理由についてはもう少し後に述べます。
また、他にも気になる部分があります。
上に載せているスペック表を見てもらえれば分かる通り、このロッドで扱える重量は0.3gから6gまでだと記載されています。
この表記の仕方が曲者で、これを見たアジンガーは「6gまで扱える!?そんなにティップが硬いのか!」とメーカーの発信するメッセージを間違った方向に捉えてしまいます。
例えば、とあるライトゲームメーカーはルアーウェイト0.2gから1.5gという感じで、扱える重量をみただけで相当繊細なのだとイメージさせる表記になっています。
ソアレエクスチューンは、この部分だけでかなり損をしているアジングロッドの代表だと私は考えています。
実際に使ってみればそのような間違ったイメージは払拭されるのですが・・・。
実のところ、このロッドは表記通り超軽量ジグヘッドからアジングロッドとしてはかなり重い6gまで快適に扱える、極めて汎用性の高い素晴らしいロッドなのです。
脆弱さをアピールしてナンボになってしまっているアジング業界。
いわゆる万能性を持ったアジングロッドは他にはあまりないように思われます。
インプレ
まずは私が結構気にしている重量バランスから見ていきましょう。

ルビアスLT2000Sという150gのリールをセットしてバランスが取れるのはこの位置です。
ロッドの重量が56g、リールが150gで合わせて206gの軽量タックル。
これまで私が愛用していたスーパーアジスト(70g)の方が実際に手に持った時には軽く感じます。
それでも、グリップエンドにバランサーを仕込んでいないロッドである事、重量が56gとかなり軽量である事を考えると、可能な限り持ち重り感を軽減したバランスの良いロッドであると言えます。
バランスが良いロッドほど、コンッとかコッというアジのアタリ以外になんとなく重くなったり、軽くなったりと言った持ち手に伝わる重さの変化がより明確にわかります。
アジングロッドで最も大切なのはこの部分です。
いわゆる反響感度(コンッ、コッ)はどの製品を入手しても十分に合格ラインです。
この重さの変化が感じられるようになると、「あれ?なんかいつの間にか掛かっていた!」という事が少なくなり、自分でしっかりと違和感を感じて掛けにいけるシーンが明らかに増えます。
なんとなく釣れるよりは、自分で釣った、掛けたと思えたほうがアジングは面白いです。
また、このバランスはリールフットから遠くなるほど悪いとなるわけですが、使用しているジグヘッドの存在を感じるという点でも重量の変化を感じやすい事が武器となり、今何をしているのかわからないという軽量ジグヘッド特有の弱点を克服する事が可能です。
ただ、ある程度慣れた人でないとどれだけバランスの良いロッドを使ってもわからない部分です。
続いて、リールシートからティップまで順番に見ていきます。



リールシートはスケルトンと言われるタイプを使用しています。
私はここだけはもう少し改善してくれないかと思っていますが、釣果には全く影響がないので気にしないようにしています。
僅かでも軽量化と感度アップを図るために接触面積を減らす方向にしているらしく、感度面は全く不自由ないのですが、汗をかくと手が滑ってしまう事が唯一の弱点です。
汗ばんで滑りやすい状態では、持ち手に思わず力が入って人間の感度が下がります(握るのではなく軽く支えるように持った状態が人間は最も高感度になります)。
機会があるなら、このグリップだけは見直して欲しい部分です。

リールシートの少し上にリグを引っ掛けられるフックが搭載されています。
これはあってもなくても良いパーツではありますが、せっかく付いているので有効活用しています。
とにかく軽量化を重視したロッドには、余計な重さとなるため搭載されていない事がほとんどです。


バットガイドはXガイドというシマノ独自の軽量一体型のデザインとの事です。
既存ガイドとの違いは人間には体感出来ないレベルでしょう。



他のガイドもXガイドと言えるものなのかどうか、見た限りは普通のガイドに見えますが細かい事は気にしなくても問題ありません。
このロッドに搭載されたガイドの良いところは、内径が広く、キャスト時のライン抜けが非常に良いところです。
この点に関しては、まさに私が求めているものでした。
ガイドは極小が正義!という方もいるようですが、これくらい大きなほうが快適に扱える上に感度が落ちるという事もありません。
まさにちょうど良い大きさです。

ブランクス自体はスパイラルXコア、ハイパワーXという技術が搭載され、ネジレやブレはこれまでに使って来たアジングロッドの中でもダントツに少なく感じます。
これは同じ技術が搭載されたワールドシャウラを初めて使った時にも驚いたのですが、狙ったところにまっすぐルアーが飛んでいく、曲がるのにシャッキリとしたすごく気持ちの良いブランクスに仕上がっています。
この技術に関しては、シマノは他のメーカーの追随を許しません。
ここに惚れてシマノを使い続けている方もかなりいるのではないでしょうか。

最後にティップ部分です。
このロッドにはタフテックインフィニティという超高強度ソリッドが搭載されているのですが、特化型のアジングロッドによくある、先端のごく一部だけ短く細いソリッドを取り付けたタイプとは異なります。
ソリッド部分が約40センチと他のメーカーと比べてかなり長く設計されている事が特徴であり、これが超軽量ジグヘッドから6gまで快適に扱えるロッドにしている重要な部分です。

怖くてこれ以上は無理ですが、こんなに曲がります。
ティップの先端付近を触った感じだと、特化型極細ソリッドと比べて少し硬く作られています。
軽く当てただけで折れてしまいそうな極細ソリッドを搭載した特化型ロッドが世に出回る中、「このティップだと超軽量ジグヘッドの扱いが苦手なのでは?」と感じてしまいますが、それを可能にしているのが前述した40センチと長めのソリッドです。
このロッドは先端10センチ、15センチだけでリグを扱うのではなく、この40センチのソリッド全体でジグ単の存在を感じ、操作します。
例えば、食卓の爪楊枝は触ると結構硬く感じると思います。
しかし、爪楊枝を1メートルや2メートルに伸長すればどうでしょうか。
長くなればなるほど、あれだけ硬く感じた物がふにゃふにゃと柔軟性を示すようになります。
つまり、短いよりも長い方が柔らかく使えるという事です。
だからこそ、この長めのソリッドを敢えて採用しているのです。
そして、これはタフテックの特製もあっての事だと思われますが、超軽量のジグヘッドの僅かな抵抗を長いソリッドがしっかりと伝えてくれる上に、元々強いソリッドだから6gでも全く問題なく扱える、極めて汎用性の高いロッドが完成しました。
ここがこのロッドで最も優れている部分です。
チタンティップと比べてどうなのかと言われると、僅かな抵抗(重さ)を感じる能力に関して言えば僅かにチタンの勝ちです。
しかし、それは実際の釣りのシーンでは全く影響しないレベルで、チタンティップではないからわからない、釣りにくいと感じた事は一度もありませんでした。
それよりもガイドの内径が広い事での軽快なキャストや、幅広い重量のジグヘッドが快適に扱えるというメリットの方が大きく感じています。
素晴らしい完成度です。
ソアレエクスチューンS58SULは、初心者から上級者まで誰にでも勧められる超汎用型アジングロッドです。
実釣にて
さて、ここからは実際にアジングをした時に感じた事を書いていきます。
私が主に使用するのは、エステル0.3号から0.4号にリーダー1号、ジグヘッド1.0gから1.8gです。
とあるアジングメーカーは0.3gや0.6gなどの超軽量ジグヘッドを使えと発信していますが、誤った道へ進まないようにここではっきり言っておきます。
飛距離、風への強さ、沈下速度、アジの反応という点から見て最も使いやすい(出番の多い)ジグヘッドは1.2gか1.3gです。
限られた条件でのみ0.6gなどのかなり軽いジグヘッドを使用する事がありますが、それが必要なシーンというのはかなり限定されます。
そして、今回釣りをしたシチュエーションでは水深が浅く、アジも表層で時々ライズをしているような場面です。
水深が浅いため、ボトムでもアジの反応は得られますが、根掛かり回避と明らかに表層を漂わせた方が反応が良いため、ジグヘッドは0.8gを選択しました。
僅かにロッドティップを持ち上げるように、極々僅かなラインテンションを維持するようにしてリグの存在を感じながら表層を漂わせると、ググッ、コッとアジがアタックして来ます。

この僅かな微テンションを維持出来るのが、長めのソリッドティップの恩恵です。
エントリーモデルのアジングロッドでも、やり込んでいる人は同じように維持出来るのですが、その点はある程度高価なモデルの方が明らかに感じ易くはなります。
また、1.2gのジグヘッドを使用したシーンでもそのロングソリッドは威力を発揮してくれます。


微テンションを維持出来るという事は、持ち手に伝わる重さの変化に敏感になります。
つまり、一般的に分かり難いと言われる食い上げのアタリがより明確に感知出来ます。
フッといきなりリグの重み、存在感が消えるアタリです。
では、もっと重いジグヘッドではどうなのか。


強風対策で2.7gのジグヘッドのライナーキャストも快適、かつ風の影響で伝わり難いアタリも感じられて、アジがいつの間にか掛かっていたという事は一度もありませんでした。
ティップが柔らかすぎるロッドだと、ここまでの重量のジグヘッドを低弾道でピシッと投げるには多少勇気が必要になりますが、しっかり強いソリッドである事から何の不安もなく強風に立ち向かう事が出来ます。
そして、こんな風の強い日ほど大きなアジが釣れたり、入れ食いになる事が多いのです。
そんなシチュエーションに強いロッドだから、これまで釣り難くて避けていたような悪条件でもしっかりと結果を出してくれます。

また、スーパーアジストでは尺ヘッド3gでも「ちょっと厳しい、限界だ」と感じていましたが、そのような不安は全くありませんでした。
この程度の重さでも余裕で、超快適にダートさせる事が出来ます。
超汎用ロッド
ソアレエクスチューンは誰にでも勧められるアジングロッドです。
チタンティップ搭載のスーパーアジストと比べると、あちらが特化型のロッドであるのに対して、こちらは超軽量ジグヘッドから少し重量のあるプラグまで何でも快適にこなせるとてつもない万能性を備えています。
何を求めるのかによって最適なロッドは変わってきますが、扱いがピーキーでティップが脆いよりはこちらの方が頑丈で無難に使い易いロッドです。
私も世に出回っている全てのロッドを使ってアジングをしているわけではないので、これまで使ってきたロッドと釣具屋さんで触ったロッドと言う限られた知見の範囲では、最も総合評価は高くなりました。
もし、今使っているアジングロッドに私が感じていたような不満がある場合、このロッドが全て解決してくれる事でしょう。
それではまた。


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最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
以前手に入れてから超お気に入りで出番の多かった、チタンティップ搭載のジグヘッド単体用のスーパーアジスト53TISLという特化型ロッド。
このロッドで人生初のチタンティップを使ってみたところ、これまでの価値観を変えてしまうほどのしなやかさと感度を体験し、その素晴らしさについては私が触って来たロッドで今もなおナンバーワンだと言えるほどの完成度でした。
しかし、このロッドを使い続けるのもそろそろ飽きて来ました。
今度手に入れるならチタンではなくソリッドティップと決めていて、それはここ数年のカーボンの進化に期待すると共に、もっと重量のあるジグヘッドや軽いプラグ程度までを扱える汎用性を求めてのことでした。
また、スーパーアジストの弱点を敢えて挙げるとすれば、3g程度が限界だと感じてしまうほど繊細なティップとライトラインを前提とした小さなガイド。
通常、アジングで使用するジグヘッドで3gと言えばなかなか存在すらしませんが、私は欲張りなので尺ヘッドで余裕を持ってワインドに使いたいと思う時があります。
さらに、少しだけメインラインとリーダーを太くして大きなメバルを狙いたい時があります。
そんな時に、一応問題なく使えるのだけれどもっと余裕が欲しいと感じていました。
しかし、このロッドが欲しい!という明確なビジョンはなく、なんとなくそんなロッドに出会えれば一本追加しても良いかな?程度です。
そして、なんとなく時間を潰すために入った釣具屋さんで出会ったのが、今回のタイトルであるソアレエクスチューンでした。
ソアレS58SUL-S
軽量ジグヘッド特化型。
オススメは1g以下のジグヘッド。
タフテックインフィニティ採用のしなやかなティップで軽負荷時の微妙なもたれを演出。
ルアーをついばんだだけか、フックも吸い込んだか、ティップで判別可能な繊細を極めんとするアイテム。

軽量ジグヘッド特化型とか、ついばんだだけかわかるとホームページには書いてありますが、これは売り出し用のキャッチフレーズ。
アジングというカテゴリが作られて10数年間、今では軽量ジグヘッドが扱えるのが普通、ついばんだだけか分かるのが当たり前だと考えてください。
ワームのテイルだけ咥えているような感触を感じられるロッドは、他にいくらでも存在しているのです。
しかし、だからと言って、このロッドが他のロッドに劣るのかというとそんなことはありません。
その理由についてはもう少し後に述べます。
また、他にも気になる部分があります。
上に載せているスペック表を見てもらえれば分かる通り、このロッドで扱える重量は0.3gから6gまでだと記載されています。
この表記の仕方が曲者で、これを見たアジンガーは「6gまで扱える!?そんなにティップが硬いのか!」とメーカーの発信するメッセージを間違った方向に捉えてしまいます。
例えば、とあるライトゲームメーカーはルアーウェイト0.2gから1.5gという感じで、扱える重量をみただけで相当繊細なのだとイメージさせる表記になっています。
ソアレエクスチューンは、この部分だけでかなり損をしているアジングロッドの代表だと私は考えています。
実際に使ってみればそのような間違ったイメージは払拭されるのですが・・・。
実のところ、このロッドは表記通り超軽量ジグヘッドからアジングロッドとしてはかなり重い6gまで快適に扱える、極めて汎用性の高い素晴らしいロッドなのです。
脆弱さをアピールしてナンボになってしまっているアジング業界。
いわゆる万能性を持ったアジングロッドは他にはあまりないように思われます。
インプレ
まずは私が結構気にしている重量バランスから見ていきましょう。

ルビアスLT2000Sという150gのリールをセットしてバランスが取れるのはこの位置です。
ロッドの重量が56g、リールが150gで合わせて206gの軽量タックル。
これまで私が愛用していたスーパーアジスト(70g)の方が実際に手に持った時には軽く感じます。
それでも、グリップエンドにバランサーを仕込んでいないロッドである事、重量が56gとかなり軽量である事を考えると、可能な限り持ち重り感を軽減したバランスの良いロッドであると言えます。
バランスが良いロッドほど、コンッとかコッというアジのアタリ以外になんとなく重くなったり、軽くなったりと言った持ち手に伝わる重さの変化がより明確にわかります。
アジングロッドで最も大切なのはこの部分です。
いわゆる反響感度(コンッ、コッ)はどの製品を入手しても十分に合格ラインです。
この重さの変化が感じられるようになると、「あれ?なんかいつの間にか掛かっていた!」という事が少なくなり、自分でしっかりと違和感を感じて掛けにいけるシーンが明らかに増えます。
なんとなく釣れるよりは、自分で釣った、掛けたと思えたほうがアジングは面白いです。
また、このバランスはリールフットから遠くなるほど悪いとなるわけですが、使用しているジグヘッドの存在を感じるという点でも重量の変化を感じやすい事が武器となり、今何をしているのかわからないという軽量ジグヘッド特有の弱点を克服する事が可能です。
ただ、ある程度慣れた人でないとどれだけバランスの良いロッドを使ってもわからない部分です。
続いて、リールシートからティップまで順番に見ていきます。



リールシートはスケルトンと言われるタイプを使用しています。
私はここだけはもう少し改善してくれないかと思っていますが、釣果には全く影響がないので気にしないようにしています。
僅かでも軽量化と感度アップを図るために接触面積を減らす方向にしているらしく、感度面は全く不自由ないのですが、汗をかくと手が滑ってしまう事が唯一の弱点です。
汗ばんで滑りやすい状態では、持ち手に思わず力が入って人間の感度が下がります(握るのではなく軽く支えるように持った状態が人間は最も高感度になります)。
機会があるなら、このグリップだけは見直して欲しい部分です。

リールシートの少し上にリグを引っ掛けられるフックが搭載されています。
これはあってもなくても良いパーツではありますが、せっかく付いているので有効活用しています。
とにかく軽量化を重視したロッドには、余計な重さとなるため搭載されていない事がほとんどです。


バットガイドはXガイドというシマノ独自の軽量一体型のデザインとの事です。
既存ガイドとの違いは人間には体感出来ないレベルでしょう。



他のガイドもXガイドと言えるものなのかどうか、見た限りは普通のガイドに見えますが細かい事は気にしなくても問題ありません。
このロッドに搭載されたガイドの良いところは、内径が広く、キャスト時のライン抜けが非常に良いところです。
この点に関しては、まさに私が求めているものでした。
ガイドは極小が正義!という方もいるようですが、これくらい大きなほうが快適に扱える上に感度が落ちるという事もありません。
まさにちょうど良い大きさです。

ブランクス自体はスパイラルXコア、ハイパワーXという技術が搭載され、ネジレやブレはこれまでに使って来たアジングロッドの中でもダントツに少なく感じます。
これは同じ技術が搭載されたワールドシャウラを初めて使った時にも驚いたのですが、狙ったところにまっすぐルアーが飛んでいく、曲がるのにシャッキリとしたすごく気持ちの良いブランクスに仕上がっています。
この技術に関しては、シマノは他のメーカーの追随を許しません。
ここに惚れてシマノを使い続けている方もかなりいるのではないでしょうか。

最後にティップ部分です。
このロッドにはタフテックインフィニティという超高強度ソリッドが搭載されているのですが、特化型のアジングロッドによくある、先端のごく一部だけ短く細いソリッドを取り付けたタイプとは異なります。
ソリッド部分が約40センチと他のメーカーと比べてかなり長く設計されている事が特徴であり、これが超軽量ジグヘッドから6gまで快適に扱えるロッドにしている重要な部分です。

怖くてこれ以上は無理ですが、こんなに曲がります。
ティップの先端付近を触った感じだと、特化型極細ソリッドと比べて少し硬く作られています。
軽く当てただけで折れてしまいそうな極細ソリッドを搭載した特化型ロッドが世に出回る中、「このティップだと超軽量ジグヘッドの扱いが苦手なのでは?」と感じてしまいますが、それを可能にしているのが前述した40センチと長めのソリッドです。
このロッドは先端10センチ、15センチだけでリグを扱うのではなく、この40センチのソリッド全体でジグ単の存在を感じ、操作します。
例えば、食卓の爪楊枝は触ると結構硬く感じると思います。
しかし、爪楊枝を1メートルや2メートルに伸長すればどうでしょうか。
長くなればなるほど、あれだけ硬く感じた物がふにゃふにゃと柔軟性を示すようになります。
つまり、短いよりも長い方が柔らかく使えるという事です。
だからこそ、この長めのソリッドを敢えて採用しているのです。
そして、これはタフテックの特製もあっての事だと思われますが、超軽量のジグヘッドの僅かな抵抗を長いソリッドがしっかりと伝えてくれる上に、元々強いソリッドだから6gでも全く問題なく扱える、極めて汎用性の高いロッドが完成しました。
ここがこのロッドで最も優れている部分です。
チタンティップと比べてどうなのかと言われると、僅かな抵抗(重さ)を感じる能力に関して言えば僅かにチタンの勝ちです。
しかし、それは実際の釣りのシーンでは全く影響しないレベルで、チタンティップではないからわからない、釣りにくいと感じた事は一度もありませんでした。
それよりもガイドの内径が広い事での軽快なキャストや、幅広い重量のジグヘッドが快適に扱えるというメリットの方が大きく感じています。
素晴らしい完成度です。
ソアレエクスチューンS58SULは、初心者から上級者まで誰にでも勧められる超汎用型アジングロッドです。
実釣にて
さて、ここからは実際にアジングをした時に感じた事を書いていきます。
私が主に使用するのは、エステル0.3号から0.4号にリーダー1号、ジグヘッド1.0gから1.8gです。
とあるアジングメーカーは0.3gや0.6gなどの超軽量ジグヘッドを使えと発信していますが、誤った道へ進まないようにここではっきり言っておきます。
飛距離、風への強さ、沈下速度、アジの反応という点から見て最も使いやすい(出番の多い)ジグヘッドは1.2gか1.3gです。
限られた条件でのみ0.6gなどのかなり軽いジグヘッドを使用する事がありますが、それが必要なシーンというのはかなり限定されます。
そして、今回釣りをしたシチュエーションでは水深が浅く、アジも表層で時々ライズをしているような場面です。
水深が浅いため、ボトムでもアジの反応は得られますが、根掛かり回避と明らかに表層を漂わせた方が反応が良いため、ジグヘッドは0.8gを選択しました。
僅かにロッドティップを持ち上げるように、極々僅かなラインテンションを維持するようにしてリグの存在を感じながら表層を漂わせると、ググッ、コッとアジがアタックして来ます。

この僅かな微テンションを維持出来るのが、長めのソリッドティップの恩恵です。
エントリーモデルのアジングロッドでも、やり込んでいる人は同じように維持出来るのですが、その点はある程度高価なモデルの方が明らかに感じ易くはなります。
また、1.2gのジグヘッドを使用したシーンでもそのロングソリッドは威力を発揮してくれます。


微テンションを維持出来るという事は、持ち手に伝わる重さの変化に敏感になります。
つまり、一般的に分かり難いと言われる食い上げのアタリがより明確に感知出来ます。
フッといきなりリグの重み、存在感が消えるアタリです。
では、もっと重いジグヘッドではどうなのか。


強風対策で2.7gのジグヘッドのライナーキャストも快適、かつ風の影響で伝わり難いアタリも感じられて、アジがいつの間にか掛かっていたという事は一度もありませんでした。
ティップが柔らかすぎるロッドだと、ここまでの重量のジグヘッドを低弾道でピシッと投げるには多少勇気が必要になりますが、しっかり強いソリッドである事から何の不安もなく強風に立ち向かう事が出来ます。
そして、こんな風の強い日ほど大きなアジが釣れたり、入れ食いになる事が多いのです。
そんなシチュエーションに強いロッドだから、これまで釣り難くて避けていたような悪条件でもしっかりと結果を出してくれます。

また、スーパーアジストでは尺ヘッド3gでも「ちょっと厳しい、限界だ」と感じていましたが、そのような不安は全くありませんでした。
この程度の重さでも余裕で、超快適にダートさせる事が出来ます。
超汎用ロッド
ソアレエクスチューンは誰にでも勧められるアジングロッドです。
チタンティップ搭載のスーパーアジストと比べると、あちらが特化型のロッドであるのに対して、こちらは超軽量ジグヘッドから少し重量のあるプラグまで何でも快適にこなせるとてつもない万能性を備えています。
何を求めるのかによって最適なロッドは変わってきますが、扱いがピーキーでティップが脆いよりはこちらの方が頑丈で無難に使い易いロッドです。
私も世に出回っている全てのロッドを使ってアジングをしているわけではないので、これまで使ってきたロッドと釣具屋さんで触ったロッドと言う限られた知見の範囲では、最も総合評価は高くなりました。
もし、今使っているアジングロッドに私が感じていたような不満がある場合、このロッドが全て解決してくれる事でしょう。
- もう少し使えるリグの幅を広げたい
- でも、軽量ジグヘッドの扱いが苦手なのは困る
- ガイドの内径がもう少し大きい方が良い
- 折れる不安なく扱えるロッドが欲しい
ここ数年のアジングブームで繊細に脆く作られるロッドが多い中、ソアレエクスチューンはそれらに対するアンチテーゼと言えるのではないでしょうか。
今では私の一番お気に入りのロッドになっています。
今では私の一番お気に入りのロッドになっています。
それではまた。
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