こんにちは。Johnです。

2020/11/28追記
私自身は品薄で入手出来ていないのですが、実際にカケガミを使用した方の話によると、フッキング率が低く、バラシも多くて使い物にならないとの事です。



ソアレエクスチューンの事を調べていたらこんな動画を見つけました。
その中で気になったのがシマノの新しいジグヘッド「カケガミ」です。
ジグヘッドと言えるものかどうかは置いておいて、以前から似たような考えでいくつか商品が出ていたような覚えがあります。

例えば、がまかつ(Gamakatsu) アシストフック鬼爪 です。

個人的にはジグヘッドをどうやってアジの口の中に入れるのか、と言う思考を楽しむのがアジングだと考えているため、アシストフックを付けてアジの顔まわりに引っ掛けるような釣り方は邪道だと感じ、導入を見送った過去があります。

スクリーンショット 2020-11-24 18.41.26
↑こんな感じでサクッと取り付け出来ます。

一方、カケガミはジグヘッドのフックを削減し、アシストフックのみでアジを釣ろうと言う考え方の商品です。
シマノが詳しい使用感を下のリンク先にまとめています。



そして、2020年11月現在メルカリでは1パック1500円以上で取引されています。
定価は600円です。
高騰している上に、ジグヘッド単体でも十分に釣れるにも関わらずカケガミを必死で手に入れようとするとは・・・。

2575D53F-AACF-4A34-BFE8-BEB454FBD04B

ちなみに、これはカケガミを真似して自作した物です。
コストは30円ほど。
フックの向きも数も取り外しも自由自在です。



スクリーンショット 2020-11-28 11.10.06
↑どうでも良い事かもしれませんが、写真と説明文が逆になっていませんか?



レベルの低さを嘆く

ここからはディスりが入るので、興味のある方だけ見て下さい。

アタリがあるけど掛からない、これまで感知出来なかったアジがオートマチックに掛かる事を目標として登場したカケガミ。
釣れるなら何でも良い、手段を選ばないのであればカケガミを使うのも良いかと思います。
でも、それならサビキ釣りでも良いのではないでしょうか。

ルアーフィッシングという遊びは、目の前の魚にルアーと釣り方を試行錯誤しながらマッチングさせて、掛けていくところに面白さがあります。
カケガミは言ってしまえば、「ルアーと釣り方のマッチング」を無くしてしまったリグです。
何も考えなくても釣れてしまいます。

考えながら、こうでもない、ああでもないと色々と試しながら正解を導き出すのが面白いのであって、何となく釣れてしまうと悪戯に一匹の価値を下げる事になってしまうのです。
そんな価値のない一匹を量産しようというのがカケガミです。

とにかく釣りたいのであれば、それはサビキ釣りで狙えば手っ取り早いのではないでしょうか。

我々ルアーフィッシングを愛する者達は、あえてプラスチックで作られた本物の魚とは思えないおもちゃのようなプラグで釣ったり、エサに劣るワームで釣りを楽しんでいます。
シルエット、レンジ、コース、スピードなど様々な要素を魚に合わせて調節しながら、口を使わせる釣り方。

特に、アジングはその中でもかなり簡単で、お手軽なルアーフィッシングです。
しかし、簡単でありながら非常に奥が深く、釣り人は毎回異なるシチュエーションを攻略しながらアジを釣り上げていくのです。
アジングをしている人達はこれが面白いと感じてやっているのかと考えていましたが、高騰しているカケガミに飛び付いているところを見ると、そうではないのかもしれません。

「アタリがあるけど掛からないアジ」をどうやって掛けるのか、という過程を考えて楽しめない人が多いようです。

一応、道標としてあるアジングを程度やり込んでいる釣り人が「掛からない時」どのように攻略しているのか記しておきましょう。
アタリがあるけど掛からない場合というのは、アジのサイズと使用するリグ(ジグヘッドとワーム)のサイズがマッチしていない事がほとんどです。
つまり、アジがとても小さいという事です。

そんな時、私はまず普段使用している3インチのワームを少し小さくします。
さらに、状況次第では小さな魚でも吸い込みやすいようにジグヘッドの重量を軽くします。
最後の手段として、フックサイズを小さくします。
この魚に合わせたリグの微調整を私は毎回、毎時行っています。

また、ごく稀に食べているエサの関係なのか、表層を流れるようにフワフワと漂う小さめのワームにしか反応をしない20センチ以上のアジの群れに遭遇する事があります(アタリも繊細)。
いわゆるアミパターンと呼ばれている現象だと思われますが、これも前述した方法で目の前にいる魚にリグを合わせてやれば問題なくジグ単で釣る事が可能です。
◯◯パターンがどうだこうだと言う前に、目の前の魚に釣り方を合わせる事を忘れなければ関係ないのです。

基本的に大きなアジほど口も大きく、比較的大きなワーム、重いジグヘッドでも一撃で吸い込む力を持っています。
アジングを始めて間もない頃に、「小さいワームの方が釣れる!」と勘違いする人がメディアの影響と経験の少なさから多いので念のために書いておきます。
正確には「小さいワームでもアジが釣れる!」です。
まずはアジに見つけてもらいやすい大きなワームからスタートし、その後状況に合わせて小さなサイズに変更していく事をお勧めします。

少し長くなりましたがまとめると、試行錯誤しながらジグ単でアジを釣ると非常に面白いので、訳のわからないまま釣れてしまうカケガミを使うよりは大幅にレベルアップ出来ますよ、と言う事です。
アジングが上手くなりたいと考えるなら、アシストフックに頼らないジグヘッド単体をやり込むべきです。

今この状況であれば、どうするのがアジの口の中にリグが入りやすくなるのかを考えて試しましょう。
カケガミを使うとその思考をしなくなってしまいます。

また、レベルアップを考えているのではなく、とにかく何も考えずに釣りたいと言う事であれば、カケガミより遥かに安いがまかつ鬼爪 が良いかと思います。

こちらであれば今使っているジグヘッドに取り付けるだけです。

鬼爪の刃(キツメのヤイバ)に名前を変更するだけで売り上げがアップしするのでは?



メリット・デメリット

色々書きましたが、私はカケガミ自体を全否定するつもりは無く、色々なアイデアが世に出る事は素晴らしいとも考えています。
品薄で触った事がないのであくまでもリグを見た感想です。

これまでのジグヘッドの釣りではジグヘッドに取り付けられたワームがアジに吸い込まれる事で、それと一緒にフックが口の中に入ると言う仕組みでした。
しかし、カケガミはワームが吸い込まれなくともフックだけがアジの口に入るので、これまでより弱い力で吸い込まれても掛かる可能性が高くなります。
また、1つのフックが掛かった後に2つ目のフックが何となく顔まわりに絡みついてバラシを軽減してくれる効果もあるでしょう。

これが良いと思った所です。

次にデメリットを挙げてみます。

まずは値段です。
2個1セットで600円でも高いと感じていたのですが、なんとメルカリでは倍以上の値段で買われていました。
定価でも1つ300円ですよ?
しかもジグ単よりも根掛かりのリスクが高いんですよ?

下側に自由に動くフックが2つも付いていれば、当然根掛かりの可能性が高まります。
交換用のフックも販売されていますが、交換するよりも前に根掛かりで本体ごと失う場合がほとんどでしょう。

さらに、ワームキーパーは備わっていますが、ワームだけ取れてなくなってしまうリスクは、通常のフックにワームを付けた場合と比べて高くなります。



まとめ

これまでのジグヘッドを超える圧倒的なフッキング率とバラシの少なさを実現した新しいリグと言えます。
しかし、例えるならチートを使ってゲームをするようなもので、ルアーフィッシングの醍醐味である試行錯誤の上で釣果を得られる訳ではない為、技術の上達は難しくなります。
例えば、これから初めてライトゲームをする人に手っ取り早く釣らせる為であったり、アジングをある程度やり込んだ人が興味本位で試す場合は、面白く感じられると思います。
くれぐれも初心者が上達のために使用する事がないように注意する必要があるでしょう。
スクリーンショット 2020-11-24 18.53.46
また、使用するシチュエーションとしては、根掛かりリスクの高いボトム中心の攻略より、根がかりの心配のない表層から中層の攻略に向いています。
その方がフックがリグの下に付いている事から、フッキング率もさらに良くなるでしょう。



作ってみる

ここからはようやく鯵狩(アジガリ)自作の様子になります。
自作というよりは、今あるアイテムを組み合わせただけです。
超簡単。

79F42C6E-DABB-4AD7-9E3B-CFD6EA0DE57D

用意するのは、いつも使っているジグヘッド、いつも使っているワーム、小さめのスナップ、小さめのアシストフックです。
今回は家に余っていた小さ過ぎて使えなかったアジスナップSSを利用し、アシストフックは自分で作りました。

SSSサイズを使用したと勘違いしていましたが、実際に私が使ったのはSSサイズでした。
どちらでもフックに取り付け可能なので、どちらを使って作成しても支障はありません。



アシストフックの作成に関しては上記のリンクに詳しく載っています。
今回、アシストラインはフロロカーボン1.5号を使用しました。

準備が整ったら、後は組み合わせていけば完成します。

34ABA385-1048-464D-B79D-0EEC10AF935D

まずはスナップにアシストフックをセットします。
この状態の物をいくつか用意しておけば、釣り場で即セット可能です。

A5161876-B4CF-4576-ACB5-AF0AA3BE653A

フックの向きを考えながらスナップのアイに通します。
根掛かりのリスクを軽減するために、上の写真では後ろにフックポイントが来る向きにしています。
フックの向きをそれぞれ変えて2つセットするのもアリです。

0F41984A-D960-4681-A9E1-183555B4F473

後はワームをセットする事で、ワームがスナップを押さえて留めてくれます。

誰でも簡単に取り付け、取り外しが出来て低コスト、組み合わせも自由自在ですが、完全にスナップを固定していないためズレやすいワームだと、キャストでズレてスナップがグラグラと動きます。
上の写真では、ズレに強い素材を使用しているシラスビームを組み合わせています。
また、アシストフックのみにアジが掛かった場合、ワームが確実にズレます(ズレても無くなる訳ではない)。

自作すればカケガミより遥かに安く済みます。
しかし、自作がどうしても難しい場合は同じような製品であるがまかつ鬼爪を試してみると良いでしょう。




実際に釣ってみる

自作した鯵狩を使ってアジング に行ってきました。

B4404844-EDCA-4C0C-864B-875ED3F054FE

こちらは主にジグヘッドのフックに掛かっていますが、アシストフックもアジの下顎を貫いており、まずバレない状態になっています。

018033F4-26FF-4F96-B585-02A9CD8899B7

続いて、こちらはアシストフックのみにフッキング、もしくはジグヘッドのフックから外れてアシストフックのみが残ったパターンです。
思った通り、アシストだけに掛かるとワームはズレますが、しっかりと役割は果たしています。

BC77B6AD-A954-4130-A51C-6EDD8413B189
BF450168-3CFE-48E0-B4D5-480BC9494C5A

こちらはジグヘッドが外れて、アシストフックのみが顔周りに刺さって運良く獲れたパターンです。

鯵狩は取り付けさえすれば、何も考えなくとも確実に効果は発揮してくれます。
ワームは何でも良いですが、出来るだけズレ難い月下美人系の商品が良いでしょう。

ジグヘッド単体でも十分に釣果が得られるアジングですが、時間がある時に自作して遊んでみるのも良いかもしれません。



可能性は無限

A4D880A9-8D1C-4007-978A-5650F7F7E61B
オーナーSBL-55M シングル55バーブレス 12番

316B55A2-D386-462F-96AD-63B82C4278E3
オーナーSBL-55M シングル55バーブレス 10番
TICT(ティクト) ラクリップ

26031F37-6E1E-4465-8A84-C9A05789118F
がまかつシングルフック53 10番

自作でも良いし、それらしいアシストフックを購入しても良いです。
上の写真のようにトラウト用のシングルフックも十分使えるでしょう。

自分で考えて試すのは釣りの楽しみの一つです。
失敗と成功を繰り返しながら色々と挑戦してみてください。




↑どうしても手に入れたい場合は時々各ショップを探すか、メルカリで超高い物を買いましょう。
このカケガミ用のフックをジグヘッドに付けるだけでも釣れそうです。




カケガミ駄作説について

入手が困難でメルカリで高騰しているカケガミですが、実際に使用してみたベテランアングラーの話では、とにかく掛からないとの事です。
自作したアシストのテストではいい感じに仕事をしてくれたので、同じようにカケガミも釣れるのだろうと考えていました。
しかし、実際にはジグヘッドのメインフックが必要不可欠らしく、アシストフックのみだと使い物にならないようです。
つまり、嬉しい事にジグヘッドに取り付ける鯵狩の方が使い易いのです。


入手出来れば鯵狩と使い比べて、カケガミのどこが問題なのか、そもそも本当に掛からないのか検証したいのですが、今のところは釣れるイメージだけが先行し、入手の困難さが高騰に拍車をかけているリグという印象です。

品薄が解消されたら、実際に試してみます。



それではまた。






にほんブログ村 釣りブログ ソルトルアーフィッシングへ
⤴️Gクラ使いのブログランキングはここから確認✨
ポチッとしていただけると励みになります。

最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。