こんにちは。Johnです。
台風の影響でようやくまとまった雨が降るかに思われました。
が、しかし、思ったほどの雨量はなく河川の増水及び濁りはありません。
こうなってしまうと、淡水エリアでのシーバスゲームは途端に難しくなってしまいます。
仕方がないので、新しいポイントはないか、アユの様子はどうかと見回っていると、面白いものを発見しました。

それがこの草。
何度も来ているカニカゴポイント近くの土手に生えていました。
この草が何かって?
ノビル(野蒜)という言ってしまえば、野生のネギです。
緑色の葉っぱ部分はネギのように食べられる上に、球根部分はまさに玉ねぎといった感じの味がします。
今回はこのノビルを採集して半分は食し、半分は畑やプランターに植えてみました。
ノビル(野蒜)とは?
和名ノビルの語源は、昔から食用野草として知られることから、野に生えるヒル(ネギやニラなどのネギ属野菜の古称)という意味である。
ヒルという呼び名は、食べるときに辛くて舌がヒリヒリする事にちなむと言われている。
日本では北海道から沖縄までの山野、土手、道端など、丈の低い草が生えているところによく自生する。
日当たりの良い草地や、道端などに群生していることが多い。
生育場所の特徴として人間の手が加わっている場所に繁殖する傾向があり、気が付くと繁殖している場合がある。
これは繁殖方法としてノビルは水に浮きやすいため、川に流されたり農業用水やその用土とともに、下草の刈られた生育条件の整った土地に根付くからである。
人間の手が加わらなくなると自然に消滅してしまう。
全体にニラの匂いがあり、地下に鱗茎をもち、地上に細い葉を伸ばす。
葉は柔らかく中空の筒状で、表面に白い粉を吹いているような白みを帯び、中部以上は内側が凹んだ薄い溝状となって、中空で断面が三日月型をしている。
花期は初夏から夏頃で、ネギ坊主を細く小さくしたような小花が集まった花を咲かせる。
開花した後、6月頃になるとその花がむかごとなり、ポロポロ落ちて新しい個体となり繁殖する。
掘り上げると、ラッキョウのような形をした白くて小さな球根があり、むかごの散布以外にも、球根が盛んに分球して繁殖する。
春の代表的な山菜の一つで、古来から薬草として用いられてきており、滋養強壮に役立つとされている。
野生のノビルを採取する際には、有毒植物に似ているものがあるため(スイセン、タマスダレ)、間違えないように注意を要する。
葉とともに地下にできる鱗茎が食用となる。
積極的に栽培されることは少ないが、野草として食用にされ、タマネギに似た香りと辛味があり、アサツキなどよりも強烈な香味を持つ。
葉は万能ネギやニラに準じて用いられ、鱗茎は酒の肴として生食や湯がいて酢味噌で食されるほか、軽く湯通ししてぬたにしたり、味噌汁の具や薬味として用いる。
1年中採取して食べる事が出来るが、一般的に春が旬であるとされる。
以上、ウィキペディアより
ノビルの採集
時々、ノビルやニラと間違えてスイセンを誤食する事件がニュースを賑わせていますが、見分けるのはそこまで難しい植物ではなく、教えれば幼稚園児でもわかるようになると思います。
ノビルとそっくりなアサツキと見分けなさいと言われれば、難易度は上がりますが、ノビルとアサツキはどちらも同じように食べられる植物ですから、どうしても種類を明確にする必要がなければ特に問題はないでしょう。
ではどうやって食べられない植物と見分けるかというと、それは匂いです。
もしかしてノビルか?と思われる植物を発見した場合、葉っぱをちぎって匂いを嗅いでみましょう。
ネギやニラのような匂いがします(アサツキも同様との事)。
とりあえずこれだけで見分けられます。
これまで一度もノビルの採取をした事がなかった私が見分けられるくらいに、その匂いははっきりと感じられます。
普通に草の匂いがすれば、そもそも食べようとは思わないでしょう。


今回発見したこのノビルの群生地帯でも、私が最初にしたのは匂いを嗅いでみる事でした。
ノビルというネギのような植物が美味しく食べられるという情報は持っていたので、「もしかしてこれが噂のノビルだろうか?」と一部ちぎって匂いを嗅いでみると、明らかにそこらの草とは違う香りがしました。
あ!ノビルだ!
と、今度は掘ってみる事にします。
ノビルで一番美味しいところは根っこの球根だと聞いていたからです。
そのまま引き抜いて採れる事もありますが、きちんと掘った方が間違いなく良いです。
結構千切れてしまいました。

そうしたらこの通り。
どんなに大きくなってもピンポン玉が最大サイズらしいので、おそらくそこらに自生しているノビルはこのくらいの大きさが多いのではないでしょうか。
で、一応味をみてみます。
この球根部分からおかしな味がしなければノビルで確定で良いはずです。
川で洗って、ひげ根をとってパクリ。
おお!?
目が覚めるような鮮烈な風味。
味は完全に小さな玉ねぎでした。
野蒜確定!
というわけで、土手に生えているノビルの採集を開始しました。

雑草や枯れ草をかき分けて、道具はないので素手で掘り進めます。
幸い、柔らかな腐葉土に生えていたのでなんとかなりました。

どうですか?
こうなるとちょっと美味しそうですよ。

う〜ん。
車の中がネギ臭い(笑)。
もし、自生しているものが見つけられなくてもノビルの苗として販売されています。

雑草みたいなものなので、庭やプランターでも簡単に育てられます。
食用&育成
今回採取したノビルは、球根の大きなものは美味しくいただき、小さなものは家の畑とプランターに植えておく事にしました。
家で採取できるならいつでもこの味を楽しめると考えたからです。

土が入ったままのプランターが都合良く見つかったので、軽く耕してから植えていきます。
そこらに生えている雑草のような植物ですから、おそらくたくましく育ってくれると信じています。
そして、畑周りにも植えておこうと向かってみると、なんと生えているじゃありませんか。
普段ここに来る事はないのと、意識した事がなかっただけでこんな身近にも存在していたとは・・・。
とりあえず、持ってきたノビルを軽く耕した畑の隅に植えておきます。
これでバンバン増えるなら普通に売れそうな気がしますけど?
味は生で食べるのが一番美味しいように感じます。
もしくは、しゃぶしゃぶのようにサッとお湯をくぐらせる程度の茹で加減が良さそうです。
特に疲れている時とか、ダルさを感じる時に食べると元気になりそうなくらい強烈です。
野草と聞くと、食べられる草くらいにしか思いませんでしたが、ノビルに関してははっきりしっかりとしたノビルの味を堪能出来ます。
是非一度食べてみてもらいたい野草です。
ただし、採取する場合は毒草と間違えないように注意してください。
家庭でプランターで育てられるように球根も流通しています。
無理をして私有地に侵入する事がないように気をつけましょう。
それではまた。


⤴️Gクラ使いのブログランキングはここから確認✨
ポチッとしていただけると励みになります。
最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
台風の影響でようやくまとまった雨が降るかに思われました。
が、しかし、思ったほどの雨量はなく河川の増水及び濁りはありません。
こうなってしまうと、淡水エリアでのシーバスゲームは途端に難しくなってしまいます。
仕方がないので、新しいポイントはないか、アユの様子はどうかと見回っていると、面白いものを発見しました。

それがこの草。
何度も来ているカニカゴポイント近くの土手に生えていました。
この草が何かって?
ノビル(野蒜)という言ってしまえば、野生のネギです。
緑色の葉っぱ部分はネギのように食べられる上に、球根部分はまさに玉ねぎといった感じの味がします。
今回はこのノビルを採集して半分は食し、半分は畑やプランターに植えてみました。
ノビル(野蒜)とは?
和名ノビルの語源は、昔から食用野草として知られることから、野に生えるヒル(ネギやニラなどのネギ属野菜の古称)という意味である。
ヒルという呼び名は、食べるときに辛くて舌がヒリヒリする事にちなむと言われている。
日本では北海道から沖縄までの山野、土手、道端など、丈の低い草が生えているところによく自生する。
日当たりの良い草地や、道端などに群生していることが多い。
生育場所の特徴として人間の手が加わっている場所に繁殖する傾向があり、気が付くと繁殖している場合がある。
これは繁殖方法としてノビルは水に浮きやすいため、川に流されたり農業用水やその用土とともに、下草の刈られた生育条件の整った土地に根付くからである。
人間の手が加わらなくなると自然に消滅してしまう。
全体にニラの匂いがあり、地下に鱗茎をもち、地上に細い葉を伸ばす。
葉は柔らかく中空の筒状で、表面に白い粉を吹いているような白みを帯び、中部以上は内側が凹んだ薄い溝状となって、中空で断面が三日月型をしている。
花期は初夏から夏頃で、ネギ坊主を細く小さくしたような小花が集まった花を咲かせる。
開花した後、6月頃になるとその花がむかごとなり、ポロポロ落ちて新しい個体となり繁殖する。
掘り上げると、ラッキョウのような形をした白くて小さな球根があり、むかごの散布以外にも、球根が盛んに分球して繁殖する。
春の代表的な山菜の一つで、古来から薬草として用いられてきており、滋養強壮に役立つとされている。
野生のノビルを採取する際には、有毒植物に似ているものがあるため(スイセン、タマスダレ)、間違えないように注意を要する。
葉とともに地下にできる鱗茎が食用となる。
積極的に栽培されることは少ないが、野草として食用にされ、タマネギに似た香りと辛味があり、アサツキなどよりも強烈な香味を持つ。
葉は万能ネギやニラに準じて用いられ、鱗茎は酒の肴として生食や湯がいて酢味噌で食されるほか、軽く湯通ししてぬたにしたり、味噌汁の具や薬味として用いる。
1年中採取して食べる事が出来るが、一般的に春が旬であるとされる。
以上、ウィキペディアより
ノビルの採集
時々、ノビルやニラと間違えてスイセンを誤食する事件がニュースを賑わせていますが、見分けるのはそこまで難しい植物ではなく、教えれば幼稚園児でもわかるようになると思います。
ノビルとそっくりなアサツキと見分けなさいと言われれば、難易度は上がりますが、ノビルとアサツキはどちらも同じように食べられる植物ですから、どうしても種類を明確にする必要がなければ特に問題はないでしょう。
ではどうやって食べられない植物と見分けるかというと、それは匂いです。
もしかしてノビルか?と思われる植物を発見した場合、葉っぱをちぎって匂いを嗅いでみましょう。
ネギやニラのような匂いがします(アサツキも同様との事)。
とりあえずこれだけで見分けられます。
これまで一度もノビルの採取をした事がなかった私が見分けられるくらいに、その匂いははっきりと感じられます。
普通に草の匂いがすれば、そもそも食べようとは思わないでしょう。


今回発見したこのノビルの群生地帯でも、私が最初にしたのは匂いを嗅いでみる事でした。
ノビルというネギのような植物が美味しく食べられるという情報は持っていたので、「もしかしてこれが噂のノビルだろうか?」と一部ちぎって匂いを嗅いでみると、明らかにそこらの草とは違う香りがしました。
あ!ノビルだ!
と、今度は掘ってみる事にします。
ノビルで一番美味しいところは根っこの球根だと聞いていたからです。
そのまま引き抜いて採れる事もありますが、きちんと掘った方が間違いなく良いです。
結構千切れてしまいました。

そうしたらこの通り。
どんなに大きくなってもピンポン玉が最大サイズらしいので、おそらくそこらに自生しているノビルはこのくらいの大きさが多いのではないでしょうか。
で、一応味をみてみます。
この球根部分からおかしな味がしなければノビルで確定で良いはずです。
川で洗って、ひげ根をとってパクリ。
おお!?
目が覚めるような鮮烈な風味。
味は完全に小さな玉ねぎでした。
野蒜確定!
というわけで、土手に生えているノビルの採集を開始しました。

雑草や枯れ草をかき分けて、道具はないので素手で掘り進めます。
幸い、柔らかな腐葉土に生えていたのでなんとかなりました。

どうですか?
こうなるとちょっと美味しそうですよ。

う〜ん。
車の中がネギ臭い(笑)。
もし、自生しているものが見つけられなくてもノビルの苗として販売されています。
雑草みたいなものなので、庭やプランターでも簡単に育てられます。
食用&育成
今回採取したノビルは、球根の大きなものは美味しくいただき、小さなものは家の畑とプランターに植えておく事にしました。
家で採取できるならいつでもこの味を楽しめると考えたからです。

土が入ったままのプランターが都合良く見つかったので、軽く耕してから植えていきます。
そこらに生えている雑草のような植物ですから、おそらくたくましく育ってくれると信じています。
そして、畑周りにも植えておこうと向かってみると、なんと生えているじゃありませんか。
普段ここに来る事はないのと、意識した事がなかっただけでこんな身近にも存在していたとは・・・。
とりあえず、持ってきたノビルを軽く耕した畑の隅に植えておきます。
これでバンバン増えるなら普通に売れそうな気がしますけど?
味は生で食べるのが一番美味しいように感じます。
もしくは、しゃぶしゃぶのようにサッとお湯をくぐらせる程度の茹で加減が良さそうです。
特に疲れている時とか、ダルさを感じる時に食べると元気になりそうなくらい強烈です。
野草と聞くと、食べられる草くらいにしか思いませんでしたが、ノビルに関してははっきりしっかりとしたノビルの味を堪能出来ます。
是非一度食べてみてもらいたい野草です。
ただし、採取する場合は毒草と間違えないように注意してください。
家庭でプランターで育てられるように球根も流通しています。
無理をして私有地に侵入する事がないように気をつけましょう。
それではまた。


![]() | ![]() |
ポチッとしていただけると励みになります。
最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
コメント