こんにちは。Johnです。

私は基本的にエギングをもうやらない人間なので、イカを狙うとしてもシーバスやアジを狙っている時に見かけた個体を狙う程度です。
しかし、10年ほど前はエギングを本格的に行っていました。

今回のケンサキイカゲームはアジを探してランガンしている時にたまたま成立したものです。
せっかくなので、ケンサキイカゲーム初心者の私が簡単に釣り方を紹介しておきます。



ケンサキイカ

スルメイカ、ケンサキイカ、ヤリイカは見た目がよく似ています。



上記のリンクに見分け方が解説されているので参考にしてください。

ケンサキイカというイカは、産卵のために春から秋まで、基本的には夏頃にショアから釣れる位置まで接岸してきます。
アジやメバルなどと同様に潮通しの良い場所の常夜灯周りで見かける事が多いため、例えばアジを狙っていれば出会う事もあるかと思います。

使用するエギのサイズも2号から2.5号と小さい事から、アジングやメバリングのタックルにそのままエギを付け替えて狙う方が多いようです。

今後は私もボックスに小さなエギを忍ばせておかないと。

ヤマシタ エギ王K2.5号

私はヤマシタのエギしか使いません。
これまで色々なエギを使って来て一番使いやすいと感じたからです。
そして、久しぶりにホームページを覗いてみたら、10年前よりもエギが随分と進化しています。



強風の中、強行

久しぶりにアジでも釣りに行こうかと、釣り仲間と予定を立てて出撃ました。
しかし、台風が接近中のため風が非常に強い。
時々雨も降りますが、それは大した事がなくてとにかく風を避けられるような場所を探します。

最初に訪れた場所は、外側のテトラに立てれば良いサイズのアジが安定して釣れるところなのですが、流石にこの風の中、足場の不安定なテトラで釣りをする事は出来ません。
一応、内側の安全なところを探ってみるものの反応はなし。

そして、その次に訪れたポイントでケンサキイカの群れに遭遇しました。
この場所も本来であればテトラから外側を狙うのが良いのですが、この日に関しては危険と判断して波止の先端部分から釣りをしています。

水深はそれほどなく、深くて5メートルほどでしょうか。
ジグヘッド1.2グラムにアジリンガープロを組み合わせて表層からボトムまで広く探りを入れます。
ところが、時々やってくる魚からのアタリは、どう考えても10センチ未満の極小サイズの感触です。
また、水面付近ではとても小さなアジらしき魚が群れているので、おそらくこれらが啄んでいるのでしょう。

このまま続けるか、それとも移動を決断するのか・・・。

この強風で港の中が魚にとって良い避難場所になっているため、シーバスやら太刀魚やら何かしらのフィッシュイーターが押し寄せて来てもおかしくはありません。

私の経験上、強風の時は何かしらのドラマが起こります。



イカ出現

反応の薄い中、少し粘っているとアジの群れ付近をうろつく怪しい影が確認出来ました。
後になって分かったのは、これがケンサキイカでした。

この影が魚であれば、前に進んだり方向転換する事はあっても、バックする事はありません。
前に進んで後ろにも進むのはイカです。
それも、結構な数のイカが泳ぎ回っていました。

こうなると、ターゲットをアジではなくイカに変更する事を余儀なくされます。
なぜなら美味しいから。
私にしては珍しく、この日は魚を持って帰るためのクーラーボックスを用意していました。
釣れるものはなんでも釣る、そして食べる気満々です。

同行者はなんとか3号のエギを所持していましたが、私はエギの準備がなかったため以前から何度も試みていたミニマル50(ノーマル)によるエギングに挑戦します。


そもそも見た目がエギ型のプラグですから、イカが釣れてもおかしく無いわけです。

レンジは表層付近のため、キャストしてピシッピシッとアクションをさせてフォール。
これが結構頻繁にイカに持っていかれるのですが、トレブルフックはなかなかフッキングしません。
カンナの優秀さを実感します。

また、フォールはラインを張ったカーブフォールよりも、アクション後に糸ふけを回収せずにそのままフォールさせた方がイカの反応が良いように思われました。
これは昼間にアオリイカを狙っていた時も同様です。
特に昼間の場合は、はっきりと反応の違いが確認出来ます。

目視でイカとルアーの位置を確認しながらフォールさせていると、捕まえてそのままスーッと離れていく様子が確認出来ました。
ダメもとでパシッと合を入れると、これが上手い事フッキングに成功。

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釣り上げて初めて、ウロウロしていたのはアオリイカではなく、ケンサキイカである事が分かりました。
この辺りではそのほとんどがアオリイカなので、まさかという感じです。

ここに来てようやく、ミニマル50(ノーマル)によるエギングが成功しました。
ディープモデルでも普通にアタックして来ていたので、ノーマルでないといけないという事はないと思われます。
もし今回のようにイカに遭遇した時は、エギを持っていなくてもこの方法でギリギリなんとかなります。

そして、その後もアタリはあるもののフッキングには至らず、おそらく二人とも小さめのエギを用意していたら10パイ以上は確保出来ていたように思われます。
また、エギが小さい以外はアオリイカのエギングと大きな違いを感じませんでした。

曰く、あまり強いしゃくりは(激しいダート)は控えた方が良いとの事です。
とは言っても、しゃくり方は人それぞれですから、自分のやりたいようにやりながら現地のイカに聞いてみるのが一番でしょう。


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最終的に二人で4ハイでした。
サイズは悪くないため、これだけでも食べるには十分な量ではあります。



ケンサキゲーム

完全に回遊型になるので、群れさえ射程圏内に入れてしまえばかなりイージーに数釣りが出来ます。
特に今の時期は、アジ(小さい)もメバル(少ない)も微妙な事を考えると、日光を避けて真夏の夜のケンサキゲームはかなり有望な釣りではないでしょうか。

私もこれまでは本気で狙っては来ませんでしたが、これを機にボックスにエギを確保し、姿を確認次第、優先的に狙っていこうと考えています。

なぜなら美味しいから、しかもアオリイカよりも簡単に数が釣れます。






ロッド:スーパーアジストTZ 53/TISL
リール:ルビアス2000S-XH
ライン:アンバーコード0.4号
リーダー:プレミアムマックス0.8号
ジグヘッド:自作ジグヘッド
ワーム:アジリンガープロ、アジキャロスワンプ、ミニマル50



それではまた。






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最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。