こんにちは。Johnです。

私が釣りをする渓流は水深がかなり浅いところが多く、一般的な渓流用ミノーだと簡単にボトムを擦ってしまいます。
リュウキ45Sなどが良い例で、水深が1メートル程度ある場所を攻めるには良いのですが、膝くらいまでの深さだとリトリーブも自然と早くなります。

そこで、軽過ぎて使い難いと感じていたシュガーミノーを再び投入する事にしました。



ルアーから逃げる

連日釣り人がやってくるせいなのか、餌の関係なのか私にはわかりませんが、なぜかこの日の魚たちはルアーをギラギラアクションさせると物凄い勢いで逃げていってしまいます。
リュウキやスピナーは魚が釣れるどころか、魚を私から遠ざけるばかり。

私が入る前に誰か釣りをしていたのだろうか?
プレッシャー?エサ?

とにかくこれでは釣りにならないため、ルアーをシュガーミノーに変更してみます。
ボトムを擦るのをどうしても避けたくて今回から再び使い始めたシュガーミノー。
重量は3gに満たなく、キャストに苦労してたのですが、ベイトフィネスを始めて1ヶ月が経過しようやくまともに釣りが出来るレベルに成長しました。

リュウキとは異なり、軽いトゥイッチでもキラキラとキレのあるアクションをしてくれます。
アクションのレベルとしては数段上のように感じました。

また、なぜかわかりませんが、シュガーミノーだと魚が逃げずにアタックしてくる様子も確認出来ます。
リュウキだとある程度しっかりと動かさないとアクションが微妙だし、おまけに魚が逃げて行くのに正反対の反応を示します。

おそらく、軽いという事が武器となった典型的な例ではないでしょうか。

もちろん、重量があって投げやすいのはリュウキですが、軽いからこそ出せるアクションがあるという事です。

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軽いから良い

シュガーミノーの弱点はその軽さゆえのキャスト難易度です。
しかし、鉛を貼り付けて重量を補うと途端にアクションの質が落ちてしまいます。

今回は少しだけ鉛を貼り付けて流れの中での安定性をアップさせていますが、キャストが楽になる程の重量アップはさせていません。
それをしてしまうと、前述したように逆に釣れなくなってしまうからです。

軽い事でのメリットは、アクションのキレと比較的スローに誘える事と、シャローを攻めやすくなり、着水で魚を驚かせてしまう機会が減る事です。
投げやすさから重いルアーばかりを選んでいましたが、今回の経験でそれは偏った考え方であると悟りました。

基本的には軽いルアーの方が魚は釣れます。

20数年ルアーフィッシングをやっておきながら、そんな当たり前の事を忘れていました。
かつては、軽くて飛ばないけれど魚がよく釣れるルアーの定番がラパラだったのです。

現在では、飛距離を優先したものが非常に多くなり、私もすっかりとその事を忘れていました。
そして、その考えは海だけでなく、渓流にも合致するようです。

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チョンチョンチョンと優しくトゥイッチすればキラキラと良く動いてくれて、スローゆえに掛かりが良くなるだけでなく、フロントフックに触れる機会も増加しているように感じられました。

キャストは少し難しくなりますが、軽いからこそ釣れるルアーの存在を今一度見直すべき時が来たようです。

このキレのある動きと比べればリュウキはただ重いだけのミノーだと感じてしまいます。



シュガーミノー 50S<バスディ>




ロッド:Beams blancsierra 5.2UL
リール:アルファスAIR TW
ライン:ナノダックス 6LB
ルアー:シュガーミノー、リュウキ、ARスピナー



それではまた。





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最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。