こんにちは。Johnです。
 
何故GWはマナーが悪いのか。
私が普段釣りに行くのはまず平日になります。
人も少ないし、マナーが悪いと感じることもほとんどありません。

平日は単純に人が少ないから、マナーの悪い場面に遭遇する確率が低いだけでしょうか。
もしかして土日祝が休みの方(釣行の方)は、そう言った場面に毎回のように遭遇していたりするのでしょうか。

私が出会うマナーが悪いと感じる釣り人は、全員が釣りを始めて数年以内の初心者です。
その人の釣りを見ていればすぐに分かります。
そして、この人はかなり長く釣りをしてるのだろうな、という方は基本的に抜かり無い立ち振る舞いをしています。

まあ中には「こいつはヤバイ」と思える高齢者のベテラン(サビキ釣り歴50年?)の方もいますが。

釣りを覚えたての頃に、ベテランの方と釣行を繰り返していればマナーは自然と学べます。
ところが、自分だけで始めて限られたコミュニティだけで釣りをしていたら、そのような機会は極端に少なくなります。

釣り雑誌でもマナー特集は見た事がありません。 

以前、「マナーを知らないのだから仕方ないだろ!」という意見を目にした事があります。
しかし、それがまかり通るのは子供のうちだけです。

いい大人が恥ずかしい事を言うのはやめましょう。

そして、誰かに教えてもらえる事を期待せず、自分で調べてから臨むのは大人なら当たり前の事ではないでしょうか。
ちょっとレベルが低すぎるように感じます。 



マナーとは

釣りの雑誌なんかを見た時に、そこには釣り方や使うタックルの事はそれなりに詳細に書いてあるのですが、マナーに関してはほとんど記載がないように思います。

釣りビジョンもそうです。
たしか「釣り始めます」みたいな名前の番組があったかと記憶していますが、道具の揃え方や釣り方ばかりが紹介されて、釣りの技術や上手い下手以前の問題であるマナーには一切触れられていませんでした。

それを含めてクソ番組が多かったので部屋のテレビごと撤去しました。
何故、釣りを楽しむために一番大事な項目を抜かすのか理解できません。

マナーとは人を不快にさせないための最低限の立ち振る舞いの事です。
電車、映画館、スポーツなど、我々の生活には欠かせない概念です。



ここからは、「知らなかった」と言わせないために、私が最低限意識した方が良い釣りのマナーを紹介しておきます。
これだけはやっておかないとあなたが海で怒鳴り散らされても私は知りません。

また、私のブログをいつも見てくれている方は本気で釣りをしているはずなので、マナーに関しては心配ないかと思いますが、再認識という意味で見ていただけたらと思います。



マナー8つ

ゴミを捨てない

釣りに関係なく人として当たり前の事です。
弁当やルアーのパッケージ、タバコ、ライン・・・。
ゴミをそこらにポイ捨てしてはいけません。

最悪釣り禁止になります。




上記のような、釣り場にゴミを残さない為のアイテムもたくさんあります。



挨拶をする

先行者の釣り人への挨拶は基本中の基本です。
わざわざ遠くにいる釣り人に近づいてまでやる必要はないですが、「こんにちは。釣れていますか?こっちに向かって投げても良いですか?」とコミュニケーションをとりましょう。

無言でわざわざ5メートルくらいの距離にいきなり入ってくる不届き者がいます。
自分で気にならないのでしょうか。
特に私の釣りは、平日の深夜、誰もいない場所を探して選ぶようにしています。
どうしてこれだけ広いのにそこに入るのですか?

怒鳴られても文句は言えません。

また、釣り人以外にも散歩している人や漁師の方へも声をかけておくと良いでしょう。
軽く声をかけておくだけで随分印象が良くなります(特に漁師の方は釣り人を良く思っていない人も多い)。
彼らとトラブルになると即釣り禁止です。



距離を取る

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おそらく、釣り経験の浅い方はAパターンをイメージして5メートル隣に無言で入ってくるのだと思われますが、実際にはキャストから回収までのイメージはBである事がほとんどです。
そうなると5メートルという距離はあまりにも近過ぎるように思いませんか?

風や流れ、釣り方を考慮して十分に距離を取れる立ち位置で釣りをする必要があります。
そもそも今は人と人との距離を取るべきタイミングです。
先行者の釣りを邪魔しない、お互いに仕掛けが絡まらないところへ入るようにしましょう。
無理をして釣り人と釣り人の間に入ると、どちらの釣り人からも「は?何だこいつ」と睨まれてしまいます。

もし、よく分からない場合は、挨拶をした時にどの辺りなら邪魔にならないのか、どんな釣りをしているのか聞いてみると良いでしょう。





撒き餌を流す

堤防の定番サビキ釣り。

釣り終わった後には、こぼれた撒き餌(赤アミ)が地面にたくさん落ちています。
そのまま放置すると悪臭を放つため、釣り終了時は海水で洗い流してから帰るようにしましょう。

地域住民からのクレームにより、最悪釣り禁止になります。



下手な人ほどマナーが悪いのは全国共通です。



駐車禁止を無視しない

明らかに駐車してはいけない場所に車を入れている人や、釣り禁止と書いてあるところで釣りをしている人がいます。

最悪です。
釣り人以前に、人間として何かが間違っています。
即座に改めてください。






外道を放置しない

サビキでアジを狙っているとスズメダイがヒットする事が多々あります。
ひどい人はそのままコンクリートの上に放置して殺しているようですが、必ず海に返してあげてください。

前述したゴミや撒き餌と同じです。
最悪の場合釣り禁止となります。

これは単に不快だから、可哀想だからという理由だけではなく、例えば外道として掛かる事が多いハオコゼという魚は毒針を持っています。
その魚を子供が触ったら大変危険です。

高齢者の方に特に多いように思われます。




 
 
ライトで海面を照らさない

その釣り場に自分しかいないのであれば、思う存分に海を照らしても大丈夫です。
しかし、他に釣り人がいる時は絶対に避けてください。
また、人をライトで照らす行為は大変失礼な行為です。

ライトを照らす事で、釣れるはずの魚が釣れなくなる可能性を考慮する必要があります。
そして、結果的にライトが悪影響を及ぼさなくとも、釣り人によっては不安要素を全て排除するために慎重な釣りをしている方もいます。

その方の努力を無駄なライト照射で潰すのはやめましょう。
例えるなら、ボランティアでゴミを拾っている人の目の前でゴミを捨てるに等しい行為です。
まさに外道。
 
 

船に向かって投げない

漁港には、漁師の方の船がたくさん係留されています。
メディアでこの船周りの影で釣りをしているシーンを何度か見かけましたが、その真似をしたばかりに船に仕掛けを引っ掛けてしまうと漁師の方に迷惑がかかります。
海は広く、他にも釣れる場所、釣りやすい場所はたくさんあります。

車で例えると、自分の車にサビキの仕掛けやルアーが絡んだまま放置されているようなものです。
しかも毎朝。
流石にそれを良しとする人はいないでしょう。

そして、漁師とのトラブルは即釣り禁止となる可能性が最も高くなります。

そもそもそんな釣り方を紹介するメディアに問題があると思います。
それでもきちんと自分で考えられる方は、そのような釣りは自主的に避けています。



想像すればわかる

最低限守るべきマナーを8つ紹介しました。
人に迷惑をかけない、人に不快な思いをさせないという事から想像すれば、なんて事のない、極々当たり前の事だと思います。

そして、マナーを守る事が釣り場を守る事にも繋がります。
マナーが守れなければどんどん釣り禁止に指定されます。

特に日本人は、人に迷惑を掛けないという事を幼少期から教育されてきました。
釣り場で誰かとトラブルになれば、せっかくの楽しい釣りが最悪の思い出となります。

その辺りをよく考えて、人に迷惑を掛けず楽しめる釣りを心掛けて下さい。




↑自粛警察の方へ。
ここに全て書かれています。



それではまた。






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最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。