こんにちは。Johnです。

今回もショアキャスティングゲームに行ってきました。

相変わらず人が多い。
雨がパラついているのに。



ジグを選ぶ理由

メタルジグを投げて青物を狙う。
大いに結構。
それで良いと思います。

しかし、あれだけの人がいて全員がジグを投げる状況って異常じゃないか?と感じました。

「なぜジグを選んだのですか?」と質問すれば、「みんなそうしているから」という答えが返ってきそうです。

自分で考えないの?
自分のスタイルはないの?
こだわりはないの?
なんとなく釣れれば良いの?

あれだけ多くの人がいるのに不思議です。
ルアーフィッシングの楽しみ方をご存知ないのでしょう。

個人の自由だし好きにすれば良いのですが、自分で研究し、改善を重ねた結果たどり着いたのがメタルジグを投げる、というのであればそれは賞賛されるべき事だと思います。
確固たる自分の意志・考えがそこにはあります。

「みんなが投げているからこれが良いのだろう」
私なら本当にそうか?と確認するところから始めます。

日本人らしい考え方だと思います。
誰もいじめたりしないから自分の考えで釣りを楽しみませんか。
会社や学校ではみんなと同じでないと干されるのかもしれませんが、釣りはマナーさえ守れば後は自由です。

たくさん釣りたいとか、大きな魚を釣りたいとか、そのような欲はないのでしょうか。
同じ釣り方をして他の人と同じ結果なら満足?

何となくみんなと同じ釣りをして釣り上げた魚に価値はあるのでしょうか。
何となく釣れた50センチと、試行錯誤しながら釣り上げた30センチの魚はどちらに価値があるのでしょうか。
私は後者だと思いますが。



トップで釣りたい!

平日だから人はいないだろうという考えは、釣り場に到着してすぐ間違っていると気が付きました。
ベストポジションにはすでに人がいます。

釣り人が多い=魚が釣れている


午前6時くらいには20人〜30人くらいの釣り人がハマチを狙ってメタルジグをキャストしていました。
誰かが魚を釣ると、噂が人を呼んで一気に人数が膨れ上がります。
しかし、以前ような爆釣はほとんどないらしく、あれだけの魚が射程圏内に入って来たのは相当運が良かったようです。

しばらくK2F122を投げてベイトの有無、潮の流れを確認しますが、アタリらしき感触は皆無。
私の他にたくさんいる釣り人も誰も反応がない様子です。
確認できたのは、ボラが派手にジャンプしているくらいでした。
少し明るくなり、周囲がある程度見えるようになったタイミングで今回から導入したフィードポッパー100を試しておきます。

前回はK2RPで一本ゲットしていますが、動きを確認してどのようにアクションさせるのが良いのか、釣れ始める前に調べておく必要があったからです。
フィードポッパーを選んだ理由は定番であることと、形状が気に入った上にタックルハウスのルアーだから。
そして、何よりもトップで釣りたかったからです。



コンタクトフィードポッパーはショートジャークでの連続した細かなポッピングから、ロングジャークによる泡をまといながら水中に潜り込むアクション、安定した飛距離まで私の理想通りでした(動画を参考に)。
これだけ水面を掻き回し、音を出していればアピールも相当なものになると予想されます。

後は魚が射程圏内に入ってくるかどうか。
それまでの間、ミノーやトップウォーターを投げて時間を潰しながら、少しでも多くの情報を得るために海を観察していました。

午前6時を過ぎた頃、そろそろベイトがざわつくなり、ボイルが起こるなり、何かしらの変化が見えても良いのですが、まるで気配がありません。
これが示すところは、魚がいないという事。
もしくは、非常に数が少ない。



釣れない状況でポッパーを選ぶ

アジングの記事でも書いたのですが、活性が低くて釣れない訳ではないのです(そんな時がないとは言いませんが)。



活性が低いという考え方をしてしまうと、こんな反応がない時にルアーを小さく目立たないものに変更してしまう傾向があります。

偏食しているならそれはありだし、私も小さくしますが、そもそも偏食している時って活性が低いですか?

例えば、小さなイワシが目の前で追われて、そこら中至る所でボイルが起こっているのにルアーに食い付かない。

これって活性が高いと思います(低くはないよね)。
どう考えてもやる気満々です。

偏食しているならベイトに合わせて小さく、偏食していないならルアーは大きくする。

だから私はこの非常に反応が薄い状況であえて目立つトップウォーターを選択しました。
魚が射程圏内にいない、来たとしてもそれほど大量に接岸するとは思えない。
そう考えると、そのたまたま寄って来た数少ない魚に見つけてもらうために、大きな音を出して水面をかき回すフィードポッパーが有効だろうという判断です。
他にもプラグを持っていましたが、これが一番目立つと確信していました。

私以外の人は、「メタルジグにも反応がないのにトップウォーターで釣れる訳ない」と思っていたかもしれません。



ロングジャークでヒット!

今は魚がいない。
僅かなタイミングで接岸してくれることを信じてフィードポッパーをひたすら投げ続けました。
アクションはとにかく目立たせるためにロングジャークで派手に操作します。

そして、ついにその時がやって来ました。
フルキャストして50メートルくらい先だと思いますが、そこから3回、4回ロングジャークしたところで水面に変化が出る前にロッドにゴンッとアタリを感じました。
30メートルくらい先から強い流れが発生しているところがあり、その流れの中でのヒットです。

PA182101
PA182102

フィードポッパーを綺麗に咥えるハマチ。
よっしゃー!
思った通り強烈なアピールで魚を惹きつけることに成功しました。
予想通り、予定通り、しかもこの食い方。
こういうゲームを求めて私はルアーフィッシングをしています。

いつもならさっさと撮影を済ませてリリースするのですが、今回は欲しいという方がいたのでこの魚はキープすることにしました。

そして、そこからの3投目だったと思います。
再びルアーが飛沫と共に引きずり込まれ、ロッドに重さが伝わって来ます。
しかし、その瞬間フッと軽くなる。
バラした〜と思ったその時再び重量を感じます。
咥えた瞬間こちらに泳いで来たか、別の個体が食い付いたのでしょう。
さっきより少し大きいような・・・。

PA182104

サイズはそれほど変わりませんでしたが、誰も釣れていない中狙い通りトップウォーターで2本目の捕獲に成功です。

また、魚とのやりとりも前回の釣行で学んだことを生かし、浮いて寄ってくるようならそのままネットでキャッチ、浮いてこないようなら一度ベールをオープンにして距離を取り再度浮かせにかかるという方法を採用しました。

2本目を無事リリースできたところで残念ながらタイムアップのため終了することにしました。
いつの間にやら隣の人もトップウォーターに変更していたので、これを機に自分の釣りを見つけてもらえれば成長につながるはずです。
釣れ始めたのは7時頃でした。
8時、9時まで釣りができたらもっと釣れていたように思います。

また、帰りの車の中からヒットさせている方を2組見かけたことを考えると、あのタイミングから群れが射程圏内に入ったという証明でもあります。
魚にルアーを見つけてもらえれば釣れるのです。

釣るのはメタルジグでもプラグでもワームでも良いです。
しかし、自分でしっかりと考えてどんな釣りをしたいのか、目標を明確にすることでより釣りが楽しめるようになるし、魚が釣れるようになります。
もしトップウォーターの釣りに興味を持ったのであれば、最初の1本目にはフィードポッパーはとてもオススメできる完成されたルアーです。
よく飛ぶ上に、アクションも素晴らしい。
是非一度プラグゲームにも挑戦してみてください。




ロッド:ワールドシャウラ2832
リール:ステラ4000XG
ライン:完全シーバス1.2号
リーダー:プレミアムマックス6号
ルアー:K2F122、K2RP122、フィードポッパー100、フリッツ



それではまた。





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最後までお付合いありがとうございました。
また見て頂けるようなわかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。