こんにちは。Johnです。

佐田岬へアジングへ向かうか、それともシーバスを狙いに近場を攻めてみるか。
何れにしても仕事が終わった後だとタイミングが悪く悩ましい。

そんな事を考えながらジグヘッドの整理をしていると、青物が釣れているという情報が入ってきました。
しかも祭り状態であるとのこと。
場所も近くだし、朝まずめであれば確実に間に合います。
久しぶりに青物を狙ってみる事にしました。



イワシが湧いている

仕事終わりに、一応近くの常夜灯にイワシが寄っていないかを確認しますが、イワシの姿は見えず、周辺でタチウオを狙っている方も釣れている様子にありません。
あらかじめ、タチウオとシーバス用に組んでいたリーダーを少し太めに結び変えて朝まずめまで睡眠をとります。

セットしておいたアラームで目を覚ましたのは午前4時。
休日ということもあり、釣り人が大量にいる事を想像すると早めに釣りを始めていないと場所の確保に苦労するであるという事で、この時間を選びました。
到着し準備をしていると、これから始まる祭りのことを教えてくれた方が合流し、立ち位置であったり流れであったりを説明してもらいながら最も良いであろうポイントへエントリー成功です。

とりあえず、まだ真っ暗な状態のため、私はシーバスに期待してK2F122を結んでキャスト開始。
今回は、最近アジングばかりで出番が減ってしまったワールドシャウラ2832とステラ4000XGのパワーテストも兼ねています。
思い切りロッドをブチ曲げる青物との勝負ならば、このタックルに足りない部分も見えてくるでしょう。

途中で立ち位置を変えながらキャストを繰り返していると、たま〜にコツッという何かしらの反応はありますが、おそらくベイトのイワシ、もしくはボラが接触しているだけでしょう。
そして、明らかなアタリを得られないまま夜明けを迎えます。
流れは左から右。
よく見ると足元付近に小規模ですがイワシの群れを発見。



ショアプラッギング

もう随分前になりますが、ショアジギングに傾倒していた時期があります。
アルテサーノキャステイシアに青いセルテートの組み合わせでジグを投げ、激しくアクションさせて相当酷使していました。
その後、ショアジギング用のタックルに手を出したのですが、ちょうどその辺りからめっきりやらなくなりました。

そして、今回はワールドシャウラを手にしてから初めての青物ゲーム。
どうせ釣るならプラグが良い。
ジグも何度か投げてみたのですが、プラグに慣れすぎた体にはもはや違和感しか感じられませんでした。
これからスタートするであろう祭りに向けて結び変えたのはトッププラグのK2RP122。
薄暗い中、ぞろぞろと集まった釣り人はみんなジグを投げているようです。



まずはトップで

シーバスやメバルはプラグで狙うのが当たり前ですが、青物は未だかつて真面目にプラグで攻めた経験がありません。
わかっているのは、シーバスやメバルのように長いポーズは必要ないという事です。
ロッドをサビいてロングストロークでアクションさせたり、グリグリとリールの巻き取りでアクションさせたり、ルアーの動きを目視で確認しながら「これなら食うだろう」という動かし方に絞り込みます。


おそらくそう長くない時間、トップウォーターを投げ始めて10分から15分ほどだと思いますが、ついに目の前でルアーが水中に引きずり込まれました。


ガボッ!
ギューン、ジジジー。

事前にシーバス狙いなら締め過ぎなくらいに設定していたドラグがちょうど良い感じに働いてくれます。
ヒットしたのは60センチほどのハマチ。
目の前のテトラを躱しながら久々の強い引きを堪能していると、隣で釣りをしていた同行者がネットを持って登場しました。

青物釣りに精通しているだけあってランディングもスムーズに完了。
そして、この一匹が祭りのスタート合図となったように周囲でボイルが発生し、ポツポツとロッドを曲げている方が確認できるようになりました。

こういう時は、すぐに釣れなくなることが多いため写真も撮らずに釣りに専念しましたが、今考えるとハマチがK2RPを咥えている写真を撮っていたら良かったと思います。
プラグでの一匹がこんなに嬉しいとは。
しかも誰も投げていないトップで。



続いてミノー

その後、明るくなるに従ってトップへの反応がなくなり、K2F122に変更しました。
使い方は早巻き&ジャークが最も反応が良く、単純な早巻きだけでは反応を得られません。
これがかなりハマりました。
ゴンッ!ゴゴッ!と頻繁にアタリが出てその内の半分くらいは掛かります。
どうやら相当な数の魚が目の前にいて、ルアーを奪い合っているようです。



しかし、何度かヒットさせ少し釣り慣れてきたところで私の油断からK2F122を2つロストしてしまいました。

もっとワールドシャウラのパワーを信じて強引にやり取りすれば良いものを、遊んでしまってテトラで擦り切れたのです。
この日最も反応の良かったルアーを失ってしまいました。

仕方がないのでK2F142を代打に迎え釣りを続行しますが、先ほどよりもアタリの数が少なくなりました。
ルアーが合っているか合っていないかという問題と、時間経過と共に魚が少なくなっている印象を受けます。
釣れなくはないですが、ここでM108に思い切って変更することにしました。


タックルハウスのM108は軽量なのに良く飛び、激しい流れでも飛び出さないお気に入りのルアーなのですが、全然売っているところを見かけない。

少しルアーを小型にして動きのキレを良くすることで見切られないようにという意味と、慣れていない激しいジャークで失ってしまった体力を補うという意味があります。

この軽快なキレのある動きで2匹追加。
ルアーの潜行レンジがあと30センチ深ければこの日の最強ルアーとなり得たかもしれません。


パワーテスト完了

それから1時間ほど釣りを楽しみ、アタリがほとんどなくなってきたタイミングで納竿。
この日釣れたハマチは、最初にヒットした1匹を同行者にプレゼントしただけで後は全てリリースしました。
同行者は、おそらくこの場所の竿頭レベルで怒涛の勢いでヒットさせていましたが、必要な分が確保できたためそこからは全てリリースです。
また、持って帰っていたのは6尾ほどだったと思いますが、それでも「ようけ釣れたな」と言われていたことを考えると多い方なのでしょう。

PA142099

今回ワールドシャウラの本領を発揮させるために挑んだ青物ゲーム。
それほど大きなサイズではありませんでしたが、全然折れる気配もなく思い切りブチ曲げて全く問題ありませんでした(ブチ曲がるまでいってない気が・・・)。
5キロ、10キロとなるとテトラ帯で釣り人が多い環境ではただの迷惑行為になりかねませんが、同じような環境であれば2キロ、3キロ程度までであれば何とかなります。
当然、周りに誰もいないならもっと大きなサイズでも。
しかし、テトラでやるには少し短いとは感じました。
バックスペースが取れない状況でのルアーの飛距離、テトラを躱すという部分に8フィートという長さの不自由さを感じました。
一方でティップが強く空気抵抗の大きなプラグをキャストしやすい点、ガイドが大きく太いリーダーを取り付けても問題ないところはやはり使いやすいです。

もう少し長いモデルも登場するという話だったので、そうなれば即戦力に加えたいところです。




ロッド:ワールドシャウラ2832
リール:ステラ4000XG 
ライン:完全シーバス1.2号
リーダー:プレミアムマックス6号
ルアー:K2R122、K2F122、K2F142、M108



それではまた。






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最後までお付合いありがとうございました。
また見て頂けるようなわかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。