こんにちは。Johnです。

いよいよ待ちに待った鮎の解禁を迎えました。
私の行く川は6月1日から始まるんですが、仕事があるので少し遅れてのスタートとなります。
釣りと違って投網をやっている人ってほとんどいないし、いても高齢者ばかりなので若い人が覚えようと思ってもなかなか踏み込めない世界です。
でも、興味があって家が近くであれば教えることはできますよ!
ブログに写真付きで解説したところで投げられるようになるとは思えませんからね。



ギリギリの距離から狙い撃つ

釣具屋で鑑札を入手してポイントへ直行(鑑札は必須)。
去年の10月から一切投げていないため若干の不安はありますが、自転車に乗るのと同じように一度自分のものにすれば多少時間が開いてもなんとかなります。

投網撃つ人いないから私の独擅場ですね。笑
基本的には釣りと同じくアプローチが大切です。

まず、鮎は一度警戒モードに入ると投網を投げても着水するまでの間に一瞬で遠くまで逃げてしまいます。
だから下流側から偏光グラスを装着し、できるだけ離れた位置から目視で確認します。
確認ができたらゆっくりと射程圏内まで近寄り、投網を投げられる状態に準備。
あとは投げるだけなのですが、石の位置をしっかりと見てどの辺りにどの程度広げて着水させるのかイメージをしてから投げるようにしましょう。
忙しくなるは投げ込んだ後、実際に魚を捕まえる時です。
投げ込んで網の隙間を塞いでからしばらく眺めて鮎の動向を見守り、大抵網にかからず泳ぎ回っているのでそれを網越しに捕まえて息の根を止め、また眺めて様子をみるという流れが基本となります。
ゴーグル等を準備して潜りつつ岩の隙間に隠れている鮎を仕留めるのが基本スタイルですが、私は潜りたくないのでその範囲内で漁を行っています。



3投で30尾!?

川へ行くと渇水のためあまり魚にとって良い状態とは言えない様子でした。
こちらにとっては水深が浅いほうが捕まえやすいのですが、同時に気づかれやすくなってしまいます。
見たところ食み跡もなく、もしかしてまだここまで来てないのではという嫌な予感が・・・。

慎重に周りを見渡しながらゆっくりと進んで行くと、日陰になったところの少し深い場所に何匹も固まって泳いでいます。
解禁直後によく見られる群れ鮎です。
大きくなって縄張りを持つようになるとここまで集団でいることは少なく、一網打尽のチャンスです。

射程圏内まで近寄ったら石の位置を確認して投げ込みます。
網の隙間を塞ぎ終わってよく見てみるとかなりの数の鮎が中を泳ぎ回っているのが確認できました。
ただ、ここからが問題でこの網の中を泳ぎまわる鮎がすばしっこく、また石の下に隠れるため確実に一匹ずつ仕留める必要があります。
この1投で10分くらいはかかったと思います。
その後も、しっかりと魚の姿を確認しながら慎重に投げ込んで行きます。

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これは途中経過ですが、3回ほど投げてこれだけの鮎を捕獲することができました。
解禁直後のためサイズは小さいですが、紛れもない天然鮎です。
7月、8月になれば20センチを超えるサイズが期待できます。

炭火でじっくりと乾かすように焼き上げた鮎の味は絶品です。
メールやインスタでも簡単にアドバイスはできますので、是非挑戦してみてください。
少しでも投網文化が受け継がれて行くことを願っています。



本格的な投網は結構な値段がするので最初は安物で練習してみることをオススメします。



それではまた。



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最後までお付合いありがとうございました。