こんにちは。
前回のタックル水没事件から1週間。
リールは今まで使っていたルビアス。
本来はこの2004にエステルの0.4号を巻いてキャロ用に、1003をジグ単用にして使う予定でした。
ロッドは無事だったのでティクトCQCと共に再び佐田岬へと向かいました。
事件現場からスタート
到着前から分かっていました。
風速は10から12メートルとの予報。
予想通り、予想以上の風で波止の上に立っているだけで危ないレベル。
とりあえずジグヘッド5Bを投げ込みますが、足場の高さもあり、どうにもなりません。
横風は最悪だし、向かい風だと波をかぶるし、追い風だとラインが浮き上がって釣りにならない。笑
魚がたくさんいて投げ込めば釣れるなら全く問題にならないのですが、魚からのコンタクトも感じられない状況です。
ここにはいないね。
宇和海側ならいけるのでは?
瀬戸内側が爆風でも、宇和海側は穏やかな場合が多い佐田岬。
しかし、アジングが熱いのは間違い無く瀬戸内側です。
そもそも、風が強いからといって逃げていては、この時期佐田岬でのアジングはできません。
風は敵ではなく、味方と考えて釣りをしましょう。
ただ、死ぬと思ったら大人しく撤退です。
移動先は同じ瀬戸内側のとある漁港。
先端の常夜灯下はなんとか人間は風を防げるような波止の作りになっていて、そのすぐ近くの波止も多少波しぶきを被りますが、なんとか追い風で釣りが出来そうな感じです。
先端は釣り人がいたので、もう一つの波止へ向かいます。
イージーな波止の先端と比べて暗闇であること、波しぶきを受けることから誰も近寄ろうとさえしません。
こんな場所が私の好み。
誰もいないところでストレスフリーな釣りを楽しみます。
夕まずめは、ジグヘッドの4Bにアジングビームの組み合わせを使い、表層をチョンチョン誘いつつ、風で出る糸ふけを回収する程度のゆっくりとした巻きの釣りで3尾。
群れが少ないのか一瞬で魚がいなくなり、その後は5Bとペケリングの組み合わせでボトムを攻めて数尾追加。
ボトムまで5Bでカウント15から20。
15だとギリギリ着底しているかどうかのタイミングなので、カウントは20までとってしっかりと着底させて誘いました。
風が強いから着底も分かりにくく、フォールの釣り特有のコッ!というアタリもぼやけます。
ラインが張りすぎるせいで、ほとんどリトリーブの釣りのような状態。
常夜灯下の釣り人が移動後に少しだけやってみましたが、こっちは小アジが入れ食いで上から下までフィーバー状態。
魚を傷つけるだけなので、諦めて本日は終了としました。
強風に打ち勝つために
続いて、私が強風と共存していくために必要だと思うことをピックアップ。
エステルの0.3号が万能なサイズですが、状況によっては0.2号という選択肢もありです。
私は0.3号で通します。
今回の釣りではサブリールのため0.4号でした。
③ショートロッドを使う
ロッド自体も風を受けるため、できるだけショートなものが使いやすいです。
また、最近のアジング業界がショートロッド化の流れにあるように、ジグヘッド単体の釣りでは感度や操作性の面で明らかに有利に釣りができます。
飛距離なんてほとんど変わらないので、一度使ってみることをお勧めします。
④重いジグヘッドを使う
単純明快。
1グラムだと風にあおられて水面を滑ってしまうジグヘッドでも、1キログラムあればしっかりとラインを張った状態を維持できます。
そんな重たいジグヘッドはありませんが、つまりそういうことです。
重ければラインテンションの維持、強風下でもジグヘッドを狙いのレンジまで沈めることができます。
また、リグの少し上のラインにガン玉をつけることでも対策になります。
私はアタリが分かりにくくなるので使いませんが、お手軽な方法です。
⑤キャロを使う
ティクトから発売されているようなMキャロを使うことで、強風下でも飛距離の向上、沈下速度の向上が図れます。
そのためのMキャロなので当然ですね。
デメリットとしてはジグ単と並行して行う場合、キャロ用のタックルがもう一つ必要なこと。
軽量のミニMキャロであれば1タックルでなんとかなります。
また、ジグヘッド単体と比べてフォール時に感度が激減します。
リトリーブの釣りなら問題なし。
なので、フォールの場合もリールやロッドを使って引っ張りながら使う必要があります。
⑥横風を避ける
ポジションやキャスト方向などを風向きによって選択し、できるだけ釣りをしやすいところを見つけるのが最も効果的です。
あくまでも風がどうしてもあるエリアで釣りをする場合の話です。
風裏で釣りをするならそもそも対策する必要はありません。
ロッドポジションも高く構えると宙に浮いた状態のラインが多くなるので、できるだけ低く構えて風の影響を抑えます。
風のレベルによりますが、向かい風が最も釣りやすく、次に追い風、最後に横風です。
横からの風は極力避けられるように位置を決めましょう。
結局は慣れ
いつも風が強い環境で釣りをしていれば、このあたりの対策は自然と身につくかと思います。
また、強風によりベイトが岸に寄ったところでフィッシュイーターが接岸することが多いため、入れ食いを体験できたり、大物が食いつくチャンスでもあります。
風が厄介だと感じるのは人間だけで、魚にとっては水がよく動き餌も取りやすい環境なのです。
風の攻略さえできれば今よりもっと魚が釣れるようになるので、風を恐れず釣り場に立ってください。
やっていればそのうち慣れてきます。
ティクトのMキャロが最も普遍的に活躍できる人気アイテムです。
ティクト ミニMキャロ
2タックル用意できない、ジグ単のロッド1本でなんとかしたい場合はこれ。
軽量キャロなので専用タックルなしでも使えます。
迷ったらティクトのMキャロを使いましょう。
ロッド:UTR-55-one-TOR CQC
リール:ルビアス 2004
ライン:アンバーコード0.4号
リーダー:プレミアムマックス0.8号
ジグヘッド:自作ジグヘッド
ワーム:フィジットヌード、ペケリング3インチ、アジングビーム2インチ
それではまた。
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最後までお付合いありがとうございました。
前回のタックル水没事件から1週間。
リールは今まで使っていたルビアス。
本来はこの2004にエステルの0.4号を巻いてキャロ用に、1003をジグ単用にして使う予定でした。
ロッドは無事だったのでティクトCQCと共に再び佐田岬へと向かいました。
事件現場からスタート
到着前から分かっていました。
風速は10から12メートルとの予報。
予想通り、予想以上の風で波止の上に立っているだけで危ないレベル。
とりあえずジグヘッド5Bを投げ込みますが、足場の高さもあり、どうにもなりません。
横風は最悪だし、向かい風だと波をかぶるし、追い風だとラインが浮き上がって釣りにならない。笑
魚がたくさんいて投げ込めば釣れるなら全く問題にならないのですが、魚からのコンタクトも感じられない状況です。
ここにはいないね。
宇和海側ならいけるのでは?
瀬戸内側が爆風でも、宇和海側は穏やかな場合が多い佐田岬。
しかし、アジングが熱いのは間違い無く瀬戸内側です。
そもそも、風が強いからといって逃げていては、この時期佐田岬でのアジングはできません。
風は敵ではなく、味方と考えて釣りをしましょう。
ただ、死ぬと思ったら大人しく撤退です。
移動先は同じ瀬戸内側のとある漁港。
先端の常夜灯下はなんとか人間は風を防げるような波止の作りになっていて、そのすぐ近くの波止も多少波しぶきを被りますが、なんとか追い風で釣りが出来そうな感じです。
先端は釣り人がいたので、もう一つの波止へ向かいます。
イージーな波止の先端と比べて暗闇であること、波しぶきを受けることから誰も近寄ろうとさえしません。
こんな場所が私の好み。
誰もいないところでストレスフリーな釣りを楽しみます。
夕まずめは、ジグヘッドの4Bにアジングビームの組み合わせを使い、表層をチョンチョン誘いつつ、風で出る糸ふけを回収する程度のゆっくりとした巻きの釣りで3尾。
群れが少ないのか一瞬で魚がいなくなり、その後は5Bとペケリングの組み合わせでボトムを攻めて数尾追加。
ボトムまで5Bでカウント15から20。
15だとギリギリ着底しているかどうかのタイミングなので、カウントは20までとってしっかりと着底させて誘いました。
風が強いから着底も分かりにくく、フォールの釣り特有のコッ!というアタリもぼやけます。
ラインが張りすぎるせいで、ほとんどリトリーブの釣りのような状態。
常夜灯下の釣り人が移動後に少しだけやってみましたが、こっちは小アジが入れ食いで上から下までフィーバー状態。
魚を傷つけるだけなので、諦めて本日は終了としました。
強風に打ち勝つために
続いて、私が強風と共存していくために必要だと思うことをピックアップ。
- エステルラインを使う
- ラインを細くする
- ショートロッドを使う
- 重いジグヘッドを使う
- キャロを使う
- 横風を避ける
このくらいかな。
①エステルラインを使う
ジグヘッド単体の釣り、特にフォールの釣りではPEラインはゴミと化します。
素直にエステルラインを使うべきです。
理由は、単線のエステルと比べて編み込まれているPEは風を受ける面積も流れを受ける面積も広くなりすぎるからです。
比重の高さを売りにしているPEもありますが、上記の理由で特に風がある状況では使い物になりません。
一番風に強いフロロカーボンは感度が落ちるので、風に強くて感度の良いエステルが使いやすいです。
「アジングにはなぜエステルラインが有効なのか。その理由とは・・・」
② ラインを細くする
風を受ける面積を減らせば良いわけなので、単純にラインを細くすると風の影響を軽減することができます。①エステルラインを使う
ジグヘッド単体の釣り、特にフォールの釣りではPEラインはゴミと化します。
素直にエステルラインを使うべきです。
理由は、単線のエステルと比べて編み込まれているPEは風を受ける面積も流れを受ける面積も広くなりすぎるからです。
比重の高さを売りにしているPEもありますが、上記の理由で特に風がある状況では使い物になりません。
一番風に強いフロロカーボンは感度が落ちるので、風に強くて感度の良いエステルが使いやすいです。
「アジングにはなぜエステルラインが有効なのか。その理由とは・・・」
② ラインを細くする
エステルの0.3号が万能なサイズですが、状況によっては0.2号という選択肢もありです。
私は0.3号で通します。
今回の釣りではサブリールのため0.4号でした。
③ショートロッドを使う
ロッド自体も風を受けるため、できるだけショートなものが使いやすいです。
また、最近のアジング業界がショートロッド化の流れにあるように、ジグヘッド単体の釣りでは感度や操作性の面で明らかに有利に釣りができます。
飛距離なんてほとんど変わらないので、一度使ってみることをお勧めします。
④重いジグヘッドを使う
単純明快。
1グラムだと風にあおられて水面を滑ってしまうジグヘッドでも、1キログラムあればしっかりとラインを張った状態を維持できます。
そんな重たいジグヘッドはありませんが、つまりそういうことです。
重ければラインテンションの維持、強風下でもジグヘッドを狙いのレンジまで沈めることができます。
また、リグの少し上のラインにガン玉をつけることでも対策になります。
私はアタリが分かりにくくなるので使いませんが、お手軽な方法です。
⑤キャロを使う
ティクトから発売されているようなMキャロを使うことで、強風下でも飛距離の向上、沈下速度の向上が図れます。
そのためのMキャロなので当然ですね。
デメリットとしてはジグ単と並行して行う場合、キャロ用のタックルがもう一つ必要なこと。
軽量のミニMキャロであれば1タックルでなんとかなります。
また、ジグヘッド単体と比べてフォール時に感度が激減します。
リトリーブの釣りなら問題なし。
なので、フォールの場合もリールやロッドを使って引っ張りながら使う必要があります。
⑥横風を避ける
ポジションやキャスト方向などを風向きによって選択し、できるだけ釣りをしやすいところを見つけるのが最も効果的です。
あくまでも風がどうしてもあるエリアで釣りをする場合の話です。
風裏で釣りをするならそもそも対策する必要はありません。
ロッドポジションも高く構えると宙に浮いた状態のラインが多くなるので、できるだけ低く構えて風の影響を抑えます。
風のレベルによりますが、向かい風が最も釣りやすく、次に追い風、最後に横風です。
横からの風は極力避けられるように位置を決めましょう。
結局は慣れ
いつも風が強い環境で釣りをしていれば、このあたりの対策は自然と身につくかと思います。
また、強風によりベイトが岸に寄ったところでフィッシュイーターが接岸することが多いため、入れ食いを体験できたり、大物が食いつくチャンスでもあります。
風が厄介だと感じるのは人間だけで、魚にとっては水がよく動き餌も取りやすい環境なのです。
風の攻略さえできれば今よりもっと魚が釣れるようになるので、風を恐れず釣り場に立ってください。
やっていればそのうち慣れてきます。
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キャロは似たようなものが色々市場に並んでいますね。
ティクト ミニMキャロ
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軽量キャロなので専用タックルなしでも使えます。
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こちらは自分で細かな調節ができるタイプのキャロ。
ロッド:UTR-55-one-TOR CQC
リール:ルビアス 2004
ライン:アンバーコード0.4号
リーダー:プレミアムマックス0.8号
ジグヘッド:自作ジグヘッド
ワーム:フィジットヌード、ペケリング3インチ、アジングビーム2インチ
それではまた。
ポチッとしていただけると励みになります。
最後までお付合いありがとうございました。
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