こんにちは。
2018/3/12追記
まずは、近況報告から。
ヘッジホッグスタジオで注文していたシマノ用のドラググリスと撥水グリス、ATDワッシャが到着。
メンテナンスは大好き。
ただ、洗って乾かすたびに感触が変わるリールは嫌いです。
前回の記事で最後の方に書いていたLBDリールも到着。
ダイワ15トーナメントISO 3000H-LBD。
シーバス用のLBDであれば、専用のブランジーノは有名だと思います。
今回は、デザイン的な理由とダイワに電話して確認したところ中身がほぼ同じということで、こちらを選択しました。
レバーの長さが違うくらいで、見た目はこっちの方がかっこいい(と思う)。
LBDリールは中学生の時に使っていたエンブレム以来、実に17年ぶり。
こちらも使い込んでインプレ記事にする予定です。
前回の記事
「ダイワ党の私が17エクスセンスに挑戦」
ここからが本題。
17エクスセンスをしばらく使ってみて
流石シマノ、回転はめちゃくちゃ滑らかです!
17エクスセンスにシーガー完全シーバス、ミッドストリームの組み合わせで、ルアーはK2F122、K2R112、TKLM90、TKF130、TKRPを時間いっぱい投げ倒しました。
魚が釣れていればよかったのですが、残念ながらTKRPに一度出ただけで、それもフッキングまで至らず。
場所はよく行く真っ暗な河川淡水域。
その後もずっとエクスセンスばかり使用中!
①飛距離
ダイワの方がよく飛ぶとか、シマノのAR-Cスプールが最高だ、みたいな話をよく聞きます。
真っ暗なので正確にはわかりませんが、キャストしていて飛距離(飛行時間)が変わっているようには感じませんでした。
多少変化があったとしても、感じ取れないくらいのレベルです。
②剛性
軽量化されていてもイグジストと違って金属ボディのため、魚は掛けられていないけれど、ルアーの回収に伴う高速リトリーブでも全く捻れやブレを感じさせません。
ボディとマグナムライトローターどちらも素晴らしい剛性です。
ギヤの良さもあってか、セルテートよりもしっかりしているように感じられました。
③巻き感度
最高に滑らか。
世界でシマノを超える滑らかな回転のリールを作れる企業は「ない」と断言できます。
滑らかな回転をひたすら追求してきたシマノオリジナルと言える、これも機能の一つだと思います。
HAGANEギヤとマイクロモジュールギヤが良い仕事をしているのか、ルアーのリトリーブ中に一切のノイズを感じませんでした。
これは我が愛機(使い古した)セルテートでは勝負にならない。
セルテートも滑らかで一切不満はないですが、レベルが違います。
ただ、シマノの滑らかさは伝わってくるノイズをどこかでシャットダウンするように作られているのか、セルテートで感じられていた水流の変化やルアーの挙動が分かり難い。
セルテートはノイズが混じりますが、それらの情報が手に取るようにわかる。
エクスセンスはノイズはないが、それらの情報量も少ない。
これが使っていて感じた一番の変化です。
④防水性
初めてマグシールドが搭載された10セルテート。
これまでは、ダイワだろうがシマノだろうが釣行後の水洗いでボディ内へ水が侵入し、乾かして使う度に回転の感触が変わるのがデフォルトでした。
でも、水洗いを怠れば塩ガミが悪化してさらに具合が悪くなってしまいます。
そんな宿命に終止符を打ったのがマグシールドの登場でした。
これが本当に水が入らない。
巻き心地が変化しないことに感動を覚えました。
それまでは、不安を感じながら洗って乾かしていたわけですから、謎の開放感に包まれましたよ(笑)。
では、シマノのXプロテクト(コアプロテクト)はどうなのか。
ラインローラーは無理でしょうけど、ボディはおそらく大丈夫と考えていましたが、釣行後にシャワーで流し乾燥後にハンドルを回すとコツコツと何かが接触するような感触が・・・。
ただ、しばらくすると消えていました。
マグシールド以前のリールもこんな感じで、回しているとなんとなく滑らかさを取り戻していました。
シーバス用ハイエンドモデルを購入して、あの不安を再び感じることになるとは・・・。
原因は特定できていませんが、どこかに水や砂などの異物が侵入したのでしょうか。
元が何も感じないほど滑らかだっただけにちょっとした違和感がすごく気になり、個人的にXプロテクト(コアプロテクト)はマグシールドには敵わないと思います。
何かが侵入したわけではないのかもしれませんが、セルテートではこんなことは経験したことがないので、可能性が高い防水機構の所為にしておきます。
2018/3/12
ずっと愛用機としてセルテートを一切使用することなく釣りに行っています。
最初の回転違和感は現在では全くなくなって非常に快適。
多分ギアの噛み合わせが良い感じに馴染んできたのではないかと思います。
⑤ライントラブル
ラインはシーガーの完全シーバスという激安PEラインを使用。
ライントラブルが起こりそうな雰囲気を感じたら一度ラインを張って巻き直したり、ドラグを使ってラインを引き出したりしています。
起こりそうな気配は感じるけど、実際にトラブルにはなっていません。
昔からライントラブル回避機構を取り入れ続けているダイワと比べると、シマノはここ10年でAR-Cスプールと密巻きをやめることでトラブル対策をしています。
私は密巻き経験者ですが、本当にひどかった(笑)。
結果だけを見るとトラブルの起こりにくさは同程度と考えて問題ないと思われます。
しかし、予兆はあったので、おそらくダイワの対策の方が少し上回っているのではないでしょうか。
⑥ドラグ
ダイワのATDは大好きだけど、安定感のあるシマノのドラグも好きです。
エクスセンスには少しドラグノブを回しただけで大きく調節できるラピッドファイアドラグというものが搭載されており、今までのドラグ調節に慣れていた私は最初少し戸惑いました。
ここで少しドラグを緩めようかという時に動かしすぎて緩々になったり、締める時に締まりすぎたり・・・。
しかし、慣れれば快適で素早く調節できるため無駄なロスがなくなりましたね。
あと、シャワー洗浄時などドラグ内部への水の侵入がほぼ起こらない点はダイワに勝っています。
ここに関しては15年以降のダイワリールも改善されているので、ドラグの質に関しては現在では同レベルと考えても良いです。
総評
半年とか使い込んだ後だとまた結論も変わりそうですが、今の所の私の感想を述べておきます。
例えば高級車に求められるような、機能性としてはほとんど必要ないオプションパーツ的なものや、ドアを閉めた時のドフッという音などの所謂高級車を高級にするための装備。
もしくは、高いだけで実用性皆無なアクセサリー。
そういったものを求める方にオススメしたいのがシマノの17エクスセンスです。
村田基さんも言っている通り、道具としての有効性よりも大人の質感を求めたのがこのリール。
一方、セルテートに代表されるダイワリールは実用性を重視しています。
大人の質感が欲しい人にはシマノ。
道具が欲しい人にはダイワ。
例えるなら、農作業をする場合にクラウンを使うのか、軽四トラックを使うのか、みたいな感じです。
それぞれ目指しているところが違うので、どちらが良いかは本当に人それぞれだと思います。
ちなみに、私はあくまでも魚を釣るための道具としての性能をリールに求めているので、改めてダイワが良いと感じました。
どちらを使っても釣果に影響はないので、好きな方を使えばいいと思います(結局それかよ)。
どちらもとても優れたリールに仕上がっています。
シマノ 17 エクスセンス 3000MHG
あなたが選ぶのは大人の質感か。
それとも釣り道具か。
それではまた。
⬆️その他釣り情報、ランキングはこちら。
最後までお付合いありがとうございました。
2018/3/12追記
まずは、近況報告から。
ヘッジホッグスタジオで注文していたシマノ用のドラググリスと撥水グリス、ATDワッシャが到着。
メンテナンスは大好き。
ただ、洗って乾かすたびに感触が変わるリールは嫌いです。
前回の記事で最後の方に書いていたLBDリールも到着。
ダイワ15トーナメントISO 3000H-LBD。
シーバス用のLBDであれば、専用のブランジーノは有名だと思います。
今回は、デザイン的な理由とダイワに電話して確認したところ中身がほぼ同じということで、こちらを選択しました。
レバーの長さが違うくらいで、見た目はこっちの方がかっこいい(と思う)。
LBDリールは中学生の時に使っていたエンブレム以来、実に17年ぶり。
こちらも使い込んでインプレ記事にする予定です。
前回の記事
「ダイワ党の私が17エクスセンスに挑戦」
ここからが本題。
17エクスセンスをしばらく使ってみて
流石シマノ、回転はめちゃくちゃ滑らかです!
17エクスセンスにシーガー完全シーバス、ミッドストリームの組み合わせで、ルアーはK2F122、K2R112、TKLM90、TKF130、TKRPを時間いっぱい投げ倒しました。
魚が釣れていればよかったのですが、残念ながらTKRPに一度出ただけで、それもフッキングまで至らず。
場所はよく行く真っ暗な河川淡水域。
その後もずっとエクスセンスばかり使用中!
①飛距離
ダイワの方がよく飛ぶとか、シマノのAR-Cスプールが最高だ、みたいな話をよく聞きます。
真っ暗なので正確にはわかりませんが、キャストしていて飛距離(飛行時間)が変わっているようには感じませんでした。
多少変化があったとしても、感じ取れないくらいのレベルです。
②剛性
軽量化されていてもイグジストと違って金属ボディのため、魚は掛けられていないけれど、ルアーの回収に伴う高速リトリーブでも全く捻れやブレを感じさせません。
ボディとマグナムライトローターどちらも素晴らしい剛性です。
ギヤの良さもあってか、セルテートよりもしっかりしているように感じられました。
③巻き感度
最高に滑らか。
世界でシマノを超える滑らかな回転のリールを作れる企業は「ない」と断言できます。
滑らかな回転をひたすら追求してきたシマノオリジナルと言える、これも機能の一つだと思います。
HAGANEギヤとマイクロモジュールギヤが良い仕事をしているのか、ルアーのリトリーブ中に一切のノイズを感じませんでした。
これは我が愛機(使い古した)セルテートでは勝負にならない。
セルテートも滑らかで一切不満はないですが、レベルが違います。
ただ、シマノの滑らかさは伝わってくるノイズをどこかでシャットダウンするように作られているのか、セルテートで感じられていた水流の変化やルアーの挙動が分かり難い。
セルテートはノイズが混じりますが、それらの情報が手に取るようにわかる。
エクスセンスはノイズはないが、それらの情報量も少ない。
これが使っていて感じた一番の変化です。
④防水性
初めてマグシールドが搭載された10セルテート。
これまでは、ダイワだろうがシマノだろうが釣行後の水洗いでボディ内へ水が侵入し、乾かして使う度に回転の感触が変わるのがデフォルトでした。
でも、水洗いを怠れば塩ガミが悪化してさらに具合が悪くなってしまいます。
そんな宿命に終止符を打ったのがマグシールドの登場でした。
これが本当に水が入らない。
巻き心地が変化しないことに感動を覚えました。
それまでは、不安を感じながら洗って乾かしていたわけですから、謎の開放感に包まれましたよ(笑)。
では、シマノのXプロテクト(コアプロテクト)はどうなのか。
ラインローラーは無理でしょうけど、ボディはおそらく大丈夫と考えていましたが、釣行後にシャワーで流し乾燥後にハンドルを回すとコツコツと何かが接触するような感触が・・・。
ただ、しばらくすると消えていました。
マグシールド以前のリールもこんな感じで、回しているとなんとなく滑らかさを取り戻していました。
シーバス用ハイエンドモデルを購入して、あの不安を再び感じることになるとは・・・。
原因は特定できていませんが、どこかに水や砂などの異物が侵入したのでしょうか。
元が何も感じないほど滑らかだっただけにちょっとした違和感がすごく気になり、個人的にXプロテクト(コアプロテクト)はマグシールドには敵わないと思います。
何かが侵入したわけではないのかもしれませんが、セルテートではこんなことは経験したことがないので、可能性が高い防水機構の所為にしておきます。
2018/3/12
ずっと愛用機としてセルテートを一切使用することなく釣りに行っています。
最初の回転違和感は現在では全くなくなって非常に快適。
多分ギアの噛み合わせが良い感じに馴染んできたのではないかと思います。
⑤ライントラブル
ラインはシーガーの完全シーバスという激安PEラインを使用。
ライントラブルが起こりそうな雰囲気を感じたら一度ラインを張って巻き直したり、ドラグを使ってラインを引き出したりしています。
起こりそうな気配は感じるけど、実際にトラブルにはなっていません。
昔からライントラブル回避機構を取り入れ続けているダイワと比べると、シマノはここ10年でAR-Cスプールと密巻きをやめることでトラブル対策をしています。
私は密巻き経験者ですが、本当にひどかった(笑)。
結果だけを見るとトラブルの起こりにくさは同程度と考えて問題ないと思われます。
しかし、予兆はあったので、おそらくダイワの対策の方が少し上回っているのではないでしょうか。
⑥ドラグ
ダイワのATDは大好きだけど、安定感のあるシマノのドラグも好きです。
エクスセンスには少しドラグノブを回しただけで大きく調節できるラピッドファイアドラグというものが搭載されており、今までのドラグ調節に慣れていた私は最初少し戸惑いました。
ここで少しドラグを緩めようかという時に動かしすぎて緩々になったり、締める時に締まりすぎたり・・・。
しかし、慣れれば快適で素早く調節できるため無駄なロスがなくなりましたね。
あと、シャワー洗浄時などドラグ内部への水の侵入がほぼ起こらない点はダイワに勝っています。
ここに関しては15年以降のダイワリールも改善されているので、ドラグの質に関しては現在では同レベルと考えても良いです。
総評
半年とか使い込んだ後だとまた結論も変わりそうですが、今の所の私の感想を述べておきます。
例えば高級車に求められるような、機能性としてはほとんど必要ないオプションパーツ的なものや、ドアを閉めた時のドフッという音などの所謂高級車を高級にするための装備。
もしくは、高いだけで実用性皆無なアクセサリー。
そういったものを求める方にオススメしたいのがシマノの17エクスセンスです。
村田基さんも言っている通り、道具としての有効性よりも大人の質感を求めたのがこのリール。
一方、セルテートに代表されるダイワリールは実用性を重視しています。
大人の質感が欲しい人にはシマノ。
道具が欲しい人にはダイワ。
例えるなら、農作業をする場合にクラウンを使うのか、軽四トラックを使うのか、みたいな感じです。
それぞれ目指しているところが違うので、どちらが良いかは本当に人それぞれだと思います。
ちなみに、私はあくまでも魚を釣るための道具としての性能をリールに求めているので、改めてダイワが良いと感じました。
どちらを使っても釣果に影響はないので、好きな方を使えばいいと思います(結局それかよ)。
どちらもとても優れたリールに仕上がっています。
シマノ 17 エクスセンス 3000MHG
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あなたが選ぶのは大人の質感か。
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それとも釣り道具か。
それではまた。
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最後までお付合いありがとうございました。
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