こんにちは。

今回は釣行2回分とその中で感じたことを書いていきます。



釣行①

釣り仲間から某橋脚で満潮前後にボイルがすごいことになっていると連絡があり、予定を合わせて行ってみることにしました。
大潮なのでシーバスが河口よりも上流側へ移動しやすいタイミングですから期待できますが、気になるところがあるとすれば満月というどうしようもない条件。
到着すると本来入りたかった右岸には先客がいたため、仕方なく左岸で釣りを開始します。
橋脚という条件は同じなのでこちらで釣れてもおかしくはないのですが、上流側には船が係留してありキャストできず、なおかつカケ上がりにも絶妙に届かない微妙なポイントがこの左岸側です。
対岸の先行者たちはそれなりにアタリがあるらしく賑やかな感じ。
我々も表層からボトムまで、シンキングペンシルからバイブレーションまで、ダウン入れたりアップに入れたり、ドリフトさせたり早巻きしたりと色々と試してわかったことが一つあります。
左岸側で釣りをするべからず。
ここに何度も通ってシーバスが釣れたとしても、対岸であればそれの5倍以上の漁獲は確実でしょう。
あまりここに来ない私も対岸側でしか釣れたことがありません。

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それでも釣果ゼロというわけではなく、シンキングペンシルのボトム流しでそれなりのサイズのソイが釣れています。



釣行②

それから何日かして昨日、休みのタイミングでいつものランカーポイントへエントリーしました。
相変わらず潮は悪くなく、満月の影響だけが懸念されます。
しかし、絶妙なタイミングでまだ月が昇ってきておらず、新月と同じ条件での釣りができます。
しばらくポイント周辺を眺めてから橋脚上流側へ入って様子をみることにしました。
最初に結ぶのはこの場所でナンバーワンの実績を誇るTKLM90。
立ち位置的に橋脚から50メートルほど離れているため、対岸へ向けてフルキャストしラインを出しながら橋脚へ流し込みを行います。
いきなり橋脚明暗の奥深くにキャストするのはナンセンス。
が、あまり境目に近いところで釣れることは少ないため、少しだけ奥(ロッドストロークで2回分ラインを出す)に流してからラインメンディング後にリトリーブ開始。
見た目通り、ちょうど良い強さの流れが効いており、かなり期待できます。
リトリーブを始めるとすぐにゴツゴツとしてアタリが連続で発生しますが、なぜか食い込まない、ロッドに重さが乗らない。
ルアーがボトムを擦っているかと思うくらい、ガンガンアタってくるので雨でゴミが流れて溜まっているのかしれないとさえ考えていました。
そのゴツゴツが少し続いた後、ゴン!という明確に食い込んだアタリが出たため素早く合わせを入れます。
しかし、なんと空振り。
え?なんで?と思いながら急いで糸ふけを回収し、リトリーブ動作へ戻ります。
するとゴミが掛かっているではありませんか。
やはりあれはアタリではなくゴミだったのかと、ゴミが溜まっているのかと落胆しながら寄せてくると、ゴミがシーバスにトランスフォーム。
ゴミではなくランカーシーバス(タイリクスズキ)でした。

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よく暴れるので綺麗な写真が撮れませんでしたが、魚のダメージを考えすぐにリリース。

フックとリーダーを確認しキャストを続けると、再び明確なアタリがありました。
それなりに引くし重量感もありますが、エラ洗いせず。
何やらアレの予感・・・。

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やはりあなたでしたか。
この場所は完全な淡水エリアのためナマズやホタルが生息しています。

このナマズにフックをボロボロにされたので、ルアーを色違いに変更します。
キャストし、今度は3ストローク分のラインを送り込みリトリーブ開始。
あくまでもリトリーブは非常にゆっくり、ルアーが流されながら橋の影を端から端まで流されるようにコントロールします。
ゴンッ!
すかさず合わせを入れます。
最初はエラ洗いしなかったのでまたあいつかとも思いましたが、しっかりと首を振ることと手前でエラ洗いを行ったことからシーバスであることを確認し、慎重にランディング。

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鮎を吐き出しながら上がってきたのは、ランカーには届きませんがコンディション抜群の75センチ。

その後月が顔を出した途端、ライズはするけどルアーには何をやっても反応が無くなり納竿としました。



スズキは3種類いる

タイリクスズキはマルスズキやヒラスズキと比べてフッキング後の元気があまりありません。
エラ洗いや引きに力強さを感じないことが多く、そのためか水揚げ後にスタミナが残っていて暴れ回るように思います。
ヒラスズキは逆に元気が良すぎて、エラ洗いはマルスズキより派手に、より高くジャンプします。
マルスズキやタイリクスズキだと、70後半くらいからジャンプした時に、体が全て水から出ることがありません。

ゴミがシーバスに変化したのはこれと、食い上げのアタリであったことが要因です。
ルアーをパクッとやってから私の方に泳いできたので、フッキングがすっぽ抜けたように感じたのです。
今回はナマズが絡んでいたため、キャストしてすぐのゴツゴツアタリはナマズからのアタックで、そこからシーバスがルアーを奪うように捕食後に前進したのでしょう。
シーバスであればどれが釣れても嬉しいのですが、個人的な価値観でいくとヒラスズキ、マルスズキ、タイリクスズキの順番で評価が高いです。

見た目での見分け方は簡単で、実際に釣り上げているとすぐにわかります。
基本的に私が狙っているマルスズキは、ヒラスズキと比べると体が細長くなっていて、ヒラスズキは逆に体高があるので、どちらかを一度でも釣っていれば問題ないかと思います。
それでもわからない時は、顎の下を指で触ってみてザラザラ(鱗)していれば、その位置に鱗があるのはヒラスズキだけです。
しかし、マルスズキとタイリクスズキ(ホシスズキ)は似ているのでわかり難い。
小さい頃はどのスズキも体に黒い点が付いていますが、タイリクスズキは大きくなってもそれが残ります。
それがあるか、ないかで見分ければ簡単。
と見せかけて、黒い点がないタイリクスズキがいるようなので、完璧には無理ですね(笑)。



90センチを目指して

この場所はランカーは頻繁に出ますが、90センチクラスは今の所お目にかかっていません。
通い出して1年程度では難しいのか?
以前通っていたホームでは94センチまで出しているだけに、規模の大きなこの河川でメータークラスに期待しています。
 


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サスペンドタイプは淡水だと沈んでしまうので、ドリフトメインであれば通常のフローティングがオススメです。
かなり釣れるルアーなので、雑誌に情報は載っていなくてもネットにはたくさん記事が出ています。
よくある妙なルアーは広告で人を釣って売りますが、TKLMはタックルハウスのブランド力のみで売れ続けています。




ロッド:セブンセンス MIDWATER TR
リール:セルテート2510PE
ライン:シーバスPEパワーゲーム0.8号
リーダー:グランドマックス3.5号
ルアー:TKLM90





最後までお付合いありがとうございます。
お買い物はネットで休日は釣りへ。

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