こんにちは。

気持ちよく、トラブルのない釣りを楽しみたいというのは全釣り人の願いだと思います。
先日の釣行でもそうでした。
私が常夜灯周りを攻める時、いきなり明かりの真下へ行くのではなく、少しだけ離れた位置から探りながら近づいていきます。
いきなりポイントを直撃するのではなく、周りから探りを入れていくのがルアーフィッシングのセオリーのはずです。
それは少しでも多くの魚、大きな魚を釣るために必要なプロセスです。
シーバスで橋脚を攻めるときなんかも一番おいしいところにルアーを直撃させるようなことはしません。 

その日は私以外には誰も釣り人がおらず、いつも通り周囲から探りを入れていました。
そこへ一人の釣り人がやってきて、私の5メートルほど先の常夜灯の真下に陣取ったのです。
当然、その釣り人の影が水面に落ちます。
餌釣りのおじさんにはそのような人が多いと感じます。
マナーなんて知らない、ルアーフィッシングのセオリーも知らないという人はそうなります。
100歩譲って知らないなら仕方ないと自分を納得させ、違う場所へ移動するのですが、今回の釣り人はアジンガーです。
もちろん、挨拶もなく黙って入り込んでいました。
その釣り人は20代前半の若者で、みたところロッドからウェアまでどこかのメーカーのフル装備で固めています。
同じルアーマンとして恥ずかしさを感じました。
それだけの準備をしておきながらその程度なのかと。
釣り歴が長い人ならそうはならないと思うので、おそらくあまり釣りの経験がない人なのでしょう。
そして、周りにあまり釣りをする人がいないので、独学で釣りを学んだものだと予想されます。

これはもちろん若者も悪いのですが、一番の悪は彼らを煽動するメーカーや雑誌(メディア)だと私は考えています。
釣り人が増え釣り具も売れますから、そういう人たちにとって信者のような人たちや初心者というのは格好の餌食です。 
そしてその結果、マナーを知らない勘違いした釣り初心者が増加するのです。 

いつも言っていますが、初心者のうちは釣り慣れた人と一緒に釣りに行き、釣りの楽しさと最低限気を使わなければならないことを覚えてから独り立ちして欲しいです。
お互い気持ちよく釣りをしようではありませんか。






最後までお付合いありがとうございます。
お買い物はネットで休日は釣りへ。

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