こんにちは。



世の中にはシーバスロッドメーカーが沢山ある

今の世の中、ロッドメーカーはたくさん存在し、そのロッドメーカーがまたコンセプト別に無数のロッドを展開しています。
中には自分でロッドを作っている方もいますよね。
例えば、アジングで有名な海猿さんとか。
しかし、ロッドを作るには道具、知識、経験が必要なので、なかなか手を出せずにメーカーのロッドを使っている方がほとんどだと思います。
自分で作れば、まさに自分ぴったりのロッドができるのでしょうが・・・。
それは私も同じで、釣行記を見て頂いた方ならわかると思いますが、あるメーカーのロッドを使っています。



私の経験値

ソルト(シーバス)ルアーを初めて15年ほどが経ちます。
ジャンルを絞らない釣りであれば27年くらいかな。

最初は、3000円台の安物ロッドからはじまり、社会に出て自由に使えるお金ができてからは、ある程度の贅沢をさせてもらっています。
でも、何十本もの高級ロッドを使ってきたわけではありませんよ。
実売5万円を超えるシーバスロッドは10本くらいです。



良いロッドとは

今までの経験の中で、私がロッドに求める性能というのは、しっかり曲がるということ。
キャスト時に曲がり、フッキング時に曲がり、ファイト中に曲がる。
曲がることをコンセプトにロッドを作っているメーカーは、私の知っているところで3つ。
AIMS、テーパー&シェイプ、Gクラフト。
曲げて獲る!UFMウエダは倒産してしまいました(悲)。
曲がるロッドのメリットをまとめてみます。



全力でキャストしなくてもロッドが曲がる。
ロッドは負荷がかかるほど曲がってパワーが貯められます。
硬い(曲がらない)ロッドは、曲げるのに力が必要なので疲労を感じます。
一方、曲がることをコンセプトに作られたロッドは、軽い力でもしっかり曲がるのです。

キャスト切れの軽減
これはロッドバランスの話になりますが、曲がるロッドだとキャスト切れのリスクが軽減されます。
ロッドが負荷を吸収してくれることと、力みすぎないためです。
硬いロッドは太いラインを使うことで軽減できます。

タックル全体への負荷の分散
根掛りしたときに、ロッドをラインと一直線にして外しにかかると思います。
ロッドが曲がってくれないと、負荷の掛かり方がそういった状況に近いものとなります。
フックが伸びやすくなり、結束部へダイレクトに負荷がかかります。
ロッドが曲がれば負荷が分散され、フックアウト、ラインブレイクのリスクを減らせます。

ドラグ性能を生かせる
硬いロッドだと結構ドラグを絞めていても、どんどんラインが滑り出していきます。
先ほどの、根掛りの例を思い出していただければ想像できるでしょう。
しっかり曲がるロッドであれば、ドラグも必要最小限で済みます。

口切れ、身切れ軽減
ロッドが仕事をしてくれるので、フックが刺さった箇所への負荷が軽減され、結果としてシーバスのバラシが減ります。

パワーゲームが可能
フック、結束部への負担が軽減され、ドラグ性能を引き出せる。
つまり、思いっきりパワーファイトをしてもロッドの柔軟性が働き、無理をしても魚を獲れる可能性が高い。 
硬いロッドだと、フックが伸びたり口切れで逃す可能性が高い。

ロッドは曲がって初めて仕事をします。
そんな私が使っているのがこちら。



Gクラフト セブンセンス MIDWATER TR 
mws972tr
          
大・中・小規模河川での落ち鮎シーズンや初冬のサーフでのサヨリパターンにて中・大型マル・ヒラスズキを狙い、小型ミノーからバイブレーションを使用し、6gシンペンのが扱える繊細なティップと21gバイブをペンデュラムによるフルキャストができるバットを設計。 メインルアーウェイトはミノーで12g~16g前後、バイブは12gが扱いやすく、およそ1.2kgのドラグテンションでバットが入り、アベレージクラスの2~4kgとのやり取りが非常に楽しめ、5kgクラスを片手で溜めつつ余裕を持ってコントロールできるように設計。



Gクラフト MID WATER TR 使用感

セブンセンス MIDWATER TR (GクラフトHP)

スローテーパーのロッドはウエダを使っていたので初めてではなく、ある程度このようなものだという想像はついていました。
しかし、セブンセンスはそれとは違うスローなのにシャッキリしている不思議なロッド。
使い辛いと感じたことは皆無で、もちろん重すぎるルアーのキャストはしんどいですけど、6グラム程度の軽量ルアーから20グラムを超えるようなミノーまで、ペンデュラムキャストで気持ちよく飛ばすことができます。
そして、いざ魚がかかるとパワーを感じさせながらもしっかりと柔軟に曲がり、確実に獲る。
ただ、向かい風10メートルとか過酷な条件では、もっとティップが硬いロッドが欲しいなとは思います(ヒラスズキなどの過酷なシーバスゲーム)。
ロッド自体も非常に軽量に作られていて(902が130グラム、972が145グラム)、シーバスロッドの基本というか、一般的なシーンは全てこれでなんとかなる汎用性の高さ。
これを使って完全にGクラフト信者になりました(笑)。

Gクラフトのロッドにも色々と種類がありますが、ミッドウォーターTRは自信を持ってお勧めできるロッドです。
あ、972TRの方です。
両方使っていますけど、902TRはかなりライトなゲームに寄っており、972TRが万能です。



Gクラフト「MID STREAM TR」のインプレはこちら。
MID STREAM TR インプレ







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