こんにちは。Johnです。

今回はシーバスの調査をした後に、とある河川で遊ぶ予定です。

かつての洪水の影響でボコボコ釣れていた場所が釣れなくなってから数年が経過し、もしかして今年は復活しているんじゃないのか?という事で毎年確認には行くものの、全くダメという状況が続いています。
むしろ、釣れない事を確かめるための釣行と言っても良いかもしれません。

あの頃は私も元気が有り余っていて、次の日が仕事なのにも関わらず度々深夜釣行を繰り返していました。
それくらい、いけば釣れる場所。
アベレージは50程度ですが、タイミングと流し方を工夫すれば80センチも十分狙えるポイントでした。



増水絡み

梅雨の影響で河川は増水気味。
デイゲームとナイトゲームでそれぞれ確認を行います。

まずはデイゲーム。
小濁りの川に引き潮が重なり、ある程度しっかりと流れが出るタイミングでエントリーしました。
濁りの状況次第では、ナイトゲーム感覚の釣りが成立しますが、このくらいだとバイブレーションが無難です。
ベイトタックルのテストも兼ねているので、色々なルアーをキャストしながら探っていると、予想通り鉄板バイブには時々小さなシーバスがチェイスしているのが確認出来ました。

しかし、数も少なく、サイズもかなり小さい。
いわゆるセイゴクラス。

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何度かアタックしてきたもののヒットに持ち込む事が出来ず、結局釣れたのはなぜかフグだけ。
大潮の満潮とは言え淡水エリアなのですけど・・・。



ナイトゲーム

日中にシーバスの姿は確認出来ている。
増水。
濁り。
満潮。

もしかして、夜行けばボコボコ釣れちゃうんじゃないの?

という期待を胸に真っ暗な河川を草をかき分けて進み、定番のTKRPやTKLM、流れに強いK2R、オネスティなどを使用して広く探りを入れます。
しかし、水面にベイトがたくさん見えてもおかしくない状況で、全く魚の気配を感じません。

これはシーバスは居ないな。
瞬時にそう感じてしまうほどの静寂。

ベイトがいないシーンも当然あるのですが、基本的にここには何かしらの小魚がいます。
ボラであったりカワムツだったり、アユだったり。
静まり返っているのはベイトがいないからではなく、シーバスがいないから。

良く言われる「今日はベイトがいないから無理」みたいなコメント。
その実、いないのはベイトではなくシーバスだったりします。

シーバスがいなければ平和に中層からボトムを泳いでいるベイトが、シーバスの存在を感じた途端水面付近にレンジを上げるため、シーバスがいない時はベイトもいないように感じてしまうのです。

例えば明暗が絡んだ時に明るい側にベイトがいて、暗い側に近寄らない事があります。
これは暗い側にシーバスが潜んでいるから。
シーバスがいない時は平気で暗いところに入っていきます。

小魚も何かしらの危険を感じているという事です。

つまり、水面付近にベイトが多数群れている時はシーバスがいる時であり、ベイトが見えない時はシーバスがいない時なのです。
もちろん、ベイトが一切いなくてダメな場合もあるかと思いますが、そうでない時も多いと感じています。


何れにしてもベイトが見えない状況でシーバスを釣るのは難しいので、そんな時は大人しく移動するのが無難です。

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岸際近くのベイトがわずかに確認できる場所でなんとか1尾は仕留める事が出来ました。
しかし、日中よりも釣りやすい夜にこれしか釣れないという事は、まだ以前のような状態には戻っていないという事です。
もうこの場所を攻める事自体が間違っていると考えた方が良いのかもしれません。



川で遊ぶ

釣れない事を確認した後は、車で眠って川遊びに備えます。

以前から気になっていたこの川は、小さいのにアユが生息していて一度見てみたいと考えていました。
近所の漁協や市役所に連絡をして、鑑札が必要なのかどうか、さらにどこの鑑札が必要なのか確認を取ります。
おそらく全て天然溯上なので、漁業権は関係なさそうですが念のため。

市役所の回答としては、投網はダメだけど釣りなら無料でいくらやっても大丈夫との事でした。
トラブルを避けるためにしっかりと確認をしています。

ところが、実際に現地で釣りをしていると川の近所の人に怒鳴られました。

地元民「ここで何をしている」
私「釣りです」
地元民「仕掛けをしているからここで釣りをするな」
私「どの辺りだったら良いですか?」
地元民「ここは地元の人間が楽しむ川だからよそ者は出ていけ!釣りをするな!」

要約するとこのような内容でした。
田舎がいつまでも田舎である理由を垣間見たようでした。

地元以外釣り禁止の立て看板を全く別の漁港で見た事があります。
うわ〜と思ってその場所は避けたのですが、今回はわざわざ役所に電話して確認したにも関わらずトラブルに巻き込まれる始末。

おそらく、そのような地元民の気質もあって、あえて鑑札がないのでしょう。
鑑札を設定すると購入したよそ者が来るようになってしまうから。
それは電話で問い合わせた時に教えて欲しい情報でした。

もう二度とあの川へ行く事はないでしょう。
その後、他の人が不快な思いをしないように市役所へ連絡を入れて「実際にはあの川では地元の人以外釣りが出来ない状況にある」事を伝えています。

これまでにも渓流魚が釣れるポイントを探すために道行く人に何度も尋ねた事はありますが、全員が気持ちよく親切に情報を教えてくれました。
山ではこのような嫌な思いをした事は一度もありません。
一方で、海の近くでは気を付けましょう。
そして、トラブルに遭ったらそのような場所には二度と近寄らない事をお勧めします。

悪い意味での田舎でした。



それではまた。





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最後までお付合いありがとうございました。
わかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。