こんにちは。Johnです。

疲れた。
仕事終わりに釣りの準備をしながら、「今日行くのやめようかな〜」という思いが頭を過ぎりました。
が、しかし、釣りをしたいとか釣りをしたくないとは別に、釣りに行かなければならないのが私の生き方です。
体の具合が悪いとか何か特別な理由がない限り、選択の余地はありません。

最近は武漢肺炎の影響で自粛ムードではありますが、海では誰とも接触しないのでそこは大目に見てください。

前回に続きシーバスを釣り、その結果次第でメバルをどうするのか判断します。



また、この話は直接関係ないのですが、SNSのハッシュタグで「メバルプラッキング」と書いてあるのをよく見かけます。
Plug(プラグ)でしょ?
Pluggingでしょ?
プラッギングでしょ?
その言葉を使っていて違和感を感じないのでしょうか。

もう一つ、ラインスラッグではなくて、ラインスラックです。

細かい事ですが、実はすごく気になっていました。



寒い

前日まで随分春めいて過ごしやすい日が続いていました。
ところが、今日は急に寒くなっています。

なんとかなるだろうと防寒着なしのまま河口に降りた私を冷たい風が襲います。
潮位は満潮を狙うためにタイミングを見計らってきたので合格。
前日に降った雨の影響で程々の増水と濁りも良い感じ。
問題は寒さです。

車まで防寒着を取りに帰るか、それともなんとか続けるか・・・。
寒さに震えながら一匹釣ったら終了する事にしました。

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トップには出なかったのでマニック95をゆっくり巻いてくるとサクッとヒットしました。
増水で大きい魚が入ってくるのではないかと考えていましたが、どうやらいつもと同じ状況です。
このサイズは前回たくさん釣ったので、シーバスゲームはこれで終了します。

また、この日も100メートルほど離れたところに釣り人がいました。
それなりに人は来ているようですが、相変わらず誰も釣れている様子がありません。

生息数日本一の東京なんかとは違って一匹釣るのに苦労するため、シーバスをある程度思い通り釣れるようになるにはかなり時間が掛かってしまう、というが地方のしんどいところです。
それで言うとこの場所はかなりマシな方です。

私は体の震えが止まらなくなってきたので直ぐに撤収。



メバルを狙う

防寒着を装着し、帰り道にある誰もいないポイントを探します。
すると、いつもはそれなりに人がいるのに珍しく誰もいないところを発見しました。
ここはテトラをしばらく歩いていく必要があるため、ある程度釣りを愛している人でなければたどり着くことが出来ません。

私もいつもここに来る訳ではないのと、暖冬の影響なのか例年とメバルの釣れ方が違うように感じていたのでまずはバスデイS.P.M.55からスタートする事にします。

遠投が出来て、水面直下をスローリトリーブできる事からパイロットルアーとして重宝しています。

まずは流れや魚の反応を見るために広範囲に投げていると、それほど遠くない位置に魚の反応が集中している事を発見しました。

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それほど大きなサイズではありませんが、気持ちよくヒットしてくれたクロメバル。
私の立ち位置から5メートルくらいの位置にメバルとフグが集まっているようです。

魚の位置が確認できた事から、再度その位置にSPM55を投入すると・・・。

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なんと2尾目にして26センチがヒットしました。
まさかそんな直ぐそこで良型がヒットするとは・・・。
もし釣れてもテトラ際だろうと思っていたので、この潮位、このタイミングであれば結構オープンにも出ているようです。

良型も釣れたので、他に反応するプラグはないものかと試す事にします。
私の場合は、結んだルアーで運良く釣れたからと言ってそれがベストとは考えず、他にも色々と試した上で結論を出します。

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シュガーミノー50Sのスローリトリーブでも釣れる。

スクリーンショット 2020-03-30 17.07.01

メバちょこでも釣ることが出来ました。

そして、ここまで釣った段階で下げの流れが効き始めてメバルの反応が変わってきました。
オープンで食って来ていたのが、テトラの上や横のようなストラクチャーに着く感じです。
また、メバル自体はそれほどたくさんいる訳ではないという事も、これまでの釣りでわかって来ました。



ジェイドSP

立ち位置を変えて、右から左へテトラに沿う形で潮が流れるところへ移動します。
オープンにキャストしても反応が薄い事から、ここから右へ、アップストリームキャストでテトラの際をバスデイS.P.M.55で探ってみようという試みです。

風はそれほどないのですが、潮が当たっている事もあって程々に波立って良い感じです。

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沈んだテトラの上、または際を通るようなギリギリのラインを通すと23センチのメバルがヒットしました。
この角度で魚を掛けるとテトラに潜られる確率が高くなってしまうので、基本的に掛けたらロッドを立ててゴリ巻きで仕留めます。

しかし、やはり数は少ないようで後が続かず。

ここで登場させたのがINXカスタムジェイドSPでした。

こういう時に使うものだと自然とイメージできたので、これまでの釣り経験が活かせたのかなと思います。

文字通り、サスペンドプラグなのですが、使用する際には実際に海に入れてみて自分のラインやスナップ等のセッティングでサスペンドするのかどうか確認する必要があります。
私の場合は、若干フローティングになってしまったので鉛シールの欠片をお腹にくっ付けて完璧なサスペンドになるように調節しています。

海で、現地で調節するのは難しい事から、オススメの方法は適当なペットボトルに海水を汲んで帰ってコップ等に注ぎ、家でよく見ながら確認する事です。
もちろん、スナップを使う場合は必ずスナップをルアーに取り付け調節する必要があります。



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これは一例ですが、こんなイメージです。
この方向へキャストすれば勝手にテトラ際を通過してメバルを誘い出してくれます。

上記のイメージ通り、アップストリームに撃ち込んだジェイドSPを少し巻いて潜らせて、トゥイッチを2回ほど入れて後は放置して流すの繰り返しで攻めると・・・。

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2投目でグググッとロッドティップが絞り込まれて同じく23センチのクロメバルがヒットしました。
巻いても食わない、でも水面直下をテトラ際を流すと釣れる魚。
そんな魚を釣るために作られたルアーです。



水中のトッププラグと考える

サスペンドシャッドと言われると急に使い方を難しく考えてしまう方が多いようです。

例えば、メバペンメバルを使う時と同じとイメージしてみてください。
チョンチョンとアクションをさせて、後は放置して流す。

これを同じようにやれば良いのです。

水中に留まるメバペンだと思って使ってもらえればより抵抗なく使えるかと思います。
水面を流れるものに反応が良い時があるのなら、水中を漂い流れるものに反応が良い時もあるのです。



満足

今回はメバルプラッギングの最盛期らしく、様々なプラグで釣る事が出来ました。
個人的にはトップウォーターで大きいのがバンバン釣れるシーンが最も好きなのですが、こうやって状況に合わせて考えながら釣り方を選んで仕留める魚は、それらとは価値が違って楽しめます。
良い釣りが出来ました。



ジェイドINXサスペンドモデル


飛距離があまり出ないのでいつでも活躍するという訳ではないですが、ここぞと言う時に真価を発揮してくれます。





この動画がわかりやすいかと思います。


今回の釣行を次回に活かすことができました。




ロッド:ブルーカレント76TZ
リール:カルディア2500S-XH
ライン:アーマードフロロpro0.4号
リーダー:プレミアムマックス1.5号
ルアー:SPM55、ジェイドSP、シュガーミノー50S、メバちょこ



それではまた。






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最後までお付合いありがとうございました。
また見て頂けるようなわかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。