こんにちは。Johnです。
私がメバルプラッギングを始める時に、一緒に合わせて取り入れたのがこの「ボトムワインド」という釣り方。
日中にプラグを使用するとメバルに見切られることが多く、さらにボトムを攻めるとなると根掛かりのリスク(金銭的に)や沈下速度も相まって実用的とはいえず、そのようなプラグでは厳しいシチュエーションを攻略するために選んだ釣り方です。
ボトムワインドという釣り方自体はそれ程新しいジャンルという訳では無いので、もう何年もやり込んでいる方も世の中には存在しますし、そういった方々からの情報発信を受けて色々な釣り方が世に出回る訳ですが、手軽になんでも釣れる割には釣り場でやっている人をあまり見ないなという印象を受けます。
難しいと思っているのか。
それとも試してみた結果釣れなかったのか。
なんでも釣れるというのは、メバル、アジ、マダイ、チヌ、カサゴ、マゴチ、ヒラメ、ソイ、エソ、ベラなど魚種を問わず本当に何でも釣れます。
私はあくまでもメバル狙いなので、外道ということになりますけど。
昼も夜も基本的な操作方法は変わりませんが、この記事ではボトムワインドのコツみたいなものを伝えられたらと考えています。
使用するジグヘッドの重量的にマイクロワインドという呼び方は避けます。
必要なタックル
例えば、2グラムのワインドしかしないのであればソリッドのアジング用ショートロッドでも問題なく、リールも多少大きかろうが小さかろうが使うことが可能です。
要は遠投するために一般的なライトゲーム用のロッドよりも長く、キャストできるルアー重量もある程度幅を持たせ、ロッドアクションを入れた時にグニャグニャと吸収してしまう柔らかすぎるロッドは避けたい訳です。
〜3グラムまでとか、〜5グラムまでと表記してあるロッドでは扱えるジグヘッドの種類が限られると共に、水深や流れに応じて適切な重量選択ができないことになります。
適切な重量選択というのがボトムワインドにはかなり大事な要素なので、出来れば幅広い重量を扱えるロッドを選択するとベストです。
ワインド専用と書いてあるロッドは胡散臭いので買わないことをオススメします。
私が使用しているのはブルーカレント76TZという通常のメバルロッドで、もしこれから選ぶのであれば汎用性も考えてブルーカレント83TZ NANO Flexがオススメです。
ボトムワインドだけを考えるのであればもう少し強めのロッドで良いですけどね。
ラインに関しては必ずPEラインを選択してください。
ナイロン、フロロ、エステルは50メートル以上遠投して15メートル沈めてアクションを入れるボトムワインドには不向きです。
上記の例でも50と15を合わせて65メートルですが、実際にはラインスラックを含めると70メートルとか80メートルラインを出すことになり、ラインが不必要に伸びてしまうとアクションも伝わらず、アタリも分かり辛くなります。
通常のPEと比べて風や流れに強く、遠投とディープエリアを攻めるのに適しているアーマードフロロという特殊PEラインが個人的にはオススメ。
少し高くなりますが、リアルデシテックスもPEラインとしては最高峰です。
「アーマードフロロがアジング、メバリングに最適な理由」
↑以前に書いたこちらの記事を参考にどうぞ。
ジグヘッドに関しては、各社からワインド・ダート用の商品が販売されていますが、コストと性能、バリエーション的に尺ヘッドD一択。
私が使用する重量は2グラムから7グラムまでと一般的なアジ、メバルのワーミングでは考えられないほど重いものを使用し、フックも不安になるくらい大きいサイズです。
釣りをする場所の水深や流れの強さを考えて選ぶ必要があり、私もその内10グラムに手を出すことでしょう。
ワームは取り付け方次第でダートさせることが可能なので、アジング用の柔らかい物でなければなんでも大丈夫。
このように「への字」に取り付けをすれば大体ダートしてくれます。
ダート用以外のワームから選ぶのであれば、激しいアクションを入れてもズレない月下美人ビームスティックが良いです。
ただし、上記のビームスティックはワインドという特殊な釣りに使うために作られたワームでは無いので、専用ワームと比べるとアクションの質は落ちてしまいます。
何種類か使用してみたところ、上の2つがサイズ・硬さ共に使い易く、さらにタイプの違いから使い分けることが出来ます。
動画のリンクを貼っておくので参考にしてください。
釣り方
続いて、実際の釣り場では昼間、夜間を問わず、まずはキャストして着底させることがボトムワインド開始の準備となります。
当然ですが、ジグヘッドの重量によって飛距離や沈下速度が変わってくるので、その辺りを考えて選択してください。
着底したらテンポ良く5回前後しゃくりを入れてダートさせ、そこからカーブフォールで再び着底させます。
ワーム形状によってダートの距離、再着底までの時間が変わるため、そこは魚の反応を見ながら、もしくは自分の理想とする釣り方に近付くようにワームを選ぶ必要があります。
基本的にはこれだけでフォール中にコツッとか、ゴンッとアタリが出ます。
また、ワインドに初めて挑戦する際には、足元でリグがうまくダートするかどうかを確認してから遠投した方が良いです。
裏技として、ワームのズレが気になる場合は瞬間接着剤でくっつけてしまうという手もあります。
「ワインド」でグーグル検索をすると大体この辺りまでの事しか書いていないのですが、このボトムワインドの1番の要が抜けていて、次に説明するこれを意識すると良く釣れるようになるので、覚えておくと良いでしょう。
ボトムワインドを長く続けている人や、良く釣る人はここを押さえているはずです。
ボトムドリフト(スライド)
遠投して着底させると、相当な長さのPEラインが潮流にさらされることになります。
すると、潮に流されたラインに引っ張られて着底したジグヘッドがボトムを滑るように移動するのですが、これを意識して行うとアタリの数が2倍以上に増加します。
ボトムドリフトでもボトムスライドでも好きに呼んでください。
これだけでかなり釣れるようになるし、そのような流れがしっかりと効いているエリアを選ばなければ釣果は半減し、さらに言うとその場所の水深や潮流を考えてジグヘッドの重さを決める必要があると言うことです。
軽過ぎれば着底が分からず流されすぎて根掛かり、重過ぎれば滑らない。
これがさっき書いた適正重量。
また、着底して放っておくだけで流されるところはオートマチックに釣れるのですが、意図的に滑らせて釣ってこそ釣り人の腕の見せ所ではないでしょうか。
方法は、着底後にロッドをゆっくりサビいて僅かにラインを張ることです。
こういうと大体みんな張りすぎるんですけど。
このラインを張ると言う行為には2つの意味があり、まずPEラインは張っている状態でなければアタリを感じることが出来ないため、アタリやボトムの感触を感じると言う意味で行い、もう一つはラインを若干張ることで着底したジグヘッドが僅かに浮いてボトムを滑りやすい状態に持っていくことです。
これをやるかやらないかで釣果が大きく変わります。
キャスト⇨着底⇨ダート⇨カーブフォール⇨着底⇨ラインを張ってドリフト⇨再びダート
このような流れになります。
着底したらすぐに次のアクションに入ってないですか?
ボトムワインドで釣るならこれを忘れるとせっかくのチャンスを無駄にします。
ちなみに、マダイを釣る場合も上記の方法で良いのですが、水深があり流れがしっかり効いて基礎底質が砂のエリアというのがキーワードです。
岩があっても良い、海藻が生えていても良い。
底に砂があること。
完全に回遊待ちなので、根気は必要です。
もしかすると敢えて秘密にしておいた方が良いのかもしれない。
釣れる人だけが知っている秘密として隠しておいた方が良かったのかもしれない。
ピンポイントの釣り場所以外は公開していきますよ私は。
メバル用に導入したはずが
メバルは船釣りだと大きなサイズがボコボコ釣れる事から、「それなら遠投して本流ボトムを探れば良いのでは?」という甘い考えで始めたボトムワインドですが、想像以上にメバル以外の魚がヒットして来て驚いています。
どちらかというと、この釣り方をメバルに限定せずに色々な魚を幅広く釣る方法として広めた方が良いように思います。
マダイをショアから現実的に釣る方法ってなかなかないですよ?
コウジを餌にした投げ釣りじゃないんですから。
次はあれを狙ってみようかな・・・ワインドなら多分釣れるよね。
それではまた。
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最後までお付合いありがとうございました。
また見て頂けるようなわかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
私がメバルプラッギングを始める時に、一緒に合わせて取り入れたのがこの「ボトムワインド」という釣り方。
日中にプラグを使用するとメバルに見切られることが多く、さらにボトムを攻めるとなると根掛かりのリスク(金銭的に)や沈下速度も相まって実用的とはいえず、そのようなプラグでは厳しいシチュエーションを攻略するために選んだ釣り方です。
ボトムワインドという釣り方自体はそれ程新しいジャンルという訳では無いので、もう何年もやり込んでいる方も世の中には存在しますし、そういった方々からの情報発信を受けて色々な釣り方が世に出回る訳ですが、手軽になんでも釣れる割には釣り場でやっている人をあまり見ないなという印象を受けます。
難しいと思っているのか。
それとも試してみた結果釣れなかったのか。
なんでも釣れるというのは、メバル、アジ、マダイ、チヌ、カサゴ、マゴチ、ヒラメ、ソイ、エソ、ベラなど魚種を問わず本当に何でも釣れます。
私はあくまでもメバル狙いなので、外道ということになりますけど。
昼も夜も基本的な操作方法は変わりませんが、この記事ではボトムワインドのコツみたいなものを伝えられたらと考えています。
使用するジグヘッドの重量的にマイクロワインドという呼び方は避けます。
必要なタックル
- 10グラム程度までは扱える8フィート前後のチューブラーロッド
- ダイワ2000番以上、シマノ2500番以上のリール
- PEライン0.3号以上とリーダー1.5号以上
- 尺ヘッド(ジグヘッド)2グラムから10グラム
- ワインド用ワーム
例えば、2グラムのワインドしかしないのであればソリッドのアジング用ショートロッドでも問題なく、リールも多少大きかろうが小さかろうが使うことが可能です。
要は遠投するために一般的なライトゲーム用のロッドよりも長く、キャストできるルアー重量もある程度幅を持たせ、ロッドアクションを入れた時にグニャグニャと吸収してしまう柔らかすぎるロッドは避けたい訳です。
〜3グラムまでとか、〜5グラムまでと表記してあるロッドでは扱えるジグヘッドの種類が限られると共に、水深や流れに応じて適切な重量選択ができないことになります。
適切な重量選択というのがボトムワインドにはかなり大事な要素なので、出来れば幅広い重量を扱えるロッドを選択するとベストです。
ワインド専用と書いてあるロッドは胡散臭いので買わないことをオススメします。
私が使用しているのはブルーカレント76TZという通常のメバルロッドで、もしこれから選ぶのであれば汎用性も考えてブルーカレント83TZ NANO Flexがオススメです。
ボトムワインドだけを考えるのであればもう少し強めのロッドで良いですけどね。
ラインに関しては必ずPEラインを選択してください。
ナイロン、フロロ、エステルは50メートル以上遠投して15メートル沈めてアクションを入れるボトムワインドには不向きです。
上記の例でも50と15を合わせて65メートルですが、実際にはラインスラックを含めると70メートルとか80メートルラインを出すことになり、ラインが不必要に伸びてしまうとアクションも伝わらず、アタリも分かり辛くなります。
通常のPEと比べて風や流れに強く、遠投とディープエリアを攻めるのに適しているアーマードフロロという特殊PEラインが個人的にはオススメ。
少し高くなりますが、リアルデシテックスもPEラインとしては最高峰です。
「アーマードフロロがアジング、メバリングに最適な理由」
↑以前に書いたこちらの記事を参考にどうぞ。
ジグヘッドに関しては、各社からワインド・ダート用の商品が販売されていますが、コストと性能、バリエーション的に尺ヘッドD一択。
私が使用する重量は2グラムから7グラムまでと一般的なアジ、メバルのワーミングでは考えられないほど重いものを使用し、フックも不安になるくらい大きいサイズです。
釣りをする場所の水深や流れの強さを考えて選ぶ必要があり、私もその内10グラムに手を出すことでしょう。
ワームは取り付け方次第でダートさせることが可能なので、アジング用の柔らかい物でなければなんでも大丈夫。
このように「への字」に取り付けをすれば大体ダートしてくれます。
ダート用以外のワームから選ぶのであれば、激しいアクションを入れてもズレない月下美人ビームスティックが良いです。
ただし、上記のビームスティックはワインドという特殊な釣りに使うために作られたワームでは無いので、専用ワームと比べるとアクションの質は落ちてしまいます。
何種類か使用してみたところ、上の2つがサイズ・硬さ共に使い易く、さらにタイプの違いから使い分けることが出来ます。
動画のリンクを貼っておくので参考にしてください。
釣り方
続いて、実際の釣り場では昼間、夜間を問わず、まずはキャストして着底させることがボトムワインド開始の準備となります。
当然ですが、ジグヘッドの重量によって飛距離や沈下速度が変わってくるので、その辺りを考えて選択してください。
着底したらテンポ良く5回前後しゃくりを入れてダートさせ、そこからカーブフォールで再び着底させます。
ワーム形状によってダートの距離、再着底までの時間が変わるため、そこは魚の反応を見ながら、もしくは自分の理想とする釣り方に近付くようにワームを選ぶ必要があります。
基本的にはこれだけでフォール中にコツッとか、ゴンッとアタリが出ます。
また、ワインドに初めて挑戦する際には、足元でリグがうまくダートするかどうかを確認してから遠投した方が良いです。
裏技として、ワームのズレが気になる場合は瞬間接着剤でくっつけてしまうという手もあります。
「ワインド」でグーグル検索をすると大体この辺りまでの事しか書いていないのですが、このボトムワインドの1番の要が抜けていて、次に説明するこれを意識すると良く釣れるようになるので、覚えておくと良いでしょう。
ボトムワインドを長く続けている人や、良く釣る人はここを押さえているはずです。
ボトムドリフト(スライド)
遠投して着底させると、相当な長さのPEラインが潮流にさらされることになります。
すると、潮に流されたラインに引っ張られて着底したジグヘッドがボトムを滑るように移動するのですが、これを意識して行うとアタリの数が2倍以上に増加します。
ボトムドリフトでもボトムスライドでも好きに呼んでください。
これだけでかなり釣れるようになるし、そのような流れがしっかりと効いているエリアを選ばなければ釣果は半減し、さらに言うとその場所の水深や潮流を考えてジグヘッドの重さを決める必要があると言うことです。
軽過ぎれば着底が分からず流されすぎて根掛かり、重過ぎれば滑らない。
これがさっき書いた適正重量。
また、着底して放っておくだけで流されるところはオートマチックに釣れるのですが、意図的に滑らせて釣ってこそ釣り人の腕の見せ所ではないでしょうか。
方法は、着底後にロッドをゆっくりサビいて僅かにラインを張ることです。
こういうと大体みんな張りすぎるんですけど。
このラインを張ると言う行為には2つの意味があり、まずPEラインは張っている状態でなければアタリを感じることが出来ないため、アタリやボトムの感触を感じると言う意味で行い、もう一つはラインを若干張ることで着底したジグヘッドが僅かに浮いてボトムを滑りやすい状態に持っていくことです。
これをやるかやらないかで釣果が大きく変わります。
キャスト⇨着底⇨ダート⇨カーブフォール⇨着底⇨ラインを張ってドリフト⇨再びダート
このような流れになります。
着底したらすぐに次のアクションに入ってないですか?
ボトムワインドで釣るならこれを忘れるとせっかくのチャンスを無駄にします。
ちなみに、マダイを釣る場合も上記の方法で良いのですが、水深があり流れがしっかり効いて基礎底質が砂のエリアというのがキーワードです。
岩があっても良い、海藻が生えていても良い。
底に砂があること。
完全に回遊待ちなので、根気は必要です。
もしかすると敢えて秘密にしておいた方が良いのかもしれない。
釣れる人だけが知っている秘密として隠しておいた方が良かったのかもしれない。
ピンポイントの釣り場所以外は公開していきますよ私は。
メバル用に導入したはずが
メバルは船釣りだと大きなサイズがボコボコ釣れる事から、「それなら遠投して本流ボトムを探れば良いのでは?」という甘い考えで始めたボトムワインドですが、想像以上にメバル以外の魚がヒットして来て驚いています。
どちらかというと、この釣り方をメバルに限定せずに色々な魚を幅広く釣る方法として広めた方が良いように思います。
マダイをショアから現実的に釣る方法ってなかなかないですよ?
コウジを餌にした投げ釣りじゃないんですから。
次はあれを狙ってみようかな・・・ワインドなら多分釣れるよね。
それではまた。
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最後までお付合いありがとうございました。
また見て頂けるようなわかりやすい記事作りが出来るよう今後も精進してまいります。
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